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毎日の積み重ねが大切!子供の優しさと思いやりを育む声掛け術

2014/09/28

自分の子供に、他人に対して優しく思いやりのある人になってほしいというのは、皆さん願っていることではないでしょうか。でもそのためにはどうしたらいいかというと難しいものですよね。お子さんの優しさや思いやりを育んでいくには、親としてどのように働きかけていけばいいのでしょう?

優しさ・思いやりって何?

優しいという言葉にはとても多くの意味があり、「優しい」と「思いやりがある」は違う意味だと捉えている方も多いかと思いますが、辞書にも他人に対して思いやりがあるという意味で載っていますので、ここでは同義語として扱っていきます。

思いやりのある人というと、相手の気持ちや立場を考えて行動できる人ということですよね。自分がもし相手の立場だったらどう思うだろう、あの人は今どんな気持ちだろうと想像することができ、その上で行動するわけですから、これはなかなか難しいことです。

どうやって育つもの?

相手を思いやる心を育てていくためには、まず自分自身の気持ちを汲み取ってもらえたという経験がとても重要です。自分の気持ちを大事にしてもらった子供は、他の人の気持ちを大事にできるようになっていきます。

でもこれは子供がこうしたいと言ったら、その気持ちを汲んでその通りにしなさいということではありません。結局できないことでも、そうしたかったという気持ちを受け止めてあげてほしいということ。子供の要求を通すようにするのは単なる甘やかしで、わがままを許すことになるので子供の思いやりは育っていきませんね。

また他の人を思いやる行動を、積極的に子供に見せていきましょう。パパが家事を手伝ってくれない!と子供の前でブーブー文句を言っていませんか?自分の要求の前に、まず相手がどういう立場にあるかを考えるようにしていきましょう。

子供は本当に親をよく見て学んでいるものです。「思いやりのある人になりなさい」と教えて、そう育っていくわけではありませんよね。子供に思いやりのある人にと願う前に、自分自身を見つめてみることが大切かも。

効果的な関わり方

では具体的に、どのように子供と関わっていけばいいのかを考えていきましょう。例えば休日、まだ寝ているパパと遊びたい子供が「パパと一緒に遊びたい!」と寝ているところを邪魔しているとします。でも昨夜帰りが遅かったので、もう少し寝かせてあげたいママは、どのように声をかければ良いでしょうか?

「ダメ!やめなさい!」と叱る
→ これは子供が可哀想ですよね。一緒に遊びたいという気持ちが無視されてしまっています。
「仕方ないね、起こしちゃっていいよ」と子供の要求を通す
→ 今度はパパが可哀想。子供のわがままが無条件に通されてしまっています。
「そうね、遊びたいよね。でもパパ昨日遅かったから、あと1時間寝かせてあげてね。その後起こすのお願いしていい?」
→ このように、子供の遊びたい気持ちを受け止めつつ、理由とその後どうするかを伝えるといいのではないでしょうか。

この時子供は、ママに自分がパパと遊びたい気持ちを分かってもらえたので、簡単に「いいよ」と言えると思います。パパの立場を考えて起こさない理由を伝えたことで、パパに対しての思いやりも子供の中で育っていきますね。

まず「一緒に」が子供に勇気を与える

年中さんくらいになると、お友達とのトラブルも増えてきます。おもちゃの取り合いなんてよくあることですが、トラブルの時こそ、子供の思いやりをもっと育てて実践していくチャンス。

「早く〇〇しなさい!」「お友達に優しくしなきゃダメでしょ!」すぐに叱ってしまうのではなく「どうしたらいいかな?」と、まず子供の考えを聞いてみるといいですね。そして行動に移す勇気が出ないようなら「それいいね!一緒に行こうか」と誘ってみましょう。

少しずつ子供の中で思いやりの心が育っていても、それを行動に移すのはなかなか難しいこともあるでしょう。こうした方がいいのは分かっているんだけど、恥ずかしかったり、自分の考えに自信が持てなくて迷っていたり、勇気が出なかったりするのかも。

最初は「一緒に」でいいんです。1度行動できると、それが自信となってだんだん自分から行動できるようになっていきます。「どうすればいいか分かってるなら、ちゃんとできるでしょ?」と突き放してしまうと、余計にプレッシャーになり行動できなくなるので注意しましょうね。

少しでも思いやりのある行動が見られた時には、そのことを褒めてください。自分を認めてもらえることは子供の自信を大きく育て、思いやりの心を行動に移せるようになっていきますよ。

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