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子供連れで長時間フライトに挑戦!準備と飛行機内での過ごし方

2015/05/26

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「子供と一緒に海外旅行へ」なんて、憧れますね。一方、「子連れで海外なんて行きたくないけど、家族の都合で仕方なく」という方もいらっしゃるでしょう。

いずれにしても、目的地に到着するまでには長い時間飛行機に乗らなければなりません。大人だって退屈してしまうことが多い機内で過ごす時間。

子どもと一緒に長時間フライトに挑戦する場合は、一体どんなことに注意したらいいかまとめてみました。

予約時にチェックすること

子連れで国際線に乗ると決まったら、一刻でも早めに予約しましょう。出発時刻や座席などを確認して、出発日を数日前後させる必要があるかもしれません。

子供用の席は必要?

国際線の場合、搭乗する日に2歳未満の場合は子供用の席を確保する必要はありません。大人の膝の上でもOK。この場合の航空運賃は大人の10%程度です。

2歳以上の場合は必ず子供用の席も必要となり、12歳未満までは大人運賃の70%ほどで済む航空会社もあれば、大人と同じ運賃がかかる会社もあります。

2歳未満でも大きめの子の場合、長時間お膝の上に座らせておくのは大変。余程の覚悟を決めるか、高めの運賃を払って子供用に1席確保することを検討しましょう。

夕方出発便がベスト

当然のことながら、外国へ向かう空の上は日本時間ではありません。

8時間以上の飛行予定便の場合、たいていはスナックサービスからはじまり、暫く時間をおいて食事サービス、それが終わると間もなく機内の照明が落とされ窓のブラインドを閉めるように言われます。強制的に「夜の時間」が設けられるのです。

簡単に体内時計を調節できないのは大人も子供も同じ。「寝なさい」と言われても、いつもは元気いっぱい遊んでいる時間に静かに目を閉じることが出来ないのは当然のことですね。

日本を出発する時間が夕方の便にすることができれば、機内の照明が落とされる時間がいつもの就寝時間とだいたい同じになり、子供にとって負担が小さくてすみます。

事前座席指定を利用する

国際線の大型飛行機内の席は、左右の窓側に2席か3席ずつ、通路に挟まれる中央に3席または4席という配置になっていることがほとんど。

例えば親子3人で搭乗する場合、3席並びの席を選べば隣に知らない誰かが座ることがなく、気を使わずにすみます。

他の乗客と相席になる場合でも、予約した席のうち通路となりの席を必ず1つ確保することが大事。子供が一緒だとトイレに行く回数も増えるし、機内散歩に出歩く可能性もあります。

また、足元が広く開放感もある非常口席は、残念ですが子供連れの場合は利用出来ません。(日本の航空会社の場合は15歳未満の子供)。非常事態があった時に、乗務員に協力して迅速に行動出来る人が対象となる席ですので、これは仕方ないですね。

格安航空券の場合は、その種類によって事前座席指定が出来ない場合もあるようですが、子連れの場合はできれば事前に指定したいところ。旅行会社や航空会社に事情を話して、交渉してみましょう。

バシネット席の利用は?

およそ10㎏未満の赤ちゃんがいる場合には、バシネット呼ばれるベビーベッドを貸し出してくれます。設置できる席の数はわずかですので、希望する場合は早めに予約しましょう。

バシネット設置可能な席は、中央席の前が壁になっている場所にあります。前の席がない分足元が他の席より広めに感じます。

いつもと寝心地が違うかなり小さめのベッドに泣いてしまう赤ちゃんもいますが、親が食事をする時間だけでもそこにいてくれると助かりますね。

ただしこの席は、食事用テーブルが肘掛けの中に収納されていますので、肘掛けを上に持ち上げることが出来ず、その点では使いづらい席と言えます。

機内食をリクエスト

国際線では、子供用の機内食サービスを受けることが出来ます。日本の航空会社では0歳からの幼児メニューと、2歳から12歳までの子供メニューを分けて用意しています。他にアレルギ-対応やベジタリアンのメニューも用意されています。

ただし、これらの機内食の特別なサービスを受けるには事前リクエストが必要です。もちろん、通常の機内食に関しては事前リクエストの必要はありません。

機内持ち込み品準備リスト

「備えあれば憂いなし」とはいうものの、車での移動と違い、飛行機には荷物量の制限があります。利用する飛行機会社の機内持ち込み制限量を確認した上で、本当に必要な物を準備しましょう。

乳幼児

  • 抱っこ紐
  • おしゃぶり
  • 紙おむつ、おむつ替えシート、おしり拭き
  • 母乳の場合は授乳ケープ
  • ミルクの場合は哺乳瓶やミルク
  • 着替え
  • ガーゼ類
  • 音のでないおもちゃ類

子供

  • おもちゃ類(お絵かきセット、ゲーム機、シール帳、絵本など)
  • ウエットティッシュ
  • 着替え
  • お菓子

上記はあくまで参考です。我が子に必要になりそうな物を考えてみましょう。

子供のおもちゃは、作業に時間がかかるものを用意しておくと時間が稼げますね。また、欲しがっていたおもちゃを購入しておき、機内で渡す作戦もあります。

普段はあまりやらせないようにしているゲーム、食べさせないようにしているお菓子類も、この時だけは大目に見ましょう。

また、機内は寒い事が多いですから、パーカーなどの羽織ものを1枚多めに準備すると安心です。

当日の過ごし方

いよいよ出発当日。天気や交通渋滞などの他、子供の気持ちや体調も考慮して、余裕を持って空港に到着するようにスケジュールを組みましょう。国際空港までが遠い地域に住んでいる方は、前日に空港近くのホテルに泊まるというのもひとつの案ですね。

機内で出来るだけ眠れるように

出発時間が夕方便の場合もそうでなくても、飛行機に乗る前には出来るだけ子どもを疲れさせておくのがひとつの手。

前の日にいつも以上に外遊びをして体を動かしたり、当日はいつもよりかなり早起きして寝不足の状態で頑張ってもらいましょう。

可哀想に感じるかもしれませんが、飛行機の中で出来るだけ長い時間を眠って過ごせる状態にしておくことが、結局は子供のためになります。

荷物は入念に分けておく

スーツケースなどの預け入れ荷物と機内に持ち込む手荷物はもちろん事前にわけますが、子供連れの場合は、手荷物もその使用頻度によって分けておきましょう。

搭乗後数時間のうちに使いそうな物(おしゃぶり、お菓子やおもちゃの一部、紙オムツ数枚、おしり拭きやウエットティッシュ類など)は、足元に置いておけるサイズのバッグに詰めておきましょう。

着替えやブランケット、多めに持ち込んだオムツなどは座席上のトランクに収納して、必要になったら取り出すようにしておくとスムーズです。

搭乗は優先で

航空券に印字された搭乗開始時刻の、遅くとも10分前までには指定された搭乗ゲートにいるようにしましょう。

子連れは機内への乗り込みが優先されますので、ゲート係員のアナウンスにすぐに気付ける場所で待ちます。

先に飛行機に乗り込むことで、座席周りを整えて子どもを落ち着かせる事ができるし、座席上のトランクを後から入ってくる乗客よりも先に利用することが出来ます。

機内でのご褒美は計画的に

子どもが飽きてしまわないように、目新しいお菓子やおもちゃを用意しておくのはとても有効。

ただし、一度に全部出してしまうのでは効果は半減。その先がもちません。「最初の数時間はこれで」「後半はあれで」とか、暫く様子を見ていても泣き止む様子がない時の最終手段など、どんなタイミングで出すかをおおよそ考えておきましょう。

避けたほうがよい月齢は?

子どもによって発達や性格が違いますので一概に言うことは出来ませんが、ひとつの目安としてまだ上手に喋れないけれど、自分で自由に動き回る事が出来る時期は、長時間フライトに最も適していない月齢期です。

年齢で言うと1歳半よりも少し前頃から2歳過ぎくらいまででしょうか。この時期は赤ちゃんから子供への移行期です。自分の意志で動けるようになったけれど、行動はほぼ全て本能的。

長い時間じっとしていられず、しかも一度泣き始めたらしばらく泣き続ける体力がついてきた。このような時期の子どもとのロングフライトは、可能であれば避けたほうがいいでしょう。

子連れで長時間飛行機に乗るのは大変です。だからこそ、事前準備をしっかりして、当日の体調も万全にして挑みたいですね。

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