子供の乱暴な言葉遣いをあっさり直す!3つのゲームとコツ

2016/03/08

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1歳位から、少しずつ身近な短い単語を喋り始めます。たどたどしいおしゃべりが、とても可愛いものですよね。

でも困ったことに、何でもかんでも、とにかく耳から入る言葉をそのまま真似て覚え始めます。

言って欲しくない悪い言葉や、乱暴な言葉もどんどん覚えてしまいます。

言葉遣いが悪いのも成長の証しですが、放っておくわけにもいきません。

そこで今回は親子で気を付けたい言葉遣いについて触れていきます。

そしてもし乱暴な言葉を覚えてきても、あっさり言わなくなる、家庭でできる簡単なゲームやコツも紹介します。

保育所や幼稚園に行き始める頃、3歳からが注意!

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3歳くらいから見聞きするものなんでも吸収してしまいます。

一緒に遊ぶ、大きいお兄ちゃんお姉ちゃんの言葉をまねっこしたりして、本人は背伸びしてかっこいいと思っているのかもしれませんね。

ほかにも、いつも見ているアニメの影響だったり、パパや、おじいちゃんの口癖だったり、自分ではなかなか気づきにくいママ自身のセリフだったり。

どんどんそういった言葉を吸収していくのです。

言い初めが肝心!どうしてもダメなものはダメと教える

3、4歳になると「う◯こ」など下ネタが増えてきます。

間髪入れず「ダメ!」と言ってしまうと、あれもこれも禁止になってしまいます。

子供は悪気があって言っているわけではないので、ある程度のことは「お外ではNGだけど、おうちの中だけ言ってOK」と許容することも考えておきましょう。

「う◯こ」や「お◯り」など、笑える言葉は大目に見るとしても、「バカ」「ムカつく」「うざい」「し◯」「こ◯す」など、こちらがびっくりするような言葉が飛び出すことがあります。

子供が「バカ!」など暴言を言った時「そんなこと言っちゃダメでしょ!!」と頭ごなしに怒っていませんか?

「どうしたの?何か嫌なことがあったの?」と、まず理由聞いてあげましょう。

子供が乱暴な言葉を発する時は、ストレスが溜まっていることが多いです。理由を聞いたうえで「『バカ』はやめようね」などと諭すように注意しましょう。

そして「し◯」「こ◯す」などの言葉は絶対に見逃してはいけません!!

3歳くらいの子供に、言葉の意味を教えて、なぜ言ってはいけないかを説明するのは難しいものですよね。意味もよくわからないまま口にしていることもあるでしょう。

しかし、乱暴な言葉に気づいたらすぐ、その場で叱りましょう。

特に「し◯」「こ◯す」は、本気の怒り顔を作って絶対使ってはダメだと教えましょう。

最初に叱らず、後後になって急に叱り出すのはNGです。子供にすれば、今まで何も言われなかったのに、なぜ今になって急に怒られるのか釈然としません。

言葉や、生活習慣などが荒れるのを、「まだこのくらいなら…」と放っておくと、あっという間にどんどん悪い方へ進んでしまいます。気づいたらすぐ対処することをお勧めします。

怖い言葉は怖いんだと、心で感じさせてみましょう

「しぬ」ということがどういう意味か、いい機会ですから具体的に話してあげましょう。

例えば、身近な家族や、お父さんが死ぬとか、想像しやすい話をすると子供もイメージできるでしょう。

ちょっと、やりすぎに思えるかもしれませんが、悲しくなって、怖くなって、泣くくらいのインパクトがほしいところです。ママの演技力が必要ですね。

「し◯」といった言葉を頻繁に使うようになると、言葉の意味自体が軽くなって、本来感じなければいけないはずの罪悪感や、嫌悪感、犯罪意識が薄れます。軽々しく口にできる言葉ではないことを伝えましょう。

幼い時に、善悪を正しくすり込むのは大事なことです。「三つ子の魂百まで」とはこのようなことだと思います。

パパママの会話中の言葉遣いは大丈夫ですか?

子供が言葉を習得するのに、1番大きな影響を与えるのはやはりパパやママです。

日本語は男言葉と女言葉(標準語とも)が多い言語です。

例えば、「大きい→デカい」「違う→ちげぇよ」などがあります。男言葉のほうが荒々しく感じますよね。

現代は社会的に男女の差が減ってきている影響か、男女関係なく男言葉を使用することが多くなってきました。

また、日本語は卑罵語(ヒバゴ:相手を罵倒する言葉)が少ないとは言われていますが、こちらも男女関係なく使用されるようになっています。

育児の疲れや仕事のストレスなどから、夫婦の会話の中で男言葉が増えていませんか?

または、若い頃のままの口調になっていませんか?今一度、夫婦でお互いの言葉遣いに注意してみましょう。

特にパパはかなり意識しないと改善するのは大変かもしれませんが、慣れるまで頑張りましょう!!

それから、子供はテレビなどのメディアの影響も受けやすいので、こういった部分を見直してみるのも1つの方法であると思います。

kids be careful in one's speech

覚えてきた乱暴な言葉をあっさり直す、3つのゲームとコツ

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子供が乱暴な言葉を使ったとき、叱るのは最初の1回だけでOK。

あとは家族みんなで楽しくゲームをしながら言葉を直します。親子の間でズルや例外は無し。ルールを守って全員参加が基本です。

1.「本気のしっぺゲーム」すぐに効果が出る場合も!

mom punishment for saucy kid

ちょっと罰ゲームのようになりますが、家族が揃っている時が効果的です。我が家でもやってみました。

使ってはいけない言葉を決めて、家族が揃う時間、布団に入るまでの日常的な時間にゲームをします。

「例えば誰かが「ムカつく」という言葉を使ったら、気づいた人が「ビンゴ!」と叫んで、他のみんなから手の甲に1回ずつしっぺをもらいます。

この時、手加減せず痛いしっぺでないと効果がありません。意外と、パパもママもポロっと口にしているかもしれませんよ。

実は私も1度だけしっぺをもらいました。夫は2回。情けなかったです…。

子供は親を痛い目に合わせられるチャンス!とばかりに、盛り上がっていました。オーバーアクションで痛がってあげましょう。

このしっぺゲームはすぐに効果が出るんです。「ムカ…」「ム!」と言いかけて、すぐに「しまった!」とあわてて口をつぐみ、うっかり口走ることがなくなりました。

2ヶ月くらいでまったく言わなくなり、その後、中学生になっても「ムカつく」「し◯」など、ダメ出しした言葉は家の中では使いませんでした。

2.「マスクでおしゃべり禁止ゲーム」言ってはいけない言葉をいったらマスク!

kids put on the mask

これは、マスクを家族それぞれに用意し、マスクに赤色で大きくバッテンを書きます。

クイズ番組で使う小道具のようなアレです。

言ってはいけない言葉を使ったら、やはり「ビンゴ!」で、マスクを30分つけます。

時間はお好みで決めてくださいね。

もちろん喋ったらダメなんですが、「ゼスチャーゲーム」も取り入れて、わざと、何か質問したりして、ゼスチャーや筆談でコミュニケーションをとって遊びます。

3.「早口言葉で反省ゲーム」謝罪の言葉を早口言葉で言わせる

Angly mom and cry kids

みんなで決めた言ってはいけない言葉を言ってしまったら、「ビンゴ!」です。

「もう二度と、ムカつくといいません、ごめんなさい」を早口言葉で10回、みんなの前で正座をして大声で言わせます。

上手く言えても言えなくても拍手してあげましょう。成績表を棒グラフなどで作ってみても面白いですよね。

ゲームをする時に気をつけたいこと3つ

今紹介した3つのゲーム共通ですが、下記の事をしっかりと頭に入れて行ってくださいね。

  • 家族みんなで参加する
  • 楽しく、でもシビアに
  • めんどくさがらず、根気よく

ゲームを取り入れることで、子供が自分自身で、瞬間的に自分の言葉に意識が向くようになると思います。

結構、「無意識の言葉」を使ってしまうものですから、まず、自分でハッと意識させることが大事です。

叱ってばかりだと、ママも嫌になりますし、子供も辛いと思います。お困りの方は一度、試してみてくださいね。

言葉遣いでもうひとつ大切な事!主語・述語を抜かして話していない?

言葉遣いは不思議なもので、主語や述語など肝心な部分が抜けていると、乱暴な口調や荒々しい言葉遣いに聞こえます。

例えば、「あれ、取って」と言われるとムカっとするし、ぶっきらぼうに聞こえませんか?

「あれ、それ、これ」などは便利な言葉ですが、言い過ぎるのもよくありません。普段から「醤油を取って下さい」と「あれ、それ、これ」に頼らないよう意識してみましょう。

また、おそらく誰もが1度は経験があると思いますが、「先生、トイレ」と言って、「先生はトイレではありません」と言われたり、聞いたりしたことはありませんか?

確かに先生はトイレではありませんし、これではトイレに行きたいのか否か、はたまたトイレに何かいたのか、何なのか分からないですよね。

最後まで言わなくても理解できると言えば理解できますが、言葉遣いとして考えた時、きちんと最後まで「先生、トイレに行きたいので行ってきていいですか?」と言えるほうが素敵だと思いませんか?

3、4歳児は自分の言いたいことがまだ上手くは言えません。そこで、きちんと最後まで自分の言いたいことを伝える力を鍛えてあげるのも、大人の役目です。

それでは、普段の生活の中でどうすればいいのか具体的な例をあげてみます。

子供が「ママ、喉乾いた」と言われた時、すぐに「ハイ、ハイ」と飲み物を出したりせず、「喉乾いたの?それでどうしたいのかな?」と、なるべく自分の口から「飲み物下さい」など、具体的に何がしたいのかを引き出してあげましょう。

忙しいとつい「ハイ、ハイ」と子供の要望に答えがちですが、日々のちょっとした訓練の積み重ねが言葉遣いの大切な基礎になるので、是非実践してみてください。

親の言葉や話の内容を子供は聞いている!まずは自分の言葉遣いを見直そう

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「壁に耳あり障子に目あり」ということわざもありますが、聞いてないよう、見てないようで、子供は親のことをよく見ています。というより、感じ取っています。

神経質になる必要はありませんが、ママパパの言葉、振る舞いを子供は意外と見ています。

特に幼い頃は、「親のすることは正しい」と信じていますから気を抜けません。

親が、愚痴や小言を言ったり、先生やお友達のお母さんの悪口を言ったりしていることを、子供はしっかり聞いています。

お友達の家や、幼稚園で、「僕のお母さんが○○って言ってたよ。」などと、とんでもない暴露をされるかもしれません。

でも子供には悪気はありませんので、そんなことにならないよう十分注意したいものです。

言葉遣いは子供だけの問題だけではなく、家族や周りの人の協力も不可欠です。言葉遣いを直すのは一朝一夕とはいきませんが、親子で気を付けることで言葉を伝える力も鍛えられますよ。

親は、普段から何気ない背中も見られていることを忘れないでくださいね。

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