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朝ご飯を食べない子供にイライラはおしまい!朝食習慣をつけるコツ

2016/11/04

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幼稚園・保育園や学校では食育が流行していて、「毎日必ず朝食を。」と指導されます。しかしどうしても朝は食べられない人もいます。

でも、ママとしては朝の忙しい時間に子供が食べてくれないとイライラしますし、健康も不安ですよね。

どうすれば朝に弱い子どもたちに、イライラせずに朝食を食べさせることができるようになるのでしょうか。

どうしても食べてくれない子供に朝ご飯を食べさせるコツ

どうしても朝食べられない体質の子供はいます。子供が悪いわけでもありませんし、ママが悪いわけでもありません。

非常に個人差の大きな問題です。そこで、考え方を少しだけ変えてみましょう。

バランスにこだわる必要はない!最初は口に入れることを目標に

幼稚園・保育園や学校の栄養指導では、五大栄養素をバランスよく食べるようにと指導されます。

五大栄養素
  • 炭水化物…ご飯・パンなど
  • タンパク質…肉・魚・たまごなど
  • 脂質…サラダオイル・バターなど
  • ビタミン…野菜・果物など
  • ミネラル…牛乳・小魚など
これら5つの栄養素です。特に最近の食生活で不足しがちと言われているのがビタミンやミネラルなどでしょう。できれば全部食べてくるように、園では推奨されます。

また朝ごはんを食べることには、こんな効果があるといわれています。

  • 体温を上昇させ、目を覚ます
  • 血糖値が高まり、頭が働くようになる
  • 生活リズムがつき、健康的になる

朝ごはんをしっかり食べられるようになれば、こういったメリットがあるのです。

でも、朝ごはんがどうしてものどを通らない子の場合、栄養バランスや健康効果はひとまず置いておきましょう。

栄養バランスにこだわると、どうしても品目が増えてしまいます。ご飯とおかず…となると、ますます増えますよね。

栄養バランスや一汁三菜の品数は理想ではありますが、食べること自体が苦痛になっている子供には荷が重いですよね。

まずは食べる、というより「食べ物を口に入れる」ことに慣れ、少しでも苦痛を和らげることに力を注ぎましょう。

少しでも食べられるものを探す…子供と一緒に見つけてみましょう

まずは、子供が朝からでもなんとか食べてくれるものを探します。

  • ヨーグルト
  • 果物
  • トマト
  • きゅうり
  • シリアル
  • 食パン
  • 白ご飯

最初は一口を目標にします。ヨーグルトひと匙でも良いのです。「食べないよりはマシ」を合言葉に、少しでも食べるものを探しましょう。

ただし、スナック類やチョコレート菓子といった市販のお菓子はリストから除外しておきます。

こうしたお菓子は、のどごしも良いのですが普通の食事へステップアップしにくく、朝からお菓子を食べる習慣が身についてしまいます。

虫歯や肥満・生活習慣病のリスクも高まりますよね。できるだけ食事へステップアップしやすい食材を選びましょう。

食べられるものが見つかったら、少しずつステップアップ

朝必ず何か口に入れるという習慣がついたら、少しずつステップアップしていきましょう。

フルーツヨーグルト
ヨーグルトと果物が食べられるようになったら、和えてバナナヨーグルトなどフルーツヨーグルトにしてみます。

タンパク質もビタミン・繊維・酵素もとれますよ。のど越しもよくすぐ食べ終えられますし、お腹に優しいですね。作る手間もほとんどかかりません。

野菜サラダ
トマトやきゅうりといった水気の野菜が食べられるなら、食べられるものだけを組み合わせてサラダにしてみましょう。

そこにチーズが大丈夫なら少量足したり、お豆腐や卵豆腐が食べられそうなら少しだけ乗せてあげてみましょう。

ミニミニおむすび
たこ焼きよりも小さなサイズのおにぎりを作ります。最初は1つからスタートしましょう。好きなふりかけをまぶしてあげてもいいですね。
ころころパン
ヨーグルトが食べられて、パンの方が食べられるようなら、試食のようにサイコロ型に切ったパンをヨーグルトに添えてみます。

最初は少量から始めることがコツです。食べにくいものが目の前に山積みされているだけで、子どもは一気に食欲を失ってしまうからです。

最初の頃はほんの一口、たった一切れ食べられただけでも良しとしましょう。小食の子なら、その程度でもお昼まで持ってしまいます。

我が家のかかりつけの小児科医が「よほどの偏食・小食でも、少ない摂取量の中から必要栄養素を体がちゃんと吸収するから大丈夫」と言っていました。

健康診断で痩せすぎを指摘されていなければ、多少痩せ気味に見えても大丈夫ですよ。

食べられる量が思うように増えていかなくても大丈夫!

好きなものをひと口食べられれば、あとは意外とのどを通ることも多いですよ。焦る必要はありません。

焦ると余計にイライラしますよね。子供はお母さんのイライラを敏感に察知します。ママを怒らせている、と感じると余計にのどが通らなくなります。

あせらず、幼稚園児なら小学校入学を目標に少しずつ食べられる量を増やしていきましょう。もし食べる量が増えなくても健康であればまず問題ありません。

和食が好ましいなどもあるのですが、まずは食べられるのであれば、和食だけにこだわらず主食はシリアルでもパンでも麺類でも食べられるものからスタートしていきましょう。

ネットでは、朝食を食べない子や食べない人の学業成績や健康についてとやかく言われるものです。

でも、全く何も食べないのではなく、一口でも何か口に入れられるならよっぽど大丈夫だと思います。

今口に入らなくても、いずれ食べられるようにしていけばよいのです。

ママとの朝のやりとりで「朝は食べた方がいいんだな」という意識を持ってもらうだけでも、幼児期は大成功と考えましょう!

朝食習慣を助ける生活習慣を身につけよう

それでもやっぱり朝ごはんを食べられる体になってほしい…そう思うママは少なくありませんよね。そこで朝食習慣を助ける生活習慣づけのコツをご紹介します。

朝は朝日を浴びて、朝食前に少しだけ体を動かしてみましょう

朝起きたばかりの時間は、内臓がしっかり目覚めていない子も少なくないでしょう。そこで、少し早起きをさせ、朝日を浴びさせ体を動かしてから朝食にしてみましょう。

  • 新聞を取りに行くお手伝いをさせて外の空気に触れる
  • ストレッチをする
  • 家族でラジオ体操にチャレンジ
  • 子供が好きなアニメのダンスや体操

本格的な運動をする必要はありません。ただ楽しく少しだけ体を動かすだけでも違ってきます。

またテレビは消して食べさせ、「食べたらテレビつけてOK」という約束も、結構役立ちます。

ほんの少し早起きを心がける、前日からの生活リズムづけ

どうしても起きられない場合は、前日の生活リズムから見直します。

夕食の時間
寝る2時間前までに食事は終わらせましょう。朝食べられない分夜にしっかり食べさせたくなりますが、夕食が多すぎると朝にもたれて悪循環になります。

夜は満腹のまま寝ることが無いように、多少早めの時間に夕食を済ませるなど、食事の時間や内容を調整しましょう。

就寝時間
就寝時間が9時を過ぎている場合は、9時までに布団に入るように心がけましょう。睡眠時間が足りないと朝食べられません。

夜中に覚醒しないように寝る前の水分補給は控えて、必ず就寝前にトイレを済ませましょう。

私の実体験…朝ごはんを一口しか食べない健康で元気な子供

私は子供の頃から朝食が苦手で、今に至るまでそれはまったく変わりません。どんなに好きな食べ物でも朝は美味しく感じられませんし、そもそも食欲が湧きません。

それでも、特に健康面で困ったことはありませんでした。お子さんに当てはまる例ではないかもしれませんが、私の実体験をご紹介します。

たった1口の朝食をやっと食べ続けていた幼少期~現在

母に訊ねてみたところ、私は幼児期から朝ごはんが食べられない子供だったそうです。記憶があるのは幼稚園以降ですが、毎日食べたくなくて朝から泣いていた覚えがあります。

でも余程具合が悪い時でなければ、朝食を抜いた記憶はありません。量はスプーン1杯程度でも必ず毎日食べますし、健康にも問題はありませんでした。

しかし母はとても心配だったようです。非常に悩み、いろいろな工夫をしてくれました。

  • 私が好きなチーズをいろいろな料理に入れてみる
  • 好きな食べ物のうち、滅多に食卓にのぼらないイクラを買ってくる
  • いろいろな食材を組み合わせて、見た目の可愛いココット料理を作る

他の家族もいて父のお弁当も作っていた当時、朝の慌ただしい時間にとても大変だったと思います。

しかしどの方法もうまくいきませんでした。結局私は食欲を感じず、母への申し訳なさから毎朝緊張し、余計に食べ物がのどを通らなくなるという悪循環でした。

私が朝食を食べられなかった理由…胃腸の目覚めが悪かった

ではなぜ私は朝食が食べられなかったのでしょう。

私は寝起きが良い人間です。目覚ましの必要なく時間になれば目が覚めますし、起き上がればすぐいつも通り動くことができます。

しかしそれに反して胃腸の目覚めが悪く、起きてから時間が経たなければ胃腸が動き出しません。

胃腸が動き出すまでは食欲が全く湧きません。ツワリの時のように食べ物の匂いや食感が気になり、特に炊きたてのご飯や食パンは嫌で受け付けません。

冷えてパサパサになったご飯やカリカリにトーストした薄いパンを冷ましたものなら少量食べられるのですが、それに気付いたのは大人になってからです。

寝起きが悪い子供なら、母も私も「目覚めが悪くて食べられないんだわ。」と気付いたことでしょう。

でも、脳や体はすぐに目覚めるのに胃腸だけ目覚めが遅いため、気付かなかったのです。

冷たい水を起き抜けに飲むという健康法もしてみましたが、胃腸が受け付けずお腹が痛くなりました。

私の場合は、胃腸の寝覚めが非常に悪いことが原因だったようです。子供によって理由は千差万別でしょう。見つけることはかなり難しいかもしれません。

食べられるようになったきっかけ…パンの方が楽な事に気付いた

私は物心ついてからずっと朝ご飯に泣かされてきましたが、大学入学と同時に一人暮らしを始めた時も朝食を抜こうとは思いませんでした。

小中高と学校が遠く、朝たった1口でも食べなければお昼まで体力が持たなかったので、朝ご飯の大切さは身に染みていたからです。

朝食は大嫌いでしたが、毎朝食べることはちゃんと習慣づいていました。

一人暮らしを始めてから大きな発見がありました。薄いサンドイッチ用食パンをカリカリに焼いたラスク状のトーストと紅茶なら、かろうじてのどを通ることに気付いたのです。

我が家は父が絶対に日本食派だったので、朝食は和食で米飯と決まっていました。そこでパン食にするという発想がそもそも無かったのです。

今思えば「なぜ気付かなかった」というほどくだらないことですが、発見したときは本当にうれしかったですし、発想の転換の大切さを学びました。

それから、自分で工夫してチーズを乗せてみたり、野菜100%ジュースを飲んだりと食べられる・飲めるものを増やしていきました。

のどを通るものは次々に変化し、現在はパンの時もあればシリアルの時もあります。また完全に冷ましたご飯にふりかけをかけて食べる日もあります。

いまだに食べられるのは2~3口、ということの方が多いのですが、それでも普通に健康な大人に育ちました。

焦らずに、「朝は食べた方がいいという意識」を育ててあげよう

朝、なんでもいいので食べ物を毎日食べる習慣は、必ず身につけてあげたいものです。できれば小学校入学前に身につけたいですね。

少しでも、たった1口でもいいので毎朝食べることが習慣になると、抜いた時のつらさが身に沁みるようになります。

家にいればおやつを食べることができますが、保育園や幼稚園ではそうはいきません。お腹を空かせたままお昼まで我慢しなければなりません。

「やっぱり朝は食べなくちゃダメなんだ。」と子供が自分で感じられるようになってくれるかもしれません

成長して体が大きくなり、活動が活発になるほどその実感は強くなるでしょう。

一人暮らしを始めた時や就職して多忙になったとき、親の手から離れた子供の健康を、朝食を必ずとる習慣はきっと守ってくれます。

そして子供自身が親になったとき、やはり次の世代の子供の健康を守ってくれるでしょう。また同じ悩みを持つ子供の心に寄り添えるようになります。

今は思うように食べられなくても、毎日の積み重ねと本人の成長で、必ず少しずつ食べられる量は増えていきます。

ご飯がダメならパン、パンがだめならフルーツでもヨーグルトでも構いません。食べられるものから一口ずつ、少しずつ朝食をとる習慣づけをしていきましょう。

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