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任意の予防接種って受けるべき?迷ったらこう判断してみて!

2015/08/30

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予防接種には任意のものがあります。これもうけたほうがいいの?どれをうけたらいいの?ママはとても迷うことでしょう。

予防接種は生後2ヶ月頃から始まります。こんな小さい身体にこんなにたくさん注射をしていいの?と心配になることも。

任意の予防接種は健康保険が適用されないため金額もかかります。ここで任意の予防接種への考え方を知って、賢く予防接種を受けていきましょう。

任意の予防接種を受けるべきか迷ったら、どうする?

任意の予防接種を受けるかどうか。多くのママが悩むことでしょう。特に初めての赤ちゃんだとなおさらです。

信頼できる小児科の先生にすべてお任せするのも、ある意味ひとつの方法かもしれません。

でもとても大切な大切な自分の赤ちゃん。たかが予防接種ですがママとパパが納得してから進めていった方が、新米ママとパパにとって今後の子育ての向き合い方にも繋がってよいに違いありません。

打つか決める前に!まずは、予防接種の「内容や種類」などを知ろう

昔に比べて現在は予防接種の種類と数がとても増えています。

予防接種の種類は予防接種法に基づいて市区町村が実施する定期接種と対象者の希望により行う任意接種があります。さらにそれぞれ受けるべき月齢と回数が決められています。

ワクチンの種類としては、次のワクチンを接種するまでに4週間あけなくてはならない“生ワクチン”、6日以上あける必要のある“不活化ワクチン”があります。

素人には接種するスケジュールを組むだけでも難しく、なかなかワクチンの病気の内容まで理解するのは難しいところでしょう。

任意の予防接種を受けるかどうかは、まず予防接種の大まかな種類や内容を理解し、主治医の先生に相談することが大切です。

これだけは考えて!打つか決めるための判断材料は色々あります

打つかどうか判断するには、次のような部分をしっかりと考えてからにしてみましょう

・その病気の流行時期とその時の赤ちゃんの月齢
・保育園等に行くなどの環境
・同時接種することに対する不安はないか

その病気の流行時期はいつ?赤ちゃんがその時何ヶ月か共に考える

その任意の予防接種の病気が、何月に流行する可能性が高いものなのかをお医者さんに聞いてみましょう。

そして次に、流行時期は赤ちゃんが何ヶ月になっているのか考えます。

例えばロタウィルスは毎年2~3月に流行します。6月生まれの赤ちゃんは生後8~9ヶ月になっている時期です。

ロタウィルスにかかりやすく重症化しやすいのは生後半年くらいまでですので、生後8~9ヶ月の赤ちゃんはかかりにくいと思われます。

そう考えると任意の予防接種を受けなくては!と決めつける必要はなさそうだということが分かると思います。

保育園等に行く予定があるか?など赤ちゃんの「環境」から考える

ウィルスに感染するかどうかは、生活環境にも多く左右されます。とはいっても週何回か数時間だけ児童館に遊びに行ったり、公共の場に行ったとしても伝染ることは少ないのです。

ロタウィルスに感染していて潜伏期間中の赤ちゃんの友達と遊ぶことがあっても、だからといってすぐに感染するとは言えないようです。

問題は、集団生活を毎日長時間する場合です。例えば平日は朝から夕方まで毎日保育園に行っている、というような生活は、ウィルスがあると感染しやすい状況と言えます。

また、当然と言えば当然ですが、兄弟が多いとウィルスに感染する可能性が高くなります。家庭環境も任意の予防接種を受けたほうがよいかの判断材料になるのです。

ここまでのお話はあくまでも可能性の問題ですから、感染する可能性が低いからと言って全く感染しないとは言えませんし、感染する可能性が高いからと言って100%感染するわけではありません。柔軟に考えるとはどういうことかという例としてみてください。

予防接種は予防できる可能性が高くなる半面、心配事が出てくることも忘れずに!

任意の予防接種もすれば、感染のリスクがあがった時に予防できる可能性が高くなり安心です。反面、定期接種との兼ね合いと生ワクチンと不活化ワクチンの組み合わせなどから予防接種のスケジュールが過密になります。

また生後間もないころだと副作用も心配ですから、単独接種(1種類ずつ)したいところですが、そうしていると決められた期間に完了することがむずかしいので、どうしても同時接種になります。

何種類かを同時接種するのは副作用(主に発熱や腫れなど)が生じた時にどのワクチンが引き金になったかが分かりにくく不安が残ります。

同時接種を避けたいのなら任意の予防接種は受けられない。任意の予防接種を受けるのなら1種類ずつ予防接種できない。これが1歳未満の予防接種の現実です。

これも大事!それは「感染しないように注意する」ことです

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予防接種をしたからその病気に一生かからないということではありません。例えば風疹の予防接種は1歳になったら一番に受ける予防接種ですが、大人になるまでには抗体が減っていることもあるので注意する必要があります。

ママやパパが風疹に感染してしまったりしたら大変です。

まずは病気のウィルスを赤ちゃんがもらうことがないように、周りの大人ひとりひとりが気をつけることが大切なのです。赤ちゃんが「感染させないように注意する」ことも大人の責任です。

まずは周りの人が感染しないように!

B型肝炎ウィルスも任意の予防接種です。ママ自身がB型肝炎の場合は接種も必要になることもありますが、そうでない場合、この予防接種は0歳児で接種してもそれほど効果がないという考え方のお医者さんもいます。

それよりもロタウィルスやインフルエンザなどは特に大人(ママとパパ)が家庭内に持ち込んだり、発症したりしないように、パパやママがマスクをしたりうがい手洗いを念入りにして予防することが何よりも大切です。

保育園等に行っていない赤ちゃんは、パパやママから風邪やウィルスをもらってしまうことがとても多いので、こういった徹底はとても重要になります。

感染してしまうかもという場所にはいかない

近年、春は花粉症で冬は風邪の予防にマスクをする人が多くなり、昔にくらべマスクをすることにあまり抵抗がなくなってきました。

残念ながら、現在売っている子供用マスクで一番小さいのは2歳近くなってからつけることが可能なものです。

ママは冬の風邪が流行っている時期に外出する際、本当は赤ちゃんにマスクをつけてあげたいくらいの気持ちですよね。

周りの大人がなるたけ風邪をうつさないように、そして予防するように心がけましょう。ママは風邪などが流行っている時期は、赤ちゃんを連れての外出はなるたけ人ごみを避けるようにしましょう。遊びに出てウィルスをもらってきた、そんな状況は避けたいですね。

親の気持ちの問題というところも!我が子の状況と照らし合わせて決めてみて

現在では約半数の赤ちゃんが任意受けている、と小児科の主治医の先生に聞いたことがあります。

予防接種にもそれぞれの家庭の考え方や状況の違いがあって、金銭的に任意のものは受けないとはっきり決めているご家庭もあれば、うちの子は強いから受けなくても大丈夫と言うママもいるそうです。

先生との相談のうえで了解できればもちろん予防接種をしなくてもよいのですが、任意はあくまでも任意。主治医の先生と相談して、考えてみてもやはり心配だし不安がとれないというなら接種してよいと思います。

ただ機械的にスケジュールを組んでひたすら予防接種するのではなく、ママとパパは任意の予防接種ひとつひとつを納得する必要がありそうです。

生後2ヶ月から始まる予防接種。

「どんな病気か」「いつ流行するのか」をしっかり把握して、我が子の状況と照らし合わせ、予防接種を受けるかどうするのかの判断をしてみましょう。
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