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子供が怪我せず楽しめる公園を探せ!安全な遊具の鉄則を学ぼう

2015/07/21

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子供たちにとって元気に外遊びするのが成長には必要なことだと思います。

このところ子供の騒音が迷惑だ、とか、ボール遊びを禁止している公園がたくさんあるというニュースを耳にしますが、それでも公園は街中にいくつもあり子供の数が減ったとはいえ、まだ元気に遊ぶ姿を見ることが出来ます。

子供たちだけでなく、大人の憩いの場所でもある公園ですが、遊具で遊んでいて事故に遭遇するケースがよくあります。事故に遭わないために何に気を付けたら良いのでしょうか。安全な遊具はどう探したらいいのかをご紹介します。

最近の公園事情…大型遊具が排除されている傾向にある

公園での事故があることで、周りを見渡すと遊具を新しくするというより遊具をなくしてスペースを確保する、という自治体も出てきました。

遊具の修理や新設に関してお金がかかることもありますが、もしも事故が起きた場合に公園側が悪いとなると賠償責任に繋がることもあって自治体としては厄介な問題に巻き込まれたくないという理由があるのでしょう。

ジャングルジムなどの大型の遊具を排除している傾向が見られます。代わりに年配の方々が使えるように、と思っているからか健康器具が増えています。

確かに新しい公園は空きスペースがたくさんあるのですが、子供が喜びそうな遊具の数が圧倒的に少なく感じます。きっと昔よりも公園で遊ぶ子供たちが減ってきているから、という理由があるのでしょう。

遊具で事故に遭いそうな子供をターゲットにしなくなっているのが最近の公園の特徴です。

遊具で事故って実際にどれくらいあるの?

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実際のところ、遊具ではどのくらいの事故に遭っているのでしょうか。データでご紹介します。

東京消防庁管内では、平成19年から平成231) 年までの5年間で、公園、小学校、店舗などにある遊具にかかわる事故で、3,281人の子ども2) が救急搬送されています。

年齢別にみると、小学校1年生か、もしくは小学校入学前の6歳児に最も多くなっています。性別はどの年齢でも男の子が多く、男の子の占める割合は年を重ねるにつれ高くなっています。

引用…東京消防庁

毎年600人ほどが東京で遊具に関連した事故に遭遇しているというのですから、これは比較的多い人数なのではと思います。男の子が事故に遭いやすい、というのも実際に公園で遊んでいる様子を見たらその理由がわかります。

ダイナミックな遊びをすることが多いですし、年齢が上がるにつれ本来の遊具の遊び方から逸脱した遊びになっているからでしょう。

小学校へ入学前の子供は親が目を離した隙に起きる事故ですが、入学後は子供たちだけで遊びに行くので事故が起きやすいのだと思います。学校にある遊具より公園の遊具で事故が多発するのは、近くに大人の目があるかどうかが大きくなります。

遊具の事故はどんなものが多い?

遊具で起きる事故はどのようなものが多いのかをご紹介します。

遊具別にみると、すべり台が991人と最も多く、次いで、ぶらんこ(603人)、うんてい、ジャングルジム、鉄棒と続いています。

引用…東京消防庁

滑り台の場合、一番上から落下するとか、下から上ってきた子と接触するなど、一人で遊んでいて落ちるというよりじゃれあって転落することがあります。

転落する事故は転ぶ事故と比べるとどうしても重症になりやすいこともあるので、気を付けて遊ばなくてはなりません。ぶらんこの場合には漕いでいる人と周囲に寄って来た人との接触する事故も多発しています。

私が知っているケースは滑り台の上から転落して頭を打ち、救急車で運ばれたというものです。幸い大事には至りませんでしたが、どうも滑り台の上で別の子に押されたという話もあるので、ふざけていた流れで転落したようです。

鬼ごっこなどをしていると余計にじゃれあったりしやすいので、特に注意が必要だと思います。

大人では「こんなことしたら危ないだろう」と予測がつくものでも、子供だと目の前の楽しさに夢中で危険予測が出来ません。

事故に気を付けたい遊具をチェック!それぞれ危険が潜んでいます

うんていは事故が起きると中程度以上の怪我の割合が高くなっています。下からぶら下がるという一般的な遊び方に加え、上に乗っかって遊んでいることもあり、その場合は頭から転落する可能性もあり大変危険です。

のぼり棒やすべり棒に関しても転落するケースが多くみられます。その反面シーソーで転落する子もいるのですが、シーソーは高さがあまりない遊具だからでしょうか。比較的怪我をしてもそう重症ではないという特徴があります。

滑り台は一番上で友達と押し合いへしあいして、そこで落ちることや下から滑る部分を昇る子と滑る子が接触するケースがあります。ジャングルジムは棒がたくさんあるので、ふとしたときに頭をぶつける、もしくは登って転落する危険性が考えられます。

ぶらんこの場合、乗っている子が怪我することより、ぶらんこで遊んでいる子を気にしないで歩いたり走ったりして接触するケースが目立ちます。鉄棒は普通にぶら下がる程度で怪我は少ないのですが、鉄棒の上に乗っかるとどうしても転落して大怪我に繋がります。

遊ぶ前には「服装」も必ずチェックをしよう!

遊具だけが危険かいうと実際はそうではありません。自分が着ている服がきっかけで事故に遭うというケースもあります。例えば乳幼児に多いのですが、フード付きの洋服を着ていてフードが遊具にひっかかり事故が起きます。

水筒やリュック、ランドセルといった遊具にひっかかりやすいものを持っていると、それだけで事故のリスクが高くなります。自転車用のヘルメットも被らないで遊びましょう。

遊具のここを確認してから遊ぼう!安全かどうかの見分け方

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素人ではなかなか難しい安全かどうかの遊具の見分け方ですが、シールで簡単にわかるものもあります。

安全利用表示シールを見よう

安心で安全な遊具かどうかを調べるにはいろいろなマークがあるのですが、我が子と遊具がマッチングしているのを知るには安全利用表示シールが簡単です。

日本の遊び場に初登場する年齢区分シール。遊具に合った年齢を示すことで大きな事故を回避する日本初の試みです。できるだけ大きなサイズをよく見える場所へ貼って下さい。

年齢別に向いている遊具を知ることが出来ますし、遊具それぞれに対する注意を促したシールが貼られているケースもあります。

比較的新しい公園や整備されているところでは見つけられますので、このシールを貼りだしている場所は遊具の整備もしっかりと行われていると思っていいでしょう。こういったシールを見るだけで、公園に対する考え方がわかります。

古さや劣化状況を知るには?

当たり前ですが、遊具は古いと劣化しやすくなります。特にあまり子供がいないような公園だとどうしても後回しになるからでしょうか。古い遊具をそのまま放置している傾向があります。

見た目だけでも古さは分かります。古いなと感じたら、近くによってさびがないか。ねじが緩んでいないかを確認しましょう。木製の遊具で古いものだと、腐って突然折れることがあります。

あまりに古すぎる遊具は要注意です。

大人がチェックしてあげて!「遊具の状況」「子どもたちの遊び方」

未就学の子供たちと公園で遊ぶのでしたら、その遊具が古いと感じたらまずは細かく目で見てチェックしましょう。何か欠陥が見られたら、その遊具には近づかないことは大切ですし、管理者へ連絡することで他の子供たちが事故に遭わなくなります。

我が子だけでなく、他の子供たちを守るためにもぜひ通報をお願いします。また子供たちから目を離さないようにするのは大前提です。特に小学生以上の子供たちが同じ遊具を使っていると、接触して落ちる可能性もゼロではありません。

余計に目を光らせておきましょう。他の子供が危険な遊びをしているようならば、事前に注意しておくことも大事だと思います。

危険な遊びをしている子がけがをするだけでなく、近くで遊んでいるだけの子供が巻き込まれる可能性があるので、たとえ見知らぬ子供でも、危険なことには口を出したほうがいいのです。

遊具の安全性をしっかりと大人が見極めること、そして、子ども達の遊び方を確認してあげることが事故を防ぎ、子ども達が公園で楽しく遊べることに繋がるのではないかと思います。

私達大人は、基本である小さい子から目を離さない、ということが大前提でしょう。

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