あわや事故を防ごう!子供と自転車の練習をするとき注意したい事

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2015/09/04

加工後 shutterstock_285211601交通事故全般は昔と同じくらいに発生しています。飲酒運転などの規制は厳しくなりましたが、自転車事故は右肩上がりなのだそう。特にスマホが登場してからのマナーは大変良くない、という事を皆さん自身も感じられているのではないでしょうか。

スマホを見ながら自転車を運転しているのは若い世代だけでなく、アラフォーくらいの方たちもいます。小さい子供のうちから自転車のマナーを身に付けることは自転車事故にあわない、起こさないためにも重要な事なのです。

自転車に乗せると決めたならば「リスク」も受け入れ対策を!

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自転車に乗る、というのは軽車両を運転するという意味になります。自転車に一人で乗るようになることは、自分の運転で誰かを怪我させるかもしれないし、自転車や車に激突する可能性も出てくるのです。

どうしても歩いている場合に比べたらスピードは出てしまう事になりますし、誰かを傷つけるかもしれないという意識を持たないと、安全運転は難しいと思います。

小さい子だけでなく、小学校高学年くらいでも油断して自転車に乗っている子がいます。悪い手本がいたら「あれは良くないよね」とわが子と話す機会を作ってみてはどうでしょうか。

命に関わる自転車運転なので、日頃からの対策がとても大切です。各項目チェックしてみてください。

自転車は体に合うサイズを選ぶようにする

自転車に載せようと決めたら、実際に自転車の乗り方をどう教えたら良いかという疑問にぶつかると思います。

とても基礎的なことなのですが、自転車のまたぎ方から教えます。自転車に対して右足をあげてまたぎ、左側から降りることを教えます。

そして、自転車の選びかたについてです。あまり体に合わないサイズの自転車を選ばないようにしましょう。「もったいないから」と大きめのサイズを選ぶと足が届かず危険な場合も。必ず体に合うサイズを用意しましょう。

練習する場所は大きな公園が原則です!

走る場所を選ぶのにもポイントがあります。最初は転倒して当り前なので、広い公園などを利用してください。出来れば土よりコンクリートのほうがハンドルを取られる心配が減るのでお勧めですが、倒れたら怪我をしやすくはなります。

公道はどうしても一般の自転車と車が来るので、練習には向いていません。大きい公園まで車に自転車を積んで練習する方法がいいでしょう。

右と左の理解が大事!自転車に乗る際には必ず覚えさせましょう

普段生活している中でまだ必須ではない「右と左」の理解。でも自転車に乗るのならば右と左を覚えなくてはなりません。「右へ曲がる」とか「右側から車がきているよ」と教えた際に子供がわからないと困るからです。

運転前にしっかりと左右を認識していないと、いざ運転を始めると戸惑ってしまいます。「右と左」については、自転車の練習前から教えてあげましょう。

自転車はやや遠くを見て乗る。横や後ろを見すぎない

自転車に乗ってみますと、子供は下を向きがちです。そうすると前方から来る自転車などに対し、ギリギリまで気がつかないなんてこともあるので、練習中に首を曲げていたら少し上を向くようにと教えましょう。

また、後ろや横を見すぎる子も必ずいます。基本、自転車は前を見て運転するものですから、横や後ろばかり見ている子には意識して前方を向くように注意してください。

長いスカートは注意!冬場は手袋をして自転車へ乗ろう

自分が運転するようになると、特に女の子は服装を考えたほうが良いと思います。長いスカートだとタイヤにスカートが巻きこまれる可能性もありますし、乗りにくくなります。自転車にちゃんと乗れるようになるまでは、出来るだけズボンのほうが安心です。

冬場はどうしても手が冷たくなって、アウターを伸ばして手をカバーする子供もいます。冬場の自転車には手袋をつける、などの対策も徹底したいところです。

「とまれ」の標識は必ず覚えさせる、そして親の後ろを走らせるようにしよう

自転車は車両になるので、標識を守る必要が出てきます。ということは、最低限の標識を見て判断し、運転できるようになるまでは一人で公道を運転させるのは避けたほうが無難です。

とまれ」があれば目の前を車などが横切る危険があるということ。一時停止するのが原則ですが、最低限減速していつでも停止できるスピードで走ります。信号のない交差点などで起きる事故は、左右確認を怠った自転車が原因だったりもします。

小さい子にとって全ての標識を覚えるのは困難ですが、自宅で標識が書かれている本などを利用し、少しずつ知識を増やしていくようにしましょう。

また親と一緒に公道を走れるようになったときは、親が先を走るのが基本です。まれに子供が先頭で自転車を漕いでいるケースがありますが、先にいる人間が安全確認しなくてはならないので、必ず親が先頭で走るようにします。

スピードに関しては体で覚えさせるのがポイント

一人で自転車に乗っている子供を見ると、たいがいスピードを出しているとか、友達と話しながら走っているのでよそ見をしている、まったく標識を見ていない、という子がほとんどです。

親と一緒に走るうちはスピードの心配がありませんが、いずれ一人で運転することになるのですから、普段から走るスピードというものを体で覚えさせます。立ち乗りや無用の片手運転も早めに注意しておきましょう。

ヘルメットは推奨だけれど、しないとどうなるのか

自転車に乗る場合、ヘルメットは親の責任で推奨という括りになっています。

未就学の子たちで親の自転車に乗っているうちにはおとなしくヘルメットをかぶっている場合も多いのですが、それでも一人で運転できるようになるとヘルメットをかぶっている子はぐっと少数派になります。ましてや子供が大きくなると、よりヘルメットの子が珍しくなってきます。

自転車の練習をしている子には、ヘルメットは必ずつけさせて、更に肘あてや膝当てもして万全の体勢で挑むと良いでしょう。どうしても練習のしやすさを考えると、コンクリートの上を走る事が多くなります。転んで頭を打ったりすりむく可能性はとても高いです。

練習中転倒が心配なうちには出来るだけ肘あてや膝あてをつけると良いでしょう。どうしても倒れると膝や肘から地面に叩きつけられることがありますので、肘や膝をすりむきやすいと思います。

事故は防ぐには最低限のルール・マナーを指導する

自転車の事故は残念ながら減るどころか増えるばかりです。どんなにヘルメットをかぶっても、事故自体は防げません。自分が気をつけていても、歩行者、ほかの自転車、ドライバーなど誰かがふとしたときにこちらにぶつかってくる可能性は捨てきれません。

特に今は歩き・走りスマホが多く、前を見ないで歩いたり自転車に乗ったりしている大人も増えています。子供はまだ自転車のコントロールが不安定。危ないと思ってすぐにハンドルを切ることも難しいでしょう。

ですから、スピードは控えめにする。と同時に誰かの後ろを走る際の車間距離には注意させます。子供を指導する際には標識を教えてあげることも同様に大切です。

「とまれ」の表示がある場合にもついつい自転車に乗っていると車と違うので…と勘違いしがちですが、自転車も必ず止まるようにと指導しましょう。

車間距離は近すぎず、遠すぎずの絶妙なバランスを保たせる

車間距離に関しては親の後ろを走るときに親がときどき振りかえり、あまり近い場合には「もう少し距離をおいて」と注意します。あまり離れすぎるとこれまた途中でアクシデントに巻きこまれる可能性もあるので、離れたら親がスピードを落とします。

少しずつ乗り慣れると車間距離についても体で覚えてくれますし、ブレーキを使うタイミングもだんだんとわかります。

公道で走る際には慣れるまでスピードはかなり控えめに。いつでも止まれるように、という気持ちで走りましょう。

車との距離はなるべくあけて、スピードを落として通り過ぎよう

止まっている車や歩行者は少し大きめに避けるようにします。親が手本を見せたらだいたい子供も見よう見まねでできると思います。一番困るのは動いている車が来たときです。しかも対向車の場合には要注意となります。

その場合には無理して走らずに、自転車に乗ったまま一時停止しましょう。車のドライバーにとっても小さい子が運転するより、止まってくれたほうが安心して近くを走れます。対向車にあったら原則停止。これを守りましょう。

小さい子は特に車の運転手からは見えにくくなります。普段から車の近くを運転しすぎないように、と注意しましょう。近くにいすぎて巻きこまれるかもしれないからです。車との距離に関しては非常に気を配るようにします。

まれに近づきすぎて、車のドアが開いたときに自転車が突っ込んで亡くなるというニュースがあります。止まっている車はいつドアが開くかわからないので、ゆっくりそして間をとって通ることが原則だと教えましょう。

公道を走る場合にはなるべく端を走らせる

実際に公道を走れるレベルになったならば、なるべく端を走らせましょう。後ろから車が追い抜くシチュエーションも出てきますが、ふらふら真中を走ると車が追い越しできませんし、追い越しする際に接触するかもしれません。

親は時々後ろを振り返り、真中に出てこないかを確認しましょう。運転している子供たちはそこまで意識が向かない場合がほとんどです。

暗くなったら乗らない勇気も必要

どうしてもという必要がない限りは、暗い夜の運転練習は避けましょう。暗い中、ライトをつけない自転車などが正面からくると、子供がハンドルを切りそこなうかもしれません。また歩行者も暗くて見えにくくなります。

運転練習する場所が都会や田舎で明るさは全然異なります。道路が煌々と明るい場所でない限り、夜の練習はハイリスクなのでやめておくことが無難です。

横断歩道で焦ったら自転車から降りる勇気を持たせる

横断歩道では車や自転車、歩行者と出合う際に迅速な判断力が必要になります。たくさんの人や自転車が前から来た、という場合にはあえて自転車を漕がないという選択肢を選びましょう。自転車を漕がない場合には、まずは左側から降ります。そして自転車を引居て歩くよう指導しましょう。

いざというときに自転車を押して歩けるようにしておくと、自転車ごと自分も軽々移動ができるので楽ちんです。

無理だと思ったら止まったりスピードを落とすことは必須

追い越しをしようとして、幅が狭いとか車間距離が思ったより近くなったなど、何かしらアクシデントが発生したら、そのまま漕がないようにします。上り坂ではそのまま漕ごうとしていたら転倒する可能性も出てきます。

「危ないと思ったら止まる」。これは大切です。曲がり角で曲がれないと思っても無理しないで、止まってゆっくり自転車を方向転換させます。特に雨の後に自転車に乗ると滑りやすいので、滑って転ぶかもしれません。

いつもと違う路面でも子供にはわかりません。

スピードを落としたり止まるという判断を臨機応変にできるようにしておくことは自転車に乗る際に最も大事なことだと思います。

急ブレーキは危険なので避ける。左側から握るのがスムーズ

急ブレーキも危険です。自転車がウイリーするケースも考えられますし、いきなり止まると後ろから自転車がいる場合に、後ろの人がブレーキをかけきれずに激突してしまうかもしれません。特に何もないような状態でのむやみなブレーキは禁物です。

また、ブレーキをかける場合には左手のほうからかけるようにします。左のブレーキは後輪タイヤを止めるシステムになっています。前の車輪を止めるとウイリーは防げても前につんのめる可能性があるのです。

自転車屋さんの方にも「ブレーキは左からですからね」と教えられ、私も必ず左手のブレーキを握るようにして運転しています。どうしても右手が利き腕の方が多いので、つい右側から握るケースが少なくないようです。

「自転車保険」に加入の検討を!より安心感がアップします

子供が一人で自転車の運転するようになる頃には、自転車保険に加入することも大切ではないかと思います。自分が事故にあうリスクと同じくらいに、加害者になる可能性もあるからです。

少し前にも自転車事故で加害者になり、莫大なお金を請求されたという話もニュースになったことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。小学生の高学年にもなれば一人で自転車を利用し出かけることが多々あります。

将来のいざというときのためを考え、早めに下調べをすることをお勧めします。

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