我慢させすぎはNG!子供のしつけで我慢を教える際に注意すべきこと

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2017/02/19

子供が駄々をこねていると「我慢しなさい!」と思わず躾の一環で注意をしてしまう事はありませんか?ですがその我慢は本当に必要でしょうか。

「我慢ができない」=「わがまま」とは限りません。

もちろん子供が成長していく上で我慢を覚える事は絶対に必要な事です。しかし「あれもダメ」「これもダメ」と親が周りを気にしすぎて我慢ばかりをさせてしまうと、子供の成長の妨げになってしまう事があります。

親の都合で必要のない我慢をさせていませんか?我慢は子供の成長に合わせて覚えさせてあげましょう。

ここでは親が子供に我慢をさせすぎない。親が注意しておきたい我慢の教え方や子供が我慢をする必要性について紹介します。

我慢を覚える事は、子供が幸せになる為に必要

近年の社会問題で、「若い子がすぐに仕事をやめてしまう。」という声をよく聞くようになってきました。

今は昔に比べると、欲しいものが簡単に手に入りやすい時代です。中には親が子供に何でも買い与えてしまい、子供のうちに我慢を覚えずに大人になってしまう人もいます。

我慢を覚えないまま大きくなってしまうと、困る事がたくさんでてきます。

例えば幼稚園や保育園に行き始めてから、お友達との関りの中で我慢ができず、ぶつかる事も増えるでしょう。

大人になって社会人になれば、自分の意見が通る事ばかりではありません。周りの人の意見が受け入れられず、キレやすい性格になってしまったり、仕事も長続きしない可能性も考えられます。

我慢を覚えるという事は、子供が社会で幸せに生きていくために必要な能力なのです。

また、我慢をできる子は、勉強も集中して取り組むことができるようになります。そして夢ができた時には、誘惑に負けず自分の意志をしっかりと通し、夢を叶えようと努力をする事ができます。

困難にぶつかった時に、「前向きに頑張れる!」そんな力を養うためにも、子供のころから親が正しい方法で子供に我慢を教えてあげましょう。

1歳~2歳の子供に我慢は理解できない。危ない事だけを注意

我慢を覚えるのは、一体いつごろからが良いのでしょうか?我慢を覚えるのは、できるだけ早い時期の方が効果があると言われています。

ただあまりにも早いと、逆に悪い結果となる事もあるので注意が必要です。

例えば1歳~2歳のうちは、周りのことに興味がいっぱいな時期です。色んな事に意欲的になってきている時でもあります。

そんな時期にあれもこれも「ダメ!」「我慢しなさい」と注意していてしまっては、「また怒られちゃうのかな?」と消極的な子供になってしまいそうですね。

そもそも1歳や2歳の子供に「どうしてダメなのか?」を理解させるのは、まだ難しいです。ですからこんこんと説教のような説明をして、注意をする事は意味がありません。

もちろん子供に危険が伴うような危ない行為は注意してくださいね。しかしそれ以外のことは、できるだけ子供がやりたいようにやらせてあげましょう。

1歳~2歳のうちは、我慢を教えるのではなく習慣を教える

とはいえ、なかなか子育てはそんなに上手くはいきません。お腹が空いてレストランで大きな声で騒いでしまったり、お友達のおもちゃを欲しがってしまったり…。

周りの人に自分の子供が迷惑をかけているのではないか?と親はヒヤヒヤして思わず小さな子供に「静かにしなさい!」「我慢して!」と注意をしてしまいますよね。

子供は成長の過程で第一反抗期である「イヤイヤ期」を迎えたり、ママへの甘えで駄々をこねてしまう時期があります。ママやパパの思うように動いてくれない時もあるのです。

そんな時は、怒っても逆効果です。頭ごなしに我慢ばかりを教えるのではなく習慣を教えてみてはいかがでしょうか?

レストランで騒ぎだしてしまった時の対処法
例えば子供がレストランで泣いている場合は、気分転換にお外に出て落ち着かせてみましょう。

そして落ち着いたら、食事前は手を洗おうね。と食事が出てくるまでの時間を使って気を紛らわせながら習慣を身に着けてあげるのも一つの方法だと思います。

電車の中で騒ぎだした時の対策法
電車で泣き出してしまうとママは、周りに迷惑がかかるとヒヤヒヤしてしまいますよね。

小さな子供が電車で泣くのは、慣れない場所や人の多さに不安を感じている場合があります。

赤ちゃんや小さな子供は、その不安を言葉で訴える事ができないので泣いてママに伝えようとするのです。

そんな時は、ベビーカーから降ろしたり抱っこして安心させてあげましょう。それでも泣き止まない場合は、お気に入りのおもちゃで気を引いてあげるのも良いでしょう。

時間に余裕があれば、一旦電車を降りて気分転換をさせてあげるのも一つの方法です。

それでもなかなか泣き止まない場合は、ママが周りに聞こえる様に「○〇駅で降りましょうね~。」と子供に話しかけるふりをして、周りの乗客へもうすぐ降りる事をアピールしましょう。

子供が電車内で泣いてしまう事は、時として仕方がない面もあります。ですが「子供だから仕方ないでしょ!」と開き直るのはよくありません。

親がきちんと気にして対応している様子が伝われば、周りからも理解が得られるでしょう。

あまり消極的になりすぎる事はありませんが、いざという時に対応ができるように余裕をもって電車に乗る事をお勧めします。

お友達のおもちゃが使いたくて駄々をこねた時の対処法
また自分の子供が「お友達のおもちゃが使いたい。」と我慢できなくて泣いている時。
ママ自身が「お友達に悪いな~。」と不安になるかもしれませんが、そこは他の子供に興味がでてきた証拠です。「この子も成長したな~。」と捉えて安心してくださいね。

「あれが使いたい!」と駄々をこねている場合は、同じものがあれば同じものを渡してあげましょう。無ければ違うものを渡して気を紛らわせてみるのもいいでしょう。

また、似たようなおもちゃをお友達に見せて、「〇〇ちゃんも使いたいみたいなの。これと交換してもらっても大丈夫かな?」と聞いてお願いしてみましょう。

「悪いな~。」と思ってトラブルを起こさないようにその場を離れるよりも、コミュニケーションの取り方を積極的に子供に見せてあげる事が子供の成長にも役立ちます。

その繰り返しで、いずれ子供が自分でできるようになってきますので、お友達との関りを我慢させることなく楽しませてあげましょう。

いけない事をやってしまったら…注意と「やって良い事」を教えよう

小さい子供は、興味津々。時にはやってはいけない事をしてしまう事もあります。

例えばペンを使ってみたくて、白い壁に落書きをしてしまった。というようなハプニングが起きる事もあるでしょう。

そういう時は、「ここに落書するのはやめてね。ママとパパが大切にしている家なんだ。絵を描きたいならこの白い紙に描こうね。」と伝えてあげましょう。

その際に、必ずなぜいけないのか。何処だったら描いても良いのか?を教えてあげましょう。

またマンションで生活をしている場合、興奮をして走り回ったり大騒ぎをする事もあると思います。

そんな時は公園に連れていき、「家の中は下の人がびっくりするから走るのはやめようね。公園なら好きなだけ走り回ってもいいよ。」と、問題なく楽しめる方法で「子供のやりたい!」を叶えてあげましょう。

「ダメ!」と頭ごなしに叱って我慢させるだけが方法ではありません。

我慢が分からない年齢の子供には、怒らなくていい環境を整える

小さな子供に注意をしたり我慢をさせなくても済むように、まずは身の回りの環境を整えるようにしましょう。

2歳~3歳頃までは、身の回りにある物がとても気になる時期です。子供がティッシュを見つけては、どんどん抜いてしまって周りを見たらティッシュだらけになってしまっていた・・・。という事が起きるのもこの時期です。

触られて困るようなもの。取り上げて我慢をさせなくてはならないような物は、予め取り上げる必要が無いように、子供の手が届かない場所に置いておきましょう。

そして見ていない間に事件が起こらないようにする為にも、親が子供から離れるときはベビーサークルを利用するなど工夫をしましょう。

また、赤ちゃんを隔離するだけが方法ではありません。ティッシュの様な物であればそっくり玩具を手作りして置いておくのも一つの手です。

例えば、ハンカチの端と端を結び何枚か繋げます。それを空いたティッシュ箱に詰めておくのです。

赤ちゃんが引っ張れば引っ張るほど、ハンカチが手品のように出てくるので、ティッシュを引っ張る感覚で楽しめます。

またブルーレイレコーダーのように、壊されては困る電化製品にも注意が必要です。

我が家の場合、子供が小さい頃ディスクの開閉ボタンを押す事を覚えてしまい、その中にスプーンを入れられブルーレイレコーダーが故障してしまいました。

簡単に動かせないようなものは、ガードするための商品が売られているので上手く利用する事をお勧めします。
おくだけとおせんぼ スマートワイド/パーテーション/ゲート
価格18800円(税込)
http://item.rakuten.co.jp/ebaby-select/5011020001
キッズパーテーション
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3歳頃になったら我慢を教えよう。まずは約束を守る事から。

子供は3歳くらいになると、親の言葉が理解できるようになってきます。少しづつ我慢をする事を覚えさせましょう。

この頃になると、スーパーにお買い物に行くだけでも「お菓子買って~。」と駄々をこねる事があります。思うようにならないと、時には大きな声で泣いてしまう事もありますよね。

大きい声で泣かれてしまうと「困った!」「早く泣き止ませたい!」と、子供のわがままに負けてしまい、ついつい言われるがままに買ってしまう事があるかもしれません。

ところが何でもかんでも子供が泣いてしまったからと、ただそれだけの理由で買ってしまっていてはキリがありませんし、子供はいつまでたっても我慢を覚える事ができません。

この頃になると、事前にお約束ができるようになってきますので、お店に入る前に「今日は、おうちにお菓子が沢山あるから買わないで帰ろうね。」「今日は1つだけお菓子を買って帰ろうね。」など、約束事を決めてからお店に入るようにしましょう。

約束を守るためには、子供は我慢をしなくてはなりません。その積み重ねがとても大切なのです。

小学生になれば自由が増える代わりに約束を守る必要が沢山出てきます。どんなに見たいテレビがあっても、「宿題をする。」という先生との約束を守らなくてはなりません。

友達と遊んでいても「もっと遊びたい!」という気持ちを抑えて門限までに帰宅をしなくてはいけません。

子供が大きくなればなるほど、約束を守ってくれることで親は安心をする事ができます。約束を守る事には我慢がつきものです。小さなころからしっかりと約束が守れるように我慢を教えましょう。

子供に我慢を教えるならば、まずは親がお手本を見せる事

子供が我慢を覚える過程で、とても大切なのが親の行動です。注意する親が我慢ができていなければ子供に我慢をする必要性が伝わりません。

まずは「パパやママだって我慢をしているよ。」という姿勢や態度をしっかりと見せましょう。

大人の場合、気が付かない間に我慢ができていない事を子供に見せてしまっている事があるので、ご自身の行動を今一度確認してみてください。

また間違った我慢のさせ方をしてしまうと、子供の性格にも影響が出る事もありますので注意が必要です。

子供の我慢は、親の為にするわけではない

子供に我慢をさせる目的は、親のメリットのためにさせる事ではありません。

あくまでも子供が社会で生きていく中で、色々な人と良い関わりをもつためために、感情をコントロールすることを学ばなくてはならないからです。

ですから子供が親に話しかけた時に、「今はイライラしてるから話しかけないで!」と怒鳴って話す事を我慢させてしまったり、親がテレビを見ているときに、「邪魔をしないで。静かに。」と怒ってしまうなど、親の都合で注意してはいけません。

そのような我慢の教え方では、子供がなぜ我慢をしなくてはいけないのかが伝わりません。

親の身勝手な理由で子供に我慢ばかりをさせてしまうと、子供が「こんな事をしたらまたパパやママが怒るかな?」と不安になり積極的になる事ができず、逆に委縮してしまう原因となてしまいます。

我慢をする。という事は人の顔色を伺うために行うことではありません。

本当に子供の為になる我慢なのか?考えながら注意をする必要があります。

見守る事も大切。子供の先回りをして我慢をさせすぎない

子供の行動を見ていると、この先どんなことが起きるのか?親は想像がついてしまうものです。

ちょっと危ないかな?と思って「はい。ストップ~!」と止めさせて我慢ばかりさせていては、子供にとって押し付けとなり本当になぜ我慢をしなくてはいけないのか?を考えさせるきっかけを失くしてしまいます。

例えば、長靴を履くことが大好きな子供。夏の暑い日に雨が降っていなくてもお構いなしに履きたがる時期だとします。

親であれば、晴れた夏の日の長靴は足が蒸れる上、歩きづらい。公園の遊具でも思いっきり遊ぶ事ができない。という事が想像できてしまうので、「長靴はやめて運動靴にしなさい。」と有無を言わせず履き替えさせるでしょう。

素直に運動靴に履き替えてくれない場合は、あえて長靴を履かせてお出かけさせてみてはいかがでしょうか?

あえて履かせて自分で「長靴は暑い。」という事を実感させるのです。

また公園で遊ぶ時も、危険が伴わない範囲で長靴では遊びづらい事を実感させると良いと思います。

遊びづらい事を感じてくれたら、「長靴だと遊びづらいよね。公園に来るときは次からは運動靴にしようね。」とお話をしてあげましょう。

自分自身で実感すれば、なぜ靴をお天気に合わせて履き替える必要があるのか?がわかるようになります。

納得する事で「本当は長靴が履きたいけれど、公園で遊びたいから運動靴を履こう。」という考えになり、子供にとって自分の為になる必要な我慢になるのです。

ももちろん親は荷物になりますが、長時間歩く可能性がある場合や公園で遊ぶ予定がある場合は、運動靴を持ち歩く必要があるかもしれません。

時にはどうなるかわかっていても、大きな危険が伴わない限り親は見守り、身をもって体験させることも必要です。

思うようにやらせてみて失敗する事で、次に同じような事があった時に「親がダメ。と言っていたから我慢する」という考え方から「危ないからやめよう」と知恵となって我慢を覚えられるようになっていきます。

親がすぐに大きな声を出したり、怒らない

親も人間です。子供が言う事を聞いてくれずに泣いてばかりいると、大きな声で怒ってしまいたくなる事もあります。

しかし大きな声を出すという事自体が、大人が我慢しきれていない証拠でもあるのです

気持ちをコントロールする事ができなくて、子供を怒鳴ってしまってはいけません。

きっと子供には怒鳴ってしまうパパやママも、お友達や会社では我慢をすると思います。子供だからOKではなく、ここでは我慢のお手本を見せてあげましょう。

親は子供と同じ目線で話をしても、子供と同じ土俵に立ってはいけません。子供の気持ちになる事は大切ですが、親が子供と同じレベルになって争う必要は無いのです。

あくまでも冷静に落ち着いて「どうしてこうなってしまったの?」「何があったの?」と子供から状況を聞く様にしましょう。

例え親が何が起きていたのか。状況を把握していたとしても、また子供が言っている事が間違っていても、子供の口から最後まで話をさせましょう。

頭ごなしに決めつけるのは簡単ですが、そこはぐっとこらえて子供の気持ちを聞き出してあげましょう。そして「どうしてダメなのか?」「どうしたら良かったのか?」大人の立場で話をしてあげましょう。

なんでも買わない。プレゼントは、ほどほどに

今は何でも子どもの欲しい物が手に入りやすい時代です。ネットをポチっと押すだけで安くて良いものが家に居ながら簡単に購入する事ができます。

また100円ショップでも子供が欲しい物がたくさん売られているので、子供に「ほしいな~。買って~。」とおねだりをされると、ついつい「これくらいの値段ならまいっか!」と買い与えすぎたりしてはいませんか?

いつでも、どこでも欲しいと言われてたら買ってしまうのは、子供にとって良い事ではありません。我慢をさせる事もとても大切なのです。

例えば、お誕生日やクリスマスなど。特別な時にしかプレゼントがもらえない子供は、何カ月も欲しいおもちゃを我慢するわけです。

我慢した分、実際に手に入った時の喜びは大きく、きっとおもちゃを大切にするでしょう。

ところが親だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんにまでプレゼントを買ってもらう機会が多く、沢山玩具を持っているような家庭のお母さんから不思議な話を耳にする事があります。

「プレゼントは何がほしいの?」と聞いても、「何でもいい。」クリスマスなら「サンタさんに任せる。」という言葉が出る子がいるそうです。

おもちゃ屋さんに連れて行っても、なかなか本当に欲しいものが決まらない。という事もあります。どうやらほとんどのおもちゃが家に揃っていて、本当に自分が欲しいものが分からないというのです。

それって寂しいな。と思います。我慢して手に入れる子の方が感動が大きく、常に与えられている子供の方が無感動になってしまっています。

今は親が買い与える事ができるので、何でも欲しいものが手に入るかもしれません。ところが大きくなるにつれ、自分が手に入れたい物が簡単に手に入らないという現実を知ることになります。

その時に、なんでも与えられて我慢をしなかった子供は、手に入れる事ができない現実を乗り越える事ができるでしょうか?

子供のうちから、何でも欲しいものが簡単に手に入れられるわけではない事をしっかりと教えてあげましょう。

我慢をする事で、得られる喜びや感動がある

いかがでしたか?我慢する事で子供は感情のコントロールを覚えていきます。その結果、忍耐強く成長してくれるでしょう。

忍耐強くなれば、難しい目標も達成するために努力をする事ができるでしょう。何か目的を達成するためには、遊びたい事。やりたい事。を我慢しなくてはならない事もあります。

我慢した分だけその子供は、達成した時の喜びを覚える事ができるのです。その喜びや感動に人間らしい心の成長があるように思います。

我慢をさせず親が手を差し伸べるのは簡単です。子供に我慢をさせる方が親にとってもエネルギーや忍耐力が必要なのです。

それでも、子供が将来幸せになるために。お金では買えないものを身に着けるために。親は子供に我慢を教えてあげましょう。

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