子供の円形脱毛症の原因はストレスではない!治療や対処法

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2016/05/20

円形脱毛症かもしれない赤ちゃん

大人に多いと思われている円形脱毛症ですが、実は小さい子供にも決して無縁の話ではありません。

円形脱毛症に関して、原因は全てストレスという間違った認識をされている方も多く、親としては自分を責める事があります。

でも実際にはストレスだけが原因ではないのです。ではどのような原因で円形脱毛症の症状がみられるのでしょうか。考えられる様々な原因と対策についてご紹介します。

子供に円形脱毛症の疑いが…。まずは皮膚科で診察をしてもらおう

子供の後頭部を見てびっくりされた経験をされた方がいませんか?

頭に「ハゲ」があり、それが100円玉くらいの大きさだと本人は気が付かないという場合があります。

円形脱毛症ということを疑い、ストレスが原因ならば子供を診察してくれる心療内科を受診するように考えるかもしれません。

しかしまずは皮膚科を受診するようにしましょう。皮膚科は赤ちゃんにも対応してくれますので、安心してください。

出来る限り早めに気が付いてあげれば、脱毛している部分が小さくて済みます。早期発見は大切です。

しかし子供がどうしても病院の受診を嫌がるようでしたら、しばらく自宅で食材に注意する、生活改善するなどの早めの対処法で対応しておきましょう。こちらについては後述します。

円形脱毛症は薄毛とはどう違うの?

髪の毛がまとまって抜けると、薄毛なのかそれとも円形脱毛症なのかと悩んでしまうかもしれません。しかしこの2つは起こる原因が違います。

円形脱毛症の場合

自己免疫疾患や年齢、ホルモンバランスの乱れなどが主な原因です。

薄毛の場合

毛髪のサイクルが乱れるのが要因です。毛根が劣化などしてしまいます。サイクルが乱れる原因は、ストレスや皮膚疾患、生活習慣の乱れがあります。

薄毛は毛髪のサイクルが元に戻ればまた髪の毛が生えてきます。

早寝早起きで成長ホルモンがたくさん分泌すると言われる、22時には熟睡出来るようにしてあげましょう。

子供の円形脱毛症は3種類あり!早いと1歳からなる事も…

円形脱毛症になるには3つの種類があります。

  • 単発型
  • 多発型
  • 前頭脱毛型

これら3つについて分類してご紹介します。

単発型
脱毛した部分が1、もしくは2か所に見られる場合です。たくさん脱毛している部分がないので、すぐに気が付かないこともあります。

自然に治癒するケースが多く、神経質にならなくても良いでしょう。

多発型

単発型以上の箇所に脱毛部分が見られる事を言います。こうなってしまうと自然に治癒する事が難しいために、必ず専門医に診察してもらうほうが良いでしょう。

また、一度改善の方向へ行ってもぶり返してしまうケースも少なくありません。「よくなったから」と治療を中断する事がないように気を付けましょう

前頭脱毛型

数か所の脱毛が繋がって広範囲な脱毛が見られる場合です。進行すると頭髪だけでなく、まゆ毛や全身の毛が脱毛することがあります。

本人が鏡を見て気が付く、もしくは友人など周囲から指摘される事も多くなります。

先程も述べたように、円形脱毛症というと大人がなるというイメージがありますが、1歳の子でも円形脱毛症になる事があると言われています。

ただし赤ちゃんの中には寝ている時に後頭部をこすりつけて、その部分だけ抜け毛があるというケースもあるため違いを見つけなくてはなりません。

こすって脱毛する場合はまだ1歳になっていない乳児がほとんどで、成長と共に自然に毛が生えるため心配は不要です。

円形脱毛症の原因は自己免疫疾患!アトピー体質は要注意

円形脱毛症をインターネットで検索すると、原因はストレスです!と書かれているサイトが多くヒットします。

ですので「子供が何かしらストレスを受けているのでは」と心配されるかもしれません。

確かに、大人の円形脱毛症はストレスが原因の場合が多いようですが、子供の場合には自己免疫疾患が原因である事が大きいと言われています。

自己免疫疾患って何?と思われる方もいるでしょう。

自己免疫疾患とは、元々自分が持っている病原菌などをやっつける免疫力が何らかの拍子に過剰反応し、様々な症状を発症する事です。

円形脱毛症の他、一般的なのが関節リウマチで、花粉症などのアレルギーも自己免疫疾患が要因として発症する事があります。

原因がわからないため、予防する事が難しいので実際には既に脱毛してから気が付く、というケースが多くなります。

アレルギーの子が発症しやすい!理由は体の中で免疫が過剰になっているから

アトピー体質などのアレルギーがある子供のほうが発症しやすくなります。

アレルギー体質という事は、アレルギーに反応する物質に対して何らかの過剰反応をしているのですから、既に体内で攻撃態勢が作られています。

免疫が過剰になっているために、頭皮に対しても同様に過剰な反応を起こしやすいというわけです。

ストレスも一因になっている可能性がある

現在だけでなく、もともと円形脱毛症はストレスが原因ではないか、と長く言われていた時代がありました。

そして実際大人の円形脱毛症の原因は、ストレスが主流という意見も見られます。

そのため子供の原因でもストレスが多少は影響している、と考えられています。円形脱毛症の原因が断定出来ないために、様々な要因が疑われているのです。

ストレスは様々な不調を作ってしまうので、ストレス発散を心がけるようにフォローしましょう。一緒に悩みを取り除いてあげる気持ちで接してください。

子供は脱毛すると大人のハゲのようになる、と不安を抱くかもしれません。しかし円形脱毛症とハゲの原因は異なることを説明してあげましょう。

栄養バランスの良くない食事が髪にも影響を与える

髪の毛の育毛に関して、食事は影響を与えています。脱毛症になったのならば、どんな食事をしていたのか思い出してください。

特に亜鉛に関しては頭皮や髪などに影響を与えるので、亜鉛を摂るよう食事に気を付けてみましょう。

親が過去に円形脱毛症ならば子供に遺伝も…

親の体質は子供に遺伝する事が多いため、もしも親が子供の頃など円形脱毛症に悩んだとしたら、我が子も遺伝している可能性があります。

遺伝の場合はストレスや食事といった原因より体質の問題が関係していて、家族内の遺伝は約30パーセントとも言われています。

抜毛癖は円形脱毛症とは違う!ストレスが原因の病気です

脱毛症と間違えやすい病気の中に、抜毛癖というものがあります。これは髪の毛が自然に抜けるものではなく、自分で髪の毛を抜いてしまうものです。

髪の毛をいじっている事が多い場合、抜毛癖に移行する可能性があると言われています。

小学生になったくらいの女の子に多いと言われていますが、もっと小さい子でも発症するケースはあります。

抜毛癖の原因はストレスの事が多く、次第に癖になってしまうケースがあります。そのため、気が付いた時に止めさせる事がベストです。

一度癖になると大人になっても続けてしまうケースもあり、場合によっては心療内科などでカウンセリングを受けて原因を取り除く必要が出てきます。

そして「髪の毛を抜くのは悪い事」と認識するようになると、トイレなど親に見つからない空間で髪の毛を抜く事もあります。

トイレをはじめ、どこかに髪の毛がごそっと落ちていないか確認してください。円形脱毛症と違うかどうか、わかりにくい事もあると思います。

いずれにしろ皮膚科を受診して、原因がなんであるかを判明させる事が大切です。

円形脱毛症の治療法として、まずは外用薬を使う事から始める

皮膚科を受診し、円形脱毛症という診断が下った場合にはどのような治療を行うのでしょうか。

最初は塗り薬を処方される事が多いのですが、この薬はリンパ球を抑制する作用が含まれています。

ステロイドの薬なので比較的効果がすぐに感じられるものですが、ステロイドの強さを調整しながら使用するようになるので、定期的な通院が必要になるでしょう。

また血行が良くなるほうがより髪の毛に良い影響を与えやすくなりますので、血行を良くする内服薬や外用薬を出される事もあります。

これらは軽症な時に行われる治療方法ですが、重症の場合はより専門的な治療法となります。

例えば局所免疫療法といって、リンパ球を別の場所に移動させる事もありますし、紫外線照射療法という方法もあり、いずれにしても医師の診断によって変わってきます。

脱毛の部分が目立ち隠せない場合には義髪を使うケースもあります。

しかし残念な事に今の段階では「これが絶対に有効」という画期的な治療法があるわけではなく、多発型とか重症の場合には改善してまたぶり返して…と何度か繰り返す事もよくあります。

そう考えると治療には何年間という長期的な時間が必要になる事もある、と思っておくほうが良いでしょう。

自宅で出来る子供に対するケア方法

単発型の自然に半年程度ほどで治るものではない場合には、長期的な通院も必要となり治療を受ける子供もケアする大人も根気が必要となります。

特に子供の場合、抜けている場所や大きさによっては他の髪の毛で隠れないと、周りの友達にいじめられてしまうかもしれない、と心配になるかもしれません。

円形脱毛症の場合には子供に責任があるわけではないのですから、自分を責めないように見守ってあげる事も大切です。

枕カバーは抜け毛が目立ちにくい色を選ぶ

髪の毛がたくさん抜けるというのは大人も子供も衝撃的な事です。この衝撃的な状況を見てショックを受けないようなフォローは大切です。

朝起きた時に枕カバーにたくさんの髪の毛が抜けていると、どうしても子供はショックを受けてしまいがちです。

髪の毛がたくさん抜けるかもしれない、という事を前提にして白など抜け毛が目立つ色のカバーは使わないようにしましょう。

子供のシャンプーに関しては親がしている年代だと思いますが、排水溝などに普段から髪の毛がたまらないようにして、抜け毛のある光景が子供の目に入らないようにします。

帽子やバンダナ。子供が恥ずかしくないアイテムを準備しよう

髪の毛が生えるまでは出来るだけ子供の事を考えると、目立たないようにしたいものです。

その間は子供が気にしないで過ごせるように、外出時を中心に帽子やバンダナを上手に活用する事をお勧めします。

デザインや色は子供に選ばせてあげ、子供が喜んで使えるようにしましょう。子供の精神ケアも同時に大切となります。

家にいる時くらい髪の毛の事は気にしないで過ごせるようにしてあげたいですね。

保育園や幼稚園などの集団生活でのクラスメイトから何か言われる、という問題が一番我が子の心を痛めてしまう可能性があります。

大切なのは子供が脱毛に関して周りからいじめられないかです。そのためにも担任の先生へ報告し、協力をお願いする形がお勧めです。

お友達から外見の面で何か言われるという心配に加え、周囲の大人からは「原因はストレスでは」と疑われ今度はご両親が辛い気持ちになるかもしれません。

最低でも保育園・幼稚園の先生方にはストレスが原因ではないという事を説明し、理解してもらうほうが親も気持ちが軽くなります。

周りの子供たちから馬鹿にされないように、髪の毛を短くする事も特に男の子には有効です。

パントテン酸について意識して食べる

パントテン酸はレバー・納豆・鶏肉・うなぎなどに多く含まれています。抗ストレスホルモンを創りだしてくれる物質で、ストレスと戦ってくれる優れモノです。

免疫をアップさせる作用があり、皮膚や粘膜の健康維持にも期待出来るので、ホルモンバランスも安定します。

更に、代謝を良くしてくれる物質で、蛋白質や脂質、炭水化物を素早く体に取り込んでくれる役割も果たしてます。ストレス解消のために、パントテン酸を意識しましょう。

食事でパントテン酸が不足する事は少なく、摂りすぎで有害になるとの報告も今の所はありません。ただしサプリなどでの必要量以上の過剰摂取は要注意です。

吐き気や食欲不振がみられる場合には、摂りすぎている可能性がありますので注意して見てあげてください。

円形脱毛症にならないためには、血行を良くする生活を目指す

円形脱毛症に一度なると、再発する可能性もありますので以前よりも気を付けて生活するほうが安心出来ると思います。

自分で出来る対策のひとつに血行を良くする事があります。子供の場合でも毎日シャワーで済ませるよりもゆっくりとお風呂に入るほうが血行は良くなります。

また、食事も気を付ける事により、血行が良くなる事があります。

例えば胡麻・生姜・梅干などが血行を良くする食べ物だと言われていますので、意識して食べさせるのはいかがでしょうか。

梅干しは苦手なお子さんもいると思いますが、胡麻ならばご飯に毎日混ぜて食べさせる事も簡単に出来ます。

他にもフルーツ類で有名なビタミンCは、血管を丈夫にしてくれる+抗ストレスホルモンを作り出す作用が期待出来ます。

胡麻は白髪などにも改善が期待来ると言われていますから、ママやパパも一緒に食べれば子どもも喜んで食べてくれるでしょう。

アーモンドやナッツに多く含まれている、ビタミンEもお勧めです。ビタミンEは毛細血管を拡張してくれるので、血液の流れが良くなるという利点があります。

血行を良くする食事を普段から心がけて、早く治るように対策していきましょう。

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