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妊娠のバロメーターである基礎体温が上がらないってどういうこと?

2014/10/02

妊娠を望むプレママさんの中には、毎朝基礎体温を測って、体のチェックをしている方も多いでしょうね。基礎体温とは、体が生命維持のための活動によって生み出す熱の影響が少ない、安静時の体温を指して言いますが、これは女性の体の様々な変化のバロメーターと言えるのです。

基礎体温の変化と妊娠への準備

基礎体温は、通常低温期と高温期に分かれていますが、高い低いといっても0.3から0.5度の僅かな差しかありません。基本的に排卵が起こるまでは低温状態が続き、卵胞が成熟して排卵が起こると、子宮内膜を成長させ妊娠しやすい状態を維持するために、基礎体温は上昇します。

なのでこの時期を見極めていられたら、スムーズな妊娠につながりやすいということですね。でも何故か、いつまでも体温が上昇するタイミングがこなくて、低温状態がフラットなままが続く場合もあります。

その時女性の身体には何が起きているのでしょうか。可能性として「無排卵月経」が考えられます。これは月経が普通に起きているのに排卵が行われていない状態で、当然妊娠は望むべくもありません。

原因としては卵胞の成熟を促すホルモンが働いていない、あるいは分泌のタイミングがばらばらになってしまっているなど、女性器である卵巣と子宮をコントロールするホルモンに、何故か不具合が生じている状態なのです。

したがって、基礎体温を毎日記録した結果、月経は来ていても日々の基礎体温に目立った上がり下がりの無い方は、排卵が起きていないことを疑う必要が出てきます。

排卵が起きていない場合どうしたらいいのか

女性ホルモンの分泌はメリハリがはっきりしていることが理想です。毎月周期を守って分泌が始まる時期、抑えられる時期が決まってくると、基礎体温の波も安定した形になってきます。

基礎体温がフラットのまま変化せず、卵胞が上手く成熟していないということは、ホルモンの分泌が弱いか、あるいは弱い状態でランダムに出続けているということが原因として考えられるでしょう。

排卵をコントロールするホルモンは、脳の視床下部という部分から分泌されています。脳は私たちの体を健康に保ち、トラブルに対処する中枢ですから、当然外からの刺激に敏感で、ストレスに強く影響される弱点があります。

ホルモンの分泌が乱れている時は、この視床下部もなんらかの強い刺激による不快感から、疲労してしまっているということが考えられるでしょう。

その刺激とは、まず仕事の忙しさからくる疲労、人間関係のトラブル等の精神的ストレス、あるいは過激なダイエットによる低栄養状態。他にも様々に原因が考えられますが、1番いいのは、本人が自分で気付くことができるということですね。

妊娠を目指し、正常な排卵を促すためには、今貴方の日常の中で1番心身に負担を与えているものを取り除くことが肝心なのです。例えば仕事、例えばパートナーとの関係。急に変えることはとても難しいでしょう。

でも赤ちゃんが欲しいという目標が明確であるのなら、女性としてその願いを最優先にしてほしいと思います。なので今すぐにできること、思いつくことから生活環境を変えてみてほしいと思います。

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