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出産時にわかると思ってた…赤ちゃんの血液型はいつ調べるの?

2014/12/31

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「え、知らないの?」母親に言われ気になったのが、子どもの血液型。母が自分を産んだ時は、その病院で調べてくれるのが主流だった様子です。現在では、調べないところが多いようなのですが、それはどうしてなのでしょう。そして、どうやって調べればよいのでしょうか。

血液型はどう決まる?

確実に血液型を検査するには、その人が持っている血液中の赤血球表面にある「抗原」を正確に知る必要があるそうです。

そして、A型の抗原を持つ人がA型、B型の抗原を持つ人がB型、A型とB型のどちらも持っていればAB型、O型はどちらも持っていないという具合に判断されます。

表検査と裏検査といわれる2種類の検査が行われ、その一致率をみます。

赤ちゃんのうちに調べられないの?

生まれてすぐに調べる場合、臍帯血をもちいると、赤ちゃんの血液とお母さんの血液が混ざり、お母さんの方の抗原が強く反応する可能性があるそうです。

また、赤ちゃんの血液の状態はすぐには安定せず、その状態は1歳ころまで続くようです。そんな中で血液検査をしても、信頼できる結果が得られないというわけです。その結果、大人になったら、「これまで知らされてたのと違った!」ということも今までには数多く報告されています。

加えて、子どもの血液を採取するのは、大人に比べて手間がかかるという側面もあります。赤ちゃんの細い血管を見つけるには、何度も針を刺さなければいけなかったり、泣き叫んで暴れるのを看護師さんが数人がかりで押さえておかなければいけません。結構壮絶な光景になるようです。

実際、うちの子が生後3ヶ月でインフルエンザにかかった際には、血液検査の際、「お母さんは待合室でお待ちください」と親の目に触れないようにする配慮がありました。そんな思いをしてまで、血液型を「今すぐ」調べる必要はないのではないかというのが、最近の考え方のようですね。

何歳になったら調べられるの?

1歳未満ではあいまいな赤ちゃんの血液状態。安定してくるのは、4歳以降といわれています。

抗原の強さが関係しており、新生児では大人の三分の一程度の弱さだったものが、2~4歳で同程度の強さになるからです。

知らなくて困ることはないの?

親としては、「もし何かあった時に血液型が必要になったらどうしよう」という思いもあります。しかし、輸血が必要となったりした場合、医療機関ではきちんと直前に血液型を含めた様々な事柄を確認してから行うそうなので、心配はいらないといいます。

外国では多くの人が自分の血液型を知らずに過ごしており、日本人が知りたがるのは、血液型による性格診断、占いなどが頻繁に取り沙汰される社会に原因があるようです。日常生活を過ごす上では、必ずしも知っている必要はないといってよいでしょう。

いずれ知るときがくるまで、「この子はお父さんと同じA型だわ」「いやこんなところはB型のお母さんそっくり」といった話題で盛り上がるのもまた楽しいではありませんか。それでも調べたいときには、小児科などで相談すると引き受けてくれるようですよ。

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