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加湿がカギを握る!子供を風邪から守る上手な暖房との付き合い方

2015/02/16

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子供は風の子と昔から言われるように冬の寒い時期に外で元気に遊ぶことはとても良いこと。でも室内でも寒さに負けないように!と暖房を使わないのは逆に体力を奪ってしまいます。

かといってどの位暖房すればいいのかって、とても難しくありませんか?今回は風邪に負けないためにどのように暖房と付き合っていけば良いのかをご紹介します。

暖房の適温

一般的に暖房をする場合の適温は18~23℃と言われます。ただ子供の場合はもともと体温が高く、また動き回るためすぐに汗をかいてしまうため18℃くらいで十分でしょう。

18℃じゃ大人が寒いという場合には一枚多く着るとか首、手首、足首を冷やさないような工夫をするようにして室温を上げ過ぎないようにしましょう。家の中全体はなかなか暖かくできずどうしても廊下やトイレは寒くなり、急激な気温の変化は体への負担が大きく危険なためです。

また室温が18℃に満たない場合でもホットカーペットなどを併用することで直に体を温めるのもとても良い方法です。

湿度が重要だった!

冬は暖房プラス加湿が当たり前になってきて、加湿器も様々なものが手に入るようになりましたね。インフルエンザやノロウイルスは低温・乾燥が大好き。また体が冷えると免疫力が低下するため適度な暖房と加湿が病気を防ぐ上で重要になります。

ここでは湿度について少し詳しく見ていきましょう。ご存知の方も多いと思いますが、湿度というのは空気中に含まれる水蒸気の割合。気温が上がると含むことのできる水蒸気の量が増えるため、気温を上げるだけでは湿度は下がっていきます。

例えば室温10℃、湿度60%の1㎥の部屋を暖めていく場合を考えてみましょう。気温が10℃では空気中に含むことのできる水蒸気は9.4g/㎥なので湿度60%のこの部屋には水蒸気は5.64gあることになります。

室温 湿度 湿度100%の水蒸気量
  10℃   60%   9.4g
  15℃   44%   12.8g
  20℃   32%   17.3g

つまり加湿しないまま、ただ空気を暖めていくと20℃になった時には湿度はなんと32%まで下がってしまうということなんですね。これを60%まで上げるためにはあと4.7gの水蒸気を空気中に増やす必要があります。

これは1㎥の狭い空間での話なので水蒸気の量も少ないですが、実際の部屋となるとかなり加湿をしなければ空気はカラカラになってしまうということです。

逆に20℃で60%まで加湿した部屋が夜中の間に10℃まで冷えてしまうと、空気中に含むことのできる水蒸気の量を超えているため結露が発生するのです。

暖かいからと室温を上げ過ぎると加湿もその分たくさん必要になり、結露を産む原因となってしまうんですね。結露はご存知の通りカビの原因になりますから風邪を予防するつもりがアレルギーや喘息を引き起こすことになりかねません。

加湿が必要ない暖房?

「うちは加湿器使ってないけど湿度が低くならないのは何で?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。暖房器具によってはつけているだけで加湿もしているものがあるんです!

それは石油・ガスファンヒーターやストーブなど燃料を燃やして熱を出しているもの。これらは燃やす時に二酸化炭素と水が発生するので自然と加湿していることになるんですね。

実際に石油ファンヒーターを使っている部屋の湿度を調べてみるとしっかり湿度は保たれていた、むしろ上がったという報告もあります。

部屋の広さや元の湿度、温度設定にもよりますがこれらの暖房器具を使う場合にはそれほど加湿に気を付ける必要はないと言って良さそうです。ただ不完全燃焼による一酸化炭素中毒の危険があるため必ず1時間に1度は換気をしましょうね。

逆に空気を暖めているだけのエアコンやオイルヒーター、電気ストーブの場合には加湿が必要になります。お日さまの暖かい光で室温が上がる場合にも、もちろん湿度はグングン下がりますので気を付けて。

小さなお子さんのいる家庭ではやけどなどの事故の可能性も考えあわせて、どの暖房器具を使うかを検討してみてください。

こまめにチェックする習慣を!

寒い、暖かい、乾燥している、潤っているという感覚は実際に気温・湿度計を見てみると全くあてにならないことが良く分かります。

お部屋を快適に保ち、お子さんが活発に活動できて丈夫な体を作るためには家に数か所、気温湿度計を置きこまめにチェックすることが大切です。習慣になるとついつい見てしまうものですよ。

冬の良く晴れた日には湿度が30%ほどになってしまっていることも。静電気の起こりやすい日は特に要注意です。乾燥には十分な対策をしましょうね。

暖房器具、加湿器を上手に利用して元気に冬を過ごしたいですね!

みんなのコメント
  • じぇんちゃんさん

    子供が出来てからエアコンをやめて加湿とデロンギにしました。風が赤ちゃん当たるのがなんか怖くて、同じ思いの人は多いと思います

    でもデロンギ家計に優しくない電気代・・

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