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片付けをしっかりしつけることは子供に沢山の贈り物を与えること

2014/07/24

何度言っても聞かないと、ついついお母さんが片付けてしまいがちですが、子供にとってお片付けはとても大切です。お母さんが助かるだけでなく、お子さんにとっても良い影響があるからです。

千葉大学名誉教授で心理学者、そして頭の体操シリーズで有名な多湖輝先生によると、お母さんが片付けをしっかりしつけてあげることは、沢山の贈り物を子供に与えることだといいます。

片付けることで子供が手に入れる贈り物とは一体何なのでしょうか。沢山ある中から「①ルールを守れる子になる、②公平の意味が分かるようになる、③思いやりの心を育てる」これら3つの贈り物をご紹介します。

ルールを守れる子になる

なかなか片付けをしてくれない子供達は、それが悪い事とは思っていない場合がほとんどだそうです。遊びに夢中になり、お片付けの事など考えている場合ではないのかもしれませんね。

でも「散らかしたままでも遊べるから片付けなんていいや」というような思考は、片付けなくてもいい理由にはなりません。本人が平気なことでも、周りが迷惑し嫌な気分になってしまうのなら、例え家庭のなかであろうとも許されることではないからです。

皆が心地よく過ごすためのルールとして片付けをしなくてはいけません。少し厳しいやり方のように思われるかも知れません。しかし片付けをしないと困る人がいる。だから片付けというルールを守らなくてはいけない。片付けを通じてそういった認識を持たせましょう。

公平の意味が分かるようになる

ズルをしたっていい、自分さえ得すればいいというような考えに対して、大人だけでなく子供も敏感です。例えばテストでカンニングをして良い点数をとることや、教室のものを壊したのに他の人のせいにすることは認められません。子供達はこういったことに厳しいのです。

子供の頃から公平について学ぶことは大切です。そして片付けはそのことを学ぶ絶好の機会なのです。子供にとって片付けという作業は、地味で単調なこと。しかし、自分が使ったものは自分でしまわなくてはいけません。

誰かに押し付けることは不公平に当たります。片付けをしつけることで、子供はこういった公平の意味を理解していきます。周りのお友達に対して公平なだけでなく、自分自身に対しても公平な目を持てるようになるのです。

思いやりの心を育てる

家事の大変さは毎日それをやっている主婦・主夫が1番よく分かります。仕事の辛さはその仕事に従事する人が最も身にしみて知っています。でも手助けしあうことで、お互いの苦労を理解しあうことが出来ます。

それと同じで、子供はお手伝いすることで大変さが分かるそうです。例えば脱いだ服を裏返しのまま洗濯機にいれる子は、自分で裏返しになった服を1枚ずつもとに戻すことで、その大変さとなぜお母さんが怒っていたのかに気付くことでしょう。

片付けもそうです。片付けを自分ですることで、その大変さに気付きます。自分が散らかしたおもちゃなのに、こんなに大変な思いでお母さんは片付けていたのかと分かるようになります。

気持ちを素直に伝える

片付けを促す際に「片付けなさい!」と言うだけでなく「このままだと、おもちゃにつまずいてしまって危ないわ」「物が沢山出ていて、掃除機をかけられないわ」など困っている事を具体的に伝えてください。

そうすることで、子供は少しずつ、片付けないことが家族に迷惑をかけているのだと分かるようになるそうです。誰かが困っているという認識を持たせる事が片付けへの第1歩です。

子供が片付けたら喜ぶ

子供が片付けをできるようになるまで時間がかかります。片付けをしつけるお母さんも大変ですが、遊びたい気持ちを抑えて片付けをしている子供達も大変です。でも、辛いことでも相手が喜んでくれると少し気持ちが変わりませんか?

自分の苦労に対して、誰かが感謝してくれたら嬉しくなりますよね。「片付けてくれたおかげで、掃除機をかけることができるわ。ありがとう」等とお母さんが喜べば、子供のやる気も高まります。小さなお片付けにも気付き喜んであげてください。

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