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片付けられない子供が片付けをやる気になる!親の心理テクニック

2016/08/03

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子供に「片づけをしなさい!」と何度言っても、なかなか片づけられる様にならない。そんな悩みはありませんか?

お片付けを自分から進んでしてくれれば、ママもゆっくりお茶をする時間が作れるのに!とイライラする事もあるでしょう。

残念ながら、子供は「掃除をしなさい!」という言葉で自ら片づけをする様にはなりません。なぜなら子供にとっては、楽しい遊びを中断してまで掃除をする意味がないからです。

一体どうしたら、子供が自ら掃除をしてくれるのでしょうか?

それは、子供が掃除をする事は、自分にとってメリットである!と実感する事が近道なのです。

ここでは、子供が自ら「片づけをしよう!」と思える様な、やる気を引き出す心理テクニックをご紹介します。

子供に「早くしなさい」「片づけしなさい」の言葉は逆効果

みなさんは、片づけのできる子に育てたい!という思いから「片づけをしなさい」と子供に言ってはいませんか?

しかし、子供に言ってもなかなか片付かない。ようやくイヤイヤ片づけをしたとしても、翌日にはまた散らかっている。

そんな繰り返しにママもイライラ。今度は強い口調で「いつも言ってるでしょ!出したら片づけなさい!」と思わず怒ってしまう事もあると思います。

子供は、ママのその様子にびっくりして片づけをする…そんな繰り返しの生活。

本当は片づけができる子になってほしいはずなのに、言わないとできない子になってしまっているのです。

子供は、片づけが好きではありません。なぜなら、遊んでいる方が楽しいからです。

楽しい遊びを中断してまで片づけをするのは、お母さんに怒られるから!という理由になってしまっているのです。

「綺麗になったら、気持ちいでしょ!」と言葉で伝えても、気持ちいのはママであって子供の本音は「汚くてもそんなに気にならないけど・・・。」と思っている子も少なくありません。

遊ぶ時間は沢山散らかしても大丈夫!

特に小さな子は、短時間で遊び道具を次々変えます。次はあれ!その次はこれとなり、使っていたおもちゃはその場に放置が当たり前です。

理想は、今までつかっていたおもちゃを片付けてから次のおもちゃを出すというのが理想ですが、子供にとってそれはまず無理な話だと思ってあげてください。

おもちゃは遊ぶ物であり、片付ける物という認識ではないのです。

ママはいちいちイライラして怖い顔にならず、そして、「片付けなさい!」と怒鳴らないように、ちょっと肩の力を抜いてみましょう。

夢中で遊んでいる子供に「片付けなさい」という言葉がけははっきりいって聞こえていないも同様で無駄なのです。

ママも何かに真剣に組んでいる時に、周りからそれを中断するように言われたらどう思いますか?

遊びの時間は遊びの時間と割りきって、散らかしてもいいよと自由に遊ばせてあげましょう。

どんどん散らかっていく部屋が気になる…ところですが、グッとこらえて子どもの遊びを見守りましょう。

掃除をする事で、子供の考える力や優しさ・思いやりを育む

掃除は、一体誰の為にやるのでしょうか?少し考えてみてください。

掃除をする事で、自分にとって様々なメリットがでてきます。

綺麗に片づける事で、本当に必要なものなのか?選別をする事を学びます。

これは、決してモノや片づけの話だけでなく、人生においても「自分にとって本当に必要な事」「そうでない事」など選別をする機会は、沢山あります。

掃除は、そんな感覚を養う大切な行為でもあります。

身の回りを綺麗にする事で、使いやすい。効率の良さの重要性も学ぶことができます。

そして自分の為だけ!という枠を超え「掃除をやる事で、自分以外の誰かかが助かる!喜ぶ」という優しさまで身に着ける事ができるのです。

つまり掃除は「親の為にやらせる行為」になってしまっては、ナンセンスなのです。

子どもが自分の事は、自分でやれる!という責任感を持つこと。自立するために教える子育て教育とも言えるのです。

掃除をやる気にさせる!ママができる5つの魔法のかけ方

とは言え、子供はそう簡単に掃除を自らやる気にはなりません。そうです。先ほども言いましたが、子どもは掃除が嫌いなのです。

ならば、ママの言葉かけや行動で、子供の心理を動かしてみませんか?

4つの魔法のかけ方をお教えしちゃいましょう。

  • 自分がどんな部屋にしたいのか?を具体的にイメージさせる
  • 掃除をする事で生まれる、自分へのメリットを理解させる
  • 掃除のやり方を教え、自分のアイデアを取り入れさせる
  •  

  • 親も率先して取り組む!親子で役割分担をする
  • 綺麗な部屋がイメージできるように、綺麗な部屋をつくる

詳しく説明していきますね。

自分がどんな部屋にしたいのか?を具体的にイメージさせる

子どもは、工作やブロックを夢中でやります。

それは、「こんな風にしたい!」という完成図が頭の中にできていて、それを作りたいと思うからなのです。

であれば掃除も同じような気持ちにさせてみては、いかがでしょうか?

例えば子供に「こんな部屋が作りたい!」というイメージをさせるのです。

とは言っても子供に「どんな部屋にしたい?」と急に聞いても、漠然としすぎる質問にピンとこない子供もいるでしょう。

まずは子供の好きな遊びを使って考えさせましょう。例えばおままごとが好きな子供であれば、「ここに、○○ちゃんの素敵なキッチンができたらいいね。どんなキッチンが素敵かな~?」と声をかけ、子供にイメージをさせます。

そして「お部屋がスッキリしていたら、素敵なお茶会ができそうだね。」と、どんどん自分の作りたいお部屋をイメージさせてあげてください。

きっと子供の心の中には「汚い部屋」ではなく、「綺麗なお部屋」が浮かんでいるのではないでしょうか?「どうしたら、そんなお部屋になるかな?」と促してみるのもいいでしょう。

そして、こんな部屋にしたい!という思いを明確にしてあげましょう。そして「考えたお部屋を一緒につくってみない?」と声をかけてあげてください。

1人で作り上げるのは、大変な印象を受けてしまいますが、ママがいれば楽しくなって一緒に始める気になります。

掃除をする事で生まれる、自分へのメリットを理解させる

掃除をする目的は、あくまで自分自身の為です。

子供にとって、掃除をする事でどんなメリットがあるのか?を理解してもらわなければ、子供は掃除を必要としません。

掃除ができていると、子供にとってどんなメリットがあるのでしょうか?例えば子供のおもちゃは、小さくて細かいものが沢山あります。シルバニア・メダル・カード・スーパーボール・ブロック。

これが適当に大きな箱に入っていたり、床に散らかっていては怪我をする可能性もありますし、ママも怒りモードですよね。

そんな困りごとは、子供がヘルプを出してきたときに伝えてあげましょう。

「ママ~あのメダルどこへ行った?一緒に探して~」と言って来たら、チャンスです。

ママがここでできるのは、収納ケースを用意して綺麗に整理整頓するとや、片づけにどんなメリットがあるのかを伝える事です。

「不便だね。こんなに散らかっていると探すのに時間がかかって遊ぶ時間が短くなっちゃうね。もしも、ケースに入っていれば、探す時間も短くなっていっぱい遊べるよね。お友達にも、自慢のメダルを全部見せられるね」

片づける事で子供がメリットと感じられる具体的な話をしてあげると、お片付けをする意味が理解しやすいでしょう。

掃除のやり方を教え、自分のアイデアを取り入れさせる

子供が掃除をやりたがらない原因の一つに、「そうじのやり方」が分かっていない。というケースも考えられます。

大人にとっては、そんなに難しい事ではないので、気が付きにくい点です。

考えてみてください。大人でも「必要か?」「必要でないのか?」悩む書類があるように、子供にとっては、「いる物」「いらない物」の選別すら難しいのでどんどんため込んでしまいます。

とりあえず、引き出しに入れておこう!なんて事になって、ママが引き出しを開けたら、おもちゃが詰め込んである!なんて事もあるかもしれません。

それは、子供がどこに何を片づけ良いのか?明確になっていないからなのです。

ママは、掃除をする時に一度は一緒にやってあげましょう。どこに何を入れるのかを一緒に考えるのも良いでしょう。

「良く使うおもちゃは、何処に入れる?」と、子供にも考えてもらい、良く使うおもちゃであれば、取り出しやすい場所が良いという事も教えてあげられると、お子さんの中でひらめきも増えていきます。

また、小さなおもちゃたちを片付ける際、小さな箱やちょうど良いサイズの箱を一緒に探してみるのも良いでしょう。100円ショップであればサイズも形も豊富にそろっています。

失敗しても良いのです。どうしたら、取り出しやすい収納ができるのか?解決策のアイデアを子供がから引き出す事がやる気の一歩なのです。

あまり細か分類をしてしまうと、小さな子にはわからなくなってしまいますので、大まかな分類を一緒に決めていきましょう。

分類例を挙げておきますね。

  • 人形類
  • ぬいぐるみ類
  • ミニカー類
  • ブロック類
  • おままごと類
  • 文具類
  • その他のもの

おおよその分類を決めて、「その他のもの」のスペースを大きめにしておくと便利です。分類分けのやり方を教えたら、後は子供にどんどん自由にやらせてみましょう。

自分で収納を決めると、自分だけの大切なスペース!という気持ちになり喜びもあります。それが、綺麗にしようと思うきっかけにもなります。

2~4歳の小さなお子様であれば、なかなか自分でアイデアを出すのが難しいと思いますので、何処に何をしまうのか?ママが決めて、明確に教えた方が良い場合もあります。

ただ、年中さんや年長さんになってくると、自分の身の回りのことを考えてできるようになってくる年齢にもなります。

ママが、できそうかな?と思ってみたらぜひ、収納箱を用意して子供のヒラメキやアイデアを使って掃除をさせてみましょう。

親も率先して一緒に楽しく取り組む!

成果物を褒める

「このブロック上手に作れたね。」「この絵、上手に書けたね」など、遊びの成果物を褒めながら片付けると、子供も嬉しい気分になって寄ってきてくれるでしょう。

子供に相談する

子供に片付けをする上で相談をもちかけるのもいいですね。「これ、どこに片付けたらいいかなぁ?あぁ、ここかな」などです。

片付けの役割分担をする

また「○○ちゃんは、ブロックを片付けてくれる?ママはこっちのプラレールを片付けるね」など、片付けの役割分担をするのも、子供にとっては取り組みやすくなります。

子供が担当した場所は親がやり直して片付けることはしない方が良いと思います。子供に「自分はお片づけが出来る!」と自信を持ってほしいからです。

大げさに綺麗になった部屋の気持ちよさをアピールする

全部片付け終わったら、「○○ちゃんが手伝ってくれたから、綺麗なお部屋になったね!片付いたお部屋は気持ちいいね!」と大袈裟にアピールして片付けられたことを褒めてあげましょう。

毎日これを繰り返していれば、子供は自然に「お片づけすると気持ちいい!」と思ってくれるようになるはずです。

親が率先して片付けに誘導していますが、親だけでやるのではなく子供を巻き込んで!片付けは親がやってくれると子供に感じられてしまっては、元も子もありません。

綺麗な部屋がイメージできるように、綺麗な部屋をつくる

「綺麗な部屋って気持ちいよ!」と伝えても、あまり響かない子供もいます。それならば体感させてみる事が最も早い方法です。

ママもなかなか掃除をする時間が無いと思いますが、ママの頑張りで1度1部屋だけで良いのでとても綺麗な部屋をつくってみましょう。それは、洗面所でもどこでも良いです。

モノがなく使いやすい!気持ち良い!という事がどのようなメリットがあるのか体感させるのです。

それが、自分の部屋を「こんな風にしたい!」という思いにも繋がってゆくと思います。

子供のやる気を妨げない。ママのサポートテクニック

子供は、大人の様に上手く掃除ができるわけではありません。ですから、ママのサポートは不可欠です。

子供は、ちょっとした応援で更にやる気になってくれますし、逆にママの何気ない一言がやる気を失ってしまう事もあります。

子どもに「掃除をしよう!」と思わせる。そんなママのサポートテクニックを紹介します。

  • だらだら片づけをさせない。時間を決めるのがポイント
  • 「これじゃダメ」と言わない。ある程度は大目に見てあげて
  • 大人の都合は通じない。タイミングを良く考えや声がけを
  • 掃除をしてくれたら、ママが助かるという気持ちを伝えよう

詳しく説明していきますね。

だらだら片づけをさせない!時間を決めるのがポイント

子供にとって掃除は、楽なものではありません。「キレイに片づけるのに、どれくらい時間が掛かるのか?」考えるだけでも、ものすごく大変なイメージを持っている子もいます。

ですから、だらだら掃除を続けていると、いつの間にか他事に気がいってしまい、片づけているはずのおもちゃで遊んでいたり、片づけていたはずが逆に散らかっているという現象がおきてしまいます。

「5分だけ頑張ろう!」とか、「今日はここの片づけを頑張ろう」などと、時間や場所を限定して集中してやらせる事で効率よく進みます。

「これじゃダメ」と言わない!ある程度は大目に見てあげて

子供は、そんなに掃除が上手いわけではありません。ママの完成図は、モノがなくとっても綺麗な部屋かもしれませんが、子供にとっては頑張ってもモノが出ていたり、分類分けが上手くいっていなかったりする事もあります。

ですから、子供が掃除を頑張っている時に「こんな片づけ方じゃ、ダメだよ。」「まだ片付いてないよね。」と言ってしまったり自信を失うような言葉がけをしてはいけません。

子供がやる気になっている時に、マイナスな言葉がけをすると「どうせやっぱりできないんだ。」「やっても、文句を言われちゃうんだ」と子供のやる気を失ってしまうきっかけになってしまいます。

完璧な掃除を求めたいママの気持ちは、わかりますが 掃除は経験と共に上手になっていきますので、あまり完璧を求めないようにしましょう。

まずは遊びを中断してまで「自ら掃除をした!」という事が素晴らしいのですから、しっかりそこをほめてあげて、次に繋げてあげましょうね。

大人の都合は通じない!タイミングを良く考えや声がけを

出かける時間になって、「すぐに片づけしてね」と言ってもなかなか子供は動いてくれません。大人は急いでいるのに、子供はお構いなしです。

子供にとって、すぐに気持ちを切り替えて片づけるのは、なかなか難しいものの様です。

ですから出かける予定があるときは、遊ぶ前にあらかじめ「△時にでかけるからね。お片付けちゃんとそれまでにおわらせようね」と伝えてあげましょう。

時計がまだ読めない子供も多いと思いますので、アナログ時計を用意して「長い針がここにきたら、お片付けはじめてね。」など余裕をもった片づけの計画をたてて、声がけをしてあげると良いでしょう。

お片付けのオススメタイミングは◯○の前!

しばらくの間遊ぶと、子供も飽きてきたり疲れて次の行動に移ろうとします。遊び以外の次の行動に移る前!ここが片付けの絶好のタイミング なのです。

「じゃあ、次に〇〇する前にお片づけしてみようか!」と誘ってみましょう。

  • おやつを食べる前に
  • ご飯を食べる前に
  • お出かけする前に
  • お風呂に入る前に
  • 寝る前に

他にもあると思います。全てのタイミングで片付けするのではなく、1日1回どこかのタイミングでいいのです。それを習慣づけることを目指しましょう。

また、お片付けのテーマ曲を決めて、その曲が流れたらお片づけの時間!という合図にすると子供にもわかりやすいですね。

運動会のかけっこで使われるような、チャッチャッとした感じで、少し慌ただしい曲の方が、競争心を掻き立てられ、片付ける気分になってくれるかもしれませんね。

掃除をしてくれたら、ママが助かるという気持ちを伝えよう

お子さんが掃除をしてくれると、ママは本当に助かります。

掃除をして当たり前!という思いは捨てて、子供に「助かったよ。ありがとう」という思いをぜひ伝えてあげてください。

喜んでくれた人がいる!という事が分かれば、お子さんにとっては自信になります。そして、「掃除をする事で助かる人がる。」という気づきにもなります。

ぜひ、ママの嬉しい気持ちを沢山伝えてあげてくださいね。

ポイントは、タイミングと具体的にメリットを伝える事

いかがでしたか?子供は、自分にとってメリットがあると分かれば掃除を自らするようになります。

私の子供も、「お友達をおうちに呼びたい」と言った時、「綺麗なお部屋だともっと楽しく遊べるね。汚いお部屋だと恥ずかしいし、危ないから片付けしない?」と伝えたら一生懸命掃除をしてくれました。

子供への声かけは、タイミングよく具体的に伝える。これがポイントです。

そして、子供の意見やアイデアを取り入れて、協力できている!という自信や思いを養ってあげましょう。

また、部屋が散らからないためには、「片付け」以外にも、もう1つポイントがあります。

なるべく家のここでおもちゃで遊ぶ!というメインの遊び場を作っておき、散らかる場所を一定にしておくことです。

リビングの一角でもいいですし、どっかのお部屋1部屋でもいいです。片付けがその一角で済むのでオススメです。

ぜひ、ママの魔法の言葉でやる気UPさせてみて!そして部屋が綺麗に片付いた状態を目指してくださいね。

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