赤ちゃんが風邪…下痢の時にお風呂はOKか?など症状別ケアポイント

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2016/12/16

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赤ちゃんが生まれると、すぐにお世話がスタート。

赤ちゃんはいきなり様々な病気になります。熱が出たり、吐いたり、下痢になったり、咳が出たり、鼻水が出たり…。

そんなときに慌てないために、病気になる原因や、詳しい症状、どのような対処をすればいいのか、おうちでのケアや病院にいくタイミングなどについてご紹介します。

うちの子もしかして風邪?風邪症候群の判断基準

鼻やのどの粘膜からウイルスが入り込み、ウイルスのついた部位に症状がでるのが、おもな風邪症候群の症状です。症状には以下のものがあります。

  • せき
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • くしゃみ
  • 喉の痛み

このような症状が出た時、まずは風邪を疑います。ウイルスには様々ありますが、発熱、腹痛、下痢、発疹が出ることもあります。

風邪と間違えやすい病気

風邪かなと思って病院へ行き、風邪ではない場合もあります。風邪と同じような症状が出る病気は参考までに以下のものです。

突発性発疹では高熱の後に赤い発疹が全身に出る

突発性発疹は突然38度以上の高熱が出て、3,4日ほどで下がります。熱が下がると一日以内に赤い小さな発疹が全身に広がります。

風邪と似ている症状は、高熱や軽い下痢や咳などがあるところです。

突発性発疹に特徴的な症状は、以下のものです。

  • 高熱の割には機嫌がよく、食欲もある
  • 高熱後24時間以内に出る赤い発疹

病院では発疹が出るまでは突発性発疹と言う診断が出ないので、それまでは風邪と同じホームケアをします。

インフルエンザでは風邪よりもさらに重い症状が出る

インフルエンザは感染した人のくしゃみやせきによって飛沫感染し、感染力が強く、潜伏期間は1~4日ほどです。

風邪と似ている症状は、鼻水、喉の痛み、せきなどです。

インフルエンザに特徴的な症状は、以下のものです。

  • 寒気で体がぶるぶると震える
  • 高熱が一週間以上も続く
  • 全身がだるくなる
  • 全身のあちこち(筋肉や関節)が痛くなる

6カ月以上なら、赤ちゃんでも予防接種を受けることができます。症状が重い場合には早めに受診して下さい。

溶連菌感染症はつらい喉の痛みが特徴

溶連菌感染症は、溶血性連鎖球菌によって起こる病気で、喉の痛みが特徴です。

風邪と似ている症状は、39度前後の高熱と、喉の痛み、頭痛や嘔吐などです。

溶連菌感染症に特徴的な症状は、喉が真っ赤にはれ、つばを飲み込むのもつらいほどののどの痛みが出ることです。

猩紅熱(しょうこうねつ)という病気に進行すると、赤く細かい発疹が全身にひろがり、舌にも真っ赤なブツブツがでることがあります(イチゴ舌)。

咽頭結膜熱(プール熱)では、目ヤニや目の充血がある

咽頭結膜熱はアデノウイルスの感染で起きる夏風邪の一種で、プールで集団感染することがあるので「プール熱」とも言われます。

風邪と似ている症状は、39度~40度の高熱と喉の痛み、せき、鼻水などです。

咽頭結膜熱に特徴的な症状は、以下のものです。

  • 目の充血
  • 目ヤニが多く出る(結膜炎の症状)

結膜炎の症状があると、眼科と小児科のどちらにいくか悩むところですが、熱やせきの症状がある場合に、眼科に先に行く必要はありません。小児科でみてもらってから、紹介や勧めがある場合に眼科へいきましょう。

気をつけたい!風邪によって併発する病気

赤ちゃんの抵抗力が弱くなると、ただの風邪でも症状が重くなり、病気を併発することがあります。風邪によって引き起こされる症状は以下のものです。

  • 激しい咳が出る…急性気管支炎
  • 高熱やのどの痛みがひどくなる…急性扁桃腺炎
  • 耳が痛くなる…中耳炎
  • 発熱によって起こる…熱性けいれん

早めにケアすることが重要です。

熱が出た!熱が出るのは、体の防御反応

体にウイルスや細菌が入ると、体は体温を上昇させます。体の体温が上がることで、ウイルスや細菌の増殖は抑えられます。

つまり、発熱は自分の体を守るためにおこなわれる反応なのです。

ですから熱を下げることよりも、どうして発熱したのか知り、その原因に対する治療をすることが大事です。

赤ちゃんの場合は体温よりも全身症状に気をつける

通常、37.5度以上あると「発熱」といいます。

しかし赤ちゃんの場合は、熱が38度以上あっても、元気に笑ったりしていることもあり、お母さんとしてはびっくりすることもあります。

赤ちゃんと大人では熱に対しての反応が全く違うため、赤ちゃんの場合は、熱の温度よりも、全身症状に気をつけてみるようにしましょう。

「全身症状」とは以下のようなことです。

  • 元気があるか
  • 機嫌がいいか
  • 食欲はあるか
  • おしっこはいつもどおりでているか(色が濃くないか、回数が少なくないか)
  • 他の症状はないか(発疹、下痢、嘔吐、鼻水、せき)など

赤ちゃんが発熱したかも…疑わしい場合にすべきこと4つ

赤ちゃんが熱っぽいと思ったら、まず以下のことをしましょう。

  1. 赤ちゃんの体温を測る
  2. 発熱以外の症状がないか全身症状を確認する
  3. おでこや体の状態を見て、熱が上がっていそうであれば熱を測り、メモしておく
  4. 水分をとらせる

詳しく以下で説明していきます。

赤ちゃんの熱のはかりかた

赤ちゃんの熱を測るときは、以下のようにしましょう。

  1. 赤ちゃんの脇の下の汗を拭きとる
  2. ママの膝の上に赤ちゃんをのせ、脇の下に体温計をはさむ
  3. 腕をぎゅっと押さえる

わきが汗でぬれていると、うまく体温を測れなくなります。必ず汗を拭きとってから体温を測りましょう。

赤ちゃんの平熱を普段から知っておこう

赤ちゃんの平熱を知っていると、突然の熱が出た時や、健診や予防接種の紙を書く時など普段から役に立ちます。

体温は通常朝が高く、夕方から高くなります。午前中の平熱と夕方の平熱を知っておくと便利です。

食事前の安静にしている時に、一度、はかってみましょう。

赤ちゃんの発熱以外の症状でみておきたいこと

赤ちゃんの発熱以外の全身症状については、以下の点を確認します。

  • 元気があるか
  • 機嫌がいいか
  • 食欲はあるか
  • おしっこはいつもどおりでているか(色が濃くないか、回数が少なくないか)
  • 他の症状はないか(発疹、下痢、嘔吐、鼻水、せき)など
おしっこの色が濃い、回数が極端に減っているなどのときは脱水症状を起こしかけている可能性があります。すぐに病院を受診しましょう。

もし元気がなかったり、食欲がなかったり、機嫌が悪い時にはすぐに病院へ連れていきましょう。受診を急いだ方がいい症状について、以下で説明します。

0~3カ月の赤ちゃんの発熱で、病院に急いで連れていく症状

三ヶ月以下の赤ちゃんは、たとえ元気でも容体が急変することがあります。特に元気がないなど気になる症状がある時には、すぐに受診した方が安心です。

37.5度以上の発熱があり、診療時間外でも病院に急いで連れていく場合は、以下の時です。

  • 顔色が悪く、元気がなく、グッタリしている
  • 食欲がなく、水分もとらない
  • 機嫌が悪い
  • 痙攣・ひきつけをおこす

元気で食欲があるならば、37.5度以上の発熱があっても、診療時間内の診察で大丈夫です。

しかし38度以上の発熱が出ている場合は、診療時間内でいいので必ず受診するようにしましょう。

4か月以上の赤ちゃんの発熱で、病院に急いで連れて行く症状

赤ちゃんも4カ月になると、熱に対して少しだけ強い体になります。発熱以外に特に気になる症状がなければ、たいていは診療時間内の受診で大丈夫です。

37.5度以上の発熱があり、診療時間外でも病院に急いで連れていく場合は、以下の時です。

  • 顔色が悪く、元気がなく、グッタリしている
  • 食欲がなく、水分もとらない
  • 機嫌が悪い
  • 痙攣・ひきつけをおこす
  • 熱が40度以上ある
40度以上の熱が出た場合には、早めに病院へ連れて行くようにしましょう。

熱が出た時、おうちでのケア

熱が出たら幼稚園や保育園はお休みし、病院へ行きましょう。また外出をひかえ、家で絵本を読むなど安静にすごしましょう。

他に、おうちでできるケアをご紹介します。

こまめに水分補給をする

発熱で怖いのは脱水症状です。発熱しているとわかったら、こまめに水分を与えましょう。どのような水分を与えるかについては、以下のようなものがいいでしょう。

  • おっぱい
  • ミルク
  • 湯ざまし
  • 麦茶
  • 乳児用イオン飲料
  • 経口補水液

電解質を補える経口補水液や乳児用イオン飲料がおすすめですが、とりあえず赤ちゃんが飲めるものならば、上記のどれでも大丈夫です。

あまり飲みたがらない場合でも、スプーンなどでこまめに与えましょう。

食事はのどごしのいいものを、いつもどおりに与える

食欲があればいつもどおりに与えましょう。

風邪の時こそ「体力をつけなければ!」とご飯をたくさん食べさせたい親心がありますが、無理強いせず、赤ちゃんが食べられる範囲であげましょう。

メニューはうす味でのど越しのいいものにします。たとえば以下のようなものです。

  • おかゆ、おじや
  • くたくたに煮たうどん
  • 野菜スープ
  • ゼリー、プリン

発熱のほかに下痢の症状がある場合は、普段より柔らかめの物を与えるようにしましょう。

衣類や空調で温度調節を心がける

赤ちゃんの体の調子を見ながら、体を冷やしたり、温度調節をして、快適に過ごせるケアをしてあげましょう。

  • 冷たいタオル、水枕や冷えピタなどでおでこを冷やす
  • 額や背中にかいた汗は、お湯で絞った温かいタオルでふいてあげる
  • 衣類が濡れるほどたくさん汗をかいたら、着替えをさせる
  • 赤ちゃんが暑がるならば、室内の温度を調整する
  • 空気が乾燥しすぎないように、定期的に空気を入れ替える

冷たいタオルや水枕などで額を冷やすのは、顔が赤くなったり、汗をかきはじめてからにします。熱の上がり始めは寒気がするため、冷たいタオルや水枕で額を冷やすのはよくありません。

機嫌がいいならばお風呂に入れても大丈夫

赤ちゃんの機嫌が良かったり、元気があるならば、通常通りお風呂に入れても大丈夫です。

ただし、浴槽に長くつかると熱が上がることもあります。体が温まる程度にさっと入って出るだけにするか、シャワーをするだけにとどめましょう。

吐いた!赤ちゃんが吐くのはよくあること

赤ちゃんが吐くと、親としてはびっくりしてしまいます。しかし、おっぱいやミルクをのんだあとにちょっぴりミルクを吐く「いつ乳」などがあるように、赤ちゃんはよく吐くものなのです。

赤ちゃんは胃の入り口のしまりが緩いため、よく吐いてしまうのです。

しかし、他の病気のために吐く場合もあります。ちょっとした吐き気なのか、病気による嘔吐なのか、どのようなタイミングで病院へ行くべきなのか等をご紹介します。

赤ちゃんが吐いた場合にすること8つ

赤ちゃんが吐いたら、まず以下のことをしましょう。

  1. 吐いたものでのどを詰まらせることがあるため、吐いた後の顔は横に向ける
  2. ガーゼで口の周りと口の中を綺麗に拭きとる
  3. たて抱き抱っこにし、吐き気がおさまるのを待つ
  4. 落ち着いたら、衣類を綺麗にする
  5. 吐く様子を確認してメモしておく
  6. 吐いた物が食べた物と違うおかしな色(緑、赤)をしている場合、写真を撮る
  7. 水分を与える
  8. 体温を測り、他の全身症状がないか確認する

詳しく以下で説明していきます。

吐いた時に確認しておきたいこと4点

吐いた時には、病院を受診するときに伝えることを確認しておく必要があります。

受診時に医者に伝えるのは、以下のことです。

  • 赤ちゃんがいつどのような状況で吐いたのか(授乳後、離乳食後、遊んでいるときに突然なのか)
  • 嘔吐物の色は何色か
  • どんな内容物を吐いたのか(ミルクか、離乳食か、血液か、胆汁(緑色)なのか)
  • 何回くらい吐いたのか

嘔吐物が血液や胆汁だった場合、受診を急ぎましょう。

赤ちゃんの嘔吐以外の症状でみておきたいこと

嘔吐以外の症状については、以下のことを確認しましょう。

  • 元気はあるか
  • 機嫌はいいか
  • 食欲はあるか
  • 他の症状はないか(発熱、発疹、下痢、鼻水、せき)など
おしっこの色が濃い、回数が極端に減っているなどのときは脱水症状を起こしかけている可能性があります。すぐに病院を受診しましょう。

もし元気がなかったり、食欲がなかったり、機嫌が悪い時にはすぐに病院へ連れていきます。受診を急いだ方がいい症状について、以下で説明します。

0~3カ月の赤ちゃんの嘔吐で、病院に急いで連れて行く症状

3カ月までの低月齢の赤ちゃんは脱水症状をおこしやすいので、よく確認した方がいいでしょう。

嘔吐した場合に、診療時間外でも病院に急いで連れて行く場合は以下の時です。

  • 血液や胆汁(緑色の液)を吐く
  • 元気がなくグッタリしている
  • 水分を取る以上に、吐く量が多い
  • 授乳のたびに噴水のように吐く
  • おなかが張っている
  • おしっこが出ない
  • 唇が乾いている
  • 12時間以上、下痢が続いている
  • 吐くときに激しく泣く

血液や胆汁(緑色の液)を吐いた場合は救急車を呼んで、緊急に受診が必要です

唇が渇く、おしっこが出ないなどの場合は、脱水症状になっている可能性があるので急いで受診が必要です。

4か月以上の赤ちゃんの嘔吐で、病院に急いで連れて行く症状

4ヶ月以上の赤ちゃんになってからかかりやすい病気と言うのがあります。反復して何度も泣く場合には、6カ月から2歳の子供がなりやすい「腸重積症」などの病気になった可能性があります。

  • 血液や胆汁(緑色の液)を吐く
  • 元気がなくグッタリしている
  • おなかが張っている
  • おしっこが出ない
  • 唇が乾いている
  • 12時間以上、下痢が続いている
  • 反復して何度も泣く
  • 頭痛がある
  • 頭を打った後に強く吐いた
胆汁を吐くのは腸閉塞の可能性があります。急いで受診しましょう。

感染性胃腸炎が疑われる場合に、二次感染を防ぐ方法

ノロウイルス、アデノウイルス、ロタウイルスなどのウイルスや細菌が胃や腸にはいりこみ起こるのが感染性胃腸炎です。

嘔吐したときに、下痢や発熱などの症状が出ている場合は感染性胃腸炎が疑われます。

感染性胃腸炎はうつりやすいので、吐いた物や下痢などが出た場合、以下のように処理して二次感染を防ぎます。

下痢の症状がなくなったからといって安心してはいけません。患者の便にはしばらくウイルスの排出が続きます。患者の便や嘔吐物を処理する際には使い捨ての手袋を使用し、用便後や調理前の手洗いを徹底しましょう。

便や嘔吐物はペーパータオル等で取り除き、ビニール袋に入れてください。残った便や嘔吐物の上にペーパータオルをかぶせ、その上から50倍~100倍に薄めた市販の塩素系漂白剤を十分浸るように注ぎ、汚染場所を広げないようにペーパータオルでよく拭きましょう。

とはいえ、赤ちゃんが吐いた時にここまでするのは難しいです。できるだけすばやく嘔吐物を袋に包んで捨て、流水と石鹸で素早く手洗いをするだけでも全然違います。

子供が感染性胃腸炎になっている時には、こまめな手洗いを心がけましょう。

吐いた時、おうちでのケア

吐くのは一回とは限りません。吐いた時には二度目の嘔吐に備えて、吐いた物で窒息しないように赤ちゃんは横向きに寝かせます。

ねんね時期の赤ちゃんは、背中に丸めたバスタオルなどを当てると、ぐらぐらせずに横向きにできます。

ねんね時期以降の(首が据わった)赤ちゃんは吐き気がおさまるまでたて抱きだっこしてあげましょう。

水分補給は段階をふんで少しずつ与える

脱水症状をふせぐために、こまめに水分を与えましょう。

吐いた後の赤ちゃんに水分を与える際には、以下のように段階をふみましょう。

  1. 吐いた後30分から1時間は何も与えずに様子を見る。
  2. 様子見後、何も吐かないで落ち着いた場合、湯ざまし、麦茶、経口補水液を10分~15分おきに少しずつ与える。与える量はだんだん増やすようにする。
  3. 吐き気がおさまって1、2時間たち、それまで吐かなかった場合にはおっぱいやミルクを少しずつ与える
  4. お腹が張っている場合、げっぷをさせる

ミルクの濃さは薄くしたりせずに、通常通りの作り方で、量だけ半分量から与えます。

食事は様子を見て与える

食事は様子を見て与えましょう。離乳食を始めたばかりの場合は、離乳食を無理に与えなくてもいいので、吐いたその日はお休みにします。

吐き気がおさまり、水分補給ができて食欲が回復したら、赤ちゃんが食べられるものを少しずつ与えていくようにしましょう。

  • おかゆ、おじや
  • くたくたに煮たうどん
  • 野菜スープ
  • ゼリー、プリン

以上のような食べやすいメニューにします。

吐き気がおさまればお風呂に入れても大丈夫

お風呂に入っても大丈夫なのは以下のようになってからです。

  • 発熱や下痢などのほかの症状がない
  • 吐き気がおさまって、元気がある

吐いたあとに、落ち着いたならば、シャワーでさっと体を洗ってあげましょう。

下痢をした!赤ちゃんは下痢になりやすい

赤ちゃんは消化機能がまだ未熟です。そのため離乳食や水分を多めに取っただけでも、一時的に軟便になることもあります。

うんちが多少緩めでも、食欲があり、機嫌が良いなら、様子を見ていいでしょう。

赤ちゃんが下痢になったらすべきこと4つ

赤ちゃんが下痢をしたら、まず以下のことをしましょう。

  1. オムツを取り替える。汚れがひどい場合はシャワーで洗い流す。
  2. 体温を測り、他の全身症状がないか確認する
  3. 水分を与える
  4. 下痢の回数とうんちの形をチェックする

できれば下痢のたびにおしりを洗い流してあげましょう。洗ったお尻には保湿剤を塗ります。

下痢をしたときに確認しておきたいこと

病院を受診するときに伝えることを確認しておきます。受診時に医者に伝えるのは以下のことです。

  • 一日何回くらい下痢をしたか
  • 軟便なのか、水のようなうんちなのか
  • 色は白かったり、血が混じってはいないか
  • 他の症状はないか(発熱、おう吐)など

ウンチが白かったり、血混じりだった場合には至急受診しましょう。

0~3カ月の赤ちゃんの下痢で、病院に急いで連れて行く症状

3カ月までの赤ちゃんの下痢で怖いのは脱水症状です。下痢の回数や量が多い時には水分を取らせるようにします。

感染症だとすぐに重症化しやすいので、早めに受診することが大事です。

下痢の場合に、診療時間外でも病院に急いで連れて行く場合は以下の時です。

  • 下痢の量がとても多い
  • 水分をとることができない
  • 白っぽいうんちが出た
  • 下痢なうえに、38度以上の熱も出ている
  • 唇や口の中が渇いている
  • 6時間以上おしっこが出ていない
  • 下痢のほかに嘔吐の症状もある

おしっこが出ない、唇が渇いているというのは脱水症状のサインです。

4か月以上の赤ちゃんの下痢で、病院に急いで連れて行く症状

下痢の回数や量が少なくて、水分を取ることができるならば、急いで受診しなくても大丈夫です。

脱水症状の兆候があったり、通常とは違う色のウンチが出た場合は至急受診が必要です。

下痢の場合に、診療時間外でも病院に急いで連れて行く場合は以下の時です。

  • 眠れないでウトウトしている
  • 水分をとることができない
  • 白っぽいうんちが出た
  • 血便が出た
  • 下痢なうえに、38度以上の熱も出ている
  • 唇や口の中が渇いている
  • おしっこの回数がいつもより少ない
  • 下痢のほかに嘔吐や腹痛の症状もある
うんちの色が白っぽい場合には胆道閉鎖症、イチゴジャムのようなうんちでは腸重積症の疑いがあります。診療時間外でも早めに受診しましょう。

下痢になった時、おうちでのケア

下痢の時はお尻がかぶれやすくなっています。以下のことに気をつけましょう。

  • 下痢をしたら、おむつはすぐに交換する
  • できれば、下痢の度にシャワーや座浴などで綺麗にお尻を洗ってあげる
  • もしくは湯で絞ったガーゼでやさしくお尻を拭いてあげる
  • うんちを拭きとった後のおしりに、ワセリンなどの保湿剤を塗り皮膚を保護する

赤ちゃんの皮膚はかぶれやすいので、優しく保護しましょう。

入浴は禁止ではありませんが、下痢についてはほかにも熱を伴っていたり体がぐったりしているなどの別の症状も併発していることが考えられるので、お風呂に入れるかどうかはお子さんの体調と相談が必須です。

また、胃腸風邪などの場合は浴槽の中でうんちをしてしまうかもしれないので、下痢がおさまるまではシャワーで対応するほうが無難です。

もし何日も入っていなくて赤ちゃんが痒がったりという場合は、気温が高めのお昼間にシャワーやベビーバスでの沐浴するなどの方法も検討してみてくださいね。

お風呂に入る場合は、必ずいつも以上に湯冷めしないように気配りをしてあげてください。さらなる下痢の悪化は絶対に避けなければなりません。

また、下痢の時には、お尻を拭く頻度が圧倒的にふえるので、市販のおしりふきを使い過ぎると刺激を受ける頻度が多くなり、おむつかぶれを発症して見る見るうちに真っ赤…という状況になってしまうことも。

おむつをすぐに交換、シャワーや座浴でおしりを優しく洗ってあげて、お尻の清潔を保ってあげてください。

そして、保湿をしておむつかぶれを未然に防ぎましょう。

少しずつ何度でも水分補給をする

下痢では水分が多く失われます。こまめに水分を与えます。

  • おっぱい
  • ミルク
  • 湯ざまし
  • 麦茶
  • 乳児用イオン飲料
  • 経口補水液

症状がひどい場合には経口補水液がおすすめですが、赤ちゃんが飲めるものなら上記のどれでも大丈夫です。

離乳食よりも水分補給を優先にする

下痢の時には離乳食よりも水分補給を優先に行ってください。

離乳食を始めて間もない赤ちゃんは、2、3日離乳食をおやすみして様子を見ます。離乳食が進んでいる場合には、ひと匙ずつ様子を見ながらすすめます。

赤ちゃんが元気で食欲もあるようなら、いつもどおり離乳食を与えても大丈夫です。以下のような消化にいいメニューがいいでしょう。

  • おかゆ、おじや
  • くたくたに煮たうどん
  • 野菜スープ
腸の粘膜が傷ついているので、牛乳やヨーグルトなど乳糖を含む物は避けます。

咳が出た!せきは呼吸を正常に保つため

せきは気管につまった分泌液や異物を除いて、呼吸を正常に保つための防御反応です。

以下のことが原因で咳は出ます。

  • ウイルスや細菌、アレルギー物質などで呼吸器の粘膜が刺激される
  • 呼吸器の粘膜にウイルスや細菌が感染して炎症を起こす
少しくらいならば季節の変わり目や気温の差が激しい時に、冷たい空気や埃に反応して咳が出ることがあり問題ありません。しかし、ひどくなるような咳は受診が必要です。

赤ちゃんに咳が出たらすべきこと4点

赤ちゃんに咳が出たら、まず以下のことをしましょう。

  1. せきが出た時の状況を確認する
  2. せきの音を確認する
  3. 咳以外の症状がないか全身症状を確認する
  4. 水分を取らせる

詳しく以下で説明していきます。

せきが出た時の状況を確認する

咳が出た時の状況を受診時にお医者さんに伝えるために、いつどういう状況で咳が出るのかを確認します。

  • 一日中咳が出るのか
  • 朝、昼、夜、寝ている間の、いつ咳がひどく出ているか
  • 春など特定の季節になると出てくるようになるのか
  • 特定の食べ物を食べるといつも咳が出るなどの症状なのか

季節による咳や、食べ物による咳はアレルギーの可能性があります。

咳の音を確認する

咳の音も受診時にお医者さんに伝えた方がいい情報です。どういう咳なのかは、以下のような音で表現するといいでしょう。

  • ゴホン、ゴホンという咳
  • コンコンという咳
  • ケーンケーンという(犬の遠吠えのような)咳

ヒューヒュー、ゼーゼーと呼吸するたびに音が出る場合もお医者さんに伝えます。

赤ちゃんの咳以外の症状でみておきたいこと

咳以外の症状では以下の症状がないか確認しましょう。

  • 元気があるか
  • 機嫌がいいか
  • 食欲はあるか
  • 咳がひどくて眠れないということはないか
  • 他の症状はないか(発熱、鼻水、のどが赤い、たんがでる)など
赤ちゃんは咳がひどくなると眠れなくなることがあります。そのような症状も伝えるようにしましょう。

0~3か月の赤ちゃんの咳で、病院に急いで連れて行く症状

三ヶ月以下の赤ちゃんは気道が狭いのでちょっとした咳でも、突然悪化して呼吸困難を起こすこともあります。症状をよく観察するようにします。

咳が出ている時に、診療時間外でも病院に急いで連れていく場合は、以下の時です。

  • 唇の色が紫色になっている。
  • 突然、喉に何か詰まったように、激しく咳こんでいる
  • 呼吸が苦しそう
  • 一日中咳をしていて、止まらない
  • ゼーゼー、ヒューヒューなどの音がして、咳がひどくて眠れない
  • 咳がひどくて水分が取れない
  • 声が出ない
唇の色が紫色になっている時は肺炎によるチアノーゼを引き起こしているかもしれません。夜間でも病院へ連れて行きましょう。

ゼーゼー、ヒューヒューなどの音がする場合、喘息の疑いがあります。

4か月以上の赤ちゃんの咳で、病院に急いで連れて行く症状

せきがひどくなるときは、炎症が気管支や肺まで広がっている可能性があるので早めに受診しましょう。誤飲で喉が詰まったために咳が出ることもあるので、このころから誤飲にも注意しましょう。

咳がひどく、診療時間外でも病院に連れていく場合は、以下の時です。

  • 唇の色が紫色になっている。
  • 突然、喉に何か詰まったように、激しく咳こんでいる
  • 呼吸が苦しそう
  • 一日中咳をしていて、止まらない
  • ゼーゼー、ヒューヒューなどの音がして、咳がひどくて眠れない
  • 咳がひどくて水分が取れない
  • 咳がひどくて離乳食を食べられない
  • 声が出ない

誤飲の恐れがある時には、救急車を呼んで緊急受診します。

離乳食がとれない、水分が取れない時には脱水症状を起こす危険があるので、診療時間外でも早めに受診するようにしましょう。

せきが出た時、おうちでのケア

赤ちゃんが咳こんで苦しそうな時は、たて抱きにして、背中をトントンと叩いてあげましょう。咳が少し楽になり、たんもきれやすくなりますし、赤ちゃんも落ち着きます。

他に、おうちでできるケアをご紹介します。

こまめに水分補給をする

水分を与えると、喉にうるおいを与えると、たんがきれやすくなります。湯ざましやぬるめの麦茶がいいでしょう。

以下のものは避けましょう。

  • かんきつ類の果汁
  • 冷たいのみもの

かんきつ類の果汁や冷たいものはのどを刺激して、咳がひどくなることがあります。

食事はのどごしのいいものを、様子を見て少しずつ与える

赤ちゃんが元気ならば、いつもどおり離乳食をあげても大丈夫です。けれど咳こんで吐いてしまうこともあるので、のどごしのいいものを少しずつ与えるようにしましょう。

  • おかゆ、おじや
  • くたくたに煮たうどん
  • 野菜スープ
  • ゼリー、プリン

かんきつ類や、冷たすぎるものは喉を刺激するために避けましょう。

換気をして、湿度を高めに保つ

乾燥したり異物が入ると咳がひどくなることもあるので、室内の空気に気をつけましょう。

  • 窓を開けて、定期的に換気をする
  • 加湿器を使用し、室内の湿度を50~60パーセントに保つ

空気を綺麗にして、喉に優しい環境をつくります。

元気があればお風呂に入れても大丈夫

元気があれば、ぬるめのお風呂にさっと入れてあげましょう。お風呂の湯気を吸わせてあげると、呼吸が一時的に楽になります。

咳がひどすぎる時や、ゼーゼーしているときにはお風呂は控えます。

鼻水が出た!鼻水が出るのは、鼻に入った異物から身を守るため

鼻から侵入する刺激に対して身を守るために鼻水は出ます。赤ちゃんの鼻腔は大人よりも狭く、詰まり易くなっています。

赤ちゃんは鼻などの粘膜がデリケートなので、温度変化や空気の乾燥や埃が入るだけでも、鼻水が止まらなくなる事があります。

少しくらいでは病院へ行くほどのことでもないですが、以下では病院を受診する目安も説明します。

赤ちゃんに鼻水が出たらすること3点

赤ちゃんに鼻水が出ていたら、まず以下のことをしましょう。

  • 鼻水をティッシュやガーゼ等でこまめに優しく拭き取る
  • 鼻水の状態を確認する
  • 赤ちゃんの体温を測る
  • 鼻水以外の症状がないか全身症状を確認する

詳しく以下で説明していきます。

赤ちゃんの鼻水の状態を確認する

病院に行って先生に症状を説明するために、赤ちゃんの鼻水の状態を確認しておきます。

以下のような点を確認しましょう。

  • 水っぽくて透明な鼻水
  • ねばねばとしている鼻水
  • 黄色っぽくドロドロとしている鼻水
  • 常に口が開いているか(鼻が詰まって鼻呼吸できないか)
  • 鼻水が出ている状態は何日続いているか

体温を測って熱がある場合は、お医者さんにそのことも伝えてください。

鼻水が出ている時、病院を受診する目安

鼻水は少しくらい出ていても、おうちケアで様子を見ても問題はありません。以下のような症状がある場合には、病院を受診しましょう。

  • 元気がない
  • 機嫌が悪い
  • 食欲がない
  • おっぱいやミルクを飲みにくそう
  • 呼吸が苦しそう
  • 鼻水が黄色っぽくてドロドロしている
  • さらさらした水っぽい鼻水が止まらない

サラサラした水っぽい鼻水が出ている場合は、アレルギーの可能性があります。

上記の点でいずれか一つでも気になる点がある場合は、病院を受診します。すべてがクリアされている場合には、おうちケアで1、2週間様子を見ても大丈夫です。

赤ちゃんの鼻水で、病院に急いで連れて行く症状

鼻水が出て、呼吸が苦しそうであれば、診療時間外でも病院へ連れて行きましょう。

他に吐き気や発熱など他の症状がある場合は、鼻水よりもそちらの項を確認してください。

鼻水が出た時、おうちでのケア

鼻が出ているだけならば、お風呂や離乳食は通常通り与えて大丈夫です。

発熱や咳、吐き気など他の症状がある場合は、他の最も気になる項目を確認ください。

詰まっている鼻をほぐすケア

鼻が詰まっている場合には、以下のことをやってあげましょう。

  • 蒸しタオルを鼻に軽く当てる(同時に口をふさがないように注意)
  • 市販の鼻水吸引器で鼻水をとってあげる
  • ベビーオイルなどを綿棒に染み込ませ、固まった鼻水を少しずつやわらげる。

鼻の下が赤くなっているようなら、保湿クリームなどを塗ってあげましょう。

加湿をして、衣類と室温を調整

乾燥することでも鼻詰まりがひどくなるので、部屋を乾燥させないように部屋を保ちます。

  • 加湿器を使う
  • 洗濯ものや濡らしたタオルを部屋に干す
  • 煙草の煙は鼻の粘膜を刺激するので、赤ちゃんの前で吸わない
気温が下がると寒く感じてくしゃみや鼻水が出ることがあります。衣類を温かくしたり、靴下をはかせることで鼻水がおさまることもあります。

子供の病気はよくあること、落ち着いてケアをしましょう

子供が病気になると、私も最初の頃はおろおろしました。うんちがでなくて救急病院へ行き、熱が出ると救急車を呼び…(呼べませんでしたが)。

お母さんからしてみると、小さい赤ちゃんが熱でガタガタしだすだけでも、日常の大人がなるのとは全く違う症状で、びっくりしてしまいます。

赤ちゃんにそういうことがよくあるとは思わないので、元気がなくなってグッタリしていると、とてつもない不安に襲われます。

そう言う時に、もしどうしても不安な時にはかかりつけの小児科に相談するか、夜間や休日の場合には小児救急電話相談ダイヤル「♯8000」に電話をかけましょう。

休日や夜間に行ける近くの医療機関を調べておくと、いざというとき慌てなくて済みます。

しかし子供がたくさん病気をするのも、小学生ぐらいまで。

たくさんの病気を経ることで、赤ちゃんの体もお母さんのタフさもレベルアップしていきますから、安心して下さいね。

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