1歳になっても手づかみ食べをしない赤ちゃん…理由と影響

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2017/01/24

赤ちゃんが離乳食の手づかみ食べを始めると、食事中に部屋が散らかってしまってママはイライラしてしまいますね。

でも反対になかなか手づかみ食べをしようとせずに、1歳を過ぎる頃になってもママに食べさせてもらうのが好きな赤ちゃんもいます。

中には手に持たせようとすると断固として嫌がる赤ちゃんもいるそうです。1歳までに手づかみ食べしないことにはどのような理由があるのでしょう。

そして手づかみ食べをしないことによって、赤ちゃんの成長にはなにか影響が現れるのでしょうか。

赤ちゃん手づかみ食べしようとするのは好奇心の現れ!

9か月になり離乳食後期に入った赤ちゃんは、徐々に食べる量も増えて食べ物を手でつかみたがるようになります。

これ赤ちゃんが食べ物に対して好奇心を持ち始めたことの表れで、自分での手で食べ物を触ってみたいと感じているからです。

お皿の上のご飯やパンや野菜スティックなど普段食べさせてもらっているものがどんな感触をしているのか、触って確かめてみたいのです。

私の息子も、この時期に歯固めの意味も込めてにんじんスティックなどをお皿に出していると手に取っていつまでも噛み噛みしていました。

これは今後赤ちゃんが自力でスプーンやフォークなどを使ってきちんと食事ができるようになっていくために大切な時期でもあります。

離乳食中期から後半にかけて食べさせてもらうことに慣れてきた赤ちゃんは、食そのものに対して興味を持つようになるのです。

ですからこの時期に赤ちゃんの好きなように食事を手に取らせてあげることはいずれ自分でご飯を食べられるようになるための練習の期間でもあります。

子供が成長していくために毎日の食事を習慣づけることはとても重要な意味を持っています。手づかみ食べで食への興味を伸ばしてあげましょう。

せっかく用意したご飯を自分の子が手でぐちゃぐちゃにしてしまうとママは腹が立つかもしれませんよね。特に汁物の入った食器をひっくりかえされるともう大変!

でも好奇心いっぱいなのは小さな子供にとってなによりの財産なのです。体の成長も心の成長も促します。

手づかみ食べが始まったことは子供の成長の大きな一歩と考えましょう。自分で物事を把握し考える兆候が出始めています。

赤ちゃんが手づかみ食べしない理由の一つは、食事自体に興味がないから…

しかしその一方で1歳を過ぎるころになっても自分の手で食べ物を持って食べようとしない子供もいます。

赤ちゃんは一人ひとり個性が違います。遊び食べするのが大好きでどんどん手を伸ばす子もいればそうでない子もいるのです。

ご飯を手で持って食べ始める時期は月齢によって個人差が様々ですが、いつまでも自分で手で持って食べようとしない子どもさんは発達の具合に不安も出てきます。

なかなか自分でご飯を食べようとしない子供にはどうやって手づかみ食べをさせたらいいのでしょう。適切な進め方はあるのでしょうか。

お腹がすいていないと、なかなか興味を持ってくれない…

まず第一に、小さな子供というのはお腹が空いていないと食べることには興味を持ってくれません。

離乳食が進むにつれておやつの時間などもとっていますか?その時にお子さんに果物や赤ちゃんせんべいのような簡単なものを食べさせすぎていませんか?

お腹がいっぱいだと食事には集中できません。本当ならお腹が空いてのご飯を食べる筈の時間が来ても、赤ちゃんは食事に注意を持ってくれないのです。

お腹がいっぱいなために食べたいという意欲が刺激されないのですね。手づかみ食べが進まないお子さんにはご飯のタイミングが合っていない可能性が考えられます。

このようなお子さんは毎日の食事やミルクの回数やタイミングを調節しましょう。何時に何を食べるか、どのくらい食べるか一度はっきり確かめてください。

完母で育てているお母さんは、どのくらい母乳を飲んでいるか分かりずらいと思います。

1歳を過ぎるころには徐々に普通の食事の方をメインにしていきたいので、授乳の回数も減らし行きましょう。

それが分かったら、

  • おやつの習慣が出来ていたらおやつと食事の間隔をしっかり取る
  • 母乳、ミルクの量を徐々に減らしていってみる
  • 泣いたからと言ってだらだらとものを食べさせる習慣をつけないようにする
  • 外でしっかり遊ばせてお腹を空かせる

などの工夫をしてみてください。

小さな子供にとって朝食、昼食、夕食のタイミングで適切にお腹が空かないということはとても心配です。

それによって生活リズムが崩れて寝る時間や起きる時間にも変化が出てしまうかもしれないからです。これは相談した先輩ママからのアドバイスでした。

お腹がすくと自然と食べ物を欲するようになりますから子供も自分から何か食べたいという欲求を持つようになるでしょう。

食べ物の状態もチェック!べたべた、とろとろのものだと手でつかめません!

毎日のおかずにいつまでも離乳食初期のようなべたべたとろとろのおかゆ状のご飯ばかりをつくっていたりしませんか?

離乳食は月齢や体の成長に合わせて徐々に食べ物を大きくして、水分を少なく固めにしていきたいものです。

食べやすいからといっていつまでも柔らかいものばかり食べさせていると、噛む力が強くなりませんし体や脳の発達にもいい影響を与えません。

赤ちゃんは成長に合わせて徐々に硬いものを食べさせる方が歯も丈夫になり、肥満解消や知的発達につながるのです。

大きさや硬さは段階を踏んで進めていきますが、特に1歳を迎えるころにはもう普通に炊いたご飯を食べている子もいます。

我が家の息子は1歳の誕生日の時にいただいた鯛で鯛めしを作って食べさせてから、普通の炊き加減のご飯を食べさせるようになりました。

新米ママは何時ごろから離乳食の形状を変えたらいいのかよくわからないかもしれませんが、離乳食メニューは一進一退を繰り返しながら変化していくものです。

今日はこの硬さのものが食べられなかったからと言って同じものばかり食べさせていないで、手で持ちやすい硬さの物にもトライしてみましょう。

ずぼらママでも準備が簡単な手づかみ食として

  • バナナを棒状に切ったもの
  • ふかしたサツマイモを棒状に切ったもの
  • ベビーフードのせんべい
  • 食パンをスティック状または一センチ角に切ったもの

がおすすめです。パンやバナナをスティック状にするときには子供の手でもつかみやすい形もよく考えて試してみてください。

毎日同じようなものになっていませんか?飽きて興味がなくなっているのかも

最初の項でも書きましたが子供に食事をさせよと思ったら好奇心を刺激するということはとても大切です。

子供というのは親がなにをさせようと思っても自分が興味を持てないことは絶対にしないものです。

もし、子供がご飯を食べさせようとしてもなかなか集中しないという時には、毎日の食事に飽きてしまっているからかもしれないですよ。

そんな時には次の点に気を付けてみてください

  • 毎日三回の食事で何を食べているか
  • 使っている食材はどんなものか
  • どんなふうに料理しているか

そのうえで、毎日毎日同じようなメニューになってはいませんか?毎日同じメニューだったらママは食事が支度が楽でいいと思ってしまいますよね。

でもそのために赤ちゃんが食べ物に飽きてしまって口に運ばなくなってしまったら元も子もありません。

ちょっとの工夫でいいのでいつもとは違った食事になるようにしてみてください。

  • 食パンをクッキーの型で切り抜く(※余った切れ端はパン粉の加工できます!)
  • 米やパンが中心だったらマカロニやうどんなど麺類も取り入れてみる
  • スーパーで普段は買わないなという食材を探してみる
  • 温野菜を卵に混ぜて野菜オムレツにしてみる

工夫の仕方はそれぞれやりたいようにやっていいと思います。まずはママがこんな食事を食べさせてみたいなと思うものを探してみましょう。

自治体の保健センターには栄養士さんが常駐していて離乳食で悩んでいるママの相談に乗ってくれます。

1歳ごろにはどんなものを食べさせたらいいのか、どんな硬さに調理したらいいのか、悩んだときには是非利用してみてください。

また保育士さんも同じく常駐しているので食事の集中させるためにどんな方法があるのか聞いてみるのもいいでしょう。

赤ちゃんが毎日喜んで食べてくれるようなご飯が作れるように、ママ自身も楽しんで食事の準備ができるといいですね。

手づかみ食べすることは脳の発達を促す

先の項目で少し書きましたが、食べるということは脳の発達を促すという側面も持っているのです。

先ず味を感じるということで味覚が刺激されます。そして咀嚼するということで口の中の感覚が刺激されます。

同時に顎の力が鍛えられるので、頭部の筋肉をよく動かし血流を良くするので脳に流れ込む血液の量も増えます。そうして脳への刺激になっていくのです。

噛む行為は、顔全体の筋肉を鍛え、脳を刺激します。噛んで刺激を与えることにより脳の血流がよくなり、意欲や判断力が活発になり、記憶力が向上します。
また、筋肉と骨が成長期の子どもにとっては、噛む動作が身体と知能の発達に大きな影響を与えると言われています。

このように食べるという行為と子供の発達には深い関係があります。特に子供の手づかみ食べを促すことでどのように脳を刺激して行けるのでしょうか。

手と目と口を同時に動かす複雑な運動が「手づかみ食べ」

手づかみ食べとは実はとても複雑な動きを必要とします。手づかみ食べを実践していくことによって赤ちゃんは脳と体とをどんどん発達させていくのです。

手づかみ食べの流れについて詳しく見ていきましょう

  1. 食べるものを目で見る→ 視覚の刺激
  2. 食べ物を手でつかむ→ 触覚の刺激
  3. 目で見たものを手でつかむ→ 視覚と触覚の連動
  4. 目で見て手でつかんだものを口に運ぶ→ 視覚、触覚、筋力の連動
  5. 咀嚼する→ 自分で見て、口に運んだものの味を知る。食感が刺激される

手づかみ食べとはこのように複雑な動きを必要としているのですね。そんな難しいことをするのですから当然赤ちゃんの中では困難な作業です。

大人でもそうですが、複雑で難しいことを何度もやっているうちにスキルアップしていってもっと難しいことでもできるようになっていきます。

赤ちゃんも同じことで、難しい手づかみ食べでも何度も繰り返して実践していくことによって徐々にその動きが身についていくのです。

そして、その動きが身に付くということこそが脳の成長であり発達であるのです。だからこそ自分の手でつかんで食べさせるということが重要になってくるのですね。

やらないからといって手づかみ食べをしない赤ちゃんをそのまま放置していると、大切な脳の発展を阻害することにつながってしまいます。

赤ちゃんの手づかみ食べは出来るだけ早く身に付くようにしていきましょう。そのためにも上に書いたようなことを参考に実践してみていってくださいね。

感覚過敏な自閉所の場合は、手づかみ食べをしないことも…

実は、赤ちゃんが手づかみで食べようとしない場合にその子が自閉症であることが原因かもしれません。

自閉症の方というのはとても不思議な感覚を持って生きています。野菜の形が一つ一つ違うのが疑問、季節の変化がなぜあるのか分からなかったりなど。

とても独特で不思議な感受性を持っているのが自閉症やアスペルガー症候群の特徴でもあるのです。

そんな独特な感覚の持ち主である自閉症の方の多くは感覚過敏です。たとえば雨が体に当たることが痛く仕方がないというように、感覚が非常に敏感なのです。

ですから手づかみ食べを嫌がる赤ちゃんは、ひょっとすると自閉症で感覚が過敏すぎるために、自分から食べ物を触ろうとしないのかもしれません。

そういった赤ちゃんにはまた別のアプローチが必要になってきますよね。赤ちゃん自身が安心して過ごせるように、専門的な対応をしなくてはいけないのです。

赤ちゃんが

  • 手に持たせようとすると強烈に嫌がる
  • パニックを起こしたように泣き出す
  • ちょっとでも手に何かが触れると機嫌が悪くなる

などの様子が見られたら、自閉症である可能性も考慮に入れた方がいいかもしれません。かかりつけの小児科や出産した病院などに相談をしてみましょう。

赤ちゃんの発達をうながすためにも手に取りやすいメニューを工夫してみて

手づかみ食べは赤ちゃんの体や脳の発達を促すために欠かせないステップなのだということを見てきました。

自分の手で持って食べるということは、食事を作ってあげるママにとって時として大変な時間になりそうですが赤ちゃんにはメリットがたくさんあるのです。

自分の子供には健康に、順調に育って行ってほしいと思うのが親心です。そのためにも食に興味を持たせる、手を伸ばしてみたいと思える工夫をしたいですね。

赤ちゃんは自分で力加減が分かりません。だから手でつかんだものをぐちゃぐちゃにしてママをイライラさせることもあるでしょう。

でもそれでめげずに赤ちゃんの食べたい、触りたいと関心を持つようなメニューをいろいろと考えてみてください。

赤ちゃんはまず食べ物を目で見ます。そのため、視覚効果で食べてみたいと感じるようなものを用意することがポイントです。

  • 色が鮮やかであること
  • ほかの食べ物と違って変わった色合いをしていること
  • あるいは形がいろいろと違っていること。

このようなものに赤ちゃんは好奇心を刺激されます。好奇心が刺激されると自然と手を伸ばしてみたいというという欲求も大きくなります。

また赤ちゃんの小さな手に合ったものを作ってあげると、より掴みやすくなります。

  • 一口大のおにぎり
  • 赤ちゃんせんべい
  • お焼

などです

マーチの記事の中にも参考になる離乳食ㇾシピが掲載されていますから、そちらも参考にしてみてください。

▼手づかみ離乳食についてはコチラも参考にしてみて!

赤ちゃんにとっては遊びの一環のようなものですから、最初のうちは手で触ってぽいをしてしまったりなかなか食べようとしないかもしれません。

でもじっとこらえて一口くちに入れるのを待ってみましょう。自分で口に入れるというのは、赤ちゃんにとって大きな一歩を踏み出すということなのです。

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