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子供と漢字で遊ぼう!幼児から始める楽しい漢字教育のコツとは?

2014/06/19

立命館小学校校長を経て、現在中部大学準教授の深谷圭助先生は、7歳から辞書を使用させる事を推奨し、実践されています。通常、小学校3年生から辞書の使い方を学ぶので、小学校1年生が辞書を使いこなすとは驚きです。

また、友人のお子さんが通う幼稚園では、辞書は使いませんが、入園してから継続して漢字のフラッシュカードを行っています。3歳の子供達に漢字を教えるなんて、ますます無謀に思えます。

しかし小学校1年生が辞書をひけるように、園児達も自分の名前はもちろん、山や村といった画数の少ないものから、鼠や縄といった画数の多い漢字も読めるそうです。

幼児期こそ漢字教育

石井式漢字教育法で知られる教育学博士の石井勲先生によると、幼児にとって「かな」を学習するよりも、漢字の方がやさしいそうです。また、幼児期からの漢字教育が望ましい理由として、幼児期の言語教育こそが人間の知能を決定する働きをし、能力を大きく飛躍させる鍵となると述べています。

大人は物を見た時に、細部から全体へという流れで認識しますが、子供は見たものをそのまま受け入れる事ができるそうです。だから「かな」より複雑な構造をしている漢字も、すんなりと認識できるのですね。

親子で楽しむ事が大事

「幼児に漢字教育をする」と言うと、小さい子供達を無理矢理机に向かわせ、漢字の読み方や書き方を教え、テストを繰り返す姿を想像されるかもしれません。なぜなら私達自身が、漢字をそのようにして学んだからです。

しかし、幼児にそのような方法で漢字を覚えさせるには無理があります。まずお子さんが嫌がるに決まっていますし、教える方も参ってしまうでしょう。嫌がる子に漢字を押し込んでも、成果は何もありません。それどころか、漢字が大嫌いになってしまいます。

石井先生によると、幼児期の漢字教育で気をつけなくてはいけない事があるそうです。それは漢字を書かせる事、どれだけ覚えたのかをテストすること。漢字を勉強するのではなく、親子一緒に漢字で遊ぶくらいに思っておくのがいいでしょう。

お家で漢字教育

いきなり本や辞書を広げて、漢字について説明してはいけません。まずは身近な物から始めましょう。五感をフルに活用させながら、漢字に親しむと効果的です。

名札を作る

例えば冷蔵庫に「冷蔵庫」と書かれた名札を貼ります。そして「これは冷蔵庫っていうのよ。食べ物が傷まないようにしまっておく場所よ」などと話し、実際にお子さんと2人で冷蔵庫の中を覗いたりしてみましょう。

この時も、無理に子供を誘う必要はありません。お母さんが時間のある時に名札を作り、家中にぺたぺた貼っていると、子供が自然と興味を持つようになります。

1日1字

漢字は1日に1字教えるだけで十分です。子供が興味を持てば、それ以上教えてあげてもかまいません。お母さんとお子さんの負担にならないよう進めてください。

繰り返しと継続

1日に沢山の漢字を教えるよりも、毎日コツコツ継続するようにしてください。また、1度教えてあげた漢字の読み方を間違えたからといって、叱る必要はありません。お子さんの漢字に対する興味が失われないようにしてください。

幼児は学ぶ事が大好き

子供はお母さんと一緒に遊ぶ事が大好きです。机にかじりついているだけが勉強ではありません。外に出て虫を捕まえることや、家で折り紙することも勉強になります。遊びと学びの境界線を引かずに、子供と一緒に漢字で遊んでみてください。

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