大人よりも鼻にきやすい?子供が花粉症になったときの対策方法

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2015/05/03

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春の気配が訪れるのとともに花粉のシーズンも到来します。花粉症持ちの筆者や同じ花粉症持ちの方にとっては憂鬱でちょっとキツイ時期ですよね。

小さい子でも花粉症になることがあり、花粉症の発症年齢は年々低年齢化しているようです。すでに子供が花粉症持ちで大変な思いをしている方もいらっしゃると思います。

子供の花粉症の症状を和らげてあげるためにも、子供の花粉症事情と対策の基礎知識が必要です。今回はそれらについて詳しくご紹介します。

子供の花粉症について

まずは、最近の子供の花粉症事情と基本情報についてご紹介します。

大人との症状の違い

子供と大人では花粉症の症状が少し異なります。

大人は、目のかゆみや充血など目に症状が出やすいですが、子供は、鼻づまり・鼻水など鼻に症状が出やすいようです。

それから、花粉症の1つのイメージとしてくしゃみがありますが、子供ももちろんくしゃみをしますが、どちらかというと鼻づまりといった症状を訴える子が多いようです。

そのため、花粉症ではなく、ただの風邪のようなものと思い、見逃がしてしまうケースも少なくありませんし、逆に花粉症だと思って受診したら慢性副鼻腔炎など別な診断がされることもあります。

花粉症なのか、はたまた別ものなのかどうかはっきりさせて適切な治療を行うためにも、自己判断はせずに、かかりつけの小児科か耳鼻科に行くことをオススメします。

鼻づまりで寝不足に

花粉症で、大人の鼻水は比較水っぽく流れやすいですが、子供の鼻水は粘ついてつまりやすいという違いもあります。

鼻づまりは睡眠を妨げる要因になります。そのため、寝不足になって日中ボーとしていたり、眠そうにしている子も。

そうすると、幼児の場合、寝不足でイライラして園でお友達とうまく遊べなくなったり、お弁当中に食べながら眠ってしまったりする子も。

小学生の場合、授業に集中できないなどの勉強に支障をきたしてしまいます。

また、鼻づまりによる口呼吸で、口が渇いて風邪などの感染症にもかかりやすくなって熱が出たりインフルエンザにかかってしまったりすることもあります。

子供の場合、鼻づまりによって日常生活だけではなく、風邪などの健康にも影響を受けやすいのです。

治療方法について

昔は投薬治療しかなかった治療法も、今ではレーザー治療や免疫療法などさまざまな治療法が選択肢に増えましたが、子供の場合、治療法が限られています。

子供にレーザー治療などを施すことができないので、投薬のみの治療になります。投薬できる種類が増えてきているとはいえ、処方されるのは「抗ヒスタミン剤」や「ステロイド点鼻薬」の主に2つです。

最近流行りの舌下免疫療法は、特にスギ花粉症に有効で、舌の下のところに微量の花粉の成分を含んだ薬を塗って免疫力をつけさける長期的な治療方法です。

しかし、日本では子供にこの治療が使えるのは12歳以上と決められています。

また、この治療法は花粉シーズンが来る前の早い時期から始めなければならない上に、週に数回の通院が数年必要になるので、親にも子供にもかなりの負担になります。

日本では今のところ、子供には投薬という治療法しかありませんが、症状が軽いうちに治療を開始すれば症状がかなり緩和されるので、早めの受診を心がけましょう。

家での花粉症対策について

子供が花粉症にまだなっていなくても、対策をすることで子供の花粉症の発症を遅らせることはでいます。

そもそも花粉症って?

そもそもどうして花粉症ってあるんでしょうね。ここでちょっと花粉症になるメカニズムを簡単にご説明します。

私たちの目や鼻から入った花粉はある程度までは身体が受け入れられるようにできていますが、身体が花粉を受け入れられない量を超えた!と判断すると身体の外に出そうとします。

身体の外に出そうとして鼻水やくしゃみ、目の充血、かゆみで涙を出そうとするのです。

つまり、バケツから水があふれ出てくる感じです。花粉を溜めることができるバケツの容量は人によって違うので、容量がいっぱいにならないようにすることで花粉症の発症を抑えることができます。

家族で花粉対策を!

子供が花粉症持ちでも、まだ花粉症になっていなくても、身体への侵入を極力抑えることで症状が緩和されたり、発症を防いだりすることができます。

花粉シーズンになると、街でよくマスクや眼鏡やゴーグルをしている方を見かけますよね。あれは体内に花粉を侵入させないために行っているのです。

子供に眼鏡やゴーグルは難しいですが、外出の際はマスクを使用して、帽子を被ることをオススメします。

アウターもニットやフリース・ファー付コートよりも、ポリエステルが使用されているダウンジャケットが花粉を払い落しやすいのでオススメです。

また、花粉は外で空気中を舞っているイメージですが、風がないところでは下に溜まりやすいです。

大人よりも背の低い子供は、床に落ちている花粉を吸い込みやすいので、帰宅したら玄関で花粉を払う、手洗いうがいをするなど家族で協力し合いましょう。

しかし、あまり神経質になって花粉を追い払おう頑張り過ぎて疲れてしまっては本末転倒ですよね。できる範囲でいいので、対策しやすいものから取り組んでみて下さいね。

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