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受け入れできない妊婦さんも!助産院で出産できる条件とは?

2015/01/02

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アットホームで、自由なスタイルの出産が望めるなど魅力の多い助産院での出産は人気が高まっています。しかし、助産院は医療機関ではなく、助産師は医師ではないので医療行為ができません。そのため、助産院ではどんな妊婦さんでも受け入れてもらえるというわけではありません。

受け入れには条件があるので、助産院での出産を考えているという妊婦さんは、まず受け入れ条件をチェックすることから始めましょう。

過去の妊娠出産の状態

過去に帝王切開で出産している妊婦さんは、以降の出産も安全を考えて同じ帝王切開で行われるのがほとんどです。帝王切開の経験があれば、自然分娩のみを扱う助産院では出産できません。

更に、お腹の子が今のところ帝王切開での出産となる逆子になっており、正常位に戻りそうもない場合も当てはまります。また、過去に子宮の手術をしている場合も、子宮に傷が残っているので助産院での出産はリスクが高いと言えます。

妊娠経過で異常がみられる場合

妊娠中で母体や胎児に何らかの異常が見られ、出産にリスクが伴うケースも助産院では受け入れできない場合がほとんどです。

まず、妊婦さん自身が妊娠高血圧症候群など、妊娠に伴う疾患を抱えている場合が当てはまります。

更に、前置胎盤と診断されているなど赤ちゃんの胎盤が正常な位置にない場合や、羊水が少ないもしくは多すぎるなど羊水量の異常、また赤ちゃん自身に先天的な異常が見られる、発育が著しく遅れているなどのケースが当てはまります。

そして妊娠経過が順調でも、双子以上の多胎妊娠も助産院では受け入れできません。と言っても中には多胎妊娠の場合でも、自然分娩での出産を行う病院もあります。しかし単胎の出産よりもリスクが高く、また出産後母体の状態が急変したり、赤ちゃんが未熟な場合すぐに病院に搬送する必要が出てくるので助産院での出産は難しいようです。

母体が病気を抱えている場合

子宮筋腫など子宮関係の病気、甲状腺機能異常や喘息、更にB型肝炎やHIVなどの感染症といった病気を抱えている場合は妊娠出産のリスクが高いので、助産院では安全な出産が望めない場合があります。

病気とは異なりますが、妊婦さんの血液型がRH(-)などの特殊な血液型の場合も、万一出産時の出血量が多く、輸血が必要となる場合にすぐ対応できないこともあるので助産院での出産はNGとなるところが多いでしょう。

受け入れられるかは相談次第の条件

母体や胎児の状態などによって、受け入れできるかどうかを決める条件もあるので見てみましょう。例えば、不妊治療による妊娠や35歳以上のいわゆる高齢出産でしかも初産の場合、過去の出産で母体や胎児にトラブルがみられた場合になどがあてはまります。

これらの条件は全て受け入れできないというわけではなく、助産院によっては受け入れ可能なところもあります。助産院での出産を希望するなら、一度相談してみることをおすすめします。

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