特技を活かし自宅開業!ママの自宅サロン開業成功のコツと失敗例

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2016/08/30

自宅サロン開業をしたいと思っているママ

「自宅サロン」や「自宅教室」という言葉を聞かれたことはありますか?

もしかすると、あなたの家の周りにも、自宅で美容サロンや何らかの教室を個人事業として運営されている方がいらっしゃるかもしれません。

昔から自宅で習字教室やそろばん教室などをされている方はよく見かけましたが、最近のママの間では、それらが進化して広がっているのです!

「ママ起業」や「プチ起業」など、子育て中のママが、育児とのバランスをとりながら事業を始めることがブームともいえる形で増えています。

  • 産後、仕事に出たいと思いながらも、保育園がいっぱいで就職活動すらままならない
  • 今までバリバリ働き、出産を期に仕事を辞めたものの、やはり何らかの形で社会と関わりたい
  • 仕事はしたいが子供と一緒に過ごす時間は減らしたくない

そんなママたちが自ら「開業」することを選んでいるようです。

「でも、私には事業になるようなスキルはないし…」という方でも大丈夫!なんと初心者でも取れる資格で、サロンや教室が開けるものもたくさんあるんです。

  • ジェルネイル
  • アロマセラピー
  • ポーセラーツ・トールペイント
  • 耳つぼジュエリー
  • ベビーマッサージ
  • ベビーサイン
  • ヨガ・ベビーヨガ
  • プリザーブドフラワー
  • パステルアート・チョークアート
  • パン・お菓子教室

これらの人気の資格。実際にどんな人が取得しているのか、何をするのかなどを見ていきたいと思います。

今からでも取得可能!サロネーゼに人気の資格

ママに人気の資格といえば、とにかく短期間で、育児の合間に取り組むことが出来るもの、または元々得意だったり、趣味で続けていたものをこの機会に深めてみようといったものが多いようです。

ジェルネイル

ジェルの普及とともに日常的にネイルを楽しむ人も増え、実際に元々ネイルが好きで、ネイリストの勉強を始める人も多い。

アロマセラピー

妊娠中や産後、育児にも役立つアロマ。深く学ぶことで、自身のライフスタイルにも活かせる。

アロマを使ったマッサージや、アロマクラフトと呼ばれる美容クリームや虫よけスプレー作りなどを行うことも。

ポーセラーツ・トールペイント

器や布製品に、専用のシールやインクを使って好きな柄を付けていくもの。生徒さんにその技法を教えるほか、作った小物を販売することも。

ポーセラーツは作品を焼くための専用の窯が必要なため、場所と初期投資が不可欠となる。

耳つぼジュエリー

耳にたくさんあるツボに専用のシールを貼ってツボを刺激し、体調の改善をはかる。手軽に始められる。

すでにサロンを運営している人がメニューの一つとして加えることも多い。

ベビーマッサージ

我が子にベビーマッサージをやっていたことをきっかけに、資格を取る人多数。

様々な協会がディプロマを発行しており、オイルを使ったマッサージや、服の上から行うマッサージなど種類も様々。

ベビーサイン

ベビーマッサージ同様に我が子の育児で活用していたことをきっかけに講師になる人が多数。

ベビーサイン協会の認定がなければ「ベビーサイン」という看板は掛けられないので必ず同協会のセミナーを受けなければならない。

ヨガ・ベビーヨガ

元々趣味でヨガをしていた人がインストラクターの勉強を始めることもあるが、まったくの未経験から始める人も。

同じ子育て中のママを集め、自分自身も子連れで教室をしているインストラクターも。

プリザーブドフラワー

特殊加工した枯れない花を用いて、ブーケやリースを作り方を教えるアレンジメント教室の他、作品を販売することも。

枯れないため、生花を使ったものよりも在庫管理がしやすい。

パステルアート・チョークアート

画材を使って絵を描く。子供からお年寄りまで幅広い年代を対象に出来る。

教室の他、作品を販売したり、スキルが上がればオーダーメイドの受注を受けることも。

パン・お菓子教室

これもまた好きが高じて講師になる場合が多い。知識やディプロマがあるからというよりも、とにかく美味しく作るスキルが重要。

また食品のため、衛生などへの配慮が必要不可欠。

などなど…人気のものをざっと上げてみましたが、他にも流行りなどによって様々な資格が存在しています。

これらは「○○協会」と名の付く団体が主催するセミナーなどを受講し、試験をパスすることでディプロマと言われる終了証を受け取ることが出来ることが多いようです。

ディプロマを受け取ればそれがスキルを証明することになりますので、すぐに自宅でサロンが開ける!ということもあり、妊娠中に勉強を始めるママも多いとか。

しかしもちろん、ディプロマを受けとるためには高ければ何十万というお金がかかることもあります。

材料を必要とする資格ならば、試験をパスするために何度も練習をしなければならないので、材料費も別途必要に。

国家資格などに比べると安いとは言え、子育て中の家庭にとっては大きなお金が必要です。

思い付きで始めると、結局身につかないまま途中で挫折してしまい、お金だけが出て行ってしまった…なんてことにもなりかねません。

流行りや手軽さだけでなく本当に自分が好きなもの、学びたいと心から思える資格を選ぶようにしましょう。

妊娠中に勉強を始める人も!サロン開業準備の始め時

またこのような資格の勉強には必ず、時間的な拘束があります。

勉強会に通う必要があったり、自宅でネットを利用して勉強できる場合でも、じっとパソコンの前に座っていられる時間が必要です。

資格を発行している協会の方針などによっては、勉強開始から資格取得試験を受けるまでを決まった期間内に完了させる必要がある場合もあります。

その期間によっては、新生児のお世話をしながらでは難しい場合も出てくるでしょう。そのため、体調さえよければ比較的自由の利く妊婦のうちに資格を取得する方も多いです。

資格取得からサロン開業準備をどのタイミングで行うか、いくつかのパターンを見てみましょう。

  • 妊娠中に資格取得→産後落ち着いてから開業準備→開業届けを出して保育所へ入所申し込みを出す
  • 妊娠中に資格取得→子供が幼稚園または小学校に上がってから開業
  • 産後、気分転換も兼ねて育児の合間を見つけては勉強開始、時間をかけて資格取得→保育所に入れそうならば開業
  • 産後、勉強会の時のみ子供をおばあちゃんに預けて資格取得→幼稚園に入ってから開業、お迎えまでの時間内で出来るよう仕事を調整

資格の取得自体は、自分の好きな事について学ぶ時間のため、おおむね単純に楽しい時間となります。

開業してからの方がお客様や仕事上の相手が出来るため、自分ではコントロール出来ない時間や仕事ができ、子供がぐずって期限内に仕事が終わらないなどの壁にぶつかることもあります。

その時に保育園に入れるのか、幼稚園や小学校に行っている間にしたいのかを、地域の保育園の空き状況や、家族との話し合いで決めなければなりません。

地域の保育園の空き状況や待機児童数は、市のホームページや、市役所に行けば教えてくれます。

すぐに申し込みを考えていない場合でも、今後のプランを考えるにあたり、一度保育園のリサーチしてみてはいかがでしょうか。

どんなサロンをオープンする?初心者でも出来る人気の形態

さて資格がとれたところで、次に場所が問題です。

自宅に空いている部屋があるのでそこを使いたいと最初から見当を付けている方もいますが、数年後お子さんが大きくなって部屋が必要になった時にどうするかまで考えていらっしゃるでしょうか。

2年や3年という年月は、サロンをスタートさせて軌道に乗せるだけであっという間にすぎてしまいます。

サロンが本格的に稼働しだした時には、子供も成長し、今とは生活スタイルが変わっている場合も。

そんな時にでもずっと続けて行けるよう、先を見据えての準備とリサーチをしておきましょう。

人気の形態のメリット・デメリット

子供の成長にともなう家族の生活スタイルに影響しない、自分も子供たちもストレスにならないサロン経営とはどんなものでしょうか。

仕事内容ももちろんですが、「どこでやるか」もまた、そういった問題に繋がってきます。

自宅以外にも、どんな方法でサロン運営ができるのか、またそれぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。

自宅(一部屋を使う)

普段使っていない部屋ならば、サロンらしくインテリアを整えたり、掃除も行き届きやすいのでサロンとしては使いやすい。

家族の生活スペースとも分けられるので、気を遣うことが少ない。しかし、エアコンをつけていない場合は新しく設置を考えなければならない場合もある。

自宅(リビングを使う)

椅子やテーブル、空調管理もそこにあるものを使えるが、整理整頓と掃除は徹底しなければならない。業種によっては来客時には家族がリビングを使えない場合も。

また、お客様が小さなお子さんを連れて来られる場合は、誤飲するようなものはないか、倒れそうな家具や危ないものはないかを配慮する必要がある。

貸し会議室・レンタルスペース

生活感がない場所を借りられるので、事前の掃除や整理整頓が不要。しかしレンタル料がかかるため、その分価格に上乗せする必要がある。

また急な利用が出来ない場合や、またキャンセルにはキャンセル料が発生する場合が多い。

別のサロンを間借りする

例えばヨガレッスンを行っているところに行って、空いているスペースでネイルの施術を行ったり、レッスンのない合間の時間でネイルサロンとして貸してもらう方法。

双方にとって集客の相乗効果が期待できるが、借りる側はあくまで相手側の都合のいい時間のみにしか利用できない。

お客様の自宅に伺う

いわゆる出張サロン。お客様の自宅以外にもサークルからの依頼であれば、公民館やマンションの多目的スペースで行う。

場所はお客様自身に用意してもらうのでサロン初心者にもおすすめ。しかし必要な道具が多い場合、持ち運びが大変だったり、そこへいくまでの交通費を価格に上乗せしなければならないこともある。

カルチャーでの教室開催

他と少し形態が異なるが、自宅に場所がなく手ごろに借りられそうな施設もない場合はカルチャーセンターなどで教室を開催させてもらう。

場所の提供、告知や集客、集金業務なども行ってくれるが、その分カルチャー側に支払いが発生するため生徒さんからいただいた受講料のうち講師の手元に残る額はぐんと少なくなる。

このように、サロンや教室を始めるにも様々な方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

自宅で始めて見たものの、集客や家族とのスケジュールの兼ね合いで運営が思うようにいかない場合は、上記の中から複数の方法を取り入れる必要もあるかもしれません。

最初のうちはあまり「ここでやる!」と決め付けてしまわず、状況や要望に合わせて臨機応変に形態を変えてみてもいいのではないでしょうか。

必要なのは資格スキルだけじゃない!?サロン運営に必要な5つのこと

しかし資格と場所があるからと言って、簡単にサロンとして売り上げをとれるかというと、そう簡単なことではありません。

ここ最近、自宅サロンなど個人事業として開業届を出す人が増える中、逆に5年以内に廃業届を出す人も増えているのだとか。

せっかく勉強をして資格を取り、準備に奔走し事業としてスタートさせたのであれば、なんとかちゃんとした収入を得られるようにまでなりたいものです。

ではサロンを成功させるために必要な資格やスキル以外の大切なこととは何でしょう?

  • 集客力!
  • 接客力
  • 責任感
  • 税務仕事
  • 家族のサポート

ここでは基本とも言えるこの5つについて、詳しく見ていきたいと思います。

仕事として収入を得るために必要なのはとにかく集客力!

自宅の一角をお洒落なインテリアで飾り、必要な道具も良いものを揃え、スキルとしても十分な勉強と練習を行ってきた。

さぁ今日から玄関前に看板を置いてサロンをオープンします!…一体誰が来るでしょうか?

どんな業種であれお客様相手の商売であれば、人が来ないことには何も始まりません。

サロンをオープンするにあたって、この「誰がお客様になるのか」という点を軽視している方が多いように思います。

「スキルさえあればお客様は自然に集まってくる」確かにそれで成功した人もいるかもしれません。

しかし残念ながらほとんどの場合は、いくらスキルがあっても黙っていては誰にも相手にしてもらえないのが自宅サロンの現状なのです。

なぜだと思いますか?それはとっても単純なこと。あなたがそこでどんなサロンをしているのか、そもそも知られていないからです。

  • そこにサロンがあること自体を知られていない
  • あなたのサロンに行けば、どんなメリットがあるのかが知られていない
  • 誰を対象にしているのか知られていない(例えば子連れでも行けるのか、シニア世代向けなのかなど)
  • 知られていないことが多いがゆえに、ちょっと胡散臭いと思われている

これらを解消しなければ、お客様になるかもしれない人が増えない、つまり分母が広がらないのですから、実際の売り上げが上がらないのも当然です。

大手のブランド力もない、テレビや雑誌の宣伝もない自宅サロンは、こちらが黙っていてはいつまでたっても人に知られることはありません。

まずは人に知ってもらうために努力が必要となるでしょう。自宅サロンを多くの人に知ってもらうためにすべきことを挙げます。

ブログやホームページを作る

最近は、何か情報を得ようとするとき、ネットを活用する人が増えています。実際に、へんぴなところにある小さなお店でも、ブログやホームページを見た人が次々と訪れる有名店へとなっていることもあります。

SNSを活用し、見込み客となりそうな人とコミュニケーションを図る

ブログやホームページでは、それを誰かに見てもらうのを待つだけになってしまいますが、SNSを合わせて活用することで、自ら見込み客となりそうな人に自己アピールをすることが出来ます。

また、既存のお客様に口コミを広げてもらう手段にもなります。

ビラ配り・ポスターなどを人目に付く場所に貼る

アナログな方法にはなりますが、地道に最寄りの駅前などに出向いてビラを配ったり、スーパーやコミュニティーセンターなどにポスターを張らせてもらったり、チラシを置かせてもらいましょう。

ポスターや置きチラシは、断られる場合もあるので必ずその場所の管理者に承諾を得る必要があります。

イベントに出店し、そこで知名度を上げる

「パソコンが苦手でSNSも良く分からない…」。
「ビラ配りやポスター貼りもなかなか成果が上がらない…」

そんな時には、手作り市や各種イベントに出店料を払って参加し、そこで新規客を見つけながら、知名度を上げていくのも手です。

他の3つに比べるとお金もかかり赤字になるリスクもありますが、興味を持ってくれる人と直接、顔を合わせて自己アピールができます。

サロンさえ開けば収入が得られると夢ばかりが膨らんでいた人に、集客のためにはこんな努力も必要だというと、急に尻込みしてしまう事もあります。

しかし胸を張って仕事と言えるほど収入を得るためには、時には泥臭く、地道な活動も必要になるのです。

そして口コミで広がる人気店づくりは、そこを乗り越えられた人こそが成せる業なのです。

ママであることが活かせるかも!?リピーター獲得に必要な接客力

集客力ともう一つ、口コミで人気店を作り上げるのに大切なもの、それが接客力です。

せっかく新規でお客様が来てくれても、サロンオーナーであるあなたが暗い顔でただただ作業に必死になっているだけでは、そのお客様にとってあなたのサロンはなんの印象にも残りません。

ここはママであるその経験を存分に活かすべきです!

  • ママならではの気遣いで、お客様との会話を大切にしよう
  • 育児で培った臨機応変の対応で、お客様満足度をあげよう
  • 育児と家事ができたママなら、作業効率はピカイチ!

ママとは、妊娠・出産・育児の中で、きっと様々な不安や期待を抱えながら様々な人と関わりをもってきました。

そんな経験こそが、初めてのサロンへ期待と不安を胸に訪れるお客様にどんな応対をし、声をかけるべきかを想像させてくれるでしょう。

また育児を経験すると、子供の急な体調の変化やスケジュールの変更にも素早く対応できるようになっています。

同時に女性は男性に比べて何かを同時進行することが得意!確かに、子供をあやしながら離乳食を用意したり、その次の段取りまで考えています。

それらすべてを作業や接客に活かすことで、お客様満足度を確実に上げることができるんです。

ぜひ自信を持ってあなたらしい接客をし、帰宅したお客様が誰かに口コミしたくなるようなサロンを目指しましょう!

対価を貰った時点であなたはプロ!トラブルにも一人で対応しなければならない責任

自宅で仕事をしていると、プライベートとの調節がしやすいということがメリットになる反面、それが同時に公私混同しやすいというデメリットになることもあります。

特に注意したいのが責任感が薄れてしまうこと。

お客様から対価を貰おうとする時点で、初心者であれ何であれ、お客様から見ればあなたはプロです。

サロンとして商売をしているにもかかわらず、プライベートな予定が入るとそちらばかりを優先してしまい、お客様への対応をおろそかにしてはプロとして失格です。

また、お客様と何かトラブルがあった時も、会社のようにあなたをフォローしてくれる仲間や上司はいません。

もちろん、「自宅サロンだから…」という甘えも厳禁。どんな時もプロとして、個人事業主としての責任を背負っていることを自覚しなければなりません。

個人事業主としての義務。税務のお仕事

個人事業主の責任といえば、税務に関することも忘れてはならない重要な仕事です。事業として活動すれば、必ず行わなければならないのが毎年の申告になります。

1月1日から12月31日までの間に38万円以上(副業としてなら20万以上)の所得があった場合は翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告を行います。

これは義務ですので、「わからないから後回し」や「何となく…」では済まされません。
経費としてレシートの管理や、いつどこにいくら支払い、いくら受け取ったか、自分で把握していなければならないのです。

家計簿のように帳簿につけていけばいいのですが、会計ソフトを利用すると便利です。

会計ソフト 費用
MFクラウド確定申告(クラウド型) フリープラン:0円
ベーシックプラン:792円(月)~
やよいのオンラインシリーズ(クラウド型) 白色申告:4,860円(年)~ ※初年度0円
青色申告:8,640円(年)~ ※初年度0円
やよいの青色申告(インストール型) 12,960円
みんなの青色申告(インストール型) 10,800円

白色か青色かを悩まれる方が多いようですが、所得の少ないうちは、簡単に申請できる白色を利用される方が多いようです。

そして所得が多くなると、記帳や申請にかんする作業は複雑になりますが、節税対策の出来る青色を選ばれるといいでしょう。

もちろん、最初はわからなくて当然ですので、申告の時期が来れば税務署に行って申告書の作成の仕方を聞くことができます。

開業届は出したものの、「税務のことなんて全く頭になかった!」「今まで会社まかせで全くわからない!」という方も多いものです。

しかし仕事として収入を得ていくためには、どんぶり勘定では長くは続きません。お金の動きはしっかりと把握しておきましょう。

家にいるからわかりにくい…それでも必要な「家族のサポート」

最後に確認として考えていただきたいのが、サロンを始めたら家族のサポートはどれくらい受けられるのかということ。

家にいながら、育児や家事の合間に仕事をしよう!と考えていても、実際はそう上手く回らないことも多くあります。

  • ブログやSNSを活用しようと、夜中、子供が寝静まった後、連日のようにパソコンを前に作業をして寝不足になった
  • 集客のために奔走したり、イベント出店のための準備に追われて、ご飯を作る時間が遅くなってしまった
  • 出張サロンからの帰宅が思いがけず遅くなり、保育園のお迎えに間に合わない!
  • いつもなら家族で過ごす日曜日だが、どうしても出店したいイベントがあり、丸一日、家を留守にしてしまうことに

実際に個人事業としてサロンや教室をされている方には、これらは経験がある事かもしれません。

家で仕事をする、というとパパにとってもあまり実感が湧かないことも多いようですが、現実にはママの仕事が軌道に乗るにつれ、育児や家事のサポートが必要になってくることも多いのです。

もし家族のサポートが全く受けられないので自宅サロンを開業したい、というのであればそれはそれで、仕事量の調節をよりシビアに行う必要があるでしょう。

思い切って始めて良かった!サロンオーナーの喜び

サロン運営のためにたくさんのやらなければいけない事を挙げてきました。

  • 「思ったより面倒かも…」
  • 「出来るか不安になってきた…」
  • 「それでもやっぱりやりたい!」

いろいろな思いがあるかもしれません。

しかしそんな思いを乗り越えて、現在サロンオーナーとして活躍している人たちがたくさんいます。一体そこにはどんなメリットがあるのでしょう。

孤独にサヨナラ!社会との繋がりと自分自身の成長!

育児中になんとも言えない孤独感を感じるママも多いものです。

  • 出産後、家から出ることが減った
  • 独身時代の友人とは生活サイクルが異なり会うことも減った
  • 近所に親しい友人もいない
  • 頼れる実家も遠い

特にそれまで外でバリバリ働いていて妊娠を期に仕事を辞められた場合は、急に自分が社会から取り残されてしまったように感じることも。

そんな悶々とした思いを断ち切るために、自分の出来ることからと、事業を始めるママもたくさんいます。

こういったママが求めているのは収入はもちろんですが、それ以上に、社会との関わりを持ちたいという思いも強いのではないでしょうか。

確かにお客様相手のサロンを始めると、必然的にたくさんの人と関わりが出来てきます。

お客様だけでなく、同業のママともSNSやブログ間の交流を通して知り合ったり、時にはそんな交流が新たな仕事として、一緒に大きなイベントに参加するきっかけとなることも。

すべてが自分の判断で進めていけるのが、自宅サロンの運営です。

思いも寄らなかったことにチャレンジしてみたり、失敗したり、そんな中で出来た仲間と励まし合い、自分の夢を実現させていくことは紛れもない、社会の中での自己実現。そして何より、自分自身を大きく成長させてくれる経験となるでしょう。

女性のキャリアが持てはやされる時代。それが育児中のママたちを孤独にさせてしまっていることに、いささかの疑問を感じるのは確かです。

しかし育児中でも新しいことをやってみよう!という現代のママたちの熱い思いはこの社会の中で大きなエネルギーとなっていくのではないでしょうか。

友達の輪を広げよう。ママ友以外の仲間が出来る!

さて上記で、共に励ましあえる仲間が出来ると書きました。この仲間とは仕事の中で出来る仲間のこと。つまり、子供を介して知り合うママ友とは別の存在です。

子供の話を共有できるママ友は、育児中の不安や悩みを分かち合い、共に試行錯誤しながらそれらを解決していくことのできる言わば戦友であり、心の拠り所とも言えるでしょう。

子供は大きくなるにつれ、徐々に自分の知らない場所で過ごすことが多くなります。

そんな時、一緒にその成長を見守ってくれるママ友がいることは、実は子供と24時間一緒にいる乳児の頃以上にありがたい存在となります。

ですので、ぜひとも、気の合うママ友をひとりでも見つけておけるといいでしょう。

しかし、同時にママである自分を知らない友達がいることも人生において良い刺激となるものです。

  • 自分の夢を語り、相談できる友達
  • 自分の夢に心から共感してくれる友達
  • 一緒に夢に向かって高めあえる友達
  • その友達の夢もまた、心から応援できる関係

そんな仲間が家庭や保育園・幼稚園以外にいることは、自分自身を見つめ直せるきっかけにもなるでしょう。

そしてサロンオーナーになって良かったと思う理由に、こういった「仲間との出会い」を挙げられる方も少なくないようです。

10年先の自分って?一生もののスキルと経験を手に入れよう!

仲間と夢について語るようになると、今まで直近のスケジュールに追われるか、子供のことばかり考えていた将来のことが、自分自身についても考えるようになります。

  • 10年後の自分はどうなっていたい?
  • そのために5年後の自分はどうなっているべき?
  • そのために3年後の自分は何をしている?
  • そのために1年後の自分に向けて今できることは?

そうやって考えていくと今学びたいことが見え、また今経験していることにも大きな価値を見出せるようになります。

サロンオープンはまだまだスタート地点です。サロンを成長させていける人たちには、そこから先の未来を自分自身で作り上げようという熱い思いが感じられます。

今をやりすごすだけではない、将来を見据えた人生計画を自分のサロンを通して築くことができるのは、個人事業の醍醐味と言えるのではないのでしょうか。

今から資格を取ろうと考えているママも、それがあなたの人生となるかもしれないことを想像してみましょう。そのスキルでどんな未来を築きたいでしょうか。どんな経験を重ねて夢を叶えることができるでしょうか。

個人事業はやらなければならない事も多く、責任も大きいもののそこから得られるものは計り知れないものがあるのです。

こんなはずじゃなかった!?自宅サロン運営、つまずきポイント!

では次にサロンを始めたものの収入にならない…トラブルばかりが舞い込んでくる…など、実際に起こっている様々なつまずきについても知っておきたいと思います。

自分のスキルや商品に自信を持つことはとても良いことですが、それが逆にトラブルや良い口コミが広がらない元凶となってしまっている場合があるのです。

また、そのためにサロンが赤字続き…家計に響いてくるという結果にもなりかねません。
そんな悲しいことにならないために、注意しておきたいポイントをご紹介します。

お客様が来ない!?開業後の第一歩、集客でつまづく理由

まずはサロンをオープンしていきなりつまづいてしまっている人に多い問題点についてみていきましょう。

  • ママ友は呼んではいけない!
  • 友達価格は設定しない!

自宅サロンに来やすい人を見つけようと思うと、まずは身近なママ友に声をかけるパターンがよくあります。しかしその第一歩は大きな間違いである可能性が!

親しいママ友なら声もかけやすいし、自分自身の練習にもなる、という理由で自宅サロンに勧誘する人は多いようです。

しかし声をかけられた方は、それ以上に構えてしまっていることもあるのです。

  • 実はあまり行きたくないのに断りきれなくて…
  • 金儲けのカモにされているみたい…

そんな風に感じていることが!

親しいからこそ、言い出しにくく、結果徐々に疎遠になってしまうなんてことも。これでは、そんな話がまわりまわって「あそこは勧誘がキツイ」とも言われかねません。

もちろん「こんなことを始めたよ」と伝えた上で相手の方から「行きたい!」と言ってもらえたなら、快くお客様として来店していただきましょう。

そこで注意したいことが価格。友達から利益をとるのは気が引ける…と原価ギリギリでサービスや商品を提供してしまう人がいます。しかしこれでは、自分自身でその商品の価値を落としてしまっているのと同じ。

安くしてもらって嬉しいのも一時のことで、お友達にとってもあなたの提供する商品はその程度のもの、という印象になってしまいます。

お客様として来てくれる友達ならば、価格も商品もプロとしての自信を持って提供しましょう。

周りがライバルだらけ!低価格競争で赤字運営に陥らないために

価格を設定するうえで最初に誰しもが気にするのが相場。

相場より安くするのは損な気もするけれど、高すぎても売れないかもしれない…そんな思いに揺れながら無難な価格を設定することも多いでしょう。

しかし本当にそれで収入になるのでしょうか?使用する材料にこだわれば、売値は相場より高くなって当然かもしれません。

にもかかわらず、高値を付ける自身がなかなか持てず、いくら頑張って売っても赤字ギリギリ…

それどころか、周りに同業のサロンが出来るとそこの商品や価格帯ばかりが気になって、自分のサロンより安ければ、ついそこに合わせてしまう…

いわゆる低価格競争に陥ってしまう初心者オーナーも出てきてしまいます。

しかし一人で切り盛りしている自宅サロンで薄利多売なんて不可能なんです。

時間・場所・人手も限られた中で収入を得たいと思うのならば、商品に対する付加価値を高めましょう。

売れるかどうかで価格を設定するのではなく、あなたがいくらで売りたいかを考え、それに見合った商品にするための努力と工夫をされることをおすすめします。

一生懸命だからこそ悩む…仕事と育児の狭間でゆれるママたちの心

サロンを軌道に乗せるためには、たくさんの準備と努力が必要です。コンスタントに売り上げが上がるようになるまでは収入も安定しないことがほとんどでしょう。

しかしそれでもなんとか仕事として回っていれば、出だしとしては順調といえます。出だしからつまずき、立て直しに時間がかかると赤字ばかりが続くことにもなりかねません。

サロンでの赤字を埋めるために全く別のパートに働きに出るという方もいらっしゃるほど、実はサロンで収入を得続けるのは簡単ではないのです。

サロンでの仕事に加え外でもパートの時間も必要になり、当初育児との両立のために始めたはずが、結局子供との時間を割いて仕事につぎ込んでしまうことにもなっています。

しかしそうやってなんとかサロンを継続されようと頑張る方は、仕事も育児もどちらにも一生懸命がゆえに、抱え込見過ぎになっている可能性があります。

  • 一度始めたからには、やり遂げたい。
  • 好きなことを仕事にしているのだから、努力を惜しみたくはない
  • だからと言って子供との時間も疎かにしたくない

個人事業のサロンオーナーに限らないかもしれませんが、そんな思いの狭間に日々揺られながら働くママがたくさんいます。

どこまで頑張るかに正解はなく、価値観によって人それぞれだと思います。

自分の力でサロンをオープンさせると決意したのならば、相当の覚悟はしておかなければ成功にはたどり着けないです。

資格を取って終わりじゃない!自己投資があなたのサロンを輝かせる

またさらに厳しいことをいうようですが所有している資格においても、そのスキルはある程度磨いてOKということはありえません。

たとえばアロマ関係のサロンだったとします。夏になるとアロマを使った虫よけスプレー作り、冬になれば乾燥対策のオイルマッサージが人気メニュー。

しかし毎年毎年、同じことをしてお客様は満足されるでしょうか?

もちろん、人気の定番メニューがある事は新規客を呼び込むのに必要ですが、自宅サロンを盛り上げるにはリピーターを増やすことが必須です。

大手企業では、会社の成長のために常に現状からの改善と進化を求めています。これは個人のサロンでも必要なバイタリティー。

そしてサロンの改善・進化のために必要なのは、あなた自身がスキルを磨き続けるということ。

  • 新しい知識を学び続ける
  • その分野における流行りにも常にアンテナを張っておく
  • スキルの鍛錬や、改善できるポイントはないか他者の意見にも耳を傾ける

新しい機材や設備が導入できるほどのお金があればするに越したことはないかもしれませんが、それ以上に大切なのがオーナーの質なのです。

個人が運営するサロンに来るお客様は、その来る理由の大半としてオーナーであるあなたに会いに来ています。

お客様にまた来たいと思ってもらえるサロンにするためには、多少のお金を払ってでも学ぶことを続けましょう。

学び続けることは、あなたのオーナーとしての質を上げるための自己投資。

その自己投資は、あなたのサロンをキラリと輝かせ、あなたを人気サロンオーナーへと近づけてくれるはずです。

子供の成長はどんどん進む!自分の育児スタイルに自信を持って!

サロン運営についてたくさんの事例や成功するためのコツをお伝えしてきましたが、最後に、最も大切にして欲しいことがあります。

それはサロン運営と家庭をどこで線引きをして、どこでバランスを取りたいと思っているかを考える事です。

これは誰かのアドバイスに従うのではなくママ本人、そして家族と一緒に決めておかなければならないことです。

今はまだ子供も小さく、ただただ孤独に育児をされていて、とにかくここから抜け出したいと思っているかもしれない。

しかし子供の成長は本当にあっという間です!あなたがサロン運営に必死になっているうちに、気づけばもうランドセルを背負っているかもしれません。

事業を起こすということは時間的にも体力的にも、そして精神的にも負担を負うことです。育児との両立がうまくいかなくなる時も。

そんな時のために、あらかじめ、自分の思いを書いて確認しておくと良いかもしれません。

ここではあまり具体的に書きすぎると、余裕がなくなってしまう可能性があるのでざっくりとで構いません。

  • 子供とのどんな時間を大切にしたいと思っているか(会話・就寝前の本読みなど)
  • 家族とのどんな時間を大切にしたいと思っているか(週末・食事の時間など)
  • サロンで叶えたい夢は何か(イベントに出る・有名になる・いくら稼ぐなど)

今、「ここだけは譲れない」と思っていても、環境が変わるとその思いが変わってきたり、大切にしていたはずのことを無意識のうちに後回しにしていることもあります。

しかしその度にまた、新しく書き直しましょう。自分の人生を決めるのは自分でしかありません。

そして、自分の決めた仕事・育児・生活スタイルには絶対の自信を持つよう心がけましょう!

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