- 子育てで悩みがちな「自立」~自立を考える年齢とタイミング | MARCH(マーチ)

子育てで悩みがちな「自立」~自立を考える年齢とタイミング

2014/05/28

子供が成長するにつれて、だんだんと育っていくのが「自立心」。でも、この自立心は放っておいてうまく育つというものではありません。自立心を伸ばすためには、ちょっとしたコツがあるので、それをちゃんと掴むことが重要です。

自立心の芽生えは何歳ごろから?

子供の自立心が芽生え始めるのが3~4歳頃。そのため、この時期にうまく自立心を伸ばしてやることが大切です。自立心を伸ばす大きなきっかけになるのが「自分よりも年下の子」と接すること。

そのため、年下の兄弟がいる子は自然と自立しやすくなります。また、兄弟がいると親と別の寝室で寝るなど、自立が早まる傾向があります。また、兄弟がいない子も、3~4歳になると幼稚園や保育園に入り、他の子と接することが増えるので自立心は芽生えやすくなります。

自立心をつぶさないように

ただ、せっかく芽生えた自立心を親が潰してしまうケースもあるので、これは注意しておきたいところ。実は子供の自立心を伸ばすには、親が適切な距離を取ることが大切。

子供が自分でやろうとすることは、できる限りやらせてみましょう。「まだ無理だろう」と決めつけて、干渉し過ぎてしまうと自立心を摘み取ってしまうこともあるので注意。

いきなり自立は無理

自立心が芽生え始めたからと言って、いきなり寝室を別にするといった自立は難しいものです。まずは自分がやりたがることから、少しずつ自分でさせるようにするのが自立の基本。もしうまくできなくても、絶対に叱らないように。

自主的に何かをしよう、という気持ちを褒めてあげることで自立心は向上するものです。結果だけを見て、失敗を叱ってしまうと、自立心が萎えてしまいます。

そして、できたら思い切り褒めてやることも大切です。「自立=褒められる」という公式ができれば、子供は新しいことにどんどんチャレンジしていくようになります。

ある程度できるようになったら、約束を決める

自分で自分のことがある程度できるようになったら、ママとの約束を決めてみましょう。時間を決めたり、片付けのお約束をしたりして、ママはそれを静観します。

初めはうまくできないことも多いですが、ママはできるだけ手伝わないで。もちろん、約束が守れたときにはきちんと褒めてあげましょう。約束を決める際に重要なのは「具体的な目標」を決めること。

「○分になったら出かける準備をしましょう」とか、「脱いだお洋服はカゴの中ね」など、少しずつ、普段の生活の中で約束を増やしていくことで、子供の自立を促します。

甘えられる時間を作る

子供の自立というと、甘えに対して厳しくなるケースがあります。でも、自立し始めたばかりの時期に、「もうお姉ちゃんなんだから」などと言うのは厳禁。3~4歳は自立心が芽生え始めるとは言っても、まだまだ甘えたい時期です。

気分にもむらがあるので、いつもはできるはずのことでも、できないという日も出てきます。そんな時には思い切り甘えさせてやるのも、自立を早めるコツ。突き放してしまうと子供はとっても寂しくなってしまい、気持ちが沈むと自立心もしぼんでしまいがちです。

でも、思い切り甘えることができれば子供は安心。何が失敗しても甘えられる場所があれば、積極的に新しいことにチャレンジできます。

お勉強は必要?

3~4歳になると、英語や読み書きなどを始めた方がいいかな、と考えるママも多いもの。自分から「お勉強したい!」という子供も増えます。このやりたい、という子供の願いはできるだけ叶えてやるようにしましょう。

ただし、「やりたくない」という子の場合は無理強いをしないのが鉄則。読み書きはできた方がいいですが、小学校入学までに自分の名前(ひらがなで)が読み書きできる程度でも大丈夫。子供の伸びる時期はそれぞれなので、ゆっくりでも構いません。

3~4歳の幼児の場合は、お勉強よりも遊びの中で「生活力」や「自立心」を養いたいもの。学習に対する欲求は自立心の現れの1つですが、これは子供によって違うので、子供の個性を尊重しましょう。

子供の自立は親の自立

子供は3~4歳から思春期まで、長い時間をかけて徐々に自立していきます。そして自立していくにつれて、親と子供の距離も変わってきます。子供の自立をスムーズにするためにはこの距離の取り方が重要です。

最近は子供が自立できないのではなく、子供から自立できない親が増えているので要注意!特に一人っ子の場合などは過干渉になってしまったり、子供への依存心が強くなりがちなので、気を付けて。

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