子供が園でしか食事を食べないことは、7つの対策で解決!

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2016/02/09

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子供の食に関する悩みは、子供の気分に大きく左右されやすいイヤイヤ期であったり、初めての社会生活である園に通い始めた頃など、その時期によって様々に起こります。

今思えば、離乳食の頃の悩みはまだかわいいものだったな…と思っているママもいらっしゃるかもしれませんね!今回は、園ではきちんと食べているのに、なぜか家では食べない子供に関する悩みを解決していきましょう!

一生懸命なママだからこそ、やってしまいがちな3つのこと

子供の栄養バランスを心配するあまり、ママは様々な手段で食べさせようとしますよね。

  • 苦手な物は我慢して食べさせる(ママが食べさせてあげる)
  • 子供がよけて食べる物は、分からないように細かく刻んで入れる
  • 子供1人だけになってしまっても、食べ終えるまでは食卓から離れさせない

これらのうち、一つや二つは実際にやっているというご家庭も多いのではないでしょうか。

それでも子供の食がなかなか進まない場合には、つい叱ってしまったり、「早く食べないと〇〇が来るよ~」と脅かしてしまってはいませんか?

果たしてそれが子供のための食育につながっているのでしょうか…。一つずつ、改善策を見てみましょう。

苦手な物は一つだけに制限!食べれたら褒めて食べる意欲を育てよう

いくら言葉で伝えても全然食べてくれず、ママがスプーンで食べさせていたり、子供が怖がる存在(オバケなど)を引き合いに出して「〇〇が来るよ~」などと苦手な物を脅かして食べさせることは、子供への強制になってしまいます。

その時は食べることができても、無理矢理食べさせられているわけですから、その食材が嫌な記憶として残ってしまうかもしれません。

まずは苦手な物を、子供が「食べたい!」と思うような工夫をしてみましょう。

ママが少しオーバーにおいしそうに食べてみせます。子供にはあえて「1個だけ食べていいよ」と食べられる数を制限します。もし、子供が興味を示して一口でも食べることができたら「おいしかったね!」とたくさん褒めてあげましょう。

苦手を克服することができたという、自分に自信が持てる良い体験にします。

繰り返すことによって少しずつでも子供の意欲が育っていきます。そして、子供の方から自然に「もう1個ちょうだい」と言ってくれるのを待ちましょう。

細かく刻んで食べさせるのではなく、素材そのものを大切にしましょう

多くのママが一度は試したことがあるのではないかなと思うのが、子供が苦手な物をそれだと分からないように細かく刻み、カレーやチャーハンなどにして食べさせる方法です。

こうすることにより、子供が気づかないで食べることができますが、その素材そのものの存在を分からずに食べることになってしまいますよね。これでは苦手を克服したといえません。

特に離乳食や幼児食の時期は、素材の味や食感、匂いを覚えさせることが大切だと言われています。素材そのものをしっかりと味わう経験を積むように心がけましょう。

例えば、子供でも安全なホットプレートを使って一緒に調理してみると素材そのものに興味を示す良いきっかけとなるかもしれません。

また一緒に野菜を洗って、ちぎったり簡単に切ったりすることで、素材の固さや匂いを学びます。あとは、子供に好きなように味付けをしてもらいましょう。

その初めての一口が、子供にとってかけがえのない体験となることでしょう。

「個食」や「孤食」は止めて!食べる楽しみを家庭でも実践しましょう

食物アレルギーを持たない場合で、子供にどうしても食べてほしいという思いから大人とは違ったメニューを用意する「個食」を取り入れるママもいらっしゃるようです。

また、時間がかかってなかなか食べ終わらない子供を1人食卓に残して食事をさせる「孤食」になりがちなご家庭もあります。

このような「個食」や「孤食」は、子供にとって食事が楽しいと思える環境とは言えません。

できれば家族で同じメニューを一緒に頂きましょう。皆がおいしく食べる様子は、それだけで温かく明るい雰囲気になるものです。

和やかな団らんは、子供の食べる意欲を育てます。パパやママがおいしそうに食べる姿が、偏食を克服できる一番の近道かもしれませんね。

「食べない」には3つの理由が!対策も考えてみよう

食事の時間になって食卓にはついたものの、子供が食べようとしなかったり、または食べる量があきらかに少ないと、どこが具合が悪いのかと子供の体調がまず心配になりますよね。

子供に聞いてみて特に悪そうなところはなさそうでしたら、他に理由があるのかもしれません。

子供が「食べない」理由で考えられること

  1. 園でなにかあったのかも…
  2. まだお腹が空いていないのかも…
  3. 頑張りすぎて疲れているのかも…

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.園で何かあったのかも…子供の話に耳を傾けてあげましょう

大人の私達でも、その日の気分によって食事がすすまない時がありますよね。

小さな子供でも、気分に食欲が左右される時があるんです。園でお友達と喧嘩してしまったとか、上手に絵が描けなかったなど…。

子供の様子がいつもと違うようでしたら、ひとまず食事は無理強いせず子供に優しく聞いてみましょう。子供の話を聞いてあげ、共感してあげることで子供の心は満たされます。

心が満たされると食欲もわいてくるものですよ。

2.まだお腹が空いていないのかも…おやつの量と時間を考えましょう

また、実際にお腹が空いていないことも考えられます。そのような時には今日のおやつが多すぎなかったか、振り返ってみましょう。

幼児期のおやつは食事の補食(第4の食事)と考えると与えやすいと思います。

幼児の胃は大人に比べてまだ小さく、沢山の量を一度に摂取することができません。そのため、またすぐにお腹が空きやすいのです。

小さなおにぎり1個や少量の焼き芋などの軽食は、満腹感を得られやすくまた消化も良いので、おやつに向いています。また、固めのおせんべいも噛み応えがあるので満腹感があり、顎の発達にも良いです。

逆に、甘いお菓子は満腹感を得られにくくてつい食べ過ぎる傾向にあるので、あらかじめ食べる分だけを皿に取り分けて出すなど、工夫するようにしましょう。

おやつを与える時間は、夜ご飯の2時間くらい前でしたら個人差はあるものの、食欲への影響はそれほどないと思います。

3.園で頑張りすぎて疲れているのかも…スキンシップをとって甘えさせましょう

園では食べてくるということですので、好き嫌いすることなく頑張って給食やお弁当を食べてくるのでしょう。大人には分かりにくいのですが、子供にとっては相当な頑張りです。

それが、ママが待っていてくれる家庭に帰ってくると、その疲れが甘えとなって現れるのかもしれません。

子供の精神バランスを整えるには、甘えさせることも大変重要なことです。

どことなく寂しそうにしていたり普段よりもわがままになっていたら、ご飯はひとまず後回しにして、思いっきり抱きしめてあげてください。

スキンシップをたっぷりとることで子供の心も安定し、食欲につながります。

子供目線で見てみたら、更に4つの対策が見えてきます!

子供を心配するあまりに、ついママから見た目線で注意をしてしまいがちです。

しかし、大人でしたら普通にできることや当たり前のことが、生まれてまだ数年しか経っていない子供にとっては、理解することがまだ難しい場合もあるのです。

わざと「やらない」のではなく、わからないから「できない」のです。ですからその都度、分かりやすく教える必要があるのです。

しかし、幼児の記憶力は未発達ですので、更に何度でも繰り返し教える必要があります。

どういった事で更に対策できるのかを挙げますね。

  1. 急かされている「理由」をきちんと伝える
  2. 食事の途中に遊ぶことは、集中できる環境を作ってあげる
  3. いつまでも食べないなら、起こす時間を早目に!
  4. 食べムラ・食べ残しには食器などを変え気分転換をさせてみる

1.なぜ急かされるのかが分からない…その理由をきちんと伝えましょう

朝は登園準備で忙しく、ママも食事の際に子供を急かしてしまいがちではありませんか?

先程も触れさせていただきましたが、大人には当たり前のことでも(出かけるために準備を急ぐなど)子供にしてみれば、分からないからできない場合があります。

この場合でしたら、「〇〇ちゃん(くん)、幼稚園バスが来ちゃうから、ご飯を早めに食べて準備をしようね」などと、今は登園準備のために急いで食事をしなければいけないことを伝えます。

急いで準備しなければいけない理由が分かれば、子供は素直に行動するものです。時間がない時は本当に面倒なのですが、それでも繰り返し伝えることによって、必ず状況は変わってきますよ。

2.食事の途中なのに遊び始めてしまう…集中できる環境を作る

まだ食事が終わらないうちから勝手に歩き回ったり、おもちゃで遊び始めてしまうことはありませんか?

小さい子供がいると、ママがこまめに片付けていても部屋の中は常に散らかってしまうものです。

食卓テーブルの上におもちゃがのったままだったり、目に付くところに置いてあると、子供はそちらに興味がそそられて食事に集中できません。

「ご飯ができたよ」と子供を食卓に呼ぶ前に、まずはママが子供の目線になって周辺を軽く点検し、目に付く物があれば片付けてご飯に集中できる環境を作ってあげましょう。

3.いつまでも食べ始めない…お腹が空くように起こす時間を早めてみる

「いただきます」と挨拶をしたのに、子供がなかなか食べ始めないということはありませんか?

もしそれが朝でしたら、起きたばかりでお腹が空いていないのかもしれません。

大人でもそうですが、起きたばかりではなかなか食欲がわいてこないものです。いつもより少し起こす時間を早めて、子供にゆとりを与えてみてはいかがでしょうか?

ぼんやりとテレビを観ているだけでもかまいません。朝御飯の美味しそうな匂いを感じて食欲が自然にわいてくるのを待ってみましょう。

4.食べムラがある、食べ残しが多い…食器を変えて気分転換をさせてみる

特定の嫌いな物があるわけでもないのに食べ残しが多かったり、その時によって食べムラがあるような場合には、気分転換をさせてみましょう!

例えば、子供用に別の食器を使っているようでしたら、大人と同じ食器にしてみます。

普段と違って、今日は自分も皆と同じ食器だと分かると、嬉しくて普段よりもたくさん食べてくれるかもしれません。

目先が変わると、それだけで気分も変わります。同じ料理でも、器が変わればご馳走にみえたりしませんか?

また、盛り付ける際には、普段よりも少なめにしましょう。途中で子供の手が止まったら、「あ、小さいトマトがお話しているよ!食べて欲しいんだって!」と声をかけてみましょう。

それでも食べなかったり、興味を示さない時は「ママが代わりに食べちゃおう!」と食べるふりをします。すると子供は驚いて、あわてて食べ始めるかもしれません。

そして完食できた時は、思いっきり褒めてあげましょう。ママが喜ぶ姿が大好きな子供は、自分が頑張ることでママが喜んでくれるという嬉しい気持ちを学んでいきます。

子供の様子をよく観察して!臨機応変な対応も大事です

幼稚園ではきちんと食べてくるのですから、家庭ではある程度おおらかな目で見ていても大丈夫ではないでしょうか。

子供の栄養バランスは一日の中だけでみるのではなく、一週間のトータルでみればOKです。

極端に言ってしまえば、子供が嫌がるようでしたら一食抜いてしまっても問題はないということです。無理に食事を取らないことで、空腹感を体験できます。

食事と食事の間におやつは与えないことが望ましいです。どうしても次の食事まで我慢することができない様子でしたら、補食として少量与えましょう。

「甘え」と「わがまま」は違います。

ママが先回りして子供の苦手を取り除いてしまわないように、子供の心に寄り添いながら臨機応変な対応で一緒に克服できる手助けができるといいですね。

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