イヤイヤ期の子供は敏感期を知って!育児がワクワクに変わる接し方

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2017/06/23

イヤイヤ期を上手く乗り切っている親子

ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、最近は「イヤ!」「ダメ!」「自分でする!」とかんしゃくを起こして何もきいてくれない…。

ママも「怒りたくない」と思っていても、ついイライラしてしまいますよね。

どうしてこんなことで怒るんだろう。何もないのにどうして泣くんだろう。大人にはわけがわからず混乱するばかりですが、実はイヤイヤ期には理由があるんです。

その理由は『敏感期』というものと関係があるのです。

イヤイヤ期は「自立したい!」という気持ち、つまり敏感期の表れです。この時期にはどう接すればよいのか?具体的な対処法についてご紹介します。

どうしてイヤイヤ?イヤイヤ期には理由があります

赤ちゃんの時にはママのいうことにそれほど反発することなくきいてくれたのに、1歳を過ぎるとどんどん自分の意志が出てきて、

そのうちどんなことにもイヤ!というようになってしまいますよね。

そんななか、「自分で!」とか「◯◯くん(がする)!」という言葉も出てくるのではないでしょうか。それがイヤイヤ期を考える一つのヒントになります。

どんなことに「イヤ!」と言って、ただかんしゃくを起こしているようにみえてもそこには理由があるのです。

「イヤ!」には、『自分でできるようになりたい!』つまり成長したい、自立したいというおもいが込められています。

その自立したい気持ちと、その対処法について、著名人が受けたことで有名なモンテッソーリ教育からご紹介したいと思います。

モンテッソーリ教育とは敏感期という考え方が特徴的な教育!

モンテッソーリ教育とはマリア・モンテッソーリという医師が体系化した教育です。

アンネフランクや、Googleの創立者、ピーター・ドラッカー、ウィリアム王子などが受けたことで有名です。

マリア・モンテッソーリは医師の立場から、感覚を刺激し手を使って子供自身が自然に自立にむかっていくのを大人が援助する方法を作り上げました。

イヤイヤ期と関係が!「敏感期」について

敏感期とは、モンテッソーリ教育で使われている用語です。

子どもが能力を獲得するために1番相応しい時期に、相応しい感受性が強くなることをいいます。

子供が成長するために必要な能力を獲得していくためにあらわれるものです。決してワガママではありません。

この時期の子供たちはまだできないことがたくさんあります。これをできるようになって成長し自立するために敏感期はあらわれます。 

子どものこんな姿をみたことがないでしょうか?

  • 道路の段差を登ったり降りたりを繰り返す
  • いつもはお父さんが座っている椅子にお母さんが座ると泣き出す
  • ダンボールの蓋を開けたり閉めたりを繰り返す
  • 落ちた木の葉を並べ続ける

危ないからやめなさい、なんて止めてしまうと、子どもはギャー!とかんしゃくを起こして泣きわめきます。

この時期に子どもたちはこれから先、一生使う能力を獲得するために内的な衝動に突き動かされてこれらのことを集中して行います。

それは本人も止めることのできない衝動。今足を使いたい!もっとバランスを取りたい!手首を動かしたい!音を聞きたい!見たい!!

その行動は大人から見ると不可解なのですが、子どもにとっては大切な自然から与えられた、能力を獲得するための課題なのです。

これこそが、イヤイヤ期の理由です。

イヤイヤは自立したい!という子供の気持ちの表れです

子どもは成長したい!と望んでいます。大きくなりたい!できるようになりたい!と毎日課題をこなしているのです。

「イヤ!」「自分でする!」という言葉や、言葉で言えなくても今までの通りにやってあげたら大泣きするなど、そういった行動は敏感期の表れであり、自立の第一歩を子どもたちが踏み出した証拠です。

人は自立にむかって成長します!

今までのようにやってもらうのではなく、僕も、私も、できるようになっていきたいんだ!という魂の叫びです。

これを無理に押さえつけて止めるのはその意欲を失わせてしまうことになります。大人ができることは援助です。子どもたちが1人でできるように手伝うことです。

イヤイヤ期を乗り切ろう!イライラしない具体的な対処法

イヤイヤ期の乗り切り方をお伝えしいます。具体的なシチュエーションを挙げますね。

食事時に自分でやりたい!が出た時の対処法

いつものように朝ご飯にパンにバターをぬって渡したら大泣きした。そんな時は、パンとバターにバターナイフを添えて出してあげましょう。

最初はやりかたがわかりません。「みててね」と言ってゆっくりやってみせましょう。この時言葉は必要ありません。

子どもたちは聞くことと見ることを同時にすることは得意ではありません。できるだけゆっくりとやってあげましょう。今までにない真剣な眼差しに出会うことでしょう。

じっくり見たあと、子どもはすぐに真似をしてやろうとしますが、上手くできません。ちょっとだけパンを押さえるのを手伝ってあげましょう。

たくさん手を出すとまた怒ってしまいます。ほんの少しだけ。本人にわからないくらいに少し手を出して手伝います。自分でできるように援助してあげるのです。

苦労してバターをぬります。その真剣な顔。よだれが垂れても気にしません。そして、「できた!」自分で満足してそれを終えます。

こういったことの積み重ねが、手足の能力、考える力、精神性までも育てていきます。自分のやりたいことに集中してしっかり取り組んだ子どもはもう泣きわめくことはありません。

すべてをいつもやらせてあげることは難しいことです。お母さんの余裕のある時にちょっとずつやらせてみましょう。子どもはあっという間に能力を獲得していきます。

お出かけ前に靴を履きたくない…幼稚園に行きたくない…のイヤイヤ対処法

また、ある時は、靴を履かそうとしたら大泣きして、幼稚園に「行きたくない!!」と言い出した。なんてこともあるかもしれません。

そんな時には、履きやすいゆったりした、マジックテープなどで止められる靴を用意してあげましょう。そして、靴のうしろに紐をつけてあげましょう

いつもより15分早い時間に「靴をはこうね」と声をかけます。さっそく靴を履こうと取り組みはじめます。

「紐をこうやってひっぱるよ」と、ゆっくりやってみせましょう。

これも最初は上手くいきません。本人がやりたがるうちはやらせてあげましょう。口を出さずに見守りましょう。

10分たったら、「よくがんばったね。もう時間になったから今日はママがやってもいいかな。明日またやろうね」と許可をとってから手を添えて履かせます。

自分がやりたいと思っている気持ちをわかってくれた!と感じたら子供は、泣き叫んだりしません。

何日かすれば、するっと履いてくれます。「できたね!」一緒に喜びを分かち合いましょう。

これ以外にも、「行きたくない」「食べたくない」などには、何か必ず理由があります。今この子はどこに興味があるんだろう?といつも観察してみてください。

ワクワクする毎日へ!ママも育児を楽しもう

上のような対処をしていると、ある日気がつくと、バターとバターナイフを自分で出して用意していたりします。

これは、取り組んだことで何が必要なのかわかるようになったためです。

またある日気がつくと、まだ手伝っていないのに、もうバターをぬってしまっています。子どもは自分でできたことに大満足です。ニコニコと朝の用意もスムーズに進みます。

ある日気がつくと、しらない間に靴をはいています。自信に満ちた顔で「ママー!」と呼んでくれます。

そうすればもうお母さんもイライラ、ストレスを感じることはありません。「はやく食べて!遅れちゃうでしょ!」なんて怒ることもなくなります。

今までは子育ての中で、つい怒ってしまって罪悪感、自己嫌悪を感じてしまっていたママも多いかもしれません。これからは、新しい対応をはじめましょう。

自信をつけた子どもは、今度は服を引っ張り出すかもしれません。怒る必要はありません。服を1人で着られるようになりたい!という魂の叫びをきいてください。

着脱しやすい服を入れて置いたり、後ろからちょっと服をつまんで手伝ったり、そういったことがどんどん楽しくなってきます。

それどころか、わー!と泣くのを見たら「今度はどんなことをしたいのかな?」とワクワク。子どももどんどんできることが増えてニコニコと精神的にも落ち着いていきますよ。

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