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子供はどうしたら親の話を聞くのか。自分で考えさせる言い聞かせ術

2014/07/17

言い聞かせというのはとても奥が深いものです。まだ話せない赤ちゃんにも、言い聞かせは伝わっていると言われます。不思議ですよね。毎日繰り返して言うことには必ず意味があります。

テレビを消すと泣く

私の娘は夕方に子供向けの番組を観ます。夕飯の前にお風呂に入るのですが、その直前までテレビの時間です。しかしお風呂に入ろうと誘っても、テレビを観たくて泣くのです。私は毎日泣かれてストレスでした。

泣いてもお風呂に連れていきます。脱衣所でも泣いていて、お風呂に入ってやっと機嫌が直ります。私はこの状態をどうにかしたいなと思いました。みなさんならどうしますか?

段階をふんで言い聞かせる

娘もお風呂に入らなければいけないことは分かっています。どうあがいても、時間になったら連れていかれるわけですから。私は毎日テレビをつける前に「お風呂の時間まで観よう。約束できる?」と確認するようにしました。

本人は観たいので「うん!」と返事をします。その約束を必ず守らせます。約束通りお風呂に行ける日もありますが、イヤイヤ言って泣く日もありました。次に私は「この歌が終わったらテレビを消してね、消せる?消せたらすごいなー」とリモコンを渡してみました。

泣いて抵抗する状態なのに、自分で消せるわけがないと思うかもしれませんが、それを敢えて子供に任せてみたらどうなるでしょうか。子供は任された責任感と、自分でしたという達成感を満たすことができます。

自分でテレビを消すようになった

娘はいつも触れないリモコンを目の前にして「私持ってていいの?」という表情をしました。そして驚くことにボタンを押してテレビを消したのです。リモコンへの好奇心を利用しました。私は褒めました。「お!自分で消したんだね!すごい!どうやってしたの?」どうしてできたのかをわざと子供に聞くのは、とても効果があります。

「ママ知らないの?教えてあげる」といわんばかりの表情で説明してくれるからです。これで何度も繰り返してするようになります。娘は自分で消したという達成感で、とても嬉しそうでした。これがいつも大人が消していては、子供はおもしろくありません。

次の日から「もうすぐお風呂だから自分で消してね」とリモコンを渡すことにしました。娘は毎日自分で消してくれます。うちではご飯を食べる時、テレビは必ず消します。娘はお風呂上がりにテレビがついていたら、夕飯前なので「消すよ」といって消すようになったのです。

その行動にはとても驚きました。習慣をきちんと把握しているのです。ご飯の時はテレビは消えているから消してみる、そしてそれをしたら親が褒めてくれるということまで分かっているのだと思います。

子供が納得する言い聞かせを

毎日言い聞かせていると、子供がある日突然行動に移すことがあります。100%できるわけではなく、その日の気分ややる気に左右されるので、できなくても怒ってはいけません。できた時はラッキーくらいに考えて、たくさん褒めてあげましょう。

できなかった時は「じゃあ、またしてね」と言えば良いのです。実際に行動するのは子供ですから、その時を待っていれば良いのです。親にできることは子供に「させる」のではなく「引き出す」ことです。どうしたらするようになるかを工夫するのです。

子供は親の言いなりになるのではありません。自分で考えて行動する力を持っています。子供によって効果的な言葉も違うし、満たされる状況も違います。今回の例はほんの一例です。

自分の子供がどう言ったら嬉しく思うか、やる気になるか、性格を把握した上で効果的な言い聞かせを考えてみてください。言うことを聞かないと嘆くのではなく、子供がどうしたら納得して行動するか考えましょう。

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