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漢方を取り入れた不妊治療を始める前に知っておくべき事

2014/12/19

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不妊治療は今や当たり前のように行われ、テレビや雑誌など様々なメディアで取り上げられていますので、不妊治療に対して身近に感じている人は多いと思います。

しかし、私達が普段、「これが不妊治療というものだ」と思って目にしている情報は、ほとんどが西洋医学としての治療法ばかりです。

医学には、大きく分けて西洋医学と東洋医学があり、一口に不妊治療と言っても様々な方法があります。
症状の診断も、西洋医学からみた診断と、東洋医学からみた診断では症状が異なり、治療法も異なるのです。

これから不妊治療を考えている人、今既に西洋医学による不妊治療を受けている人は、是非一度、東洋医学、特に漢方を用いた不妊治療にも目を向けてみましょう。

不妊だけに留まらない漢方による不妊治療

東洋医学には、鍼灸治療や気功治療、漢方治療など西洋医学とは違う観点から行う治療法がたくさんありますが、その中でも、特に不妊治療としてお勧めなのが、漢方による治療です。

漢方で妊娠も健康も手に入れよう

漢方は何千年という長い年月をかけて、「人体の機能を高めるにはどうすればいいのか?」研究に研究を重ねて発展してきた治療法です。

漢方はどこか一点に集中して効き目のある西洋医学の薬とは違いますので、西洋医学派の人からすると、効果が得られにくい、まやかしのような治療として捉えられてしまいがちです。

しかし、漢方は心身のコンディションを整えて、身体機能を高めることで、自ずと妊娠しやすい体質を作っていくことができます。

生き物としてのパワーを取り戻し、心身の健康を手に入れながら、妊娠できる体へと変えていくことができるのが漢方なのです。

不妊だけに留まらず、あらゆる問題を克服しながら妊娠できる漢方による不妊治療は、まさに万能治療と言えるでしょう。

西洋医学と東洋医学では不妊の考え方も違う!?

西洋医学から診た、不妊か不妊でないかの判断基準は、生殖機能に問題の有無で決まります。

つまり、「子宮に問題がある」、「精子の数が少ない」などと生殖機能の問題を見つけ、それを治療していくことで妊娠を促していくのが西洋医学としての不妊治療です。

しかし、妊娠できない理由は生殖機能の問題だけとは限りません。
ストレスが原因であったり、冷え性のために身体機能が衰えていることが問題であったりと、生殖機能とは別の要因が障害となって妊娠しにくい体になっている可能性もあります。

こうした幅広い視点で問題を考え、治療を行っていくのが東洋医学であり漢方の役割なのです。

西洋医学では不妊でないと診断された人でも、東洋医学的に見れば不妊症と診断され治療してもらうことができます。

ストレス社会と言われる現代では、妊娠できない原因は必ずしも生殖機能に問題があるとは限りません。

妊娠を望んでいるのになかなか妊娠ができないという場合、西洋医学からの診断だけでなく、東洋医学からも診断してもらい、幅広い視点で問題点を見つけていきましょう。

西洋医学だけで判断すると体に危険が及ぶことも!

西洋医学では生殖機能に目を向けて診断されますので、例えば冷え性が原因で妊娠しにくくなっている人は、「確かな原因は分からないけれど、出来る限り妊娠の確率を高めていきましょう」という治療方針を取られてしまいがちです。

本当は冷え性を改善すれば妊娠できる人も、冷え性改善ではない他の治療を行うことになり、人工授精や体外受精など心身共に負担のかかる治療を頑張ってしまうのです。

これでは、金銭的にも肉体的にも精神的にも負担ばかり大きくなってしまい、ますます妊娠しにくい体へと変わってしまう恐れもあります。

不妊治療を考える時は、生殖機能の問題をくまなく調べる西洋医学と、心身に問題がないかで判断する東洋医学、両方からの診断にて不妊の原因を突き止めていくことが大切です。

西洋医学と東洋医学では治療費が大きく変わる!?

体の負担を考えると、西洋医学と東洋医学の両方の観点から診断してもらうことが大切ですが、リスクは身体的な負担だけではありません。

西洋医学で限定して不妊治療を考えると、金銭的負担も大きくなってしまうというリスクもあるのです。

西洋医学では生殖機能の問題の有無で、不妊か不妊でないかが判断されますので、例えば冷え性が原因で不妊の人は、西洋医学的に見れば不妊ではないと判断されてしまいます。

そのため、西洋医学の治療を受けるためには、健康保険は適用されず、「体に問題はないけれど、妊娠の確率を高めるための治療」ということで全額自己負担となってしまうのです。

東洋医学では冷え性やストレスなど心身トラブルも不妊の原因の一つとして考えられますので、冷え性の人も不妊として判断され、治療には保険が適用されるのです。

不妊治療の場合、保険が適用されるかされないかで何万円どころか何十万円、多い人では百万円を超える違いが出てしまうこともあります。

身体的負担だけでなく、金銭的にも追いつめられてしまわないよう、西洋医学と東洋医学、両方の観点で不妊について考えていくことが大切です。

不妊治療と漢方の関わり

東洋医学や漢方の効果が見直され、注目され始めているとはいえ、まだまだ漢方=サプリメント、と考える人は少なくありません。
その為、漢方とは栄養剤の一種であり、気休めにしかならないだろうという考えを持つ人は多いものです。

しかし、漢方は体のバランスを整える働きがあるのであって、足りない栄養素を補うサプリメントとは全く違うものなのです。

漢方がなぜ不妊治療に効果があるのか?

不妊治療を行うというと、卵子や精子など生殖機能に問題があり、それを治療していくものというイメージが強いものです。

しかし、妊娠出来ない原因は、生殖機能だけでなく、ストレスや冷え性、食生活や睡眠環境、運動不足や疲れの抜けにくい体質など、生活習慣が問題となって不妊となっている可能性もあります。

漢方は体の免疫力を高めるのが目的ですので、生活習慣の乱れによって体が抱えている負担を軽減し、自然治癒力や免疫力を高め、人間という動物の生きる力を蘇らせる働きがあります。

動物は子孫を残すことを一番に考えて体が作られていますので、生き物としてのパワーが蘇るということは、即ち子孫を残す働き、妊娠しやすい体になるということでもあるのです。

漢方による不妊治療とは、動物としての本能を取り戻し、子孫を残す働きを促すための治療なのです。

漢方の効果を最大限引き出すポイント

漢方による不妊治療の効果を最大限引き出すためには、規則正しい生活を心掛けた上で漢方を服用することが基本ですが、もう一つ大事なポイントがあります。

それは、病院や漢方薬局を選ぶ際に、カウンセリングに力を入れている所を選ぶということです。

漢方を服用していると、次第に体質や症状が改善されていきますので、最初に処方してもらった漢方では合わなくなることがあります。

妊娠しやすい体質に変えていくためにも、体の変化に応じてその都度、適切な漢方を処方してもらう必要があります。

カウンセリングに力を入れていて、不妊治療において専門性の高い病院や漢方薬局を探すように意識しておきましょう。

また、不妊治療に力を入れている病院や薬局であれば、食事療法や生活指導、メンタルケアなど、漢方を処方するだけでなく、全面的にサポートしてくれるものです。

カウンセリングへの力の入れ具合と、その他のサポート力を見て、病院や漢方薬局を選ぶのがお勧めです。

漢方による不妊治療でトラブルを起こさないための注意点

漢方は西洋医学の薬と違い、副作用がなく体に安全であるという情報を目にすることは多いですが、決して害がないわけではないのです。

漢方も服用の仕方や飲み合わせを間違えると、体に害が及ぶ場合もありますので注意が必要です。

漢方の自己判断は危険!

漢方はインターネットでも購入できるということもあり、自己判断で服用してしまう人もいますが、これはとても危険です。

漢方には副作用はありませんが、人によってはアレルギー反応が出てしまったり、湿疹の現れや下痢が続いてしまうなどのトラブルが起こる危険があります。

自己判断で服用するのではなく、必ず医師や専門家に相談した上で、自分に合う漢方を処方してもらいましょう。

妊娠出来るまでの期間は人それぞれ!

西洋医学と東洋医学を比べた場合、西洋医学による不妊治療の方が早く妊娠出来るというイメージは強いものです。

しかし、西洋医学による不妊治療を何年行っても妊娠出来ない人もいれば、漢方による不妊治療を初めて数ヶ月で妊娠出来てしまう人もいます。

漢方はすぐに効果は出ないと言う意見が多いですが、決してそんなことはありません。
西洋医学であれ東洋医学であれ、治療の効果の出方は人それぞれです。

高齢出産になる人は特に、早く効果の出そうな西洋医学にばかり目が行ってしまいますが、漢方による治療も視野に入れていきましょう。

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