夫源病の症状チェック!夫が原因のイライラde妻の体が不調になる病気

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2016/10/13

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常識では間違っていることでも、家庭内ならなんとなく通用してしまうのが「夫婦」という関係。

例えば、「約束を守る」「自分で出したものは自分で片付ける」なんて社会では当たり前のことなのに、「ごめん」の一言で済ませてしまう夫も多いのでは…。

最初は「もー、また?」なんて冗談めかして注意していたけれど、我慢を重ねているうちに、「何だか最近パパといるのが嫌だな…。」なんて思っている方もいるのではないでしょうか?

夫がいる時に限って体調が悪い…それはもしかすると育児疲れではないかもしれません。

子育て中の妻の身体は、産後疲れや育児ノイローゼ、ホルモンバランスの崩れや自律神経の乱れなど、様々な要素から心が不安定になり、体調不良になることも多いと思います。

ですが、一番の協力者であるはずの夫が帰ってきたら憂鬱になってしまう…それがだんだん頭痛やめまい、倦怠感へと変わってきたら、夫源病を疑ってみるべきかもしれません。

夫がこんな行動をしていたら要注意!「夫源病セルフチェック」

自分のミスなのに「お前が悪い」と逆切れしたり、病気で寝ている妻に対して「俺の飯は?」と言って来たり、夫の言動にイラっとしてしまうことってありますよね?

普段の夫の行動を振り返って、下記のチェックリストにいくつ当てはまるかを数えてみて下さい。

1、人前では愛想がいいが、家では不機嫌
2、上から目線で話をする
3、家事に手は出さないが口は出す
4、妻や子どもを養ってきたという自負が強い
5、「ありがとう」「ごめんなさい」のセリフはほとんどない
6、妻の予定や行動をよくチェックする
7、仕事関係以外の交友や趣味が少ない
8、妻が一人で外出するのを嫌がる
9、家事の手伝いや子育てを自慢する自称「いい夫」
10、車のハンドルを握ると性格が一変する

チェック項目が4個以下なら特に問題はありませんが、5個以上当てはまるようなら、将来夫源病になってしまう可能性があります。8個以上だと要注意です。

「夫源病」って何?…他の病気と診断されやすい厄介な症状

夫源病とは、大阪樟蔭女子大学の石蔵文信教授が提唱しているものです。

主に更年期障害の患者さんを診察する中で、「妻の原因不明のめまい・頭痛・動悸(どうき)の背景には夫の存在がある」という考えに至りました。

そこで、読んで字のごとく「夫が源の病気=夫源病」と命名したそうです。

これは医学用語ではありませんが、更年期障害患者の多い中高年に限った話ではなく、既婚者なら誰にでも当てはまるものなのです。

どんな症状が出るのか…検査でもわからない体調不良

夫源病になると、不定愁訴(ふていしゅうそ)と呼ばれている症状が出ます。

  • 頭痛
  • 不眠
  • めまい
  • のぼせ
  • 倦怠感
  • 呼吸困難
  • 耳鳴り

例えば、上記のような症状です。本人がなんとなく体調が悪いと自覚症状を訴えて検査をしても、原因となる病気が見つからない状態です。

耳鳴りがするから耳鼻科へ、呼吸困難を起こしたから呼吸器科へ…と専門医に行っても、その症状への対処療法が行われるだけで、原因を取り除かない限り完治に至りません。

病院に行ってもうつ病や更年期障害と診断されてしまうこともある

「夫源病」は医学用語ではありませんので、精神科や心療内科でもその症状から、うつ病や更年期障害と診断されてしまう場合があります。

ですが、重症化すると声が出なくなってしまったり、寝床から起き上がれなくなるほどの影響が出てきます。

日常生活に支障が出てきている場合は病院に行き、夫がいる時に限って不調になる事をきちんとお医者さんに伝えましょう。

ストレス因子がはっきりしていれば、カウンセリングを受けることもできますし、合わない薬を処方されることもなくなります。

夫婦問題を扱う専門機関などで話を聞いてもらい、病院やカウンセラーを紹介してもらうのも一つの方法です。

他の病気との違いは、夫の存在を感じる時に症状が悪化するかどうか

では、普通のうつ病や体調不良と夫源病はどこが違うのでしょうか?

見分けるポイントは、「夫がいないと症状が軽くなる」ことです。

夫になんの不満もない人など皆無だと思いますので、誰でも多少イラッとすることはあると思いますが、以下の例で思い当たる節はないでしょうか?

  • 他の診断を受けて薬を飲んだり治療をしているのに、一向に効果が出ない
  • 夫が休みで家にいると、いつも体調不良を起こして寝込んでしまう
  • 友人と旅行に行っている間は何の症状も出なかったのに、帰ってきて夫を見たらまた耳鳴りがひどくなった

もし心当たりのある方は、一度夫源病を疑ってみて下さい。

どんな人がなりやすいの?…真面目な専業主婦と気持ちのわからない夫

「良妻賢母タイプで真面目な専業主婦」が夫源病になりやすいと言われています。

責任感が強く、世間体を気にして理想の母親像を追い求めてしまい、ストレスを感じても「自分さえ我慢すれば」と思ってしまうタイプの妻が多いようです。

また、専業主婦だと経済的なこともあり、なかなか強く言えないという面もあります。

一方夫は「夫源病チェック」で出てきたように、妻の都合や気持ちを考えない自分本位なタイプです。

一つ二つは誰にでも当てはまりそうな項目ですが、いくつも当てはまる場合は要注意で、自分の言動が妻のストレスになっているとは夢にも思っていない夫が多いようです。

夫源病の改善には「対話」と「ストレスの感じ方の変更」が有効

買い物や趣味や運動など、自分でストレスを解消して心のバランスが保てるなら問題ありません。

しかし、一緒に生活をしている夫の言葉や態度が原因ですから、すぐにまたストレスが溜まってしまうという場合には、重症化する前に根本的な解決が必要です。

改善するには何が必要なのか…コミュニケーション不足を解消する

妻が体調を崩すまで我慢していることに気づかないのですから、夫が悪いのは言うまでもありません。

しかしながら、「どうせわからない」「言ってももめるだけ」と対話することを諦めてしまう妻の方にも原因はあるのです。

DVやひどいモラルハラスメントがある場合は、悠長なことは言っていられませんので、対話よりも行政や弁護士などに早急に相談に行って下さい。

そうではなく、ただ単に妻の辛い気持ちや状態に気づけないだけの夫ならば、言葉や行動で分かってもらう必要があります。

  • プチ喧嘩…大きな喧嘩になるほど溜め込む前に、少し揉めることを覚悟で辛い気持ちや我慢できないところを「伝えていく」
  • プチ別居…2~3日実家に帰ってみて、自分の体調を回復させると共に妻の存在のありがたみをわかってもらう

どちらも身体に影響が出るほど思い詰めてしまう前に、コミュニケーションをとる方法を模索していこうというものです。

長くストレス状態が続くと、夫が定年退職して家に居るようになったら我慢が限界を超え、熟年離婚という道を選択してしまう夫婦も少なくありません。

今のうちから少しづつ伝える勇気を持ち、気づいてもらう努力をしていきましょう。

具体的には何をしたらいいのか?…書き出して自分の気持ちを知る

伝える第一歩として、夫のどこに一番ストレスを感じてしまうのかを全部書き出してみましょう。

書くことは「自分の気持ちを整理する」という意味でも大切な作業です。

  • 服を脱いだら脱ぎっぱなしなのに、部屋が片付いていないと文句を言う
  • 私の体調が悪くても自分の都合を優先する
  • 泣いたらすぐ連れてくるのに、子供と公園で遊ぶだけでイクメン気取りなところに腹が立つ
詳しく書いていけば「一番不快に感じているのはどこなのか?」「全部は無理でも「せめてここだけは改善して欲しい!」という要望が段々と見えてくるはずです。

まずは、自分の気持ちとしっかり向き合ってみましょう。

伝え方を工夫して、上手に夫と対話をしてみましょう

誰だって、自分の悪いところを指摘されたら面白くありません。下手をすると悪者扱いされたと意固地になって、余計にこじれてしまいます。

でも、書き出しておくことで、言い方を考えながら相手に合わせて伝えることができます。

「自分のことくらい自分でやってよ!」なんて言ってしまうと、言われた方もカチンときます。

ちょっと相手が受け入れやすい言葉を考えて、「そろそろ子供にお片付けを教えたいから、靴下を脱いだら洗濯機に入れるようにしてくれるかな」と、言い方を変えてみて下さい。

子煩悩な夫なら、子どもをうまく絡めて行動を改善してもらう方が受け入れやすいと思います。

その上で、自分が夫の言動で辛い気持ちになってしまうことをきちんと伝えましょう。

夫も妻を苦しめようとしているのではなく、ただ単に自分の何気ない言葉や行動が、妻にとってはそんなに意味を持っているという自覚がないだけなのです。

こちらから言わなければ、たぶん一生気がつかないでしょう。

できるだけ大きな喧嘩をせずに、ストレスを一つ一つ減らしていければお互いの為だと思います。

夫の理解が得られない時は…自分のストレスの感じ方を変えてみる

ただし、相手を変えるというのはなかなか大変なことです。夫が変わらないなら、こちらの考え方を変えるしかないです。

「なんで私がこんなに苦しんでいるのに伝わらないの?!どうして私の気持ちをわかってくれないの?」から始まると、双方に責め合う気持ちが生まれてしまいます。

人間は遺伝学的な面から見ると、生き残るために今いる集団の中で、一番遺伝的に離れている相手に惹かれるようにインプットされているそうです。

ということは、夫はもともと遺伝子レベルで最も離れている相手ということになります。

神経質な妻とずぼらな夫、直観タイプの妻と理論派の夫…。一緒に暮らして合わないのが当然なのです。

合わないところから少しずつお互いの許容範囲をすり合わせていき、何とか一緒に暮らしていける距離感を掴むというのがベストな方法です。

適度な対話と距離感で、長く付き合える夫婦になろう

せっかく結婚してかわいい子どもを授かったのに、我慢を続けて体調を崩したり、離婚をしてしまったら元も子もありません。

タイプの違う二人で育てるからこそ、子どもは多様性を学び、許容性を身につけていくものです。

家族みんなが元気で幸せに暮らしていく為に、適度な距離感を掴んで、夫婦の関係をより良い方向に持っていきましょう。
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