- 褒めて伸ばすのはいいけれど……。子どもを伸ばす言葉と叱り方 | MARCH(マーチ)

褒めて伸ばすのはいいけれど……。子どもを伸ばす言葉と叱り方

2014/04/11


出来るなら子供は叱るのではなく、褒めて伸ばしたいもの。でも、褒めるのってなかなか難しいですよね。ただ、何でもかんでも褒めれば伸びるというわけじゃありません。褒め方にもコツがあるので、きちんとそのコツを掴んで「褒め上手」になりましょう。

褒める時は具体的に!

子供を褒める時は、できるだけ具合的に褒めるのがコツ。ただ単に「偉かったね」ではなく、「転んでも泣かなかったね、偉かったよ」とか、「お手伝いありがとう」とか、子供が「出来たこと」を具体的に示してやると、子供は「もっと頑張ろう!」と思うようになります。大人なら「偉かった」「ありがとう」だけでわかることも、子供はどうして褒められたかわからないことがあるので、必ず具体的に褒めること!

褒めるタイミングと叱るタイミング

褒める時も叱る時も、タイミングを逃さないのか基本。できるだけその場で褒めたり、叱ったりすることが大切です。そうでないと子供は「どうして褒められているのか」あるいは「叱られているのか」がわかりません。

また、タイミングを逃さないことで、体験と褒められたあるいは叱られた時の感情が結びつきやすくなります。何かをする際に「あ、これは前にして褒められたことだ」、または「叱られたことだ」、という意識に結びつきやすいので、何かあったらすかさず褒めるor叱るようにしておきましょう。

小さな成長を見逃さないで

褒めて伸ばしたいとは思っていても、普段の生活の中ではそんなに褒めることもないな、なんていう親御さんもいるかもしれません。でも、子供の成長は著しく、褒めるところがない子供なんていません。褒めて伸ばそうと思うのであれば、小さな成長を見逃さないことが大事。昨日よりもほんの少しでも上達したこと、たくましくなったところが見られたら、すぐに褒めてあげましょう。

この小さな成長は、子供が大きくなるほどわかりにくくなります。赤ちゃんの頃はできないのが当たり前で、出来るようになるのがすごいことですが、ある程度自分で自分のことをできる歳になってくると、「褒める材料」が減ってしまうような気がしてしまいます。でも、実際には子供たちは日々成長中。褒めて伸ばすのであれば、この「小さな成長」を見逃さないようにしなければなりません。

努力を褒める

褒める時は「結果」ではなく、「努力」を褒めることが重要です。でも、努力って目に見えないものなので、わたしたちはつい結果ばかり見て、褒めたり叱ったりしてしまいがち。でも、努力を褒めることはとっても大事なことです。

努力を褒めた子は、積極的に努力し、新しいことにチャレンジするようになりますが、結果や能力を褒めた子は、新しいことへのチャレンジ意欲は薄く、結果や能力にこだわってしまうようになります。そのため、結果や能力にこだわると、新しいことではなく、自分ができることばかりやるようになってしまいます。だから、褒める時は努力やそのプロセスを褒めることが大切なんです。

当たり前のことを褒める

子供が成長すると、当たり前のことを当たり前にできることが当然になってしまいます。そのため、いい子であればあるほど、褒められる回数は少なくなってしまいがちです。でも、当たり前のことが当たり前にできる、と言うのは実はとってもすごい事。だから、それに気がついたときには思い切り褒めてあげましょう。「いつもお手伝いしてくれてありがとう」「いつも早起き偉いね」など、気がついた時に声をかける習慣があれば、子どものやる気もうんと伸びます。

ポイントは「いつも」という言葉を使うこと。これは親が子供のことを「ちゃんと見てるよ」と伝える意味もあります。

文字で褒める

子供が大きくなってきたら、手紙などの文字を通して褒めるのもいいですね。文字は言葉では伝えられないことを伝えることができますし、何よりも形に残ります。きちんと褒められたことが目に見える、というのは手紙ならではの利点。

手紙と言っても、何も改まった手紙を書け、というのではありません。置手紙や携帯のメールでも全然OK。「いつも○○してくれてありがとう」「お手伝いのおかげで助かっているよ」という一文が子供を伸ばす原動力になります。

叱ると褒めるのメリハリをつける!

子供を褒めて伸ばすのであれば、それと同じぐらい叱ることも重要です。このメリハリがないとただの緩い親になってしまいかねません。絶対に叱らない、という方針の子育てもありますが、やっぱり「いけないこと」は叱らなければ子供はわからないもの。叱る時も褒める時も精一杯、真剣に、これがたぶん一番重要なことです。
みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ