褒めることが逆効果にも…子供のタイプ別やる気UPの褒め方

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2016/04/05

子供をしっかりと褒めて愛情を注ぐママ

「子どもは叱るより褒めろ」とよく耳にしますよね。しかし、頭ではわかっているつもりでも、いざ子どもを褒めようとしてもなかなか適当な言葉が見つからず、「私の褒め方これでいいのかな?」と感じていらっしゃる方は多いと思います。

それどころか、せっかく褒めたのに「そんなに言わなくても知っている!」と怒られたり、「これぐらいのことはもうできるし」と子供に呆れられたりして…

「じゃあ、どうしろと?」と思った経験はありませんか?

褒め方やタイミングによってはやる気を失ってしまい逆効果になってしまうこともありますが、その子に合った褒め方を探しあてることで親の気持ちが伝わり、本人の自信や自己肯定感に繋がります。

そこで、子どものタイプ別にどんなふうに褒めたらいいのかをご紹介します。

どんなタイプにはどんな褒め方?タイプ別の褒め方の参考にしてみて!

子どもの性格は子どもの数だけ十人十色様々なので、一概に「この性格は…!」と決めつけるものではありません。

気になる所やお子さんに思い当たる所があった場合に、参考にしていただければと思います。

  • やんちゃ坊主やじゃじゃ馬娘タイプ:当たり前の事を褒めるべし
  • しっかり者の優等生タイプ:褒めることよりも失敗した時の対応が大切
  • 反応が少ないタイプ:照れるだけだが、過剰に褒めないように注意して

ここでは3つのタイプに分けてみました。詳しく見ていきましょう。

【やんちゃ坊主・じゃじゃ馬娘タイプ】当たり前の事を褒めるべし

やんちゃで活発な子やじゃじゃ馬娘タイプの子は「正直、褒めたいけどうちの子こんな性格だから褒めることなんて何もないし…」と大人から思われがちです。

こんなタイプの子は当たり前のことができたときに褒めてみまましょう。

例えば「ありがとう」って言われたら「ありがとうって言われると嬉しいな!」など、何も変哲もないことこそ褒められるとやる気や自信がアップします。

やんちゃ坊主・じゃじゃ馬娘タイプはいたずらやおふざけが目に余りやすく、悪さをしないか、何か企んでいないかと常に目を見張り、どうしても疑ってかかってしまいます。

でもよくよく見るといいところもいっぱいあるはず。

特にタイプの子たちは結構ハキハキしている子が多いので、例えば、朝大きな声で挨拶できた時は「○○くんの”おはよう”は元気でいいね!」と言われると嬉しいようです。

日常の本当にたわいもない事を「嬉しい」や「いいね」という単純な言葉でも子どもにとっては褒め言葉になります。

【しっかり者の優等生タイプ】褒めることよりも失敗した時の対応が大切

しっかり者の優等生タイプは1人で何でもこなしてくれるので、手がかからず親としては助かりますが、実は優等生タイプの子は褒められることでプレッシャーを感じて内心疲れていることがあります。

「ママやパパのため」と自分のためではなく、周囲のために頑張ってしまいます。それで心身共に疲れてしまうようでは、言葉に出ないだけで本人も苦しいでしょう。

そんな子はどこにいても頑張っていて、内でも外でも十分褒められているので、家の中ではできるだけ息抜きさせるよう心がけましょう。

例えば、家の中で「お手伝いしてくれるのは嬉しいけど、休んでもいいんだからね」と頑張っている姿を認めつつ、家では伸び伸びしていいことをさりげなく伝えましょう。

しかし、どんな優等生タイプでも忘れ物をするなど失敗することはあります。普段から失敗することが少ないのでちょっとの失敗でも相当落ち込んでいることがあります。

そんなときは決して責めたりせずに「忘れ物することぐらいあるよね。」と失敗を受け入れるぐらいがちょうどいいでしょう。

そうすると「ママは普段ちゃんとやっていることのを見てくれている」と親子の信頼関係がアップします。

特に幼稚園や保育園の先生方に「○○ちゃんはしっかりしていて助かります。」と言われたときは園で精一杯頑張っている証拠です。家の中では多少の甘えやわがままは受け止めてあげて羽を伸ばさせてあげましょう。

【反応が少ないタイプ】照れているだけだが、過剰に褒めないように注意して

褒めたのにリアクションが少ないと何だか褒めたこちらが拍子抜けしてしまい、「褒め甲斐がないなぁ」ということがあります。

しかし、そういうタイプの子は照れているだけで褒められていることはきちんと理解しています。

大人が期待するようなリアクションがどのようなものなのかまだわかっていないだけです。

反応が薄いと「伝わってないからもっと大袈裟に褒めた方がいいのかな?」と考えてしまいますが、反応が少ないからと言ってオーバーに褒めてしまうとそれこそ反応しづらくなってしまいます。

それに大袈裟過ぎると「本心から褒めてない」と子どもに伝わってかえって白けてしまうこともあります。大人でもあまりに過剰に褒められても「お世辞でしょ?」ってなりますよね。

反応が少ないと「この褒め方でいいの?わかっているの?」と不安になりますが、嫌な顔をしてないようなら今の褒め方がその子に合っているということなので、心配し過ぎなくてもいいと思います。

褒められるとやる気を失くすタイプの子の2つのパターン

「子どもは絶対に褒めるほうが伸びるけど、極々稀に、褒められると逆効果な子もいる」という話を聞きました。

そういう子たちにも大きく分けると2つのタイプに分かれます。

  • パニックになりやすいタイプ:プレッシャーに弱いので短い言葉で褒めるべし
  • この程度でいいんだと自己完結してしまうタイプ:途中で話かけないで見守って

こちらについても例を挙げていきますね。

【パニックになりやすいタイプ】プレッシャーに弱いので短い言葉で褒めるべし

1つ目のタイプは褒められることにプレッシャーを感じてパニックになってしまい、怒り出したり、泣き出したりすることもある子です。

例えば、お絵描きをしている所に「あら、上手に描けているじゃない」と褒めたのに「見ないで!!あっち行って!!」と本気で怒られたというケースです。

褒められることを負担に感じることもある優等生タイプと似ていますが、こちらのタイプは褒め言葉に対して極端にプレッシャーを感じていることが最大の特徴です。

こういうタイプは大袈裟な褒め言葉や励ましなどは苦手なようなので短く且つわかりやすい言葉で褒めることがポイントとなります。

先ほどのお絵描きの例でみると、お絵描きを書き終わったタイミングで「おもしろいね」、「素敵だね」と「上手」や「頑張って書いたね」という言葉よりも感想を述べる気持ちで言葉掛けをするとうまくいくことが多いです。

【この程度でいいんだと自己完結してしまうタイプ】途中で話しかけないで

2つ目のタイプは、褒められると「そんなに頑張ってないけどこの程度でいいんだ」とそこで自己完結してしまう子です。

なわとびができて「やったね!次も頑張ろう!」と励ました途端、「もうやめた」となったり、何か褒めても「もうこれぐらいの事できるし」と若干冷めているような態度をとったりすることもあります。

どうしてそのような態度になってしまうのかというと、せっかく自分の世界に入り切って夢中になっていたのに台無しにされた気持ちになるからのようです。

子どもからしたら「そんな事言われなくても今やろうと思っていたのに…」という気持ちになるようです。それは、お片付けやお手伝いなど日常生活の動作でも同様。

とにかく夢中になっている時や何かしている途中、最中に言われるのが嫌いなので、キリが良い所を見計らってから褒めるように心がけてみて下さい。できるまで何も言わずにそっと見守り、終わって子どもが「できた!」や「見て見て~」と満足げな表情になったときに初めて褒めるようにしましょう。

褒めることと評価することは違います!どちらも大事です

あまたの育児書でも「褒めることと評価することは違う」と目にしたことがあると思いますが、実際その2つの境界線は曖昧なもの。

そこで、「エライ」や「すごい」以外の褒め言葉がこちらです。

「エライ」「すごい」もいいけど、「ありがとう」の一言も褒め言葉になる

「○○ができてすごい!えらい!」も褒めることの1つですがどちらかというと評価することです。

褒める=評価することと思われがちですが、「ありがとう」や「嬉しかった」、「楽しかった」、も褒めることの1つです。

その違いは、「できたこと」を褒めるのが”評価すること”で、「頑張り自体・それをするための努力自体」を褒めるのが”褒めること”です。

「やることに意義がある」という言葉がぴったりでしょうか。

「ありがとう」や「(お手伝いしてくれて)助かったよ」というのは何気ない一言ですが、大人が子どもに対して言うのは案外難しいものです。なぜなら、大人も日常的に言われる経験が少ないからです。

どんな場面の時に言えばいいのかというと、例えば、いつも食べ終わった食器を片づけないのに片づけたら、「ありがとう、助かるわ」という感じです。

または、買い物帰りで玄関のドアを開けてくれた時に「助かったよ、ありがとう」という感じです。

ここで、「いつもしないのに急にどうしたの?」と嫌味を言うのは絶対にNGです。

お手伝いをして「すごい!エライ!」という言葉がけも決して悪くありませんが、その時にしか心に響きません。しかし、「感謝の気持ちを添えて伝えた方が「次もやろう」と自信ややる気UPに繋がります。

無理に褒めようとしないで、親の素直な感想を口にするだけでもOK

今まで子どもを褒めた場面やタイミングを振り返ってみると、実は親の都合のいいことばかりを褒めていませんか?

例えば、他の子よりひらがなが早く書けるようになった、お友達想いで優しいと周りから評判であるなど、思い当たることはありませんか?

確かに褒めることって思っている以上に難しいですし、どれが正解というのは誰にもわかっていないことです。無理矢理良い所を探して褒めるのも何か違う気もしますよね。

だからこそ、子どもの性格に合った褒め方を探っていくことが大切になってくると思います。無理に褒めようとしないで、親が思ったことをそのまま口にする、感謝を伝えるだけでOKです。

それでも、どうしても褒め方がわからないという時、子供の成長過程や存在そのものを褒めることは、どのタイプの子でも通用する褒め方です。

「○○ちゃん大好きだよ~!」「沢山ご飯を食べれてすごいなーすくすく大きくなってくれてありがとう~!」などたまに言ってみるのもいいですよ。

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