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幼稚園・保育園に行きたがらない子供の気持ちにママが寄り添う方法

2016/07/15

登園前に泣いてしまう子供にママがきゅーっとするイラスト

園に行く準備を始めると…大きな泣き声で「わぁ~ん」園に到着した途端…大きな大きな泣き声で「わぁ~ん」中には先生の顔を見た瞬間…「わぁ~ん」

泣いている我が子に「バイバイ」をするのは、とても辛いこと…そんな時どうしますか?「ごめんね」と思って心配そうなお顔、していませんか。お願いします!と、先生にバトンタッチしていませんか。

幼稚園・保育園はママやパパと分かれ、その後は先生やお友達との空間になります。ママのバイバイの関わり方で、その後の子どもたちの立ち直り方は変わってきます。

では、ママの大切な関わりとはなんでしょうか。それは「とっても簡単なこと」なんですよ。

ここでは、子どもの気持ちに寄り添う簡単な方法をご紹介します。

毎日大変!登園前の子どもの涙…悩む前に向き合ってみよう!

大きな声で泣く子、ママにしがみついて離れない子、制服やバッグを投げ捨てる子、静かにポロポロ泣く子…色々な表現で、子どもたちはママに「行きたくない」ことを伝えます。

このような姿を見ると、とても困ってしまいますよね。何か嫌なことがあるのかな。嫌なことをされてしまったのかな。不安になったり、イライラしたり…。

どうして泣くの?どうしたら良いの?と悩んでしまいますよね。

そんな悩みを持ったパパママへ!まずは「子どもがどうして泣くのかな…」「何ができるかな…」と一度深呼吸をして考えてみましょう。

泣くことや嫌がることは、困ったことではない!立派な成長です

行きたくないと泣く理由について、子供に問いただしてばかりではなく考えてみてください。

例えば友達とケンカをした等はっきりした理由があれば、園に相談して解決することができます。

でも、何も言わず、泣いて暴れて行きたくないをアピールする理由は、たった一つです。

行きたくない=ママと離れたくないそれだけです。それくらいママのことが大好きなんです。

子ども自ら気付く!気付きの成長

ずっとママと一緒にいることが当たり前だった子どもたち。ママと自分はずっと一緒だと思っていたのが、違う存在であり常に一緒ではないことに気付きました。

そして園に行くと、大好きなママと離れなければいけないことにも気が付いたのです。

これに自ら気付いたということはすごいことです。この気付きは立派な成長の一つです。

1歳児クラスの子で、4月は泣かなかったのに5月になったとたん突然泣き始める子どももいますよね。

それは、目新しい玩具に夢中でママがいないことに気が付いていなかったのです。

ママは近くにいるのが当たり前だからです。

また、2歳児クラスや3歳児クラスから入った子は、特にこういった理由で泣いてしまう子が目立ちます。周りの状況から、ママと離れることに気が付いているのです。

周りを見て状況を判断できることも立派なことですね。

子どもが可哀相なママの関わり方…先生達も困っている!

幼稚園・保育園は、集団生活です。先生と1対1の関わりはなかなかできません。他にも同じように泣いている子がいたらどうでしょうか?

そのような中で、子どもをもっと可哀相にさせてしまう関わり方があります。それは、先生達も実際に困ってしまう…という行動なのです。

子どもが可哀相なママの関わり方の例を挙げます。

  • ママが不安そうな顔をする
  • 「どうして?」「なぜ?」と問いただす
  • 「ごめんね」と謝ってバイバイしようとする
  • 余裕がなくイライラしてしまっている
  • その場を早く立ち去る

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ママの不安な顔は子どもを増々不安にさせる

バイバイの瞬間、泣かれてしまうと不安そうな顔をされるママがいます。ママが不安だと、子どもはもっと不安なのです。

知らない大人(先生)にニコニコされて、「大丈夫」と言われても安心などできません。

子どもたちはママのお顔をよく見ています。ママが少しでも心配なお顔をすると子どもたちは、これからここで知らない大人と知らない友達と何をするの?と増々不安になってしまうのです。

どんな時もママは笑顔でどしっと構えていることで、子どもも安心するんですよ。

「どうして?」「なぜ?」には答えられない

さらに、子どもに「どうして泣くの?」と聞くママもいますが、これも子供や先生は困ってしまいます。

お話ができる年齢の子どももいますが、お話ができるのならばそんなには泣きません。

「どうして?」「なぜ?」の言葉は子どもをどんどん追い込んでしまいます。

そのような時は子どもの気持ちを汲み取って、「寂しいよね」と共感してあげると良いですよ。

「ごめんね」は言わないで

「ごめんね」と謝るママもいます。

「ごめんね」は、悪いことをした時に言う言葉と素直に思っている子どもが、ママから「ごめんね」を言われたらどうでしょうか。

園に行くことは、悪いこと、ママとバイバイすることは悪いことと思ってしまいます。

だからこそ、「ごめんね」は言わないであげてくださいね。

ママのイライラは増々泣く原因

あまりに泣き、余裕がなくなってしまうとイライラしてしまうこともあると思います。

ママが不安だと子どもも不安、同様にママがイライラしていることも子どもには伝わります。

その気持ちが伝わると増々泣きます。

「どうしてそんなに泣くの?」とママがイライラしている気持ち、子どもにはまだ分からないのです。

増々泣く理由は「どうして怒っているの?」と、ママがイライラしている理由を知りたいからです。ママが「どうして泣くの?」と思うのと同じなんです。

イライラしている時に笑顔で…はとても難しいですが、一度深呼吸をして「いってらっしゃい」は、きちんとしてあげましょう。

泣いている時は、その場を早く立ち去る!は逆効果

ママが不安なお顔ではダメ!なのであれば、先生にお願いしてしまおう!さっと子どもを預けて行ってしまおう!という方法、これは多くのママがしていることと思います。

しかし、これは先生の立場からするととても困る行動なのです。

不安な気持ちのまま訳もわからず置いていかれた子どもたちはここ(保育園・幼稚園)に来ると「ママに置いていかれる」という記憶だけが残ってしまい、次の日もまた次の日も悲しい記憶のままなのです。

今までどんな時も一緒にいてくれたママが、何も言わず立ち去ってしまったら子どもはどんな気持ちになるでしょうか。

ママは笑っているけれど、子どもたちは何もわからないまま、知らない大人(先生)と一緒になったのです。

いつまでも後ろ髪をひかれる思いで、我が子を心配そうに見つめていられるのも困ってしまうのですが何も言わずにいなくなってしまうのは、一番朝の涙が長引くパターンです。

子供との大切な関わりを5つ!子供の気持ちに寄り添おう

ママのことが大好きで離れたくない、そう思うと泣いている我が子に、不安に思ったりイライラしたり…なくなるのではないでしょうか。

こんなにもママのことを大好きでいてくれるのです。毎日泣かれてしまうのは辛いものですが、そう思うと少し嬉しい気持ちに変わりませんか。

実際、幼稚園、保育園の朝の送りがパパだと泣かない子もいるんですよ。反対に泣いてくれなくて、寂しいと思うママもいます。

いつか、玩具が楽しくなって、友達と遊ぶことが嬉しくなって、先生が大好きになっていきます。

今は心配や不安が大きいかもしれませんが、そんな姿を愛おしく思い、嬉しい気持ちを伝えてみてください。この関わりがとても大切なんですよ。

では、具体例を挙げます。

  • 「ありがとう」のぎゅっをする
  • 具体的な言葉で迎えの時間を伝える
  • 不安な気持ちを共有する
  • 前日に約束をする
  • 子どもが話すまで待つ

詳しく見ていきましょう。

「ありがとう」をしっかりと伝える

子どもは、泣いたり暴れたりして離れたくない=ママが大好きを伝えているのです。その気持ちに対して「ありがとう」の気持ちを伝えてみませんか。

目の前で泣いている我が子に対して「私のことを大好きで泣いてくれている。ありがとう。でも、頑張って!楽しいことがいっぱいあるよ。がんばってね。いってらっしゃい!」そう思ったとき、どんな行動をとりますか?想像してみてください。

ぎゅっと子どもを抱きしめたくなりませんか?ありがとうの「ぎゅっ」これがとても大切な関わりです。

子どもの大好きの気持ちに応えてあげること、不安な気持ちを受け止めてあげること、ママも大好きを伝えてあげることは、「ぎゅっ」で全て伝わるのです。

具体的に言葉で伝え、約束をする

0歳児でも5歳児でも変わりません。

ぎゅっとして、「お迎えにくるからね」「待っててね」を伝えてあげてください。

お話が理解できる年齢ならば、「ご飯を食べたら迎えにくるよ」「お昼寝をしたら迎えにくるよ」と具体的に伝えてあげることも大切です。決して、嘘はつかないでください。

子どもたちは、ママがお話をしたことをよーく覚えています。これは、ママと子どものお約束です。絶対に守れるお約束をしてください。

この一言で、子どもが園にいる間にふと寂しくなった時、先生から「大丈夫よ」「もうすぐお迎えくるよ」等の言葉に、ママとの約束を思い出し安心して過ごすことができるのです。

不安な気持ちを共有する

子どもと同じ気持ちになることも大切です。

「どうして?」ではなく、「行きたくないよね」「離れるの寂しいよね」と、子どもの気持ちを汲み取ってあげてください。

その後に「本当はママもお仕事行きたくない時があるよ」「ママも寂しいよ」と、同じ気持ちであることを伝えてください。

子どもの中には、「行きたくない」「寂しい」とう言葉は、言ってはいけないことと、思っている子もいます。

ママが先に言ってあげると、「ママも同じなんだ」と安心して、しばらくすると涙ではなく自分から言葉で伝えてくれるようになります。

必ず最後には、「一緒に頑張ろうね」と伝えてあげてくださいね。

前日に2人で約束をする

子どもは約束をとても大切にしてくれます。例えば、お風呂に一緒に入っている時に、「明日は泣かないでバイバイをするお約束」をします。

約束をする時は、「明日は泣かないで行こうね」では、どうやって行ったら良いのか伝わっていません。

「明日は笑顔でバイバイしようね」と具体的に伝えてあげてください。

そして次の日泣きそうになった時、約束の話をします。先生にもしてください。しばらく時間はかかると思うので、無理なく進めてあげてくださいね。

もし泣いてしまっても「明日は笑顔でバイバイできたら、ママは嬉しいな」と伝えてあげてください。

このお約束を先生に伝えると、園で何かあった時、先生が「ママとお約束したもんね」と子供に声をかけられますし、その言葉を思い出して泣かずに頑張ろうとしてくれる子が多いんですよ。

特に園バスを利用している子は、朝の時間はありません。園バスが到着したのと同時に預けなければいけないので、前日にお約束ができると良いですね。

可能ならば、朝はバスにして「帰りはお迎えに行くよ」という日を作ってあげるのも良いでしょう。園バス利用の子は、園でママとバイバイしたり、ただいまをしている子を羨ましく見ています。

そのような日があると、子どももとても喜んでくれると思いますよ。

子ども自ら園の話しをした時が、楽しかった!という証拠です

子どもの涙が続くと、もっと園の話しを聞いた方が良いのかな、と思うかもしれませんが、子どもから話してくれた時が、楽しかった!という証拠です。

なのでそれまではぐっとこらえて、ぎゅっとしてあげること、「必ずお迎えに行く」約束をすることが大切です。

ママの「ぎゅっ」とママの笑顔が一番大切

中には、泣いているからすぐに引き取りたい、ママと関わったら余計に寂しくなっちゃうじゃない?なんて思う先生がいるかもしれません。

もしかしたらママや子どももぎゅっとしたとたん、離れられない…なんてこともあるかもしれません。

先生が理解してくれない、離れられる自信がない、そんな時は10秒間ぎゅっとしてあげてください。そして、笑顔でいってらっしゃい!をしてあげてください。

泣いても暴れても、ママのお話は聞こえています!

ぎゅっとしても、お約束をしても、お話をしても、前日に「泣かない!がんばる!」と言っても…急に次の日から笑顔で「行ってきます!」ができる訳ではありません。

特に、イヤイヤ期の2歳児の子や入園したばかりの年少児・年中児は、前日から「園の話しなんてしないで」というかのように暴れたり、「幼稚園」と言った途端泣き出したりする子もいます。

いつになったら…と考えてしまいますが、明日なのか、一週間後なのか、いつかは誰にもわかりません。一人一人違います。

ですがこれだけは共通です。どれだけ泣いていても、暴れていても、ママの話しを聞いているのです。

大暴れで園バスに乗ってきた子も、「ママと幼稚園行くって約束した」「2時に待ってるって言ってた。今何時?」等と先生にお話をしたり、友達や楽しい玩具を見つけて遊び始めます。

徐々にですが、泣いても園にくれば楽しそうに遊び始め「明日は泣かない」と自分から言い始める子もいます。

どんなに泣いても暴れても、大好きなママの声はしっかりと子どもに聞こえているのですよ。何も聞いてくれない、なんて思わず声をかけてあげることを忘れないようにしてあげてください。

ママとの関わりで、園での生活が決まります!

ママとバイバイした後の子どもの様子を考えてみてください。ママが不安なままバイバイをすれば、子どもも当然不安なのです。何も言わずに行ってしまえば、「いつママはくるの?」「何をするの?」と心配なのです。

だからこそ、ママが子どもと向き合い、丁寧に関わっていってあげることが大切なのです。ぎゅっとしてもらったり、お話をしてもらうことで、子どもたちは安心し、ママに会えるからがんばろう!としてくれます。

いつまで泣くのか…と頭を悩ませることもあるかと思います。せっかく、泣かずに通えるようになっても、休み明けや夏休みなどの大型連休明けなどをきっかけに、またぶり返してしまう子もいるでしょう。

でも、「あんなに泣いていたのに」と思う日が必ずきます。最初は泣いてばかりでも、子どもなりに園生活に少しずつ慣れ、先生や友達を知り大好きになって、色々な玩具や遊び方を知って楽しくなっていくのです。

この過程を通ってようやく、園生活が楽しくなり、明日が楽しみ!に変わっていくのです。

子どもが安心して園生活を送れることが園に慣れる一番の近道です。そのためには、ママの関わりがとても大切です。

ママの関わり一つで、子どもたちがママと離れた後、泣いているかがんばろうと思うか大きく変わってくるのです。

ママが丁寧に関わってくれると、先生達もとっても助かるんですよ!

涙する子どもを見送ることはとても辛いことと思いますが、幼稚園・保育園は社会生活の第一歩です。

園のことだからと先生に任せっきりでは、子どもたちのより良い成長は望めません。

また、年齢があがるにつれて、お友達関係、活動の好き嫌い等…「離れたくない」以外の複雑な理由が出てきます。

いつもと泣き方が違うなと、心配や不安に感じることは先生に直接相談されるのが解決の近道です。家庭と園で、子どもの成長をしっかりと見守って支えていくのが良いのではないでしょうか。

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