【働きたいのに働けないママへ】保育園入園のコツと申請準備

2015/03/04

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今の日本ではどこの保育園もいっぱい。待機児童問題は大きな問題ですが、なかなか改善されません。働きたいのに働けないママはかなり多いですよね。

この厳しい状態ではきちんと対策を取らないと保育園への入園は不可能。というわけで、今回は保育園に子供を入園させるための秘策をご紹介します。

まずは状況を確認

自治体によって保育園の状況は違う!

認可保育園は幼稚園と違い、各自治体が各家庭の状況を鑑みて入園者の選定をし、収入によってその保育料を決定しています。だから、早い者勝ちではありません

そして、保育園の数は自治体によって差があります。保育園が多い市区町村または、少子化で子供が少ない地域では保育園に余裕がありますが、都市部では待機児童が非常に多く認可保育園への入園は特に難しくなっています。

賃貸の場合は引っ越しも視野に入れる

基本的に、認可保育園への入園は居住している自治体、もしくは職場のある自治体となります。

そのため賃貸で引っ越しが可能な場合は、保育園事情が比較的良い近隣地域に引っ越すのも一つの手です。保育園事情は簡単には改善しませんので、待っているだけではダメ。

子供を保育園に通わせるつもりであれば、結婚や出産、マイホームを建てる前に保育園事情は押さえておいた方がいいということですね。

認可保育園入園の選考基準は?

保育できない状況にあるかどうかが基準

保育園の入園には「家庭の事情により、日常の子供の保育が十分にできない状況にあること」という条件が付けられます。

この家庭の事情とは、仕事だけでなく妊娠や病気、同居する親族の介護なども含まれます。そして、この事情を客観的に証明することができれば保育園の入園資格を得ることができます。

入園資格を確認!

入園資格は各自治体ごとに規定がありますので、その確認が必要です。
まず、仕事をするために保育園に子供を預けたいという場合には、規定の労働日数および労働時間を満たさなければなりません。

「月16日以上(週4日以上)、1日5時間以上」
など自治体ごとに規定があるため、一度確認しておきましょう。

そして、この条件をクリアしている証明として、勤務を証明する書類(就労証明書)の提出が求められます。自営業の場合は営業申立書と確定申告等の収入証明書類が必要です。

介護・妊娠・けが・病気等が理由の場合は、その症状を証明する診断書・証明書等の提出が求められます。自己申告だけでは保育園への入園はできません。

祖父母が同居している家庭は要注意!

祖父母や他の親族と同居の場合、祖父母が保育可能とみなされると保育園への入園は難しくなります。

基本的に、保育園への入園は「世帯」で考えられるということは覚えておきましょう

祖父母が仕事をしており、子供の保育ができない場合は、祖父母の勤務証明も必要となりますし、介護等の理由で保育ができない場合も、証明書等が必要となります。

ただし、祖父母が一定年齢に達している場合(65~75歳まで、自治体によって幅があります)は、高齢のため子供の保育ができないとして、同居でも保育園への入園が可能になります。

保育園は、原則として保育ができない状況を優先して入園させるものなので、家族が保育できる場合には入園できません。

妊娠は優先されるけれど……

妊娠での入園の場合、その期間は限定的です。自治体によって多少違いはありますが、出産前後の8週間というところが大半。産後8週間を過ぎると原則としては一度退園しなければなりません。

ただし、出産後に復職が決定している場合は、その事情を考慮し保育を継続したり、復職タイミングで再び預かってくれるケースもあります。これは、自治体などへ確認してみましょう。

退園する場合には、退園後に通わせる幼稚園等の手続きも必要になります。

片親世帯は優先

原則として、シングルマザー・シングルファザーの核家族家庭は入所が優先されます。これはどの自治体でも同じで、収入によっては保育料なども優遇されます。これは一人での保育が難しいと考えられるための措置です。

入園者の選考基準

優先順位を覚えよう!

保育園の入園者の選抜では、求職者よりも有職者が優先されます。仕事がしたいと思って探している段階の人は、今現在仕事を持って働いている人よりも保育園に子供を入れにくいのです。

預かってもらわないと就職活動ができないという声もありますが、これは致し方ない事ですね。

また、基本的には正社員が最も優遇され、派遣・パート・アルバイトなどの非正規雇用の場合は、正社員よりも優先順位は低くなります。

自宅で自営業を行う場合は、労働日数や内容、勤務時間等によって基準が違いますが、勤め人よりも自由がきくと見られやすく、フルタイムであっても優先順位が若干落ちることがあります。

ポイントで可否が決まる!

多くの自治体では、働き方や疾病の状況をポイントにし、選考基準としています。
例えば、

月20日以上勤務し、日中7時間以上の勤務を常態の場合は50ポイント
月12日以上勤務し、日中4時間以上7時間未満の勤務を常態の場合は25ポイント
常時観察と介護(食事・排泄・入浴の介護)が必要な場合は40ポイント
休職中は10ポイント

などといった具合ですね。

そのため、保育園に入園させるためには勤務時間は長い方が有利です。このポイントは自治体によって違いますので、一度確認しておいた方がいいでしょう。

このように選考基準をポイント制にするのは、誰もが明確に判断できるようにするためです。待機児童が多い今、主観に頼った判断での選抜は不公平感があるため、自治体はポイント制にし、誰が見ても明らかな基準を作っているのです。

求職者は不利

自治体で基準は違いますが、基本的に求職者はかなり不利な状況です。しかも、求職中を理由に保育園に子供を預けられるのは2~3カ月程度(自治体によって差があります)。したがって、この期間に仕事が決まらなければ退園しなければなりません。

4月の入園を目指して準備を!

途中入園は難しい

常に待機児童がいるような保育園不足地域では3歳未満児の途中入園は非常に厳しい状況です。未満児の保育は保育士一人が受け持つことができる子供の数が非常に少なく、定員も少なめ。

だから、年度の途中で空きが出ると言うことは稀です。また、空きが出ても競争が激しいため、そう簡単には入園できません。

こうしたことから、新規の入園を多く受け入れる4月入園を目指して準備をするのが効率が良いと言われます。

4月入園の募集開始はいつ?

自治体によって出願期間が違うので、これは自治体の窓口への確認が必要です。毎年11月前後に在園児の継続確認が行われ、新規の出願期間は1月ごろになる自治体が多いようです。

出願期間を逃すと4月からの入園が難しくなるので、期間や必要な書類は早めに確認しておきましょう。

また新年度、4月からの入園希望は一斉に申請を受け付けますが、途中入園の希望はいつでも受け付けてくれます。待機児童が多い地域ではなかなか途中入園は難しいですが、その可能性はゼロではありません。

一度ダメもとで申請してみるというのも大事ですね。

保育園入園時の注意点

保育園はきちんと選ぶ

保育園に入所できるか否かは自治体が判断しますが、場合によっては希望の保育園に入園できないこともあります。

入れればどこでもいい、という思いの人もいるかもしれませんが、保育園選びは重要です。

まず、保育園は入園することさえ難しい状態ですので、園の方針が合わなかったからといって簡単に保育園を変えることはできません。この場合は、一旦退所してもう一度申請し直すしかありません。

保育園は一旦入所すればよほどのことがない限り退所となることはありませんが、入り直すことは非常に難しいのです

だから、必ず事前に見学に行き、納得できる保育園を選ぶ様にしましょう。せっかく保育園に入れても、すぐにやめてしまってはもったいないですよね。

しばらくは慣らし保育がある

保育園に入園してしばらくは「慣らし保育」となります。これは、保育時間を午前中に限定する短時間保育で、子供が保育園に慣れるまで実施されます。

そのため、入園後しばらくは早めにお迎えに行かなければなりません。保育園でも事情を汲み取ってはくれますが、慣らし保育なしでは子供にかかる負担も大きくなります。

保育園に子供を入れる場合には、こうした慣らし保育や病欠・早退時の対応などもしっかりと考え、職場や保育園と話し合っておかなければなりません。特に乳児は急な発熱や体調不良による呼び出し多いので、いつでもお迎えに行く覚悟が必要です。

こうすれば保育園に入れる!実践できる裏技!

内職も仕事に入る!

仕事をしてない求職状態ではなかなか保育園に入れることができません。あまり知られていませんが、実は在宅ワークや内職も保育園の選考の際のポイントになります。

日中外で働く人に比べるとそのポイントは低めですが、求職中よりはポイントがかなり高いんです。

だから、保育園に入れる前にがっつり内職をしておくと、求職中で申請するよりも保育園に入園できる確率がアップします。ただ、給与や労働時間などの証明書等は必要となりますので、確定申告の写しや明細は取っておいてくださいね。

また、短時間・低賃金の場合は評価の対象外となることがあるので気を付けて。

内定証明書でもOK

保育園の入園には勤務証明書が必要ですが、これは内定証明書でも有効です。大体の勤務時間と給与などの勤務条件がわかれば、その条件と同等のポイントが与えられます。

だから、申請期間前にしっかりと就職活動をし、内定を取っておくというのも保育園に入園しやすくなるコツなんです。

面接でアピール

保育園の選考の際には面接が行われます。この面接によって自治体や保育園の職員が家庭の状況を確認し、保育園での保育の必要度を測ります。だから、面接の際のアピールは非常に重要なんです

もし、自分の家庭のポイントがボーダーラインであり、同等のポイントの人がたくさんいたとしたら、やはりより保育を必要とする家庭を選ぶはずです。

入れたらいいな、ではなく、入れないと困るんですくらいでなければ、なかなか保育園には入園できません。

この面接でのアピールが入園の可否に関わることはかなり多いので、大げさなくらいアピールしておきましょう。特にパートなど不利な状況の場合には、このアピールがものを言います。

みんなのコメント
  • 匿名さん

    昔の人は、女は、家にいて、家事や、育児に、専念してた。外にでなくても、いくらでも、仕事あります。これもまた、リツパなお仕事、奥が深いんだね。家事も、時給に、カウントすれば、働いて稼ぐのと同じくらいの金額に、なると思います。そして、働くとなると、女性ばかりに、負担かかるので……男性に、もつと、きようりよくして、頂きたいと、願います。

  • ミルクさん

    人手不足になるから、空きがあれば戻っていいよって会社だった…結局、空きがなくて戻れなかった…産休って、会社によっては、退職になるから、どうにかしてほしい…

  • さくらさん

    一次選考が11月、11月には仕事を見つけて書類を用意しないとならない。
    でも、入園は4月。それまで子供を預けられない人は4月までお仕事待ってもらうなんて、そんな仕事先見つかるのかな?
    でも求職中のまま、書類を出せば絶対!入園は無理だよね。

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