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早くから書けなくても大丈夫♪ひらがなの勉強はいつから始める?

2014/05/27

幼稚園に行くようになると、周りで「ひらがな」の読み書きができる子を見かけるようになります。熱心なママたちはそれこそ競うように早くから教えようとしますし、人気の某○○式を導入している幼稚園だったりすると、積極的にひらがなやカタカナを書く時間がカリキュラムに入っています。年長さんに至っては簡単な漢字までも知っているような状況です。

ひらがなの読み書きができるとすごい!?

確かに、早いうちから絵本のひらがなを自分で読めるようになったり、自分の名前をひらがなで書けたりすると、親は安心します。他の子供ができているのにできないようなものがあると、やはり心配になってしまいますよね。

幼稚園でのひらがなの練習とは?

鉛筆の持ち方から始まり、運筆(鉛筆を思い通りに動かせること)を練習しますが、この時期の子供たちにとって、鉛筆を持つこと自体まだまだ難しいものです。

また、幼稚園でのカリキュラムをこなしていく際でも、先生が1人1人つきっきりで見るのは不可能なので、子供たちが書いたものを見て、ある程度書けていれば○をつけてくれます。

親たちにしてみても、幼稚園で字を教えてくれるのは喜ばしいことですが、先生から○をもらっているワークやテキストを見て、「あら、よく頑張っているじゃない!」と思うことはあっても、先生に直されて赤ペンだらけになっているものが見たいわけではありません。

目指しているのは「ある程度書けて、読めていればOK!」という程度です。だから仮に、線から少しはみ出ているのを直されていたりすると、「まだ小さいのに、どうしてこのくらい○にしてくれないのかしら?」と思うだろうと思います。

だからこそ、幼稚園の先生たちも、「今これだけ書けていれば十分」というところで、子供の頑張りに対して○をつけてくれようとします。ですが、小学校に入学してからは違います。

小学校でのひらがなの練習とは?

時間が許す限り、1つ1つ丁寧に書き順を教えてくれます。そして、先生によってやり方や厳しさに違いはありますが、少なくとも書き順が間違えていたり、正しく書けていないものはやり直しです。

子供たちは、だいたい書けていれば○をもらえていた今までとの違いに戸惑い、また、すでに間違えて覚えてしまった書き順や形を直すには、初めて覚えるときの何倍もの労力が必要になります。

そして字を書くのも一苦労、1字書くと疲れてしまうような状態の子もまだまだいます。厳しく教えてくれる先生であればあるほど、何度も書かされることになるので、子供たちにとっては字を書くこと自体が苦痛になってしまうこともよくあるようです。

だからと言って、この時期をおいて他に「ひらがな」や「カタカナ」に時間をかけられることはありません。これからどんどん覚えていかなければいけないことばかりなので、ゆっくり字を直してくれるとしたら、あとは書写の時間でしょうか?!

早くから「ひらがな」を覚えることは得?

入学時にひらがなの自分の名前が読めないと、自分の持ち物かどうかの判断ができずに困りますので、これが自分の名前であるという程度の認識はできる必要があります。

また、今までは親と園との間でやり取りしていた連絡事項も、入学後しばらくしてからは自分で書いてこなければならないので、字が全く書けないでいいというわけにはいきません。でも、早くからたくさんの字を覚え、自由に書ける必要性はそれほど高くはありません。

大事なのは運筆の練習!!

単純そうに見える「の」などのひらがなも、運筆という面では子供にとってとても難しい字だそうです。入学前は、鉛筆を持って自由に動かせることができるようにする練習や、線の上をゆっくり丁寧になぞるという練習をさせてあげるといいでしょう。

まだ筆圧も十分ではないときに、あれもこれもと強制してしまうと、字を書くことが嫌になってしまう子もいますので、家庭でも何かやらせたいと思ったときは、迷路になっているものやお絵かきの延長で楽しく運筆の練習ができるものなどを選んであげるといいと思います。

その土台さえできていれば、ひらがなを覚えるのは入学してからでも決して遅くはありません。小学校まであまり書けなかった子でも、字への興味が出て、書く準備が整ったら、ぐんぐん上達することがよくあります。

ただ学習面で言えば、字を書くことに多くの時間を要したり、上手に書けなかったりすると学習意欲も低下してしまいがちなので、字のきれいさにあまりこだわりすぎないことも必要になります。

書写の時間は「丁寧に書くこと」と「字のきれいさ」が求められますが、他の時間は「勉強の手段としての正しい字」「読みやすい字」であることを目的として、子供たちの中でも使い分けができるようになるといいですね。

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