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これってひきつけ?赤ちゃんのひきつけ、症状と対処法

2014/07/05

赤ちゃんが起こしやすい病状の1つにひきつけがあります。ひきつけは起こしやすい子とそうでない子がいて、原因は様々。あまり心配のないものから、検査を受けた方が良いものなど、その対応も色々です。

ひきつけってどんな症状?

ひきつけは、体をガクガクとこわばらせる、一時的に呼吸が止まって唇が紫になり、白目をむく、といった症状が出ます。「そんなこと言われても、目の当たりにしたら気づくか不安。気づいてちゃんと対処できるかしら…」と言うお母さんも多いと思いますが、「これは一大事だ!」と慌てるぐらい明らかに様子がおかしくなるので、間違いなく気付きます。

そんな症状ですから、耳にしたことはあっても、実際目にすると慌ててしまうことが多いひきつけ。しかし、その場で重篤な症状になってしまうことはまずありませんから、落ち着いて行動しましょうね。

起こしたらどうしたらいいの?

ひきつけを起こしたら、落ち着いて行動することが大切です。まずは衣服を緩めて、顔を横にして寝かせます。これは万が一、嘔吐があった場合に吐いたもので窒息するのを防ぐためです。タオルなどで頭を固定してあげるといいですね。

『ひきつけを起こした時は、舌を噛まないように割り箸やタオルなどを口に入れるといい』と言われていましたが、舌を噛むことはまずありません。それどころか、逆にこの方法で気道が塞がれてしまうことがあるのでやめましょう。

大声で呼ぶ、体を揺らす、強く抱きしめるなどの刺激も、ひきつけを長引かせる原因になりますから、慌てず騒がずを心がけましょう。そして、ひきつけを起こしている間の子供の様子を観察します。チェックするポイントは『引きつけを起こしている時間』と『どのような状態か』ということです。

時間に関しては、大抵の場合1分程度で症状が治まるものがほとんどですが、5分以上ひきつけが治まらない場合や、短時間に何度も繰り返す時は、救急車を呼びましょう。それからひきつけを起こしている間の顔色、体のけいれんが左右対称かどうかということを観察します。

ひきつけが治まった後の様子を観察することも大切です。熱が何度か体温計できちんと測り、意識があるかどうかや、手足の状態、顔色などをよく観察しましょう。短時間で治まった場合でも、原因を調べてもらうためにお医者さんにかかる必要がありますから、その時にちゃんと説明できるようにしておきましょうね。

必ず病院へ行って原因を調べよう

ひきつけを起こしたら、軽度のものでも必ずお医者さんへ行って原因を調べてもらいましょう。思いがけない病気が見つかることもあります。日中であれば、治まった後でかかりつけの小児科へかかる、夜間であれば救急に電話をして今後の指示を仰ぎましょう。

さて、ひきつけの原因はいろいろあるのですが、よく耳にするのが『熱性けいれん』です。風邪などで38度以上の高熱によって起こるのが一般的で、生後半年から小学校入学前ぐらいの子供に多く見られます。高熱が出るたびにひきつけを起こしてしまうから、常に熱冷ましの座薬を常備している、というご家庭も多くあります。

『泣き入りひきつけ』は『憤怒けいれん』とも呼ばれるもので、かんしゃくやパニックで大泣きした時に、ひきつけの症状が出るものです。生後半年から2歳までの子に多く、自己主張が上手くできるようになる頃には、自然に起こらなくなってきます。パニックになるポイントが分かってくると、ひきつけを起こす前に気をそらす、など対処ができます。

以上は比較的心配のないひきつけですが、ひきつけが隠れた病気のサインであることも少なくありません。平熱時でひきつけが起きた場合や、時間が長い、何度も繰り返すという時は、てんかんや髄膜炎、急性脳症などが、ひきつけがきっかけで見つかることが多いのです。

ひきつけを起こしたら、まずは顔を横にして落ち着いて観察、その後で必ずお医者さんへ行きましょうね。

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