漢方は妊活に効果あり?漢方薬は妊活中の産める身体づくりのサポート役

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2017/05/19

赤ちゃんを授かりたい!でも、なかなか授かれない…。病院に通い出したけれど、原因もなかなかはっきりしない。もしかしたら冷えが原因なのかも…と悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。

そんな方に、取り入れてみて欲しい治療法の1つが、漢方です。漢方薬は、東洋医学で使われる薬。

私たちが日頃診察を受けたり、薬をもらってきたりしている医学は、西洋医学と呼ばれるものとなります。

妊娠に至りにくい原因は、西洋医学だけで突き止め解決できるものばかりではありません。漢方薬の力も借りて、冷えなど改善し妊娠しやすい体質に整えていきませんか?

現代女性は「冷え」がち。体質改善は漢方薬の十八番

女性に「冷え」は大敵。しかし、現代の女性の多くが、冷え性体質を抱えています。

冷え性は不妊症だけではなく、月経不順や生理痛など、女性ならではのトラブルを引き起こす原因の1つ。

体温が1度下がれば、免疫力が30%も低下するともいわれています。男女問わず、「冷えは万病のもと」ともいわれますよね。

▼冷えが不妊の原因…についてはコチラも参考にしてみて!

しかし、西洋医学には「冷え性」という病名はなく、しっかりとした治療法もないのです。

漢方薬は、冷え性など体質を改善することに長けた薬です。「冷え性だな」とわかっている場合は、自分の体のためにも、改善を図りたいところですね。

なお、実際に「冷え性だ」と自覚していなくても、「実は冷え性だった」ということもあります。1度相談してみることも良いのではないでしょうか。

そもそも、漢方薬ってどういうもの?

自然界に存在している植物や鉱物などのうち、薬効を持つ部分を利用しやすくしたものを「生薬」と呼び、その生薬を複数混ぜ合わせたものが「漢方薬」です。

漢方薬と聞くと、民間療法のように思う人もいるのではないかと思います。

しかし、漢方薬も立派な薬の1種。厚生労働省に承認されている「医療用漢方製剤」として、健康保険が適用される漢方薬も多く存在しているのです。

薬であるため、副作用が起こる可能性もあります。治療のための漢方薬は、病院で診断を受けて服用しましょう!

漢方は薬!自己判断をせずに、まず受診

漢方薬はドラッグストアなどで手軽に購入できるものも多くあります。しかし、漢方薬はあくまで薬。そのため、場合によっては副作用が出る場合もあります。

妊活の治療の1つとして漢方薬の服用を開始したい場合は、まずは医療機関で診察を受けることが大切です。

漢方薬は非常に種類が多く、中には似たような作用を持つものもあります。その中で、今の自分に合ったものを処方してもらいましょう。

医療機関で処方される漢方薬の中には、保険が適用されるものも多く含まれています。

なお、治療目的での漢方薬の購入は医療控除にも含まれますので、領収書は取っておくことが大切です。

▼妊活スタートに婦人科検査!についてはコチラも参考にしてみて!

妊娠したい!悩みを抱える夫婦の身体に適した漢方薬とは

妊活は、夫婦2人の体がかかわる大切なこと。女性はもちろん、男性も妊活をきっかけに体質改善を目指してみませんか?

女性への漢方の処方例

女性に処方される漢方薬は、主に『冷え対策』が多くなっていますがそれ以外の悩みにも効果が期待できそうです。

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
  • 当帰建中(とうきけんちゅうとう)
  • 六君子湯(りっくんしとう)
当帰芍薬散
血の巡りを良くする作用のある漢方薬。血行を促進させることで、全身に栄養を巡らせることができます。

また利尿作用があるため、体内の余分な水分を排出し、冷え性や生理不順を改善する作用もあります。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
滞った血の巡りを良くする作用があります。上半身がのぼせ、下半身は冷えているという状況を改善する効果が期待できる漢方です。

下半身の血の巡り良くすることで、子宮トラブル(生理痛など)の改善にも役立ちます。

当帰建中(とうきけんちゅうとう)
血行を良くし、体をあたためる作用があります。また、痛みを和らげる作用も。貧血や冷え性、生理痛の改善に対し処方される漢方です。

男性への漢方の処方例

男性に処方される漢方薬は、主に「腎」に作用するもの。そのほか、ストレスに対して効果のある漢方薬が処方されることもあります。

  • 八味地黄丸(はちみじおうがん)
  • 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

漢方でいう「腎」とは、腎臓だけではなく、副腎、膀胱、生殖器を含む総称です。腎の働きを良くする漢方には、八味地黄丸、牛車腎気丸などが当たります。

また、現代は男性にも冷えを抱えている人が多いもの。そのため、女性同様、冷え対策に効果のある漢方を処方されることもあります。

男女ともにストレスを抱えている人が多いことも、現代の特徴です。ストレスからくる睡眠不足が慢性化していると、生殖能力にもかかわってくるもの。

場合によっては、柴胡加竜骨牡蛎湯など、ストレス・不眠を解消する働きをもつ漢方薬を服用することも良いでしょう。

漢方薬で身体を整え、西洋医学で原因究明!両者の良さを上手く使った妊活を!

漢方薬は、妊娠に至る「特効薬」ではありません。しかし、妊娠に至りにくい原因が体質そのものにある場合は、効果に期待できるものではないでしょうか。

西洋医学・東洋医学ともに、得意分野は異なります。

原因を調べて治療するという点では西洋医学が向いていますし、妊娠しやすい体質を作っていくという意味では、漢方薬に軍配が上がります。

西洋医学が良い、東洋医学がダメ、とひとくくりにはいえないのです。

お互いの良いところどりをしながら、よりスムーズに妊活を進めていければ良いですよね。

妊活にかかわらず、自分の体の調子を整えることは大切なことです。妊活をきっかけにして、体質の改善を目指してみませんか?

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