【妊婦さん必読】捻挫でレントゲンは撮ってもいいの?影響と対策

コメント0
2015/06/20

shutterstock_276800108

妊娠中は「これはダメ」「あれもダメ」と注意しなくてはならないことが案外多く、初めての妊娠の方ならば一度しっかりと学んだほうがいいと思います。

もちろん中には「そんなに過剰にならなくてもいいでしょう」と思う内容は確かにありますが、全てが全て深刻にならずに済むというものでも残念ながらありません。

例えばその中に、レントゲン撮影があります。特に妊娠初期は胎児に影響が出ることもあり、胃のレントゲンであるバリウムなども「妊娠の可能性がある方は必ず申告を」と呼びかけられています。

レントゲンの影響とは

レントゲンを撮るということは、多少なりとも体に放射線が当たるということになります。微量のため安全であること、病気を発見する上でレントゲンが有効であることが前提の上で、推奨されます。

ただし妊娠中ですとどうしても胎児がいるので、胎児の成長になんらかの影響を与える可能性があると言われているので、とても慎重に判断しなくてはなりません。

お腹からずいぶんと遠い場所にある、歯のレントゲンでも「妊娠の疑いがある方にはレントゲンをしない」となっています。

これはあくまで「大事をとって」だと思います。多分大丈夫だと思うけれど、万が一のことを考えたら簡単にレントゲンを撮らなくてもいいのではないか?という考えでしょう。

レントゲン被曝は妊婦さんには大きい問題

妊娠していなくてもプロテクターのようなものをつけなくてはならないことを踏まえると、やはり多少なりともレントゲン被ばくしてしまうもの、というのがわかります。

ですから医師も安易にレントゲン撮影をしないように、と特に若い女性には配慮していると思います。

胎児への被ばくは「レントゲンが全て原因で起きました」と言い切れるほど、まだ医学は発達していません。

今のところ、レントゲンが妊婦と胎児に与える影響として、

  • 胎児が順調に成長しない可能性がある
  • 無事に出産しても、成長していく中で白血病やガンなどの病気になるかもしれない

ということが言われています。

胎児の被ばくが100mGy以下であれば安全だ、というのが医学の先生方の常識になっています。この数値は普通のレントゲンでは心配ないレベルですが、一度のレントゲンで終わらない状態も考えられますので、慎重な判断が必要でしょう。

メリットとデメリットを比較

レントゲンのメリットは何かと言えば、撮影することでこの場所が骨折しているのか、そうではないのかが明確になる点です。

逆にデメリットといえば、先ほども書きましたように体が微量でも放射線を浴びなくてはならないことです。

例えば足の捻挫の場合も、だいたい「骨折しているのか確認が必要」ということでレントゲンを打診されます。

その時に既に妊娠がわかっているのでしたら、これは先生の考えにもよると思いますが、レントゲンを撮ったほうがいいのか考えることになります。

中には「捻挫の可能性が高いからレントゲンは不要でしょう」と判断する方もいますが「万が一骨折しているとなればしっかり治療をしたいので、レントゲンを撮りましょう」という方もいると思います。

もちろんどんな状況で捻挫をしたのか、痛みはあるのかなどトータル面での判断には変わりはないと思います。

まずは冷静に分析しよう

捻挫の可能性が高いけれど、骨折の可能性も否定出来ない。そう言われても妊婦さんならばまずはレントゲンをしないよう、一度じっくり考えたほうがいいと思います。

出来れば産婦人科医の考えも確認しておこう

プロである整形外科などの医師の話も聞きつつ、かかりつけの産院の先生の話も確認したいところです。急ぎでないのならば、最低1日程度調べて考える時間を作りたいものです。

レントゲンは簡単で結果がすぐわかる便利なアイテムですが、一度被ばくしたら体に多少なりともダメージを与えることになります。被ばくは取り消せないので、慎重な判断が必要です。

データは信じていいもの?

例えばレントゲンを撮ることで胎児に影響が出て奇形になる、ということは今までのデータで「このくらいの割合であって、この程度なので問題ない」ということくらいはすぐにわかります。

私はこのデータに対してどう判断するかは、赤ちゃんのママとパパである両親の責任だと思います。

いくらデータで「まず問題はない」とわかっていても、万が一何かトラブルがあれば「あのときのレントゲンのせいかもしれない」と自分をずっと責めることはないのでしょうか。

もちろんレントゲンが原因とは限りませんし、正直なところ原因が「これ」とわかることは滅多にないでしょう。

納得のいく決断が大事

私の中では、万が一何かあったときに、やはり自分が回避出来るものを回避しなかったとなれば、一番後悔するというのが中心にあります。

医師に任せて判断しても、責任を取るのは親であるパパとママ。ですから自分の納得のいく決断が必要になると思います。出来る限り様々な意見に耳を傾けて、ご夫婦で話しあってベストだと思う手段を選ぶほうがいいのではないでしょうか。

結局何か問題が起きても、自分の子供のことですから最終責任は親にあります。自分たちが判断したことで問題が起きた場合には、医師を責めるのではなく親が悪いと腹をくくれるのかが大事だと思います。

医師はどう考えているのか

ただし私達は医師ではなく素人ですので、なかなか判断は難しいと思います。

参考として、医師が妊婦とわかっていてもレントゲンを勧める、という場合には被ばくよりもレントゲンでわかる結果を重視しているということかもしれないので、一応医師に確認しておきましょう。

私は自分の子供が捻挫か骨折かわからず、レントゲンを撮り結局は骨折でしたが、治療の間に何度もレントゲンを撮ったことを少し後悔しています。子供も妊婦さんも頻繁なレントゲンは避けたほうがいいと思うからです。

医師の間でもその認識はあると思うのですが、やはりそれは人によります。ただし今の日本では、子供は成長期で体がどんどん大きくなっているので、細胞に万が一何か問題が起きるのが怖い、という考え方が主流です。

妊婦さんに関しても同様で、胎児は10か月かけて誕生までに体の全ての機能を完璧にするわけですから、ここに放射線が当たると何処かに異常が出来るかもしれないと慎重に判断されるようです。

例え微量でも放射線が当たるのと当たらないのでは、当たらないほうがより安全性が高くなります。出来る限り不要な放射線を浴びないためにもレントゲンを撮るかは十分な時間をかけて判断しなくてはなりません。

妊婦さんに求めたいもの

日本は医療被ばく(レントゲンによるもの)が多い国だと言われています。便利だからとついつい利用する気持ちはわかりますが、妊婦さんならば一度は冷静になって「今必要なのか」を慎重に検討して欲しいと思います。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ