座薬の使用は待って!子供の発熱に慌てないケアマニュアル

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2016/10/12

お熱気味でぐったりしている赤ちゃん

赤ちゃんや幼い子どもの発熱は、とても心配ですよね。特に初めての子の初めての病気となると、パパもママも慌ててしまうことでしょう。

子どもの発熱というと「座薬で熱を下げるべき?」と思われがちですが、医師の診察の前に自己判断で薬を使うことはおすすめできません。

子どもの発熱は単純な「悪」ではありません。また子どもの病気はとても複雑で、中には使用する薬を間違えると大変なことになるケースもあります。

40度の熱が出ているのに子ども自身は意外と元気…ということもあります。慌てずに適切な対処をするために知っておいてほしいポイントをご紹介していきます。

2016.10.12 引用追加など加筆

急な発熱…でも勝手に解熱剤や座薬を使うのはいけません!

子どもが高い熱を出したとき、まずはパパとママが落ち着くことが大切です。高熱が出たからといって、重篤な病気とは限りません。

子どもも自分の体調不良に不安を感じています。そんな時にパパとママが動転してパニックに陥ると、ますます不安で怖くなってしまいます。

熱が高いと「とにかく熱を下げなくちゃ」と焦って、家にある解熱剤や座薬を使いたくなるかもしれませんが、それは絶対に避けましょう。

子どもの発熱には、自分の体をウイルスや雑菌から守るための大切な意味があります。また病気によっては、絶対に使ってはいけない解熱剤も存在します。

安易に薬を使用することで命にかかわるケースもあるのです。発熱したからといってすぐに解熱剤や座薬を使うことはやめてくださいね。

子どもはよく熱を出します。しかも熱は夕方や夜から上がってくる傾向があります。でも、あわてないでください!発熱のみで、すぐに救急外来を受診する必要はありません!!
熱は自分の体を守るための防御反応です。(中略)
解熱剤は、脳からの命令に逆らって闘いを休ませてしまうことになります!解熱剤はむやみに使わないでください!!!

解熱剤の服用・座薬使用について…医師の診察を受けてから

解熱剤・座薬は基本的にその都度医師の診察を受けて、その指示の下で使用するようにしてください。

子どもが熱を出すことには意味があります。熱が出たからといってむやみに下げてしまうと、受診したときに診断のさまたげになる可能性もあります。

また、診察前に薬を使って熱を下げてしまうと、受診したときなんの病気かわからなくなってしまうこともあります。

さらに、インフルエンザや水疱瘡などに感染している子どもに「アスピリン」を使用すると、急性脳症や肝臓の重篤な病気を引き起こすこともあります。

命にかかわることもある危険な状態です。アスピリンは一部の市販薬に含まれている成分なのでこれが含まれていないか必ず確認してください。安易に市販薬を飲ませることは絶対にやめましょう。

子供に使える解熱剤は、アセトアミノフェン(カロナールやアンヒバ座薬)とイブプロフェンです。用法用量の指示もあるので、やはり医師に相談して使用しましょう。

小児科医は「アセトアミノフェン」「イブプロフェン」以外の成分はまず使いません。
また、解熱剤は屯用で使います。
(中略)
アスピリンは15歳未満のインフルエンザ、水痘には使用禁止です。

発熱には理由があることを忘れず、まずはかかりつけ医や救急外来の医師を受診してくださいね。

また、医師から処方さらた解熱剤や座薬を使用する際は、必ず用法・用量を守りましょう。続けて使う場合は6~8時間の間隔をあけてくださいね。

熱がでたらまず最初にすること,それは「安静」です.まず休ませて下さい.熱以外の症状がない場合は「飲み薬」はまだ必要ありません.熱さましはすぐには使わないつもりでまず様子を観察します.(中略)
熱さましの使い方は厳密に決まったものではありませんので,お子さんの状態に合わせて判断していって下さい.間隔は普通は6時間あけるようにし,1日3回までを目安にします

熱性けいれんを起こしたことがある子どもは、医師から抗けいれん座薬が処方されることがあります。

その場合は、医師の説明の通りに用法・用量を守って使いましょう。

抗けいれん座薬と解熱の座薬は、抗けいれん座薬の方が優先です。30分以上おいて次の座薬を使用します。

なおダイアップと解熱用の坐薬(アンヒバなど)を一緒に入れるとダイアップの吸収が悪くなって効果があがらないことが知られています。まずダイアップを入れて、30分たってから解熱用の坐薬を入れましょう。

ではなぜ、発熱をすぐに下げてはいけないのでしょうか。病気で発熱する意味について考えてみましょう。

病気で発熱する意味…むやみに薬で熱を下げてはいけない理由

私たちが風邪をひいたり、インフルエンザなどの病気に感染すると熱が出ます。熱が出るとつらいのですぐに下げたくなりますが、実は発熱には意味があります。

私たちの体には、ウイルスや細菌などの外敵が体に入ってきたときに発熱するシステムがあります。発熱には、体を守る役割があると考えられているのです。

ウイルスや細菌の増殖をおさえる

ウイルスや細菌は高温になると増殖が抑えられるという性質があります

白血球が活発になる

外敵を食べて退治する役割を持つ白血球は、発熱によって活発に働きます

免疫機能が高まる

免疫機能が高まり、外敵と戦う力がさらにアップします

子どもが発熱する病気は風邪やインフルエンザ・プール熱や中耳炎・おたふくかぜなど数多くあります。

中には水疱瘡やインフルエンザ・溶連菌感染症のように素早く治療薬を使う必要がある病気もありますが、治療薬のない病気も少なくありません。

子どもに多く流行するプール熱やヘルパンギーナも発熱しますが、専用の治療薬はなく自分自身の免疫パワーで治るときを待つしかありません。

発熱は、子どもの体が一生懸命ウイルスや細菌と闘っている証しです。熱の高さで不安になってしまいますが、こうした熱の意味や役割も知っておきたいですね。

私たち大人もこれまで幾度となく発熱を経験して生きてきたはずですが、意外と知らないことも多いですね。

こんな発熱は要注意!命の危険をともなう可能性があるサイン

子どもの発熱に気付いたら、緊急に命の危険をともなう可能性があるかどうかを見極めることが大切です。発熱に気付いたら、すぐに全身の状態を確認しましょう。

発熱があってもある程度元気で飲食できるようなら慌てなくても大丈夫です。しかし、なかには一刻を争うケースもあります。危険なサインをご紹介します。

危険をともなうサイン

  • 意識がはっきりしない
  • 嘔吐などで水も飲めず、おしっこや汗が出ない
  • 5分以上けいれんが続く
  • 激しい頭痛を訴え、首がこわばる・つっぱる
  • 暑い場所にいて、真っ赤になって40度近い高熱が下がらない
  • 激しい咳やゼイゼイと苦しい呼吸で、顔色や唇の色が悪くなる
  • 激しい腹痛を訴える
  • コーヒーの残りかすのようなものを吐く
  • 3ヶ月以下の赤ちゃんの高熱

上記の危険サインに挙げた症状がある場合は、重篤な病気の可能性があります。明日の朝を待たずに急いで受診しましょう。

脱水症状や熱射病・脳炎や髄膜炎・肺炎など、命にかかわる病気であることも。特に呼吸や意識に異常があったら、救急車を呼んで素早く対処しましょう。

ここで紹介した危険なサインはごく一部です。ほかにも「なんだかいつもと違う気がする」「危ないんじゃないかしら」と感じたら、すぐに医療機関に相談しましょう。

「急いで休日診療」か「待ってかかりつけ医」を判断するコツ

熱が出たとき、必ずしも病院で治療を受ける必要があるとは限りません。でもすぐに診察を受けた方がよいケースもあります。見極めるコツを考えてみましょう。

緊急性があるかどうか、ママとパパでは判断できないとき

子どもが急に熱を出したときでも、パパやママでは病気を特定できないことが多いですよね。初めての子どもがまだ幼いうちは特にそうでしょう。

「救急車を呼ぶほどではないだろうけれど、でも夜間救急にはいくべきかな?それとも明日の朝にかかりつけ医にいくべきかしら」と迷うケースも多いでしょう。

そんな時の強い味方をご紹介します。こどもの救急オンラインと、小児救急電話相談サービスです。

こどもの救急オンライン
http://kodomo-qq.jp/index.php

小児救急電話相談
電話番号:#8000

子どもの救急オンラインは、子どもの不調をチェックできるオンラインサービスです。厚生労働省や日本小児科学会が監修しています。

小児救急電話相談は、厚生労働省のサービスです。主に夜間受付のダイヤルで、全国どこからでもかければお近くの医療機関につながります。

小児科医や看護師など、子どもの病気に詳しい専門家が対応してくれます。受診すべきかどうかや今した方が良い対処などのアドバイスが受けられますよ。

電話をかけるまえにチェックしておくとよいポイントをご紹介します。受診する際にも必要になる情報なので、初めて我が子が体調を崩した場合などはメモしておきましょう。

  • 発熱に気付いた時間
  • 発熱の推移(最も高かった体温と、現在の体温)
  • 発熱以外に気になる症状
  • 食欲の有無
  • 最後の排便時間と様子
  • 前日の様子
  • 兄弟や家族、園や周囲で流行している病気

では、夜間や休日でも診察を受けた方がよい状態をご紹介します。

急いで病院へ行こう!休日や夜間でも受診した方が良い状態

子どもが熱を出したときは熱以外の症状に注目することを前述しましたが、休日や夜間でも受診した方がよい状態をあらかじめ知っておくことが大切です。

  • インフルエンザの疑いが強い場合
  • 高熱をはじめ下痢や嘔吐などで脱水症状を起こしている
  • 咳が激しく呼吸が苦しそう・顔色が悪くなってきた

インフルエンザの場合、週末などにかかってしまうと治療薬が効果を発揮するタイムリミットを過ぎてしまうことがあります。

インフルエンザの治療薬は、症状が出始めてから48時間以内に服用すると効果を発揮します。金曜日に症状が出た場合、月曜日では間に合わないこともありますので、すぐに受診した方がよいでしょう。

ただし、症状が出てすぐだと検査をしても陽性にならないことがあります。症状が発熱だけで、翌日が平日なら様子を見てみるという方法もあります。

また高熱はもちろん、下痢や嘔吐を併発し脱水症状を起こしている場合も急いで受診する必要があります。

経口で水分がとれない・ミルクも飲めない場合は迷わず受診しましょう。

RSウイルス感染症などで、高熱と激しい咳が続くこともあります。赤ちゃんは重症化しやすい病気なので、やはり急いで受診することがおすすめです。

どうしてもママとパパでは判断できない場合は、先にご紹介した小児救急電話相談などを活用してみてくださいね。

特に、生後3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱は特に気を付ける必要があります。医療機関に問い合わせ、早めに対処しましょう。

すでに発熱で受診していて、医師から「何か異変があったらすぐに再診を」と言われた場合は急いで連絡を入れるか、電話相談を利用してくださいね。

子どもの体調のバロメーターは、機嫌と食欲の良し悪しです。熱の高さ・低さだけに注目するのではなく、ぐったり度や泣き方・水分補給などをチェックしましょう。

様子を見よう!翌日の朝一番にかかりつけ医を受診すべき場合

子どもは熱が出やすいですし、夜間に救急外来へ行くことは親にとっても子どもにとっても負担が大きいですよね。

無理に夜間や休日診療を受けずに、いつもの先生に診てもらった方がよい場合もあります。

翌朝や週明けの朝一番にかかりつけの小児科を受診すべきケースを挙げてみましょう。

  • 症状が発熱だけ
  • 比較的元気で顔色も悪くない
  • 機嫌が悪くない
  • 食欲があり、食べたり飲んだりできる

高めの熱があっても、食べたり飲んだりできて夜はしっかり眠れているようなら様子を見ても良いでしょう。

夜中に頭痛や腹痛が起きて、吐いてしまうこともあります。パパ・ママと同じ部屋に寝かせ、何かあってもすぐに対処できるようにしておきたいですね。

ただし、油断は禁物です。熱があっても元気だからと無理に幼稚園や保育園に行かせたりすると、急に具合が悪くなることもあります。しっかり受診して治療を受けましょう。

発熱があるときは、元気でもお風呂はやめておきましょう。寒気がないならお湯でしぼったタオルで素早く体を拭いて、着替えさせるだけにしてくださいね。

子どもの「発熱」の見極め方!平熱を知って発熱に対処しよう

みなさんは子どもの発熱が何度からかご存知ですか。発熱の境界線を見極めるためには、子どもの平熱を知っておく必要があります。

子どもの平熱・微熱・発熱…普段から平熱を知っておいて

子どもが発熱し、いざ病院に行って問診票を記入する際に「平熱がわからない…」と焦ってしまうママは多いのではないでしょうか。

39度、40度の熱がある場合は明らかに高熱とわかりますが、平熱がわからないと「微熱」や「発熱」の境界線がわかりにくいですよね。

ですので、普段から平熱を知っておくことが大切なのです。今日は元気だなと思う日から、何日か時間を決めて熱を測ってみましょう。

1日のうちで体温は変化する!

基礎体温を測ったことがあるママはご存知だと思いますが、人間の体温は1日のうちで大きく変化します。

なんと、1度くらいは上下するといわれているんですよ。もっとも体温が低いのは起床前、午前4時くらいだそうです。

活発に活動する午後から夕方にかけて、体温は上がります。発熱した子どもは夕方に熱が上がると昔から言われていますが、実は迷信ではなかったのです。

体温計でおなじみのテルモでは、起床時・午前・午後・夜に体温が変化するため、その4つの時間帯それぞれの平熱を知っておくことをおすすめしています。

人によって平熱はさまざまですが、だいたいの目安をご紹介しましょう。

発熱

37.5度以上。予防接種なども37.5度以上の体温がある場合は発熱と考え、受けることができない

高熱

38.5度以上あると、一般的に高熱があるとされる

微熱

発熱から高熱までの間

平熱

37.4度以下。人によって大きく異なるので、普段から測ってチェックする

普段36度が平熱の子どもなら、普段より1.5度も高い37.5度は明らかに発熱しているといえるでしょう。

でも、子どもは体温が高めのことが多く37度前後が平熱という子もいます。そういった場合は、37.5度は発熱しているとはいいがたいですよね。

平熱を知り、それよりも1度~1.5度以上高ければ発熱、2度~2.5度以上高ければ高熱が出ているなと考えると良いのではないでしょうか。

赤ちゃんの場合はおむつ替えや授乳の際、抱っこしたときの熱さで発熱に気付くこともあります。

普段からたくさん子供と触れ合って、平熱をママが感じ取っておくことも大切ですね。

熱の上りはじめと上がり切り…ピークを知って症状を予測

熱は一気に上がっていくこともあります。インフルエンザや重症の熱中症「熱射病」のときなど、あっという間に39度や40度まで駆け上がってしまうことも珍しくありません。

熱を測ったとき、それが熱の上りはじめなのか上がり切ったピークなのかを知っておくと、今後どうなっていくかの予測がある程度つけられます。

熱の状態 主な症状
熱の上りはじめ
(これから高くなる状態)
  • 顔色が悪い
  • 手足の先端が冷たい
  • 寒がる
  • 震える
熱のピーク
(上がり切った状態)
  • 顔が赤い
  • 手足の先端も熱い
  • 暑がる
  • 汗をかく

子どもの状態を見て、熱の上りはじめのようなら今後どんどん上がっていく可能性があります。知っておきたいポイントです。

ちょっと熱がある…と感じたときに試しておきたいポイント

明らかな高熱ではないけれど、気になる微熱がある…という場合、病院に行くかどうか悩みますよね。

そんなときに、試して欲しいことがあります。病気でなければ簡単に体温を下げられる豆知識です。

おむつを替える

おむつが蒸れていると、熱がこもってしまうことがあります。おむつを外し、男の子ならおちんちん・陰嚢を風に当ててみます。

経験上、陰嚢を風に当ててキュッとちぢこめば単純に熱がこもっているだけ。風に当ててもダラリとのびている場合は発熱していることが多いようです。

1枚脱がせる・靴下を脱がせる

着せすぎてしまうと体に熱がこもってしまいます。1枚服を脱がせたり、靴下を脱がせて風に当ててみましょう。

布団をはぐ

寝ている時なら、布団や毛布を1枚はいでみましょう。やはり熱がこもりやすい環境です。

暖房を切る・室温を下げる

暖房が効き過ぎていたり、ホットカーペットやこたつで体が過度に温まっていることもあります。室温を下げたり、涼しい場所に移動してみましょう。

我が家でも実践している方法です。予防接種の時など、体温が37度を超えているとちょっと困ってしまいますよね。

そんな時には、おむつ交換作戦や1枚脱がせる作戦はけっこう効果的ですよ。発熱かどうかあいまいな場合も、試してみてくださいね。

子どもが38.5度を超える高熱を出したときのチェックポイント

子どもが急に高い熱を出すと、ママはとても不安になりますよね。何度も経験するうちに動じなくなってきますが、子どもが幼いうちは本当にハラハラさせられるものです。

熱が出た時には全身をチェック!注意したい発熱以外の症状

子どもはちょっとしたことで発熱します。インフルエンザなど急性の病気でも発熱しますが、緊張や恐怖など、精神的なストレスでも熱を出すことがあります。

赤ちゃんならちょっとおむつに熱気がこもっただけでもスルスルと熱が上がってしまいます。日当たりのよい部屋でウトウトしているだけでも体温が上がるものです。

そこで、今起きている発熱が危険なものかそうではないかを見極める必要があります。発熱以外の症状にも目を向けて、子どもの全身に起きている異変をチェックしましょう。

先に紹介した緊急性の高い症状以外の、気を付けておきたい症状・状態をピックアップしてみました。

発熱したときにチェックしておきたい症状

  • 顔色が青ざめている・真っ赤になっている
  • 体や顔に発疹が出ている
  • 咳やくしゃみが出ている
  • 鼻水・鼻詰まりがある
  • 吐き気・嘔吐
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 頭痛
  • 食欲がない
  • 口の中がカラカラに乾いている

発熱だけでは病気かそれ以外の原因なのか、またなんの病気なのかわかりません。病院に行くべきか様子を見るべきかを見極めるためにも、いろいろな症状を探してみましょう。

症状以外に気を付けたいポイント…緊張や疲れ・ストレス

子どもの体に起こっている症状もチェックしつつ、子どもが今置かれている状況も頭に入れておくと良いでしょう。

幼稚園や保育園でインフルエンザやロタウイルス感染症・溶連菌感染症や水疱瘡といった流行しやすい病気がはやっている場合は、感染してしまった可能性が高くなります。

また口の中を見てみて、生えはじめの歯やグラグラになっている歯がある場合は、歯の生えかわりが影響して体調変化が起きていることもあります。

新入園や卒園・入学のタイミングや、園で運動会や生活発表会など大きなイベントがあるときは、緊張や疲れが蓄積していることでしょう。

症状以外にチェックしておきたいポイント

  • 入園・卒園・入学や進級など、生活の変化
  • 運動会や生活発表会・遠足などのイベント
  • 夏休みやGWなど、長期休暇が終わるとき
  • ママの妊娠・出産
  • お友達とのトラブル
  • 習い事のつまづき
  • 歯の生えはじめ・生えかわり
  • 周囲の感染症の流行状況

我が家の子どもたちは、遠方に住んでいる大好きな祖父母が遊びに来て、帰ってしまうタイミングで必ず誰かが発熱します。

祖父母が帰ってしまう寂しさや新学期が始まる緊張が重なるのでしょう。こういった精神的な原因から起きる発熱もあるのです。

発熱したとき、受診するまで&受診後にお家でできるケア

熱が出てもすぐ病院へ行けないとき、また受診後熱が下がるまで、どんなケアをしてあげればよいのでしょうか。

とにかく水分補給!脱水症状を起こさないようにしっかり補水

発熱時、まず欠かせないのが水分補給です。熱が高くなると汗もたくさんかくので、水分をしっかりとらせましょう。

食欲があり、飲み物も飲めるようなら麦茶や白湯などで水分を補給します。食欲がないようなら、塩分も補える経口補水液や子ども用イオン飲料を常温で与えましょう。

水分が飲めなくなってしまったり、飲んでもどんどん吐いてしまうようなら危険なサインです。おしっこの量など、脱水の兆候に注意しましょう。

熱の上りはじめとピークの対処方法!違いを知って適切に

前にご紹介したように熱の上りはじめと熱のピークでは症状が異なり、対処方法も異なります。それぞれの違いをチェックしておきましょう。

熱の上りはじめ

寒気や悪寒・震えがあります。部屋を暖め、1枚多く着せたり、布団や毛布を1枚増やしたりして温かくしてあげましょう。靴下をはかせることもおすすめです。

熱のピーク

手足の先端まで熱くなり、顔が赤くなって汗をかきます。1枚服を減らしたり、布団や毛布を減らしましょう。

靴下も脱がせ、足裏からも熱を発散させます。部屋の温度は下げ、しっかり水分補給をさせましょう。

冷却シートの使い方…口や鼻をふさぐ窒息事故を起こさないコツ

冷却シートを使うママも多いですね。冷却シートはとても冷たくて心地よいので、子どもも「貼って!」ということが多いでしょう。

冷却シートを使用する場合は、口や鼻をふさぐ事故を防ぐことが大切です。貼っている間は、目を離さないようにしましょう。

我が家では、小さな子どもに貼るときは冷却シートの中央にハサミで十文字に切れ込みを入れてから使用しています。

また、おでこに貼っている場合は寝るときは必ずはがしましょう。寝ている間にはがれ、口や鼻に貼りついてしまうと危険です。

貼る場所として、おでこはあまり解熱効果は期待できません。

それよりも「太ももの付け根辺り」「耳の下の首辺り」「脇の下」などが熱を下げる効果があります。

そこは、鼠径動脈(そけいどうみゃく)頚動脈(けいどうみゃく)、腋窩動脈(えきかどうみゃく)、などの太い動脈がある部分で、解熱させるために冷やすと効果があるとされている部分です。

氷枕の使い方…古典的だけど一番効果的!体も冷やしてあげて

最近は、凍っていても柔らかい子ども用の便利な氷枕が販売されています。熱が高い時は使ってあげると良いでしょう。

使うタイミングは、熱が上がり切った時です。熱がどんどん上がっている最中は寒気がするので、氷枕を当てるとかえって寒気が強くなってしまうこともあります。

氷枕はタオルなどで包み、肩を冷やさないようにしてあげましょう。また、熱が下がりにくい場合は、太い血管が通っている場所をピンポイントで冷やすこともおすすめです。

原因不明の高熱など、座薬を使っても一時的にしか熱が下がらずすぐに高熱に戻ってしまうこともありますよね。

そんな時は、アイスノンをタオルにくるんでわきの下やももの付け根などに挟んであげると効果的に熱を下げることができます。

冷却シートよりも確実に冷やすことができますよ。直接肌に触れないようにし、子どもが痛がったり不快なようならすぐに中止してあげましょう。

発熱は慌てない!他の症状にも注目してタイミングよく受診を

大人と比べて高熱を出しやすい子どもは、見ているパパ・ママがハラハラさせられますよね。でも、経験を積むうちに慌てずに対処できるようになってきます。

子どもは熱を出しやすく、熱を出すことで病気と闘っているんだと知ることが大切です。

また、先述したように安易に解熱剤などの薬を使うことの危険も理解し、必ず受診時に医師に処方された薬を使用しましょう。

発熱はそれだけで危険なわけではなく、他の症状をよく見極めることが大切です。脱水や呼吸・意識など、特に危険な症状がないかよく確認しましょう。

解熱剤の使用については、医師によっても意見が分かれます。不安な場合は信頼できるかかりつけの小児科医に相談し、判断しましょう。

受診のタイミングは難しいのですが、今はオンラインや電話サービスもあります。一人で悩まず、専門家の意見を聞いて適切に対処しましょう。

みんなのコメント
  • みぃままさん

    もう2歳になるのですが…まだお乳を欲しがります。
    離すときちがいのように泣き出してしまいます。
    乳ばなれは、まだ無理みたいです…>_<…
    で…初めて39度の熱を出してしまいました…
    でも…手足がかなり冷たいんです…
    この場合は、何かあるのでしょうか⁇

    • ムーンライトさん

      乳離れの時期は、その時が来たら、あっさりと離れるので心配いりませんよ。それより、おかさんの方が寂しくなってしまうものです。
      39度の発熱は、水分が経口摂取できていれば、それ以上深く考える必要は無いと思われます。

  • たくままさん

    手足が冷たいと、体温が上がる兆候ですね…
    私は靴下履かせて、様子みて外してます。
    うちの姉はマッサージ関係の仕事をしていて健康おたく。その姉によると、冷たくなると手で揉んであげると、頭に登って行く熱が身体に均等に行き渡るから、高熱になりにくいとの事でした。
    私もまだしたこと無いのですが…
    頑張って下さい。

  • 無記名さんさん

    そうですか
    わかりました
    ありがとうございました

  • 無記名さんさん

    医療監修の責任所在を明確にしない状態で、薬の用法についての情報を掲載することは大変危険です。
    例えば、主治医によっては深夜の急な発熱時など、応急処置として手持ちの熱冷ましの利用を勧めている方も多く居ます。
    本ページの掲載内容について、ご一考頂けますよう謹んで申し上げます。

  • ムーンライトさん

    薬の作用機序まで踏み込んで理解しているケースはなかなか無いし、症状の出ているピークの時は親も若干パニック気味になってしまうものです。まず、落ち着いて観察しましょう。安心材料を落ち着いて探します。熱は高そう?でも、鼻が詰まってなくて呼吸はちゃんと通っていたら、そこで一つ冷静になれますよね。痛くて眠れなさそう、でも少しだけ痛みを和らげてあげたら、水分を取れそうだったら、そこで小児用の鎮痛剤を飲ませてみて、その夜は眠ってくれそうなときは、朝になってから、かかりつけに行った方が、親も感染リスクに晒される夜間外来より、安全かもしれません。

  • 無記名さんさん

    一般用医薬品で15歳未満は使えない成分が使える様に記載されているのですが?

    • ムーンライトさん

      その場合、医薬品の外側の箱などに、15歳以下は服用禁止とはっきり明記してあります。

  • ムーンライトさん

    詳しいナビゲートで、良記事と思う反面、お子さんが大変な時に込み入った内容を理解するのは大変かなと思われます。図示や、表などを用いてもっと視覚的に理解しやすくした方が親切だと思いました。

あなたの一言もどうぞ