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犯罪から子供を守る!被害に遭わないよう気をつけるポイントは?

2014/12/29

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子どもを標的とした事件・犯罪のニュースを耳にするとただでさえ嫌な気持ちになりますが、特に親の立場になってみるとそれに加えて「わが子がこんな目に遭わないように気をつけなくては」と思うものです。

小さな子どもを標的とした犯罪は年々減少傾向にあります。これは子どもを持つ親としては嬉しいことですが、決してゼロではありません。

「子どもを狙った犯罪」というと登下校中の小学生や公園の帰り道など、一人で動ける年頃の子どもがターゲットになるイメージがありますが、いつも親と一緒に居るはずの未就学時が犯罪のターゲットになるケース、女の子だけでなく男の子が性犯罪の被害者になる事件も増えています。

また「うちの庭で遊んでいて誘拐された」、「犯人は家の近所の人だった」というように犯罪の手口は大胆になっており、「知らない人にはついていかないように」という注意でさえ子供を守る効果がなくなってきています。

このように犯罪の動機や性質の変化により犯罪者の検挙が難しくなってきていることから検挙率は低迷しています。こうした犯罪から子どもを守るためにはどうしたらいいのでしょうか?

子どもを狙った犯罪、その手口と目的は

子どもを狙った犯罪の割合をみてみると、その目的は「誘拐」がダントツ。続いて「強制わいせつ」が続きます。誘拐の目的は「性的暴行」「興味本位」「臓器移植のための売買」が主です。

子供への強制わいせつは、最初はわいせつ目的だったものの子供が言うことを聞かないからということで殺人に発展してしまうケースも多くあります。

また子どもだけでなく「ベビーカーを押している母親が通りすがりの女性に顔を殴られた」「子どもと手をつないで歩いている母親の服がハサミで切られた」というような「子ども連れの母親」が狙われる犯行もあります。

散歩中やちょっとした買い物の帰り道など、家の近所であることが多いため、犯人が近くに住んでいるというのも怖いですが、もし一歩間違ってママさんの服を切ろうとしたハサミが子どもの目に当たったら…などと考えるとゾッとしますね。

このように子供を狙った犯罪は身近で起きています。「小さい子はいつも一緒にいるから大丈夫」とたかをくくっているママさんも多いと思いますが、一番犯罪の発生しやすい場所が「スーパーの駐車場・駐輪場」と聞くと怖くなる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

どんなに注意を払っていても車に荷物を積んだり、下の子をチャイルドシートに乗せる時など、ちょっと目を離した隙に子どもが車の往来の多い場所まで出ていて慌てた経験がある方もいると思います。犯人はそういった「一瞬の隙」を狙っていますよ。

他にもスーパーでは一人でうろついている子を「私の子よ」といって連れ去ってしまう手口や、トイレに一人で行ったらそのまま行方不明になってしまった、というケースは耳にした方も多いでしょう。人の多いところにはそれだけ危険が多いのです。

公然わいせつ・強制わいせつは公園の木陰や公衆トイレ、犯人の車に連れ込まれるなど、ひと気のない場所に誘導されて行われます。

「財布を落としたから一緒に探して」「向こうに可愛い犬がいるよ」などと子どもの気を引くような誘い文句で連れ出し、体を触る、裸の写真を撮られるなどされます。

「わいせつ」というと年頃の女の子が狙われるイメージがありますが未就学児の男の子が狙われることも少なくありません。

また「誰かに喋ったら殺す」「こんなことになったのは君のせいなんだよ」等の脅し文句や、刃物をちらつかせるなどして誰かに相談しにくくして口封じをするなど手口は実に悪質です。

犯罪はいつ起こる?

このような卑劣な犯罪から子供を守るためにも犯罪の起こりやすい場所や時間を知り、対策を立てておくことが大切です。

子どもをターゲットにした犯罪が起きやすい時間は午後2時から6時の間。小学生は下校の時間、幼稚園や保育園に通っている子は、園から帰ってきてまだまだ遊び足りないから近所の公園やお家の庭、マンションや団地などの共同広場などで遊んでいる子が多い時間帯です。

季節は7月から10月ごろ、5時を過ぎてもまだ明るい時期に発生することが多いです。家の庭で遊んでいても暴行を受けた、というケースもありますから、この時間は外で子どもを一人にすることがないようにした方がいいですね。

そして小さな子どもを狙った犯罪の多くが駐車場や駐輪場、路上駐車できるスペースのある公園といった「車の停められる場所」で起きています。

これは駐車してある車の中から様子を伺い、そのまま車に引き込むことができるからです。木が多く見通しの悪い公園やひと気のない路上、公衆トイレなど一人になる場所のある場所の近くに不審な車が停まっていたら警戒しましょう。

我が子を守るには?

「知らない人にはついて行かない」と教えても、例えば「話をしたことはないけどよく見かけるご近所さん」は、お子さんにとっては「知らない人」ではなくなってしまいます。

また知らない人でも「お母さんが交通事故で病院に行ったから今から一緒に行こう!」と言われたらママ大好きなお子さんなら疑うことなく車に乗ってしまうでしょう。

まだまだ純粋無垢で人を疑うことを知らない子どもが自分で身を守るのはなかなか難しいもの。そんな子どもを守るためにはどういったことに気をつければいいのでしょうか?

絶対に一人にしない!

犯罪者は様子を伺い、連れ去りやすい子どもの目星をつけて犯行に及びます。ですからその時点で狙われなければ犯罪に巻き込まれることはありませんから「ひとりにしない」ことが何よりも重要です。

公園で遊ぶ時は常にママさんが見える位置にいること、木の影や物陰などが多く路上駐車ができるような公園ではかくれんぼはしない、などの注意が必要です。

「遠くに居るけど姿見えるからいいや」「お友達と一緒に遊んでるから大丈夫」「ママ友と一緒に居るから誰かが見てるでしょう」という考えは危険。自分の子に注意を払っているのは自分だけだ、というくらいの気持ちでいましょう。

お家の庭で遊んでいて誘拐された、というケースもあります。自分の家だから安全と思いがちですが近所に犯人が住んでいる場合は「ここの家の子は夕方ママさんが家でご飯を作っている時に庭で一人で遊んでいる」と目星をつけられる危険があります。

暗くなったらお家に帰るのと同様、暗くなったらお庭で遊んでいてもお家に入るように伝えましょう。

スーパーは人が多く、子供が一人になる機会が多いので狙われやすいスポットです。特にトイレでの連れ去りは痛ましい事件が何件も起きていますからお子さんがトイレに行くときはできれば個室の中まで親が一緒に行くのが望ましいですね。

お菓子売り場も子供が一人になりやすい場所。お子さんから「お菓子売り場みていていい?」と聞かれるとママさんもお買い物が早く終わるからとついつい「いいよ」と言ってしまうこともあるでしょう。

しかし目先のことしか見えない子供がお菓子の並んでいる状態で「おじちゃんがこのお菓子買ってあげるよ」なんて言われたら「いらない」とはなかなか言えず、ついていってしまうのではないでしょうか。

スーパーやデパートなどのキッズコーナーで子供だけで遊ばせるのも危険です。実はキッズコーナーは不審者目撃情報が意外に多い場所なのです。

「他の親子がいるから人目もあるし平気でしょう」と思うかもしれませんが、犯人が親のふりをして誘拐するのを周りの大人が見ていても気付かれないこともあります。

知らない人に抱えられて泣いている子供を見ても「もう少し遊びたいんだね」と思ってしまう心理は親御さんならお分かりになるでしょう。

またキッズコーナーは子供の入れ替りが激しいので、子どもを連れてきた時には他にもたくさんいたけど気がつけば一人になっていたということも。周りに親もいなければまさに「狙ってください」と言っているようなものです。

このようにスーパーなど人の出入りが多いところでは人目があっても子供を一人にするのは危険ですから絶対にやめましょう。

駐車場では最初に車に乗せる

先述したとおり犯人は車の中から様子をうかがって犯行に及びますから車を止めやすい駐車場では誘拐が多く多発しています。こうしたことを踏まえて駐車場で荷物を乗せる時などはまず子供を車に乗せるようにしましょう。

これは防犯だけでなく子供が不意に車の前へ躍り出て走ってきた車にぶつかった、という交通事故も防ぐことができます。

道路を歩く時は手をつないで距離をあける

すれ違いざまに切りつけてくるなどの通り魔から子どもを守るためには手をつないで子どもに歩道の内側を歩かせる、人とすれ違う時は適度に距離を開けるなどしましょう。

通り魔でなくても「いちゃもんをつけたい人」「子供嫌いな人」というのはいますから、一見不審者には見えなくても人と歩く時はある程度の間隔を開けた方がいいですね。

子どもを狙った犯罪が減っているとはいえ我が子がターゲットになる可能性がゼロになったわけではありません。まだ小学校にも通っていない小さなお子さんはいつも一緒にいる親御さんが守ってあげなければいけませんね。

大切なお子さんを守るためにも子供から目を離さない、危ない場所では手をつないであげることが大切。そして不審な車を見た、見慣れない不審な人物を見かけたということがあったら最寄りの警察に通報しましょう。

地域ぐるみで不審者をなくすことも子供を守るのに必要なことですよ!

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