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妊娠したらまずは何をする?初めての産婦人科での診察と検査内容

2014/05/25

始めての妊娠は分からない事も多く不安でいっぱいです。特に、妊娠検査は受けなければならない検査、受けた方が良い検査を合わせると数えきれない程あります。例えば、妊娠初期に受けなければならない検査と受けた方が良い検査、場合によっては必要になる検査を合わせると、全部で24種類にも及びます。

また、妊娠の初期や中期、後期とそれぞれの時期に必要になる検査もあります。ここでは、そんな複雑で初めての人にとって不安で仕方ない妊娠検査について、分かりやすく紹介していきますので、是非参考までに知っておきましょう。

妊娠初期に必要な検査とお勧め検査

まず、妊娠したら必ず受ける必要のある検査は全部で8種類あります。内診と体重測定、血圧測定に尿検査、浮腫検査に子宮底長測定、そして腹囲測定と胎児心拍測定です。

これら8種類の検査は妊娠検査の定番で、妊娠初期であれば4週間に1回のペースで検査を行い、妊娠中期に入ると2週間に1回、後期は1週間に1回のペースで検査を行いますので覚えておきましょう。

次に人によって受ける必要のある検査ですが、これは全部で5種類あります。血液型検査に貧血検査、梅毒血清反応検査、HBs抗原検査に子宮がん検査です。血液型検査は万が一の時の輸血に備えて、お母さんの血液型を調べておくものです。ABO型、Rh型含めて正確な血液型が分かっていない人は、必ず検査しておきましょう。

貧血検査は、お母さんが貧血でないかどうかを調べるものですが、これはお母さんが貧血の場合、赤ちゃんの成長や発育に問題が起こりやすく、また出産の時に大量出血の恐れがある為、貧血気味の人は妊娠初期だけでなく、随時検査を受けておく事が大切です。

子宮がん検査やHBs抗原検査は、子宮にがん細胞がないかどうか、B型肝炎ウイルスと呼ばれる産道感染を起こす原因がないかどうか確認します。そして梅毒血清反応検査ですが、これは梅毒トレポネーマの有無を検査するもので、梅毒トレポネーマは胎盤を通して赤ちゃんに感染してしまい、早産や流産の危険性が高くなる為、是非受けておいた方が良い検査と言えるでしょう。

そして、妊娠検査ではないけれど受けておいた方が良い検査についてです。これは全部で11種類あります。まず、トキソプラズマ抗体検査と呼ばれるもので、これは猫のふんなどから感染してしまう寄生虫です。妊娠中に感染すると赤ちゃんにも影響が及びますので、猫を飼っている人は特に検査を受けておいた方が良いでしょう。

次に、クラミジア検査とATL検査、風疹の抗体価検査があります。クラミジア検査は、クラミジアという細菌に感染していないか調べるもので、感染していると、流産や早産の危険がある他、赤ちゃんに感染してしまうと赤ちゃんが肺炎を起こす危険もあります。

ATL検査は成人T細胞白血病を調べるもので、血液のがんになるウイルスへの感染の有無を検査し、風疹の抗体価検査は風疹への免疫があるかどうか検査します。これらの検査はお母さんだけでなく、赤ちゃんにも影響のあるものですので、是非検査を受けておきましょう。

この他にも、HCV抗体検査やエイズ検査、甲状腺機能検査や肝機能検査に出血傾向検査、さらに心電図や歯科検診など、妊娠検査ではないけれど妊娠したら受けておいた方が良い検査はたくさんあります。初めての妊娠の場合は、特に受けておく事をお勧めします。

妊娠中期から後期に必要な検査とお勧め

次に、妊娠中期から後期にかけての検査についてですが、妊娠検査の定番の8種類は必ず検査を行います。その上でさらに、妊娠中期は超音波深層診断、後期は超音波深層診断とノンストレステストという検査がプラスされます。

また、妊娠中期に入ったら乳房検査とGBS検査を、後期に入ったら骨盤X線計測を受けておくと良いでしょう。GBS検査はB群溶血性連鎖球菌に膣内が感染していなか調べるもので、感染していると早産や前期破水のリスクが高まり、赤ちゃんに感染してしまうと敗血症や髄膜炎にかかる恐れがありますので、感染の有無は調べておいた方が良いのです。

また骨盤X線計測ですが、これは骨盤の大きさが赤ちゃんの通れる広さがあるかどうか確認するもので、検査の結果によっては、自然分娩を希望している人でも帝王切開をせざるを得なくなります。自然分娩を希望している人は、特に検査を受けておきましょう。

このように、妊娠してから受ける検査はたくさんあります。必ずしも全ての検査を受ける必要はありませんが、お母さんの為にも赤ちゃんの為にも、万が一の時に備えて出来る限りの検査は受けておきましょう。

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