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気になる子供の歯ぎしり!歯ぎしりを治す必要はないってホント?

2014/09/26

寝ている子供はとっても可愛いものです。でも子供の歯ぎしりにびっくりした!なんていう親御さんも多いのでは?気になる子供の歯ぎしりですが、これって治さなければならないのでしょうか?

大人の歯ぎしりとは違う?

大人の歯ぎしりは、ストレスなどを原因としていることが多く、寝ている際の不快な習慣とされます。歯を力いっぱい噛みしめるので、翌朝に頭が痛くなったり、歯がすり減ったり欠けたりすることもある危険なクセの1つです。

しかし、子供の歯ぎしりは大人の歯ぎしりとは原因が違い、一概に悪いこととは言い切れません。というか、実は子供の歯ぎしりは子供が立派に成長している証でもあるのです。

子供は歯ぎしりをするものだ!

子供の歯ぎしりは、歯が生えてきて間もない乳児の頃から見られます。発歯期の乳児は、歯が生えてきたことで口の中が急激に変化します。歯が生え始めると、それまでの上あごと下あごがの位置では噛み合わせが安定しません。

乳児の歯ぎしりは、この噛み合わせのちょうど良い位置を見つけるために歯を擦り合わせている状態なんです。また、幼児期の歯ぎしりはあごが成長して、乳歯に隙間ができることによって生じます。幼児は成長と共に変化する噛み合わせを調整するために、歯ぎしりをしていることがほとんどなんです。

歯ぎしりにもメリットがある!?

酷い音がすることから、嫌なクセととらえがちな歯ぎしりですが、実は歯ぎしりにはあごや顔の筋肉を鍛え、噛む力を強くするという効果があります。子供は歯ぎしりをすることで、無意識に噛む力を鍛えているのですね。

最近固いものを噛む機会が減り、顎の力が弱い子も増えているため、歯ぎしりをしている子はある意味ではしっかりとあごを鍛えていると見ることもできます。あごが成長しないと永久歯との生え代わりにも影響が出てくるので、むやみに歯ぎしりをやめさせない方がいいんです。

子供の歯ぎしりは成長と共に治まる

子供の歯ぎしりのほとんどは成長と共に治まります。乳歯が永久歯と生え変わり、おおよその骨格(噛み合わせ)ができてくる小学校高学年~中学生頃になると、自然と治まっているという子が多いので、心配する必要はありません。

ただ、永久歯に生え替わっても、なかなか歯ぎしりが治まらないという場合にはちょっと注意。歯ぎしりが酷いと、それによって永久歯が傷ついてしまうこともあるので注意して。中学生以上になっても酷い歯ぎしりが続く場合には、歯科医などに相談してくださいね。

ストレスによる歯ぎしりに注意!

子供の歯ぎしりは心配なくても良いものが大半ですが、中には大人と同じようにストレスが歯ぎしりを引き起こしているケースもあります。ストレスが歯ぎしりの原因となっている場合は要注意。

噛み合わせがずれる、頭痛や肩こりが生じるなど、悪影響が出る可能性もあります。ただし、歯ぎしりが成長によるものなのか、ストレスによるものなのかは歯ぎしり自体では判断できません。

環境の変化に注意!

まず、子供の周囲の環境が変わったと同時に歯ぎしりをし始めた時。これは、ストレスがその引き金となって歯ぎしりをしている可能性が大です。引っ越しや入園・入学、家族構成の変化など、環境が変わった際に子供はストレスを強く感じます。

友達と喧嘩をした、幼稚園の先生が辞めてしまったなど、大人にとっては些細なことでも大きなストレスとなり、ストレス性の歯ぎしりの原因となることがあります。今まで歯ぎしりをしなかったのに、急に歯ぎしりをするようになったという場合には、環境の変化がなかったか、子供のストレスになる出来事がなかったか思い返してみましょう。

相談するなら…

歯ぎしりはかなり大きな、しかも不快な音がしますし、原因が成長によるものか、ストレスなのかはっきりと特定できないので不安になる親御さんも多いかもしれません。極端な歯ぎしりで、どうしても心配な場合は、歯科または口腔内科で相談をしましょう。

まだ乳歯が残っている子供の場合は、積極的に治療をすることは少ないですが、程度が酷い場合にはマウスピースなどで歯の摩耗を軽減することもできます。まずは専門家に口の中の状態を確認してもらうことが大切です。

また、精神的なストレスに心当たりがある場合は、そのストレスを取り除くように。幼稚園や学校で問題がある場合は先生等にも相談して解決を目指しましょう。

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