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とってもデリケート!赤ちゃんのお肌を守るケアの常識・非常識

2015/05/02

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赤ちゃんのお肌はプニプニと柔らかくみずみずしくて本当にきれいというイメージですよね。でも実際赤ちゃんが生まれてみると思ったより肌トラブルが多いことに驚いてしまいます。

赤ちゃんのお肌はとてもデリケートなので、正しいケアをしていかないとすぐに影響が出てしまうんですね。その「正しいケア」を覚えて赤ちゃんのお肌を守りましょう!

どうしてこんなにデリケート?

では、赤ちゃんのお肌がなぜデリケートでトラブルが起こりやすいのかをみていきましょう。

お肌の構造

私たち人間の皮膚は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造です。これは赤ちゃんも大人も同じなんですね。

ただこの皮膚を作っている細胞が赤ちゃんのうちはまだ小さいので皮膚がとっても薄くなってしまうんです。

しっかりした皮膚があることで外からの刺激から内側を守る働きができるんですが、まだ未熟な赤ちゃんのお肌ではまだ刺激に負けてしまうんですね。

お肌の表面

とっても小さな赤ちゃんですが、皮膚の細胞の数は大人と同じなんですって!それだけ皮膚の細胞がギッシリつまっているためきめ細かい肌なのですね。

ただ皮膚の細胞と同様に汗を作り出す汗腺の数も多いため、とっても汗っかき。汗はすぐに拭けばトラブルにはなりませんが、放っておくと雑菌が繁殖しやすく肌へ刺激を与えてしまいます。

そして大人の肌は弱酸性に保たれることで雑菌が繁殖しにくいんですが、赤ちゃんの肌は中性に近く雑菌が増えやすいんです。加えて赤ちゃんの肌はバリア機能が未熟なため、免疫センサーが過剰に反応して炎症を起こしやすくなっています。

特に生後3か月ごろまではホルモンの影響で皮脂の量が多く、ベタベタとした乳児湿疹ができやすくなっています。逆にその後は皮脂の分泌が減るためカサカサしてしまうというトラブルが起こりやすくなってしまうんです。

コロコロ変わるこの時期にママはどうすればいいのか悩んでしまいますよね!

肌への刺激になるもの

ではそんなデリケートな赤ちゃんの肌にとって刺激になってしまうのはどんなものなのでしょうか?

乾燥した空気

やはりお肌にとって乾燥は大敵です。特に生後3か月を過ぎて皮脂の分泌が減っているお肌は乾燥による影響がとても大きいんですね。

「今日すごい乾燥してる!」と思ってもそんなに湿度が低くない、また逆のパターンもよくあり、湿度の感じ方ってあまり正確ではないと言われます。

自分の感覚だけでなく赤ちゃんのいるスペースの側に温湿度計を置いて、乾燥していないか、風が直接当たっていないかをしっかりチェックしましょう。

肌に触れる衣類

赤ちゃんの衣服やタオル、シーツの洗濯にはベビー用の低刺激のものを使うけれど、家族のものはそうではないという方は結構多いものです。

でも毎日抱っこしたり触れ合ったりする中で、ママやパパが着ているものも当然赤ちゃんの肌に触れますよね。家族の衣類にまでしっかり気を配って、ぜひ同じ低刺激のもので洗うようにしましょう。

間違ったスキンケア

毎日の洗う・保湿といったケアで赤ちゃんのお肌を守っているつもりが、逆に刺激となってしまっている可能性もあります。

お風呂に入れることに慣れていないうちは

  • 目に入りそうで顔をしっかり洗えない
  • 赤ちゃんが泣いてしまって洗えない
  • 急いで洗おうとして石けんをちゃんと泡立てていない
  • 石けんが肌に残ってしまっている

といったことが原因での肌トラブルが起こりやすくなっています。ベタベタの乳児湿疹の場合は石けんをしっかり泡立てて丁寧に洗うことでキレイに治ることが多いんですよ。

保湿についてはまだまだ十分でないとの皮膚科医からの厳しいお言葉が多く聞かれます。でも塗るものによっては肌に良くない影響があることも。

私も娘が赤ちゃんの頃、マッサージに使ってみようとベビーオイルを買ったらミネラルオイル(鉱物油)が入っているもので、マッサージしたところが見事に赤くなってしまったことがあります。

「ベビー」と書いてあると大丈夫かと思ってしまいますが、赤ちゃんによっては刺激が強すぎる場合もあるのでお肌にあったものを選びたいですね。

紫外線

真っ白な赤ちゃんのお肌に紫外線はとても刺激が大きいもの。昔は赤ちゃんの頃から「日光浴」をさせるように言われましたが、現在では「外気浴」に変更されています。

成長期にたくさん紫外線を浴びてしまうことは大人になってから皮膚がんなど重大な病気のリスクを高めてしまいます。

徹底的にケア!

ここからは赤ちゃんの肌を守るために心がけていきたいことをご紹介します。

乾燥対策

お風呂の後には乾燥対策にローションやクリームを塗る方も多いと思います。乾燥しているように見えなくても、ママが朝晩の洗顔後にするように保湿をしっかりしてあげる必要があります。

それに加えて、よだれがついたり食事の際に口の周りが汚れたりして濡れたタオルで拭いた後もこまめに保湿をしていきましょう。

特にほっぺはカサカサになりやすいので気を付けてケアしていきたいですね。塗るものは少し高くても質の良いものを。いきなりベタッと塗ってしまうのではなく、肌に合うかどうか調べてからにしましょう。

洗い方

まず弱酸性で無香料・無着色・低刺激の赤ちゃん用のもので洗ってあげましょう。頭皮に黄色っぽいかさぶたのようなものが付いている場合は皮脂が残っている証拠。皮脂の多い頭はベビーシャンプーでしっかり洗う方がいいですよ。

石けんやボディソープもしっかり泡立てて丁寧に洗いましょう。特にパパは怖がってそぉ~っと洗い過ぎてしまったり、顔は濡らして拭くだけにしてしまいがち。

ママのお腹の中で羊水に浸かって過ごしてきた赤ちゃんですから、顔が濡れたって大丈夫。怖がらずに洗ってあげましょう。

食生活

食事と肌の状態は切っても切れない密接な関係がありますよね。大人でも食生活が乱れると肌がガタガタになってしまいます。母乳だけの赤ちゃんの場合にはママの食生活が大きく影響してきますから、質の良い母乳を出せるような食事をしましょう。

離乳食期からはアレルギーに特に気を遣って進めていく必要があります。初めての食材を食べさせた時には肌の状態に変化がないかチェックしておきましょう。

刺激を避ける

赤ちゃんだけでなく家族の衣類も低刺激のもので洗う、皮膚をこすらないようにする、紫外線を避け日焼け止めを使うなど、赤ちゃんのお肌に刺激を与えないように注意しましょう。

気にしなくても別に大丈夫そうだから…と普通に過ごしていると大きくなってから影響が出てくることもあります。神経質になりすぎることもありませんが、できることから実践していきたいですね。

プリプリお肌を守ろう!

育児に関する情報は溢れていますが、人によって言うことが違ったりTVで良いと宣伝しているものが実は良くないと言われていたりと、何を信じていいのかわからないことだらけ。

赤ちゃんが直接触れたり口にしたりするものには特に気を遣いたいところですが、本当に安全なものかどうかを判断するのは難しいですね。

でも肌に塗るものや衣類に関しては肌が敏感に反応するため「これは合わない」ことがすぐに分かりますよね。そういう赤ちゃんの肌に現れる変化に十分注意することで良くないものを避けていきましょう。

賢くケアして赤ちゃんのお肌を守っていきたいですね!

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