- 我慢しないのが子どもの特徴。「教える」時は曖昧指示を避けて | MARCH(マーチ)

我慢しないのが子どもの特徴。「教える」時は曖昧指示を避けて

2014/07/06

例えば3歳。あなたの身近に、我慢強い3歳はいますか?いたとしたら、それはかなり精神の発達が早い子であるか、そうでないなら何か深刻な状況に置かれているのでは。そんな心配をしてしまう程、3歳くらいの子どもは我慢ということが苦手です。

「我慢しない」ということが子どものトレードマークみたいに思えるほどです。とはいえ、保育園など集団生活をしていると、子どもだって我慢は必要です。どうしても同じ先生でないと納得できなくて、違う先生と遊ぶように言われたら嫌がって大泣き、など。

園側が困ると言うよりは、ママがどうしていいか分からなくなりますよね。我慢をする力を身につけるのは大切です。我慢が出来るということは、自分と自分以外の人や場所のことを考える力がつくということです。

「自分がここで我慢をしないと、迷惑な人がいる」実際そこまで理解出来るのは、もっと大きくなってからですが、耐える、自分を抑えるという心の働きは、他者から「そうであること」を望まれるから生まれるものであるのです。

ですが、3歳にそういったことを分からせるのは酷というもの。保育園年齢の子どもに我慢を覚えさせるには、まず「ペナルティ」の存在をしっかり分からせることが大事と言えるでしょう。

ペナルティ。自分がここで我慢をしないと、却って辛い思いをすることになる。そういうイメージを持たせることです。例えばルールを決めて、「外で遊んだらお昼寝ですよ」それが守れない子は午後からブロックで遊べないなど。

ブロックが使えないとなると、当然子どもは嫌がって暴れたり抵抗するでしょうが、そこは1度決めたことなので「断固」、毅然として向こうの言い分を受け入れないことが肝心です。ルールを破る→いやな思いをするのは自分。この経験を少しずつ積み重ねていくことで、我慢する力は養われていくでしょう。

でも注意したいのは、あんまりペナルティ体験ばかりしていると、「どうせ自分は何もできないんだ」というマイナスイメージを、子どもが自分に対して持ってしまうこと。そういう子どもは自分に自信が持てず、さらに我慢することの大切さを身につけることができないので心配です。

なので、もう1つの対処法として、あんまりにも我慢が苦手な子どもの場合には「ご褒美体験」も用意してあげることが必要でしょう。ご褒美の場合は、絶対に最初に子どもにそれを教えてはいけません。

「これが上手にできたら飴をあげるからね」これは、NGです。そうでなく、子どもが自発的に言うことを聞いたり、普段できなかったことができた時などに、「今日はちゃんとできたね!すごいよ!」と褒めて祝福してあげましょう。

そうやって子どもの心の中に「できる」「うれしい」という体験の記憶を増やします。それがたくさんになっていけばいくほど、心の余裕に繋がり、やがて我慢強さを育てる力にもなっていくことでしょう。

みんなのコメント
あなたの一言もどうぞ