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子供の頃我慢させ過ぎると大人になって反動が出るってホント?

2015/01/25

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あなたのお子さんは自分の思い通りにならないことに対して我慢ができる子ですか?全然我慢できない?それとも我慢し過ぎて心配になるほど?

我慢がちゃんとできるようになって欲しいというのは私たち親の願いではないでしょうか。でも何でも「我慢しなさい!」と言ってしまうのは子供が可哀想な気もしますよね。大人になってから反動で爆発してしまうのでは?と心配ですし。

我慢ができるってどういうこと?ちょうどいい我慢ってどうさせていけばいいんだろう?そんな疑問に保育士ママである筆者がお答えします!

我慢って何だ!

そもそも我慢って何かというところから始めましょう。どういう意味?と聞かれたら「耐えること、辛抱すること」と説明する方が多いですよね。暑さを我慢する、食べたいのを我慢するなど何だか辛いことだというイメージです。

でも子供にしてほしい「我慢」は少し違うように思いませんか?私が思う、子供に求める我慢とは「自分をコントロールできる」こと。欲求のままに行動してしまうのではなくて状況を見てどうすればいいか判断して、ちょうどいい程度に欲求を抑えることが出来るということ。

こうして自分をコントロールできるというのは世の中に出ていく上でとても大切なこと。子供のうちにしっかり身に付けさせたいものです。

ちょうど良くない我慢

ではうまくいかないと思われる「我慢」のさせ方について見ていきましょう。

我慢させない

これは「甘やかす」と言い換えられますね。何でも子供の要求を通してしまい、好きなようにさせている。我慢させる気があっても泣きわめくので結局好きにさせてしまうというのもコレです。

してもらって当たり前、泣けば買ってもらえる、やらせてもらえると子供は思い込んでしまいます。これでは集団生活にも適応できず公共の場でも人に迷惑をかけてしまうことに。

我慢させ過ぎる

逆に何でも「ダメ」と我慢させ過ぎるのは、こうしなさいと「強制」しているのと同じようなことだと言えます。

欲しいものがあってもやりたいことがあっても「どうせダメなんだ」とその欲求を表に出さない子になってしまいます。無気力になってしまうかもしれませんね。

一見、何も欲しがらずわがままも言わない「いい子」に見えてしまうんですが、そうではなくて自分を押し殺し言われた通りにする、親にとって「都合のいい子」なだけなんです。

反動はあるの?

子供の頃に我慢ばかりだったから大人になってから必ず反動が起こるかというと、そういう単純なものでもありません。経済的に苦しくて我慢せざるを得ないことが多かった人は、自由に使えるお金を手に入れてもなかなか使えないということが多いですよね。

反動が起こるような我慢というのは貧乏だったという、どうすることも出来ない状況での我慢ではなく、納得のいかない我慢を強制され続けた場合です。

子供に対して厳しい親であることがいけないのではなく、我慢しなければいけないことに子供が納得できていない、また親が子供の気持ちを無視して我慢することを強制していることが大きな問題なのです。

こういう場合では子供の中で親に対する不信感が募っていることでしょう。自分で自由にできる時がきたら反動が起こっても無理はないですよね。

ちょうどいい我慢

ここからは自分をコントロールできるようになるちょうどいい我慢のさせ方をお話します。

子供と関わっていく上で「子供の心に寄り添う」ことが大事だとよく言われますよね。ただ「こうしなさい」「これはダメ」と言うだけではなく、その時に子供がどんな気持ちなのかを受け止めることが大切ですよということ。

我慢をさせる上でも同じことなんです。理屈で「これはこうだからダメ。我慢しなさい」と言ってしまうと子供はもう抵抗できないですよね。ダメな理由を話すことは大切なんですが、その前に子供の「欲しい」「やりたい」という気持ちを受け止めましょう。

子供が公園から帰りたがらない時には「もう帰る時間だからダメ。行くよ!」ではなくて

「もっとやりたかったね。でも今日はもう帰らなきゃいけない時間だから、また今度来た時に遊ぼうね」

と声を掛ければ納得して我慢できるはず。なかなか納得できなければ「じゃあ、滑り台一回滑ったら帰ろう」と少し歩み寄ってOK。そして帰る時には「もっと遊びたかったのに我慢できてえらかったね!」と伝えましょう。

すると子供にとって我慢はただ辛いことなのではなく、大切なことなんだ、我慢できるってすごいんだと理解できて自信がついていくんですね。

まずはママが「我慢」しよう!

ただ子育てしているといつもこんな風に落ち着いて対応できないから困るんですよね。ついつい「もう先に帰るからね!」と子供を置いて帰りたくなってしまうんですが、子供は泣きわめきママはイライラするだけ。

まずはママのイライラを爆発させるのを「我慢」して。笑顔で子供の気持ちに添った子育てをしていくと、子供は落ち着いて自分をコントロールできるようになっていきます。そんな子供の姿を見ているとママは自然と笑顔になれるはず。

大人でも難しい場面の多い我慢ですが、正しい対応を続けることで必ず子供の身についていきますよ!

みんなのコメント
  • papaさん

    素人考えですみません。
    子供に対して我慢できた事を偉いと言っていいのでしょうか?
    我慢=いい事
    と捉えて素直な子供だと
    分け隔てなく我慢する子供にになってしまわないでしょうか?
    我慢する事はいい事ではなく、
    ただ生きていく上で必要な事で、
    子供自身が必要な事だと認識させて自発的に我慢させる事が
    大切だと思っています。
    親や大人が我慢する事は偉い事と教えるのは、
    ちょっと違うのではと思いました。
    勿論子供によって対応は選ぶ必要はあると思うのですが。

  • 梨斗さん

    私は中学生です。
    家が貧乏で小さな頃は「これ買って!」とわがままを言っていましたが、小学生くらいから欲しい物があっても「どうせ買ってもらえない」や「その内いらなくなる」と自分の気持ちを封じ込むようになりました。
    最近はスマホを皆が持っていてすごく羨ましいけど言えません。「自分で金を稼げるようになってから言え」と言われるので。高校生になったらすぐにバイトを始め、お金を稼げる人になりたいです。
    でもこの家庭に生まれて良かったです。
    遊ぶ自由とかも無いですが、お金の大切さや、勉強の大切さを学ばせてもらったので。
    自立できてなんぼですよね。
    親の言う通りまだまだ育てていただいてる身ですから、我慢するのが当たり前かなって私は思いますね。

  • Shitoさん

    僕は来年高校生です。
    僕は完璧になんでもこなせる子。になるように育てられました。
    家は裕福ではありません。食費もギリギリです。
    欲しい物も買ってもらえません。
    でも僕は思います、幸せとは何かはわからないですが、「将来が明るいもの」になれば幼い頃がどんな生活でもいい気がします。
    スマホ・PC・ゲームをずっとやってて勉強ができないなんて将来泣くことになりますから。
    勉強に専念するのが学生でしょう。

  • 親 夏葉さん

    私の子の話をします。
    雅(男)と涼(女)と美(女)は高1・中2・中1です。
    うちは貧乏です。
    皆、物が欲しいとは小学生くらいから言いません。
    誕生日やクリスマスもプレゼントはいらないと言い、祖母から貰ったお金やお小遣い(500~1000円)は使いません。
    お祭りやショッピングモールに友達と行くようになっても1円も使ってこないです。
    スマホもゲームも持っていません。
    欲しがりません。本心はわかりませんが。
    雅には与えるつもりですが、バイトをするから自分で買うと言います。
    立派な子に育ってくれたと思います。

  • セレネースさん

    裕福だったけど我慢させられっぱなしの環境で育ちました。
    親は祖父母はジュースにお菓子に雑誌にと、
    「私は我慢しろと言われるのに大人はなぜ?」と疑問を持ち続けて育ちました。
    どこか遊びに連れて行ってと頼めば「今度ね、いつかね」、一度も行きませんでした。
    何か欲しがれば絶対「ダメ」。ゲームや漫画を持っていないといじめられるので、卑屈になりました。

    結果として、「やりたいこと」ひいては「生きる理由・意義」も見つけられないままです。何やっても自分はダメなんだ、夢はかなわないから夢なんだと。

    だから私は子供なんて絶対産みませんし、育てません。虐待してしまう自信がありますので、不幸なDNAを自分で断ちたいと思います。

  • 堤美智子さん

    私のお母さんから何でも我慢しなさいと言われてます。
    職場にいても我慢しなさいと言われたり周りからも我慢しなさいと言われてコントロールが効かなくて我慢して我慢して最後に爆発して荒れました。

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