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夫婦喧嘩が絶えない!親の喧嘩は子供に大きな影響があります

2014/06/26

親の喧嘩を聞かされて育った子供は、どんな思いを持って成長していくのでしょうか。普段何気なくしている夫婦喧嘩。子供はそこから何を感じると思いますか?

家が安心の象徴ではない

親が不仲であれば、子供にとって家庭が安心できる場所ではありません。子供でも大人でも、家が安らぐ場所でなかったら、外で自分の力を思う存分発揮することはできません。非行に走る子供や、外で浮気をする旦那も、同じ心理です。家で満たされないから外でうっぷんを晴らします。

両親がいつ喧嘩するか分からないという状況は、子供を不安定にします。不安定な子は、ちょっとしたことでキレやすかったり、他人を傷つけたり、勉強が手につかなかったりと思わぬ障害が出てきます。

子供の頃は、知っている世界があまりに狭すぎるため、価値観が偏りがちになります。つまり、自分の見ている家庭が全てになってしまうのです。

夫婦というものに幻滅する

大人になって、親と同じような結婚生活を送りたいと思うでしょうか。「親のようにはなりたくない」これが本音です。子供ながらに、なぜ両親が結婚し、自分を産んだのか理解に苦しみます。喧嘩ばかりするなら、なぜ一緒にいるのか分からないですよね。

そして自分の存在価値も分からなくなってしまいます。結婚に希望が持てず生涯独身でいるか、絶対に幸せな家庭を築きたいと強く思うか、どちらかに分かれる傾向があります。

大人を信用できない

子供は親から精神的に距離を置きます。つまり心を閉ざすということです。親の言葉は子供に届かなくなります。それはそうですよね、喧嘩ばかりしている人に、説得力はありませんから。

夫婦喧嘩を目の当たりにすると、人間の弱さや儚さを垣間見ることになります。疑り深くなり「この人は本当に優しいのだろうか」「自分を裏切るのではないだろうか」と思ってしまう傾向があります。恋人や結婚相手を決める際でも、とても慎重です。

喧嘩を無くすために

夫婦喧嘩が絶えないのはどうしてでしょうか。怒りやストレスの原因は「相手に依存する」という理由が1つあると思います。「どうして私ばかり」とか「なぜしてくれないのか」と、気持ちの矛先が相手に向かっているのです。

相手に向かえば、もちろん喧嘩になります。それを自分の中で「まあいいか」で終わらせることができれば、喧嘩にはなりません。どんな夫婦でも、100%満足し合っているなんてあり得ません。お互いに直してほしいと思うことは色々あるにしろ、それを押し付けない「精神的に自立している」者同士ならば喧嘩にはなりません。

しかし「依存型」の夫婦は相手のせいにする傾向があるので、お互いささいなことで腹が立って喧嘩になります。喧嘩の原因を思い返してみてください。何でも相手のせいにすることが多いのではないでしょうか。

喧嘩が絶えないならば、物理的に距離を置く必要があります。子供のことを考えると、頻繁に喧嘩を聞かされるのは可哀想です。ましてや怒りの矛先が子供に向いてしまうなら、なおさらです。子供のために笑顔でいられる生活を選択するべきです。

子供の価値観を広げる

子供が親に抱いた不信感を取り戻すには時間がかかります。心を閉ざしてしまった子供と向き合って、対話するにはどうしたらよいのでしょうか。それは子供の価値観を広げることです。子供に「家庭」というある意味偏った世界以外を見せるのです。

世界はとても広いです。自分が見ていた世界がちっぽけだったと分かった時、子供の心に変化が起きます。これは子供にとってとても効果的です。大学入学を機に家を出ることも良いことです。そこで出会う人達が、子供の価値観を変えてくれます。

親の喧嘩が絶えなかったとか、暴力を受けたという子供でも、何かのきっかけで家とは違う世界に飛び込んだ時、とても良い刺激を受けて、引きこもりや人間不信になることを回避できます。子供にとって仲の良い両親であることが理想です。

でもそれが不可能ならば「子供のことを考えた選択をすること」が必要です。そして子供の将来に大切なのが「家だけが世界じゃないと子供が気付くこと」なのです。そしてそのチャンスを親が提供してあげるべきなのです。

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