- 幼児が自分で楽譜を読んでみたくなる、やさしい音符の教え方 | MARCH(マーチ)

幼児が自分で楽譜を読んでみたくなる、やさしい音符の教え方

2015/05/05

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ピアノやバイオリンのお稽古に通うものの、なかなか音符(ドレミや音の長さ)を覚えずに困っているというママはいませんか?我が子も線の音符と間の音符との違いにすら気づかずに、レとミの区別がつきませんでした。

線に刺さっているのがミなどと、特徴を教えてもちっとも違いを意識できず、適当に音を答える子供をみて、なんとか覚えさせる方法はないかと試行錯誤しました。即効果が現れた訳ではありませんが、続けて取り組める方法をみつけました。

飽きずに、音符の読み方を練習できたので、いつの間にか音を読めるようになりました。4歳ではまあ、上々かと思います。そこで、幼児に楽しみながら音符を習得させる方法をご紹介します。

書いて確認しよう

ピアノ教室ではカードを使って学習していましたが、音符の位置の違いにはなかなか疎い我が子。そもそも下から何本目、とか第何線とか数えるのは実は小1の算数の内容です。数字を唱え数えるのとは違い、数字の持つ意味まで理解するのはまだ発達的に難しい?

それなら、自分で書かせてみようと思いました。数えると言うよりは、おおまかな場所を覚えるためです。なんとなくの位置で覚えて、数えて理解するのは後々にしようとしました。

大きめの五線紙ノートを購入して、音符を実際に書かせてみました。ドレミファソと微妙にずれただけの順番より、ドミソシなど、線は線の順番で書かせると違いが分かりやすいようでした。

これで、「ミとファ」は区別が危ういけども「ミとソ」は違いが分かる状態になりました。
高いほうがソ、さらに高いのがシ、そんな区別はつきました。

磁石を動かして練習しよう

紙に書かせるのは、マルも上手にかけない子供にとっては大変でした。書かせるのが面倒になったことと、微妙な違いを何度も確認したいということで、磁石を利用しました。

百均で売っている小さなホワイトボードに、油性ペンで五線を書きました。ト音記号はボード用ペンで書きます。(ヘ音記号にも使うため)その上に磁石を乗せて、音符に見立てます。

はじめは、ハ長調の音階(ドレミファソラシド)を順番に動かします。ちょっとずつ動くのですが、場所を正確に意識させて磁石を乗せさせます。線なら線の真ん中、間ならしっかり線と線ではさませます。

慣れてきたら、親が音を言って、子供が磁石を動かしました。苦手な音を何度も確認できます。この練習を始めたあたりから、大の苦手だったレとミの区別がつくようになりました。

音符カードをつくろう

音が場所で表されていることが、なんとなく分かってきたころにはカードを活用しました。

工作用紙に五線紙、ト音記号、各音符を書いて、裏には音名を書きます。フラッシュカードのように見せて、すぐ音を答えるという遊びをしました。

書く練習や磁石の練習で、だいたい音の高さは理解しているので、後はスラスラ読めるようになる練習です。開いた時間や暇な時にちょこちょこできるのでカードは便利です。

また、カルタのようにテーブルに並べて、親が言った音のカードを探すのも楽しみながら練習できます。間違えてとりやすい音だけを並べてじっくり見比べたり、また書く練習をしたり、子供のペースで復習しました。

楽譜を使ってみよう

演奏に使っている楽譜の古いもの(易しいもの)を、片っ端から読んでみるのも面白いです。もちろん、スパルタにやるのではなくて、「この曲懐かしいね」なんて振り返ったり挿絵を見たりしながら、あくまでもゆるくやるのが長続きのコツです。

この練習は、読むばかりで少し単調になりがちです。ひたすら「読みなさい!」とすると「いや!」「もうやらない!」などとなりがちでした。

練習には集中させたい、やることは一本化した方がいいという考えもあったのですが、子供が飽きずにやるには、少しくらいの脱線は有効だったし、昔演奏した曲の復習になったりもします。

継続は力なり!

早く読めるようになったら楽しいんだから、覚えて欲しい!という気持ちが先走ってしまいがちな読譜練習。なかなか、音の区別がつかない様子にイライラして厳しく叱ったりもしました。

しかし、叱った後はなかなか「やりたがらない」という事実。やはり、詰め込んでもうまくいかないもの。少しでも楽しく、結果をすぐには求めないのも大切でしょう。

読み方の練習しよう!と声をかけた時に「うん!やりたい」と言えるくらいの取り組みやすい練習で、こつこつ続けられることが一番の近道なのかもしれません。

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