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年中になってから「幼稚園に行きたくない!」と泣くのはなぜ!?

2015/01/03

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「登園拒否」や「登園しぶり」と聞くと年少さんの問題に聞こえますが、実は年中さんでもたまに起こる現象なのです。

しかも、年少の頃に1回も「幼稚園に行きたくない!」と言ったことがない子でも、年中になってからある日突然「行きたくない!!」と泣きながら訴える子も少なくありません。

年少の頃とはまた事情がちょっと違う年中さんの「幼稚園に行きたくない!」という言葉に戸惑う親御さんも多くいると思います。そこで、どうして年中で登園しぶりが起こるのか、どう対処したらいいのかなどをご紹介します。

年中になって今更どうして??

子供なりに理由が必ずある

年中さんの登園しぶりは年少の頃を少し事情が違うようです。年少の頃はママと離れることが嫌だったり、得体のしれない幼稚園になぜ行かなければいけないのかという不安だったり安心感を求めるがゆえに泣いてしまう子が多いように感じます。

しかし、年中さんの場合は少し複雑になってきます。

  • お友達と喧嘩した
  • 担任の先生が転勤でいなくなったor変わってしまった
  • 周りについていけないことが出てきた
  • 苦手なことがある
  • ただ何となく行きたくない気分

子供のその時の状況や気分によって理由も全く異なってきますが、年少児と比べると明らかに違うことがわかると思います。

周りと自分は違うことに気づき始める

もちろん、ママと離れるのが寂しいからという理由の子もいますが、年少の頃と明らかに違うのが、周りが見えてきているからこそ周りに影響されている、という点です。

年少のときはお友達と関わることだけで精一杯だった子たちも次第に周りからどう見られているのか、他人は自分とは別なことを思っている、価値観や力加減など自分とは違う、ということにだんだんを気づいてきます。

毎日お友達とうまく関わって遊ぶことができればいいのですが、楽しいことばかりではないのが集団生活というもの。悔しい経験ももちろんしますよね。

良い事も悪い事もひっくるめて「幼稚園に行きたくない!」という発言は周りが見えているという成長の証しでもある、ということです。

どう対処してあげるのがいいの?

どうして行きたくないのか理由を聞く

“成長の証し”と言われても「幼稚園に行きたくない!」と泣きながら訴えられたら心配するのが親心というもの。

出勤時間が迫っている親御さんにとっては心配を通り越して園や子供に対してもどかしさを感じてイライラしてしまうこともありますよね。

第一声から「そんなこと言わずに遅れるから幼稚園に行くよ!!」と言うと余計に泣いて大変なことになってしまいます。まずは、子供を落ち着かせてからどうして行きたくないのか理由を聞いてみましょう。

次に言うべきことは子供の気持ちに寄り添うことです。「そうだったのね、そういうことが嫌で行きたくないのね。話してくれてありがとう。」と受け止めてあげましょう。

「私だけ縄跳びができない」や「○○君に叩かれたから」と言われたあとすぐに「じゃあ、練習すればいいでしょ?」や「じゃあ、○○君と遊ばないでね」と解決策を言いたくなりますが、子供が求めているのは解決策よりも親に共感してもらうことです。

理由をたずねても黙り込んでしまうこともある

「どうして幼稚園に行きたくないの?」と尋ねてもたまに黙り込んでしまうこともあります。それはどうして行きたくないのかを言葉でうまく表現できないからです。それだけまだ語彙が少ないのです。

そこで執拗に「どうして?なんで?」と質問攻めしてしまうと子供は余計に言いづらくなります。「そっか、モヤモヤした気持ちなんだね」と何となくでいいので気持ちを代弁してあげるといいでしょう。

解決するにはどうしたらいいのか?

一緒に解決してあげようとする姿勢が大切

理由を聞き出したらどう対処して解決していけばいいのかを考えます。お友達も関係していることだったら担任の先生に園での様子を聞いてみたり、相談してみることをオススメします。

おうちの人が見てない園での出来事を子供の証言だけで「あーだ、こーだ」と考えを巡らせるよりも担任に状況や事情をまず聞いてみましょう。

子供にも「じゃあ、先生にママが相談してみるね」と一緒になって解決してくれようとする姿勢だけで子供も安心感を得られます。

苦手なことが出てきて、「できない」と嘆いているときも「できなくなくて悔しいね。けれど前よりも上手になっているから今度のお休みの日はママ(パパ)と練習してみよう!」と励ますのもいいでしょう。

深いところまで親は介入しないようにする

先生に事情を話し、園での友達関係を聞き出したところで親の役目はほぼ終了です。解決するのに親が深く介入してしまうのもあまりよくありません。

苦手分野で克服するのに付き合うときも子供自身がやる気を出して自発的に練習をすることが大切です。無理なノルマを課したりすると苦手分野が今度は嫌いな分野になってしまいます。

園にある程度任せること、子供たち自身の解決しようとする力に任せることも大切です。

最後は笑顔で送り出しましょう!

本当に疲れているときはお休みさせることも選択肢にいれる

家で泣いている子でも園に行ってしまえば普通に遊んでいるという子も少なくありません。園では無理をして周りに合わせて遊んでいるので、かなり疲れますし、ストレスも溜まります。

園から帰ってきて疲れているようなら、外出は控えて家で十分に休息をとるようにしましょう。

休みグセが付くから無理矢理にでも行かせたほうがいい、という声も聞きますが、気分転換で1日だけお休みして思いっきり親子の時間を楽しむことも選択肢に入れていいと思います。

ポイントは子供の気持ちが前向きになるように工夫することです。休んだのだからと言って1日中家にこもりっきりではかえってストレスが溜まります。公園に行って身体を思いっきり動かすと気持ちも前向きになるので、遊ぶことも心の休息だと思い、思いっきり外で遊ばせましょう。

一時的なものと割り切る

年少さんの登園拒否がいつか終わるように、年中さんの登園拒否も一時的なもので必ずいつか終わりがきます。

ただ、親が不安な気持ちのまま園に送り出してしまうとそれを子供が察して余計に不安になって泣いてしまうことがあります。

泣いている我が子を見ると心配になりますが、ここは平静を装って「泣きながらでもいいんだよ、必ず迎えにくるからね。」と離れていても子供のことを思っていることを言葉で伝えて笑顔で送り出しましょう!

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