- 春・夏・秋・冬!絵本の中には季節がいっぱい。学びがいっぱい。 | MARCH(マーチ)

春・夏・秋・冬!絵本の中には季節がいっぱい。学びがいっぱい。

2014/04/20


季節感というものが感じにくくなってきた昨今。スーパーには季節に関係なく野菜や果物が並び、便利ですが『旬』というものが伝わりにくい時代です。でも、絵本の中には季節を感じさせるものがたくさん。春・夏・秋・冬、その季節をテーマにした絵本を読んで、四季を楽しみましょう。

四季を感じることができる絵本のシリーズがあります。童心社から発売されている、いわむらかずおさんの14ひきシリーズです。14ひきのねずみの家族全員が主人公で、森の四季とその季節の家族の営みが描かれています。春にはピクニック、夏には池遊び、秋には山芋掘りに秋祭り、冬にはおもちつきに雪遊びなど、季節感にあふれています。

春の絵本

『はなをくんくん』(ルース・クラウス/作、マーク・シーモント/絵、木島始/訳、福音館書店)
・・・冬の森、冬眠から覚める動物たち、何かのにおいに、はなをくんくん。いったいなんのにおい?
『さくら』(長谷川摂子/作、矢間芳子/絵、福音館書店)
・・・桜の木の1年を描いた絵本。満開の桜、葉桜、虫で大賑わいの夏の桜の木。読んだ後はお花見の桜が一層いとおしくなる1冊。

夏の絵本

『なつのおとずれ』(かがくいひろし/作・絵、PHP研究所)
・・・梅雨の風物詩、かたつむりの気象予報士の梅雨明け予報。それを見ていた太陽が夏の風物詩たちに夏の到来を伝えます。夏ってこうやって来るの?来るわけないけど、とにかく楽しい。
『さびしがりやのほたる』(エリック・カール/作、もりひさし/訳、偕成社)
・・・小さなホタルが仲間探しに出かけます。一つの家族が花火を見に行きます。この二つの話が絡み合いながら、最後にホタルは仲間を見つけておしりをピカピカ。光るしかけ絵本です。

秋の絵本

『14ひきのやまいも』(いわむらかずお/作、童心社)
・・・14ひきのねずみの家族がヤマイモ掘りに出かけます。大きなヤマイモ掘れるかな?今夜のご飯はとろろにむかご。秋の実りを堪能できます。
『だんまりこおろぎ』(エリック・カール/作、もりひさし/訳、偕成社)
・・・童謡『虫の声』にも出てくるコオロギ。秋の虫ですね。コオロギ坊やが一生懸命羽をこすって音を出そうとするけれど、なかなかうまく出せません。がんばってがんばって最後には…。音の出るしかけ絵本です。

冬の絵本

『おもちのきもち』(かがくいひろし/作、講談社)
・・・杵で頭をたたかれ、のばされ、ちぎられ、なっとうをまぶされたあげく、食べられるおもちたち・・・一体どんな気持ちでしょう。床の間に飾られ大切にされている主人公の鏡餅も身の危険を感じて、とうとう逃げ出します。思いがけない展開と結末にみんな大笑い。
『てぶくろを買いに』(新美南吉/著、黒井健/絵、偕成社)
・・・言わずと知れた新美南吉の名作童話の絵本です。数ある出版社からこの話は出版されていますが、この偕成社のものがストーリーと絵の相性が抜群だと思われます。冷たい子ぎつねの手をかわいそうに思い手袋を買ってやろうとする母ぎつね。お客がきつねと分かっていながら手袋を売ってくれた帽子屋さん。寒い冬に心が温まる1冊です。

ここで紹介した絵本は手に入りやすい絵本ばかりです。その他にも季節を感じることのできる絵本はたくさんあります。図書館や本屋さんでも、その季節季節でおススメの絵本を紹介しています。絵本を読んで、季節を感じたら、外に出て季節探しに出かけましょう。

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