本当?赤ちゃんが動物園に行くと免疫力アップすると言われる訳

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2015/11/13

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免疫力という言葉。赤ちゃんだけでなく大人である私たちにも大事だと言われています。
しかもその免疫力はある程度自分の努力でアップさせる事も出来ますし、反対にダウンをさせてしまう可能性もあります。

赤ちゃんの場合は自分で意識し、免疫力をアップさせる事は出来ません。「動物園に行くと赤ちゃんの免疫力が上がる!」と聞いたことがありませんか?それは実際にどうなのかについて触れていきたいと思います。

赤ちゃん時にいい訳!アレルギー免疫は小さい頃に作られるから

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赤ちゃんは大人と違い凄まじいスピードで成長します。このスピードが重要で、成長が激しい時期ほど今後の自分がどうなるかを左右される時期でもあるのです。

今後、自分がどんな体質でアレルギーになりやすいのかなど、赤ちゃん時代にどう過ごしたかも影響を与えるという事が最近ではわかってきました。

小さい頃から動物と触れ合うとアレルギーになりにくい?は本当です

私の子供もアレルギーを持っているので、赤ちゃんや子供の時の生活とアレルギーの関係という内容には普段からアンテナを張って目を通したり耳にしたりしています。

今のようになんでも抗菌!としていると、赤ちゃんは逆に体が弱くなる事が明らかになっているのですが、同時にペットに囲まれて成長した子はアレルギーになりにくいというデータもあります。

抗菌と動物。一見遠い世界のように思うかもしれませんが、赤ちゃんや小さい子の場合には、なるべくいろいろなものと接している事で逆に体が強くなる(免疫力もアップする)のでしょう。動物は人間ほど綺麗ではありません。

中には毎日入浴している動物がいるかもしれませんが、普通はお風呂も不定期で歯磨きも滅多にしない犬や猫たちが多いでしょう。この、動物のある程度汚れているという状態が赤ちゃんにはいいのです。動物たちに泥がついているというところもポイントです。

免疫力は出生後間もなく急速に発育し、十六歳をピークに低下し、二十歳ころからほぼ横ばいとなり、加齢とともに落ちていきます。

赤ちゃんの時から徐々に動物たちと触れ合い、外でいつもよく遊ぶことより、アレルギーのもとになるものになれ、正常な免疫力をつけていくことができるのです。

(ダクタリ動物病院広尾病院院長、日本ヒューマン・アニマル・ボンド・ソサエティ会長)

住環境の問題でペットが飼えない子も多い。だから動物園へ

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いくら動物と暮らすのが良いとわかっていても、マンション住まいの子も多くマンションの中には今でもペット禁止という物件が多いのも事実です。

しかも赤ちゃんが接したほうがいい動物とは犬や猫、ハムスターやウサギといった、一般的に毛のある動物を指します。ハムスターなどは犬や猫と異なり静かに飼育する事が可能です。しかしやっぱり動物ですから匂いがします。

いずれ退去する時に匂いや汚れでばれてしまう事もあるでしょう。

それならば動物園へ行き、動物と触れ合ってみるというのはどうでしょうか。毎日のお世話をする手間も不要です。

動物との触れ合いで免疫力アップ!触れ合えなくても多少効果あり

ここで注意しなくてはならない事があります。それは動物と触れ合えるかどうか、です。触れ合えない場所ならば、あまり免疫力アップが期待出来ません。逆に言いますと、比較的大きい動物園よりも小さい規模が狙い目です。

小さい動物園には子供が動物(モルモット・ハムスター・ウサギ・ヤギ・羊)などと直接触れるコーナーがある場合が多いです。

動物園の動物はペットで飼われている子たちと異なり、正直薄汚れて汚いと思うかもしれませんが、触った後はしっかりと石鹸で手を洗えばいいですし、洋服も帰宅したら洗剤でゴシゴシ洗えばいいのです。

ひとまずここは汚れなど気にせずに赤ちゃんと動物が触れ合うように仕向けましょう。動物は本能で動いていますので、時に赤ちゃんが持っている紙を噛みつこうとしたり、ぶつかってきたりするかもしれません。

適度に赤ちゃんと動物との距離を気にしながら、見守ってあげると良いと思います。直接触れ合えない動物園でも、たくさんの動物がいるので多少なりとも赤ちゃんの免疫力アップが期待できるようです。

子供と動物との関係。触れ合うことでどう免疫力がアップする?

どうして動物と触れ合うと免疫力がアップするのか。どういう仕組みなのか、と疑問を持つ方もいるでしょう。先ほども書きましたように、現在はても綺麗な環境で私たちは暮らしています。

トイレは水洗、道路もアスファルトが増え土に触れる機会がぐっと減った気がします。しかも食器洗いには「除菌が出来る」というキャッチフレーズがついた商品まで当たり前のように売られていますし、ボールペンにも抗菌という文字がついている事があります。

それくらい”菌”に関してナーバスな日々を過ごしているので、逆にアレルギーが増えたとも言われているのです。

動物と触れ合ったほうがいい、というのは動物についている雑菌やフンなどが人間に吸収されたり触れたりする事で、アレルギーになりにくい(免疫力をつける)という状態になります。

沖縄の子供たちに関して調査してみたら、泥んこ遊びをしている子どもはアレルギーになる率が少なく、きれいな部屋でコンピューターゲームをしている子どもがアレルギーになる率が高いというデータが出ました。ですから、子どもは泥んこ遊びをしましょう。この現代文明の中で1万年前と同じ遊びをしましょう。私たちの体を構成している細胞は、1万年前と同じです。免疫も1万年前と同じにできています。抗菌グッズや抗生物質の乱用をやめ、殺菌剤などはあまり使わないようにすることです。

この免疫力、まだまだ全貌が解明されていない未知なジャンルのひとつでもあります。

今の段階では「たくさんの動物と触れ合うと良い。」「理想は触る事」が免疫力アップにつながると考えられています。無理ならば動物園で動物を見ているだけでも多少の効果は得られるようです。

要注意!既にアレルギーがあると動物に触れないほうがいいです

問題は既にアレルギーを持っている子の場合です。アレルギーがあるのに無理やり動物と接触すると、より悪化する可能性が高いのでこの場合には素人判断は禁物です。

アレルギーの原因がわかっていれば、動物とどう接すればいいのかについてはかかりつけの医師へ相談されると良いでしょう。私の子供たちのいとこは軽いアトピーですが、自宅では犬を飼っていますし、その子供の症状によって対応が異なるからです。

ちなみに私の長男はスギ花粉のアレルギーとぜんそく体質があり、しっかり血液検査で反応がありました。と同時にハウスダスト反応もあるので、医師からは「毛のある動物は飼わないほうがいいね」と言われています。

もうすぐ中学生ですが、自宅では毛のある動物を飼わずに、動物園などで動物と触れ合う程度にしています。動物の毛を吸うと、すぐに咳が出てしまうので常日頃毛のある動物と過ごすにはリスクが高いと判断しました。

今のところ短期間での触れ合いではそう問題もなく成長しました。ですが、気管が弱い子は注意をしたほうが良いでしょう。

まだ間に合う!少し大きくなっても動物と触れ合う生活を目指そう

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この記事を読んで「うちはもう小学生になっちゃった」と思った方はいませんか?小学生はまだまだ成長する時期ですから、今からスタートしても遅くありません。可能でしたら自宅でペットを飼ってみましょう。

無理ならば動物と触れ合えるコーナーがある動物園か動物施設へ行くのはいかがでしょうか。それも無理ならば普通の動物園へ行きます。

抗菌・除菌ばかりされた時代に生きているとどんどん免疫力が低下し、今までならばたいしたことがなかった病気で命を落とす、なんて事も考えられます。

最低限の清潔さは必要ですが、今はどうやら度を越した状態のようです。動物のように泥だらけで毎日遊ぶ事も少なくなりました。

それならば泥だらけで生活しているような動物たちとたくさん触れ合い、たくさん免疫力アップさせてもらいましょう。

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