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子どもに読書の習慣をつけさせるには……。子どもの読書とその効果

2014/04/16


「三つ子の魂百まで」とはよく言いますが、子供の頃の習慣はとっても重要なもの。特に読書は子供の頃の習慣が色濃く出ます。本を読む子になってほしい、というのであれば小さいころから本に触れる機会を多く持つことが重要です。

読書ってどこがいいの?

読書をする、と言うことは「読む力」だけでなく「考える力」や「共感力」「想像力」を培うことにつながります。そして「好奇心」や「探究心」を生む土台を作ることもできます。もちろん、これは読書以外の体験でも培うことはできますが、簡単に、しかも習慣づけられる最も手軽な方法はやっぱり読書。だから、子供の頃の読書習慣が重要視されているのです。

どんな本でもOK

子供の読書というと童話などの「読み物」を中心に考えてしまいがちです。でも子供の読書はそんなにこだわらなくても大丈夫。マンガも読書の一環ですし、字がない「図鑑」などもでもOK。基本的に本を開いてそれを読む・見る、そして考える・感じることができれば、読書の意義をはたしてします。

大事なのは何を読むかではなく、幅広い知識を得られるか、という点。子供の読書ではジャンルなどを絞り込まず、できるだけ幅広い書物に触れさせるのがコツ。ある程度は子供の自主性に任せて本を選んでみましょう。

読書の実質的なメリット

読書をする習慣があると「集中力」がつきます。小さな子供にとっては絵本を読むのも一苦労なもの。でも、それを続けることによって集中力は格段に上がっていきます。また、読書は「文章」に対する理解を深めます。特に日本語は「助詞」が難しく、文章を書くのはかなり高度な理解が必要とされます。本を読むことで、文章の構造が自然に理解できるようになり、教えなくても文章が書けるようになります。

実は、日本語の作文を教えるのはかなり難しく、一旦苦手意識ができてしまうとそれをなかなか克服することができません。でも、受験や就職試験になると作文は小論文は必須。こうした「試験に必要な文章能力」を養うには、読書が最も手っ取り早いのです。

読書好きは親譲り?

基本的に、親に読書の習慣があると、子供も自然と本を読むようになります。親が読書をする家庭では、家の蔵書が多く、また子供に本を買い与えることが多くなります。こうした環境では本を読むのが自然になり、子供の読書も習慣化しやすくなります。

また、親が楽しそうに本を選んだり、本を読んだりすることで、無意識のうちに「読書=楽しい事」という関係性ができあがります。だから、読書が好きな親がいる子供は、読書好きになる確率が極めて高いのです。

読み聞かせも有効

また、子供の頃の読み聞かせもとっても大切なことです。パパやママが読んでくれた本はどんなに簡単で、短いお話でも、あるいは定番の絵本でも、子供にとっては大好きなお話になるはず。寝る前のほんの数分でもよいので、本を読み聞かせてやると、子供も本が好きになります。

また、図書館や幼稚園・保育園などの読み聞かせも子供たちの本への興味を育むのにつながります。読書が好きな子にしたいのであれば、読み聞かせ会などにも積極的に参加するといいでしょう。

読書は何歳から?

読書は何歳からという決まりはありません。読み聞かせも入れれば、妊娠中から始めることができる、と考えてもいいでしょう。早ければ早い方がいい、というわけではありませんが、読書の習慣はできれば小さいころから身に着けておきたいもの。なぜなら、小学校中学年頃になると、読書習慣がつきにくくなるからです。小学校中学年になると、国語の授業などでもかなり長い話を読むようになりますが、この時点で、読書の習慣がないと、「長い話を読むこと」が苦痛になってしまうのです。

一旦読むのが苦痛になってしまうと、読書をする習慣をつけろ、と言ってもなかなか難しくなります。そのため、ある程度の読書習慣は小学校低学年までの内につけておきたい習慣の一つなのです。

家族みんなで一つの本を読む

読書というと、暗い・地味・孤独という印象を持つ人もいますよね。確かに一人で黙々と本を読むのであればその印象は間違ってはいません。でも、「家族で一つの本を読む」というのも読書の一つ。大きめの絵本を家族みんなで見たり、一つの本を読んで感想を言い合ったりするのはなかなか楽しいものです。

子供が小さい時は読み聞かせを中心に、大きくなってきたら感想を聞いてみるというのはなかなか楽しい時間。同じ本を読んでも全く違う感想が聞けたり、子供ならではの感性や想像力にびっくりすることも。読書はする人としない人の差が大きい習慣ですが、習慣づけておいて損はありません。本が苦手というパパやママも、子供と一緒なら楽しく読書できるかも。

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