食中毒は年中無休!子どものナイーブなお腹を下痢から守ろう

下痢

食中毒とは、食品の中に混入した細菌や、それから発生する毒素、自然毒や洗剤等の化学薬品の誤飲等で起こる身体的症状の総称です。

一般的な食中毒の細菌は、高温多湿を好むため夏は流行する最近の種類が多いです。

食中毒の中でも、代表的な症状は、嘔吐と下痢・発熱ではないでしょうか。毎年夏と冬に流行しますが、どのようなものがあるのかご存知ですか?



夏に流行する食中毒!予防法を知って食中毒から子供を守ろう


夏は冬に比べて多くの細菌が原因で食中毒が流行します。


前述しましたが、細菌は高温多湿を好みます。お祭りなどの催しで食中毒が発生して大量感染というニュースも、毎年テレビから流れてきます。



【 サルモネラ菌による食中毒 】


どなたでも一度は聞いたことがある名前の菌ではないでしょうか。サルモネラ菌は、動物(牛・豚・鳥など)の腸管や下水や河川など幅広く生息しています。


・流行時期
6月~10月に多く広まります。
・潜伏期間
潜伏期間の最短時間は5時間ほどです。最長でも72時間で症状が出てきます。


・感染した時の症状
主な症状は腹痛に始まり、水状の下痢や38度から40度の高熱ですが、頭痛や倦怠感・嘔吐する方もいます。

抵抗力のない方やお年寄りや子どもが感染した場合は重症化することもあり、最悪の場合命を落としてしまうこともあります。


サルモネラは夏だけ流行するものではありません。乾燥や低温にも強いため、冬場に流行することもあります。冷凍しても菌は死滅しませんが、熱や酸には弱いです。


・感染経路
生肉(レバ刺しやたたき等)・加熱しきれていない調理用の肉(鶏肉は要注意)・生卵が感染源となることが多いです。


※中でも生卵は要注意。


自家製で作るマヨネーズなどを作る際は、新鮮なものを使用してください。期限が過ぎた卵を消費する場合は、調理の際黄身までしっかりと中まで加熱調理しましょう。


注意点を抑えてしっかり予防しましょう!



夏場はとにかく菌の繁殖率も行動範囲も勢いがあります。サルモネラ菌が喜ぶのは、生肉を調理した調理器具や手そのものです。


使用した調理器具や手はよく洗いましょう!心配な時は塩素系洗剤やアルコール類、熱湯で消毒することが大切です。


【 腸炎ビブリオによる食中毒 】


あまり聞き慣れない名前の菌ですが、夏を迎えるこれからの時期に流行する菌の一種です。魚を媒体に感染します。


・流行期間
5月~9月です。外気温が最低15度以上をキープした状態で海水が20度以上になると、海水内で爆発的に増殖します。
・潜伏期間
潜伏期間は10時間~24時間前後


・感染した時の症状
激しい腹痛と下痢が主な症状で、発熱はしません。腹痛は大人でも苦痛なほどで、便も水のようなものが幾度となく出ます。症状は2~3日で回復しますが、便の状態が戻るまでは2週間ほどかかります。
・感染経路


実はこの腸炎ビブリオ、日本の食中毒では上位に入っています!海外ではあまり流行しないのですが、なぜ日本で上位に入るくらい流行するかというと、日本人が生魚を食べるからです。刺身や寿司は加熱調理していないため、下処理が不十分だと腸炎ビブリオに感染してしまいます。

・治療法
腸炎ビブリオにはお薬がありません。体に入ってしまった細菌を外に出し切らなければ、症状が治まらないためです。脱水症状の時には点滴による対処療法が用いられます。

意外と弱点は多い?かかる前に予防できる細菌です


腸炎ビブリオは比較的弱点の多い細菌です。


夏場に爆発的な繁殖する可能性が高いのですが、高温や低温に弱く、何より真水で死滅します。魚介類に付着していることが多いので、調理前にしっかりと水洗いすることによって簡単に予防できます。


使用した調理器具が心配な時は煮沸か酸性の洗剤で洗うと殺菌できるので、比較的簡単な感染予防が可能です。


【 腸管出血性大腸菌(O‐157)による食中毒 】


数年前に大流行した、恐ろしい菌です。ごく少量の菌でも感染すると猛威を振るいます。


もしも摂取した菌そのものの量が少なかった場合、他の細菌なら感染せずに排出される可能性もありますが、O‐157の恐ろしいところは、ごく少量でも体内に入ると驚異の繁殖力で増えてしまうことです。


・流行時期
7月~10月に流行する傾向があります。しかしどの時期でも流行の可能性を持っています。


・潜伏期間
潜伏期間は3日~5日です。


・感染した時の症状
激しい腹痛ののちに、数時間後には水状の便が何度も出て数日後には血便が出ます。脳障害等を併発する危険もあり、最悪の場合命を落としてしまいかねません。


・感染経路
煮沸していない井戸水や生肉、生野菜に菌が付着していることがあります。集団感染する可能性が高い食中毒でもあります。

感染予防にはやっぱり殺菌!しっかり火を通しましょう


O-157は加熱に弱いため、お肉はしっかりと火を通しましょう。生野菜を使う場合はしっかりと水洗いをし、食品は古くならないように早めに使い切ることが大切です。

塩素系洗剤やアルコール類で調理器具を除菌し、お水も一度煮沸することをお勧めします。


手洗いうがいは鉄則!冬に流行する食中毒


複数の菌が猛威を振るう夏の食中毒。冬の食中毒は夏とは違い、毎年大流行する菌があります。



【 ノロウイルスによる食中毒 】


食中毒の王様といっても過言ではありません。とにかく感染力が高く、僅かでも体に入れば体内で増殖して猛威を振るいます。


少量の感染でもその感染経路の多さと増殖力で施設や幼稚園、保育所や学校で集団感染することもあります。


・流行期間
11月~2月の冬場に特に流行しますが、その時期は毎年異なります。


・潜伏期間
潜伏期間は24時間~48時間
※症状そのものは約3日ほどで治まり始めますが、便の中にはまだ菌が潜んでおり、それも1週間から3週間と長期間です。


・感染経路
ノロウイルスの驚異の感染力は、感染経路がとにかく多く、しかも菌そのものも死滅しにくい仕組みになっています。空気感染、経口感染、接触感染、飛沫感染と、とにかくありとあらゆる経路で感染します。


・感染した時の症状
症状はご存知の方も多いかと思いますが、主に、嘔吐や下痢が見られる症状を持っています。腹痛を伴う猛烈な下痢、吐き気・嘔吐、発熱(38度以下)など。嘔吐物や便には菌が潜伏していて、素手で触れたり乾燥して空気中に漂ったものを吸い込むと、近くにいる人に感染してしまいます。


・治療法
とにかく病院へ行き、薬をもらいましょう。薬を飲む事によって症状が大分楽になる場合が多いです。嘔吐も下痢もとにかく水分を奪われます。こまめな水分補給を心がけましょう。

注意点を抑えてしっかり予防しましょう!


まずはしっかりと手洗いをしましょう。冬は水の冷たい時期ですが、しっかりと石鹸をつけて手首や指の隙間・爪を洗うことで予防できます。


そして注意すべきは感染者の嘔吐物・便と先ほども触れましたが、嘔吐物や便の中には体内で繁殖した菌が沢山います。

間違えた処理を行うと、大流行のきっかけになりかねません。床を片付ける際は広範囲を消毒してください。生野菜や果物はよく手洗いし、二枚貝を食べるときにはしっかり火を通しましょう!


【 ロタウイルスによる食中毒 】


ノロウイルスに次いで乳幼児の感染が広まるウイルスです。ノロウイルス同様消毒剤に対する免疫を持っています。ロタウイルスに感染しやすいのは生後6か月から2歳の乳幼児です。

この頃の子どもは、ウイルスに対する免疫を持っていないので繰り返しロタウイルスにかかりやすいので注意しましょう。


・流行期間
1月~4月が流行のピークです。


・潜伏期間
潜伏期間は24時間から72時間


・感染した時の症状
症状は激しい腹痛、嘔吐、白色の下痢です。特に脱水には注意してください。ロタウイルスに感染した時の便の色は白色の水状の便が出ます。米のとぎ汁のような白さで、一日に何度も大量に出ます。脱水の危険があるので、こまめな水分補給を心がけてください。


・注意したい合併症
ただでさえ症状が重いのに、合併症も起こしやすいです。その合併症も、痙攣、脳炎、髄膜炎、脳症、ライ症候群、ギラン・バレー症候群と恐ろしいものばかりです。

注意点を抑えてしっかり予防しましょう!


予防法や処理の方法はノロウイルスとほとんど同じ!しっかりマスターしましょう!症状もですが、予防法や便等の処理の方法もノロウイルスとほとんど同じです。感染拡大を防ぐためにも、しっかりと予防しましょう。


ノロウイルス同様、症状が治まってからも便からは菌が検出されます。ロタウイルスの場合は1週間程度です。


赤ちゃんがいる人は注意したいボツリヌス菌による食中毒


「一歳未満の赤ちゃんにはちみつをあげてはいけない」と聞いたことはないでしょうか?それは、ハチミツにはボツリヌス菌が潜んでいるためです。


免疫力がない赤ちゃんにはハチミツはまだあげてはいけません。しかし、ボツリヌス菌はハチミツだけに潜んでいるわけではないのです。



真空状態の食品にも注意が必要!パック食品に要注意


ボツリヌス菌は、ビン詰めや缶詰、真空パックの食品、保存食(特に自家製のビン詰めは要注意!)の中に発生しています。


北海道や東北地方の郷土料理(飯寿司・熟寿司・切込みなど)から検出されることがあり、その他にも真空パックの辛子れんこん・あずきばっとうなどからもボツリヌス菌による感染があります。


・潜伏期間
大体8時間~36時間で症状が現れてきます。


・感染した時の症状
症状としては、吐き気や嘔吐、視力障害、言語障害、嚥下困難(ものが飲み込みにくくなる状態)などの神経状態に現れてきます。発熱はしません。重症化してしまうと呼吸麻痺で命を落とす場合があります。


・予防方法
ボツリヌス菌は熱の強いので、120℃で4分以上加熱しないと死滅しません。家庭で自家製のビン詰めや真空パック、郷土料理を作る時は、しっかり材料を洗って加熱殺菌の温度や保存方法に十分注意しましょう。保存は3℃以下の冷蔵か冷凍保存がお勧めです!

食品表示をしっかり守って、菌対策をしましょう


缶詰めやビン詰め、真空パックの食品を手に取り食品の取り扱い欄を見ると『要冷蔵』や『10℃以下で保存してください』という表示を目にすることがあると思います。それは必ず厳守してください。真空パックの膨張や異臭を放っている場合は、廃棄しましょう。


ボツリヌス菌が発生している確率が大きいです!

食中毒菌はいつも身近に


・自然毒性食中毒
食中毒菌は生ものばかりに感染しているわけではありません。私たちの身近な食材にもこっそり潜んでいます。

・植物性
海もですが山もたくさんの自然のおいしい食べ物が自生しています。時期になると山菜取りやキノコ狩りを楽しむのも、季節を満喫する醍醐味の一つですね!

特に気を付けなければならないのは、自然毒です!


有名なのは毒キノコやトリカブト。専門知識のない状態でキノコなどを摂取するのは、非常に危険!たとえ加熱したとしても殺菌になる保証はありません。

ジャガイモの芽もこの自然毒に入ります。調理する際、芽が出ていたらしっかり取り除きましょう!

・動物性
二枚貝等の貝類を介して食中毒になるケースは、いくつかあります。ここでは食用とされているものではなく、有毒の魚介類を摂取してしまうことを指します。

フグの毒や毒を持った貝を摂取して絵欲中毒になってしまう場合があるので、植物性食中毒同様に専門知識のない状態での摂取はやめましょう!

また、肉や魚には細菌だけではなく寄生虫がいる場合もあります。それを摂取ことで食中毒に感染してしまうこともあるので、野菜はしっかりと洗い肉や魚はしっかりと過熱をしましょう。

・薬品による食中毒
洗剤などの薬品の混入による食中毒や水銀などの誤飲も、食中毒の原因の一種です。調理するときは、十分気を付けて調理しましょう。


下痢が原因の主な病気

下痢も便秘同様に様々な要因で発生します。

おなかを冷やした等ですぐに治りものであれば安心ですが、そうでないものもあるため、下痢をしてしまった場合はしっかりその後の様子も見守ってあげましょう。

便秘と同じように、下痢もどんな病気があるのかいくつか見ていきましょう!


難治性下痢症
詳細な原因がないまま、2~3週間続く下痢症状を指します。検査しても細菌感染や寄生虫は、検出されません。



原因は多種多様!


栄養がうまく消化できていない場合は、先天性蛋白分解酵素欠損症が疑われます。栄養の吸収ができていないときは、食物過敏性腸症の場合もあります。

どちらにしても栄養が体の中に吸収されにくい状態です。

その他にも、水分がうまく吸収できない状態だったり腸そのものの働きが異常だったりもします。長く下痢が続く場合は、栄養面や脱水のことも考えて早めに病院を受診しましょう。


生後数日でわかる症状もあります!


水分が吸収できずに出る下痢の種類の中に、先天性微絨毛萎縮症という病気があります。



これは生後数日で発見が可能です。というのもおしっこと同じような水分を多く含んだ下痢だからです。


その他にも、卵等のアレルギーで下痢を起こしている状態で湿疹やゼーゼー・ヒューヒューと言った呼吸の喘鳴の症状も見られる食物過敏性腸症もあげられます。


どの病気にも当てはまるのが、長引く下痢による栄養不良状態や成長の妨げ、体重の増加不良です。


低栄養状態になると免疫力が低下して、重い感染症や貧血等の二次障害になってしまう危険もあります。


治療方法は病気によって異なります



難治性下痢症は、多くの病気とつながっています。だからその病気によって治療法は変わっていきます。


根本的な治療法は異なりますが、栄養状態が悪い状態だとまずは脱水の治療をして栄養療法に入ります。栄養療法は既に消化された状態のたんぱく質やアミノ酸で作られた栄養剤を使います。


状態によっては注射などで静脈から全栄養を補給することにもなります。


ウイルス性急性腸炎
冬場に猛威を振るう感染症(ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルス)が原因の症状を総称すると、この呼び方になります。


冬場に猛威を振るう感染症
感染症が原因での下痢は、腸の表面に炎症を起こします。それが原因で水分を吸収する力が弱まり下痢を起こしてしまいます。



酷くなると水のような下痢になることもしばしばあります。


かかると怖い感染症!症状も強烈です!



突然の猛烈な嘔吐から始まります。


嘔吐は1~2日続き、その後水状の下痢が続きます。回数は多く、1日10回を超える場合もあります。ロタウイルスの場合、米のとぎ汁のような白色の下痢(白痢)が出ます。


症状は赤ちゃんに近いほどひどくなりやすい傾向です。発熱・嘔吐・下痢・腹痛に続き、悪化すると脱水や意識障害を起こしてしまい命の危険があります。


感染しやすい年齢は、ロタウイルスが生後6か月から2歳までの乳幼児・ノロウイルスが乳幼児を含める全年齢(幼稚園や保育所等での集団感染)・アデノウイルスが感染者の使用しているタオル等を介して全年齢となっています。


薬がないときのウイルス性急性腸炎の完治まで



冬にはやるこれらの感染症は、残念ながら特効薬がありません。完治までは対処療法となります。


嘔吐した時点で早期に病院を受診し、吐き気止めの座薬をもらって効果が出てくれれば少し安心です。嘔吐は水分を多く体の外に出してしまいます。


水分補給が大事とわかっていても、やはり嘔吐を我慢することは難しいです。


吐き気止めが効果を発揮してくれると水分補給もしやすく、重症化が少し遠退きます。その後は徐々に回復していきますが、しばらくは便から菌が排出されている状態なので注意が必要です。


細菌性急性胃腸炎
カンピロバクター・サルモネラ・腸炎ビブリオ・病原性大腸菌・黄色ブドウ球菌等の、細菌が原因でおこる腹痛や血便・発熱の症状を指します。


赤ちゃんはかかりにくい?!細菌性急性腸炎の原因とは?



先ほど挙げた細菌性の病気達。皆さん聞いたことのあるものばかりで、しかも患いたくないと思うワーストにランクインしているものばかりではなかったでしょうか?


これらの細菌は食べ物や水を介して感染します。


火の通りが甘い状態のお肉(豚・鳥・牛など)や鶏卵、生魚や二枚貝や手で握ったおにぎりや井戸水などから感染します。


これは外食や祭りなどの出店、スーパーのお惣菜からの感染が多く、作り手の手洗いが不十分だった場合や調理法で感染するので集団感染してしまうことが度々あります。


では、なぜ赤ちゃんが感染しにくいのか?それは、赤ちゃんが母乳やミルクで生きているからです。


食べ物を介しての感染なので、母乳のみの赤ちゃんは感染しにくい傾向があります。離乳側が始まっている赤ちゃんは外食した際は離乳食用のパウチを食べることが多いと思います。


ママも赤ちゃんの離乳食はしっかりと火を通すことに注意しています。生野菜も与える機会はそうありません。だから赤ちゃんは感染しにくいのです。


ウイルス性急性腸炎とは嘔吐と下痢の順序が異なります!



細菌性の病気は発熱と腹痛、下痢や血便から症状が始まります。おなかの痛みが強めで、腸の動きがよくないためおなかが張りがちです。


ウイルス感染の場合は嘔吐から下痢につながりますが、細菌性の場合は下痢が先で嘔吐が後です。


どれも重症化すると、脱水症状になり命の危険が伴う場合もあります。


特効薬がないため、菌を体から排出するまで症状が続きます



ウイルス性急性腸炎同様に、特効薬がありません。菌を体の外に排出するまで、症状が続きます。


下痢がひどい場合でも腸内に留まっている細菌を体外に排出するために、下痢止めは処方されないことが多いです。


幼児は下痢によって自然完治ができますが、乳児は重症化してしまう場合が多く抗生剤が処方されることもあります。


ビフィズス菌などの病原細菌の増殖を抑える働きがある菌を含んだ薬が処方される場合が多くあるので、それと合わせてこまめに水分補給をして脱水に気を付けてください。


消化管アレルギー
食物アレルギーの一種で、腹痛・嘔吐・下痢・血便といった消化管にアレルギー症状が出ることを言います。


アレルギーは皮膚などの目に見えるものばかりではないのです!



アレルギーと聞くと発疹と考える方は少なくないのではないでしょうか。そのほかの症状となると、呼吸が苦しくなったり目が充血したりというように、目に見える症状を思い出しがちです。


しかしアレルギー症状は内臓にも現れます。外見で確認することができないので、原因がわかるまで混乱することもあるかもしれません。


アレルギーが起こるものとしては、皮膚などに現れるアレルギー食品を摂取した際に起こります。牛乳や鶏卵や大豆や魚などのたんぱく質を多く含んだ食品で発症する場合が多いです。


形態は二つあり、最初のアレルギー以降にアレルゲンを体に入れてしい待った時に起こる即時型と、アレルゲンに反応したリンパ球が組織障害を引き起こす遅延型があります。


見てすぐわかるのは口内の腫れ!消化管アレルギーの症状



食べ物を口に入れてすぐに口内が腫れたり、吐き気や嘔吐症状があった後に下痢や腹痛が現れます。慢性症状は、貧血・体重の増加不良や減少・成長に差し障りが出てしまうこともあります。


赤ちゃんの場合は、食物性過敏性大腸炎(哺乳後に下血性の下痢)や、セトアック病(グルテンによっておこるアレルギー。慢性下痢・脂肪便・おなかの張りなど)も、消化管アレルギーになります。


治療法は御存じのアレルギーに対する治療法と同じです



まずアレルギーを起こしてしまう食品が分かったら、それを含む加工食品も摂取せずに食べ物リストから除去します。そこから少しずつ様子を見ながらアレルギーに対する抗体ができてきたかを調べていきます。


乳糖不耐症
乳糖不耐症とは、小腸の壁にあるはずの乳糖分解酵素が生まれつき存在しなかったり少ない状態で、牛乳や母乳の成分である乳糖がうまく分解できずに腸の中に残ってしまうことです。


大腸内の乳糖は腸内細菌の力で醗酵し、ガスや水分になります。ガスは腸の蠕動運動を促し、水分は下痢になって体の外に出ていきます。


乳糖分解酵素の量は大人になるにつれて減っていく!牛乳を飲んでおなかが痛くなる原因はこれ!



先天的に乳糖分解酵素を持っていない場合は、遺伝の可能性があります。


後天的に乳糖分解酵素が少なる場合もあり、その理由は乳児期ではウイルス等に小腸の壁を攻撃されて酵素の元気がなくなってしまいます。


後天的な場合は体調の復帰で酵素も復活します。


よく「牛乳を飲むとおなかの調子が悪くなる」という大人の方がいらっしゃいます。


実は日本人の大人の4割が、乳糖分解酵素が低い状態だと言われています。では牛乳でおなかがゴロゴロしてしまう方たちは、先天的に乳糖分解酵素が低かったのでしょうか?


そういうわけではないです!


赤ちゃんの頃は主食がミルクや母乳です。おなかがゴロゴロしてしまう人たちの全員が酵素の量が生まれつき低かったわけではありません。


母乳やミルクの時期が終わり、段々牛乳やミルクから遠ざかって行って酵素の数が減っていったのです!


これは病気ではないので安心してください。ただ普段牛乳を飲まない人が一気に牛乳を飲んだ場合は、おなかを壊す可能性があります。


感染した時の症状
牛乳などの乳成品を摂取したら、おなかがゴロゴロと言って下痢を起こしてしまします。おなかがゴロゴロなるのは、乳製品によって腸が活発的に動いているからです。酸っぱい臭いのするガスが出て、下痢をしてしまいます。



赤ちゃんの場合は先ほども触れたとおり、ウイルスなどに感染してその影響で酵素が少なくなってしまう二次障害の場合が考えられます。


治療法はアレルギーと似ています


まず乳製品を除去か制限します。乳製品の中でも乳糖が分解されているものだったら、摂取しても問題なしです!


赤ちゃんの場合は特殊なミルクを使用します。


感染症で酵素が減少している場合は、乳糖分解酵素を含んだ薬を服用します。


下痢を伴う感染症


まだ書かれていない感染症で下痢症状を伴うものは、以下の通りです。


突発性発疹
突然39℃以上の熱が数日続き、熱が下がると全身に発疹ができます。発熱中に下痢や咳、瞼のむくみがあります。解熱後の発疹も1日から2日で治まります。


プール熱
アデノウイルスが原因の、プールを介して流行する感染症。発熱を封切にそれから咽頭炎と結膜炎が発症します。発熱は4~5日続き、その間に頭痛や吐き気や腹痛に下痢を起こすこともあります。


細菌性赤痢
この病気は、赤痢菌によって発症し急に下痢状の血便が出ます。そのほかにも全身の倦怠感や悪寒を伴った発熱も1日から2日見られます。子どもや老人は重症化しやすいので注意が必要です。


下痢や便秘が続くときは、早めに病院を受診しましょう!



下痢や便秘は比較的多く発生する症状で、病気というよりも生活トラブルのような感覚もありかもしれません。


しかし、何日も長引くような下痢や便秘は何らかの病気のサインの可能性もあります。自己判断せず、早めに病院を受診しましょう!何事も早期発見早期治療です!


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