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身の回りの製品から発せられる電磁波は、赤ちゃんに影響するのか

2014/10/01

初めての妊娠。お腹の赤ちゃんはできるだけ有害なものから遠ざけたい、そう思うプレママさんが多いと思います。例えば、煙草の副流煙が流れているところには行かないとか、カフェインは取り過ぎないとか、ですね。

その中で、「電磁波」が妊娠中の赤ちゃんに影響があるのではないかと言われています。とても気になさっているプレママさんもいらっしゃるでしょう。実は、危険か危険じゃないか、今のところ明らかになっていません。

電磁波は、身の回りにたくさん!

電磁波は、電気と磁気の流れのことで、波型を描きながら進んでいきます。電気ができるところには磁気があるというぐらい密接な関係があるため、電気を発生するところには電磁波があるんです。

例えば、送電線は電気を流すところ。ここの周りには電磁波が流れています。また、家のそこら中にある電化製品、これも稼働中であれば必ず電磁波があると言われています。

電磁波にはいくつか種類があります。1秒間にどれぐらいの波が現れるかで分かれます。電子レンジなどですと周波数が高く、マイクロ波と呼ばれていますし、送電線の場合は周波数の低い低周波と呼ばれています。

電磁波ががんの発生に影響するのではないか?と言われ始めたのが十数年前。電磁波がカットされた家電製品が売り出されるようになったり、オール電化を疑問視する見解が流れるなどがありました。

しかし、世界保健機構WHOや、世界中の研究を集めてみても、発がん性がある!とはっきりと言えるような発表はなされていないんです。「発がん性が無いとは言えない、でも因果関係は薄い」そんな感じです。

電磁波に当たると、どんな危険があるの?

送電線や家電製品からは、低周波と呼ばれる電磁波が出ています。これによってリスクが高まるとされている疾患は癌や小児がん、小児白血病だとされています。マイクロ波の場合は白内障が挙げられます。

電子レンジのマイクロ波に関しては、白内障との関係が認知されたことによって、現在ある電子レンジはマイクロ波の漏洩が少なく済むように対策されているものが店頭に並んでいます。

また、頻度は高くないものの、少しずつ増加しているのが「電磁波過敏症」です。電磁波を浴びることで吐気や頭痛、アレルギー症状などの不快な症状が出てくるものです。

お腹の赤ちゃんへの影響はあるの?

電磁波とお腹の赤ちゃんとの関係は、はっきりしていません。ですから、あまりプレママさんが過敏になって、あれこれ気にすることによってストレスがかかる方が、身体には悪影響かもしれません。

私達の多くは、生活上に必要な電磁波からわざわざ遠ざかる事無く育ってきましたが、多くの人は何ら影響はなかったはずです。ですから、生活で自然に浴びる電磁波程度ではあまり心配はないでしょう。

しかし、電磁波を長時間浴びるような仕事をしていたり、いつも密着するような場所で休んでいるといった場合は、できるだけ離れるなどの対策をしておいたほうが、安心かもしれません。

電磁波は、発生源から離れれば離れるほど影響が少なくなります。ですから、電子レンジやテレビなどを使っている時は、できるだけそこから離れた場所にいれば問題がありません。

しかし、肌に密着させて使うような、ホットカーペットや電気毛布などは、もろに電磁波の影響を受けることになります。できれば妊娠中は使わないようにすると、安心できます。

その他にも、身体のすぐ近くで使う電化製品は沢山あります。携帯電話やドライヤー、パソコンなどがそれに当たります。できるだけお腹に近い所に置かない、という事を心がけると良いですね。

また、赤ちゃんが生まれてからも、赤ちゃんが寝起きする場所の近くや部屋自体に、空気清浄機やテレビなど、家電製品を多く置かないようにすると、心配事は減っていきます。

赤ちゃんへの危険は可能であれば避けるべきですが、過敏になりすぎてもまた、ストレスがかかってお腹の子にも、プレママさんにもよくありません。できる範囲で少しずつ、電磁波から身を守りましょう。

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