育児も家事も一人の辛いワンオペ育児解消!頼れる所を見つけて対策

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2017/02/13

「ワンオペ」とは、もともと、飲食店などで従業員が1人で調理、接客などすべての業務を切り盛りすること(ワンマンオペレーション)を指す言葉です。

最近、パパが普段不在の中、誰の助けもなく家事と子育てを一人でこなす「ワンオペ子育て」をしているママが増えています。

さらに仕事もするとなると、ママへの負担はブラック企業で働く従業員並み。心身ともに追い詰められているママも多いことでしょう。

無理に乗り切ろうとしないで。つらい時は、声をあげて助けを求めるべきです!

この記事では、悩めるママたちのために、ワンオペ育児から脱出するためのヒントをお届けします。

実は意外にたくさんある、子育てで頼れる所と人

社会的に孤立し、近くに知り合いも頼れる実・義両親や親戚もいない環境でワンオペ育児をこなしていると、絶望的になることがあるでしょう。

でも、ママが思っている以上に、支援の手を差し伸べようとしている所はあるのです。

切羽詰まっている時に頼ろうと思っているところに断られたり、問題を理解してもらえなかったりすると、くじけそうになりますが、あきらめずにSOSを出していきましょう。

保育園、学童保育以外にも、子育ての支援をしている所は他にもあります。1ヶ所がだめでも、他に当たってみることです。

以下に、子育てで頼れる所と仕組みをいくつか紹介します。

自治体のサービスを子育ての悩み相談にもっと活用しよう

まず手始めに、母子手帳を開いてみましょう。地元の子育ての相談窓口の連絡先が記載されています。

母親・両親学級や健診の時にも、役所から子育て支援関連の資料をもらっているはずです。

子育てに行き詰ってつらいと感じたら、このような相談窓口にとりあえず電話をかけてみましょう。ニーズに応じて必要なサービスを紹介してもらえます。

相談する際は、悩みを聞いてもらうだけでいいのか、子供の世話や家事などの面で負担を減らしたいのか、ママがどうしたいかをはっきりさせておくと、より的確な対応を期待できます。

児童相談所も、一般に虐待対応のイメージがあると思いますが、しつけから、ママの心身の問題、子供の障害などのやや重い悩みについても相談に乗ってもらえます。

とにかく、今の状態から抜け出すには、まずは支援してくれそうなところの情報をできるだけ集めることです。

「こんなことで相談していいのかな?」と迷っても、ママ自身がつらいと感じているのなら、我慢せずにそのつらい思いを誰かに伝えることです。

他のママ達、お姑さんや実家の母親ができているのだから、と周りの評価に振り回されて無理にがんばる必要もありません。対応できるキャパは人それぞれ違います。

専業主婦なら時間があるでしょう、と言う人もいますが、毎日一人きりで子どもたちと向き合い、家事も100%こなさなくてはいけない状況が楽だとは、私は思いません。

保育園難民の救世主、家庭的保育

まだ知名度はそれほど高くありませんが、個人の自宅などで行われる小規模の保育として、「家庭的保育」という制度があります。

2010年から児童福祉法の下に整備された保育事業で、自治体の認可を受けた保育者が1人につき1~3人の子供の面倒を見るというもの。子供が満3歳になるまで利用できます。

ほぼマンツーマンで見てもらえるので、子供が保育者の方によくなつき、ママに対してもきめ細かな対応ができるというメリットがあります。

認可保育所の一種なので利用基準は「3号認定」となっていますが、具体的には、ママとパパの両方に次の条件が1つでも当てはまれば認定を受けられる可能性が高いといえます。

  • 1ヶ月に64時間以上、就労(自営業、内職を含む)または就学をしている
  • けが、病気をしている、または障害がある
  • 日常的に親族の介護や看護をしている
  • 産前産後8週間以内
  • 災害復旧にあたっている
  • 就職活動をしている
また、上記の条件とは別に、ママがストレスで子どもに虐待をしそう、または実際にしてしまっている場合や、パパからのDVを受けている場合にも3号認定は受けられます。

「うちは無理」とあきらめる前に、自分の状況ともう一度照らし合わせてみましょう。保育者さん次第ですが、延長保育にも対応してもらえる時があります。

会員制の相互子育てサポートシステム、ファミリーサポート

ファミリーサポート、地域によっては「ふれあい子育てサポート」と呼ばれているところもあります。

会員同士の相互補助が基本のシステムで、提供会員として登録した会員が、依頼会員として登録した会員に子育てのサポートを提供します。

利用にあたっては保育園のように審査があるわけではなく、保育園や学童保育でカバーできない時間帯の対応や幼稚園・保育園の送り迎えもお願いできます。

料金は1時間当たり700~1000円くらい。毎回、活動が終わったら直接提供会員さんに支払います。

預かってくれそうな人が見つかった場合、まずコーディネーターが間に入って打ち合わせをし、お互いに条件を確認し、問題なさそうなら利用、という手はずになります。

登録まで少し時間がかかりますが、相性のよい提供会員さんに出会えれば、家族のような付き合いになることも。

「資格もない赤の他人に子供を預けるなんて……」と抵抗を覚えるママもいるかもしれません。

でも昔は、近所づきあいの中で、子供を見てもらったり、見てあげたりするというのは普通のことでした。何よりも、近所に頼れる人がいるというのはいいことです。

子供にとっても、両親以外に近所に知っている大人がいるのは心強いでしょう。

ポイントとしては、実際の依頼の前に、打ち合わせで条件をよく確認しておくことです。また、ママとの相性だけでなく、提供会員さんと子供の相性が合うかどうかも重要です。

緊急の場合、どうにもならない時は、一時保育に頼ろう

ママの体調不良や身内の急病、冠婚葬祭など、緊急の場合には、一時保育の利用も可能です。緊急性が認められれば、事前の予約なしでも対応してもらえます。

市町村の認可を受けている保育所での一時保育ならば、料金も安く、プロの保育士さんが見てくれますので、安心です。

その他に、ママのリフレッシュのために週に1回定期的に預けたいというような場合にも、実施園に空きがあれば預かってもらえます。

実施園のリストは、保育園、幼稚園のリストと同じく、自治体のホームページから入手できます。空きがあるところを探して問い合わせてみるといいでしょう。

シングルママや生活保護を受けている世帯は無料または割引をしてもらえることも多いので、併せて確認してみてください。

リフレッシュを理由に預けることに後ろめたさを感じるママもいるかもしれませんが、大丈夫。ストレスが原因でママがうつなどになるリスクは、保育士さんも理解してくれています。

深刻な状況になってから対処法を考えるよりも、早めにとれる対策しておくほうがいいのです。

認可外の保育園でも一時保育のサービスはありますが、事故などのリスクを考えると、事前にどのようなところか見学して確認してからの利用が無難でしょう。

親子だけで自宅で過ごす時間が不安なら、子育て支援センターへ

いくら愛しいわが子といえど、24時間ずっと一緒にいれば疲れます。特に子供が小さいうちは、ママはトイレもお風呂もゆっくりできないということが多々あるでしょう。

そんな時は、子育て支援センターに足を運び、子供を遊ばせがてら、他のママ達やセンターの職員さんとお話をするのもいいでしょう。

特に何もしてもらうわけでなくても、おしゃべりをするだけでリフレッシュできるということもあります。

職員さんに子育ての悩みを相談しても、もちろんOK。必要とあらば、一時保育や他の育児に関するサービスの窓口にもなってくれます。

また、自分の子と比べるのは禁物ですが、よその子供達も観察していると、改めて子供ってかわいい、おもしろいと思えてくるものです。

ママ友ができればそれもいいでしょうし、付き合いが煩わしいようならば、その場に居合わせた人とあいさつしたり軽くおしゃべりをする程度でいいでしょう。

ママ本人が負担にならない頻度、やり方で利用すればいいのです。

パパ不在の週末は、独身の友達と過ごすのもアリ

パパの平日の帰宅時間が遅いだけでなく、土日も仕事や付き合いで不在、というのも、ワンオペ家事の鉄板パターンですね。

そんな時は、自分と子供が楽しく過ごすこと優先で、週末の計画を立てましょう。不在のパパを恨んでも、どうなるわけでもありません。

計画といっても、遠出したり特別なイベントをやる必要はありません。仕事を持っているママなら、ゆっくり休む、というのも立派な計画です。

ママ友は週末はなかなか誘いにくいもの。子供のいない独身の友人がいれば、近場で買い物やお茶に誘ってみてはどうでしょう。

または、出かけるのがおっくうなら、ネットでおいしいスイーツをお取り寄せして、家でお茶とおしゃべりでもいいでしょう。

子供がある程度お手伝いができる年齢なら、ミックス粉などを使って簡単にできるクッキーやケーキを一緒に作って食べるというのも盛り上がります。

家で食べ物を食べるだけなら、ストレスも解消できて、お金もそれほどかかりません。

子供が生まれると、子供がいない友達や独身の友達とは疎遠になりがちですが、次のようにこちらが適切な配慮をすれば、子連れでも楽しい時間は過ごせます。
  • 子供の話ばかりしない。相手に聞かれたら話す程度で。
  • できるだけ相手の話を聞くほうにまわる。自分が話すのは4、相手の話を聞くのは6くらいのつもりで。
  • 子供には事前に、その日に会う友達のことと予定を話しておく。
  • 子供が途中でぐずったりコンディションが悪そうなら、早めに切り上げる。
おしゃべりをするのにも、趣味のことなど、子供以外のことを話題にすると、案外リフレッシュできるものです。他の視点で物事を見て、自分を客観視するのもいいでしょう。

子供にとっても、特別なところに遊びに連れて行かなくても、ママ以外の人と会って遊ぶだけでも刺激になり、楽しい時間を過ごせるでしょう。

その他にも、ネットでさっと読める子育て漫画もストレス発散にはおすすめです。先輩ママの体験談をネタにしているものが多く、笑いながら勉強にもなります。

家事がつらい!なら、手抜きを。罪悪感を覚える必要はナシ

ワーキングママにとって、仕事での手抜きは禁物ですが、家事でいくらか手抜きをしても、大きな問題にはなりません。

例えば、次のようなところで手間を省けます。

  • ご主人のYシャツをアイロンがけがいらない「ノーアイロンシャツ」に買い替えてみる。
  • 洗濯物はハンガーにかけて干し、乾いたら畳まずそのまま収納。
  • 食事の支度は、手間や時間がかかるものは余裕がある時だけにして、普段は焼くだけ、ゆでるだけですぐできるおかずにする。
  • カレーや煮込み料理は1度に多めに作って冷凍保存。
  • 買い物に行く回数を減らして、できるだけまとめ買いをする。荷物が重くなって大変なら、ネットスーパーを活用。
  • 掃除機をかける回数を減らして、汚れが気になる部分があればハンディモップなどでさっと拭く。

他にも、便利グッズを活用するなど、工夫できるところはあるでしょう。なるべく自分に負担がかからない方法を考えてみましょう。

子供がまだ赤ちゃんだったり、子育てに手がかかるうちは、家事については最低限の手間で最低限のことをやれば十分です。

それと同時に、今まで子育てにかけてきた手間も見直して、家事と同様、手を抜けるところは手を抜いてみましょう。

必ずしも、手間をかけることが愛情の証、とは限りません。敢えて手を抜くことが、子供の自立につながることもあります。

食事や着替えなどはなるべく自分でやらせて、どうしてもうまくできないところだけ、ポイントで手助けしてあげるようにしましょう。

特に男の子は、早いうちから自分で自分のことができるように躾けましょう。手間をかけて過保護に育てたら、将来、息子のお嫁さんになった人に自分と同じ苦労をさせることになります。

家事の負担軽減に活用できる、シルバー人材センター

60歳以上の働く意欲のある人が登録しているシルバー人材センターでは、一般家庭に出張して行う家事補助サービスを提供しています。

掃除、洗濯、ご飯の支度、買い物などの一般的な家事から、草刈り、障子やふすまの張替えなど、ちょっと手間のかかるものまでお願いできて、料金は1時間当たり1000円前後。

家事代行サービスよりも格安ですが、あくまで普通の主婦ができる範囲のものですので、「自分で手が回らない分を手伝ってもらう」つもりでお願いするといいでしょう。

週1回数時間お願いするだけでも、心身共に結構楽になりますし、ベテラン主婦の仕事を見れば、自分が家事をやる際の参考にもなります。

もともとボランティア精神のある人が登録していることが多いためか、お手伝いに来てくれる人も、温かい人柄で、定期的にお願いしているうちに子供がなつくということもよくあるようです。

シルバー人材センターでは、保育園・幼稚園や習い事の送り迎え、ママが外出している間の自宅での子守などの育児支援サービスも提供しているところが多いです。

SNSを活用して、パパの育児参加を促そう

ネットを子育てに活用する方法として、子供と一緒に遊べるポケモンGOなどのゲームもいいですが、もっと有効なのは、仕事や単身赴任など、普段家にいないパパと子育てや子供の様子をシェアすることです。

あらかじめ「友達だけにシェア」と「他人が勝手にタグ付けできない」設定にして、FacebookやInstagramなどのSNSで、子供の日々の成長をシェアしましょう。

子供の寝顔を見せるだけでなく、SNSで昼間の元気いっぱいの笑顔、泣き顔、いたずらもシェアして、パパのイクメン魂をくすぐってみましょう。

他のおしゃれママのようにキラキラしている必要はありません。ありのままの様子を伝えればいいのです。

ブログなら文章が必要ですが、Facebook、Instagramの投稿なら写真だけでOK。スマホで撮った写真を投稿するだけなら、手間もかかりません。週に1、2回でもいいので、細く長く続けましょう。

パパの反応が遅くても気にせずに。自分も手が空いている時だけ投稿、相手も時間がある時に見る、というスタンスで。

子供の普段の様子が分からないと、パパも余計に育児に参加しづらくなります。SNSでシェアしてあげれば、パパにとっても、子供と接する糸口がつかめるでしょう。

さらに、Facebookには1年前の投稿を自動的に表示してくれる機能もあります。

子育ての本当に大変な時期は記憶が飛んでしまっているというママも多いと思います。そんな中、1年前の自分の子育てを振り返る機会があるのは、意外にうれしいものです。

忙しいのは分かっているけれど……パパにヘルプの声かけをしてみよう

パパに協力を求めたい時は、分かりやすい言葉で伝えることが大事です。

こちらが一生懸命に信号を出していても、男性は意外と察しがつかないものです。パパの目には、ただママが訳もなくプリプリしているだけに見えてしまうことも。

素直に「助けて」と言えば、思っていたより簡単に手助けしてもらえるかもしれません。男性は女性に頼られると弱いもの。しかも自分が妻として選んだ女性であるママに頼られて、悪い気がするはずがありません。

「こんなに大変な私の状況を察して!」の代わりに「あなたを頼りにしています」という気持ちとセットで、次のような具体的な言葉で声がけしていきましょう。

子供を見ていてほしい時
  • 「私が○○している間、一緒に遊んであげてくれる?XX分で済むから」
  • 「ちょっと宿題見てあげてくれる?私も最近の学校の問題って分からなくて」
  • 「この子にたまには男の子の遊びを教えてあげて。それはやっぱりパパしかできないよ」
家のことを手伝ってほしい時
  • 「これ重くて、私の力じゃどうにもならなくて。あなたの手が空くのをずっと待ってたの」
  • 「そこ、高くてどうしても手が届かないんだけれど。やってくれる?」
  • 「今日、重いものたくさん買うから、買い物付き合って。お願い」

普段は自分でがんばってやっていることでも、パパがやってくれたら楽だろうな、ということがあったら、ぜひお願いしてみましょう。

できるだけ愛想よく。くれぐれも、相手を責めるような口調にならないこと。そして手伝ってもらったら、それがママにとって100%満足いく結果でなかったとしても、できるだけお礼を言って褒めて、次につなげることです。

また悩みがあれば、素直に「悩んでいるんだ」とパパに相談するべきです。

今日明日にでも離婚したいというほどの夫婦仲でもない限り、ママが真剣に悩んでいることが伝われば、パパだって助けてあげたいと思ってくれるはずです。

パパも本当はママを助けたいけれど、どうしていいか分からないだけかもしれませんし、逆に会社や仕事のことで悩んでいるけれど、ママに愚痴を言える雰囲気じゃないと遠慮していることだってあります。

完璧な子育てなんて無理だし、できなくて大丈夫!

人間、誰にでも限界があります。子育て、家事、仕事にと、一人で頑張り、何もかも完璧にこなそうなんて、はじめから無理な話です。

完璧な人間がいないのと同じく、完璧な子育てなどあり得ません。時には失敗したり、思い通りにいかなくてイライラしたり落ち込んでしまうことがあって当たり前です。

イギリスの小児科医・精神科医のドナルド・ウィニコットは「ほどよい母親」こそがいい母親だと言っています。

母親が解決してあげられない問題があるからこそ、子供も自分で考え、行動する力を身に付けていけるのです。

手抜きができるところではうまく手抜きをし、他の人の助けも借りながら、「完璧な育児」ではなく、「家族みんなが笑顔になれる育児」を目指していきましょう!

みんなのコメント
  • 兼業フルさん

    こういう内容って、兼業主婦には不愉快極まりないなと思います。仕事育児家事一日中、働けみたいな感じですね。まぁ、もとから夫なんて期待していませんが。

  • 無記名さんさん

    これを受け入れろというから離婚が増えるし、未婚率が下がらないんだろうね。
    子ども産んだら負けにしか聞こえない

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